爽やかな風と新緑が心地よい5月がやってきましたね!ゴールデンウィークに母の日と、楽しいイベントが目白押しのこの季節。でも、普段何気なく過ごしている5月には、知ればもっと楽しくなる意外な秘密や歴史がたくさん隠されているんです。今回は、明日誰かに話したくなる5月の雑学を30個、厳選してお届けします。
1.5月の語源は女神?
英語の「May(メイ)」は、ローマ神話に登場する豊穣の女神「マイア(Maia)」に由来しています。マイアは春の訪れとともに植物の成長を促す神様。まさに生命力が溢れだす5月にぴったりの名前ですよね。ちなみに、マイアは「お母さん」や「乳母」という意味も持っており、母の日がある5月とは不思議な縁を感じさせます。
2.皐月の「さ」の意味
日本の旧暦では5月を「皐月(さつき)」と呼びますが、この「さ」という言葉、実は「耕作」や「稲」を意味する古語なんです。「早苗(さなえ)」を植える月だから「さつき」になったという説が有力。つまり、皐月は「田植えを頑張る月」という意味が込められているんですね。昔の人々にとって、この時期がいかに重要だったかが分かります。
3.GWの名の由来
「ゴールデンウィーク」という言葉、実は映画業界が作った宣伝用語だったことをご存じですか?1951年、連休中に映画の興行成績が素晴らしかったことから、ラジオの「ゴールデンタイム」になぞらえて名付けられました。もともとは業界用語でしたが、いつの間にか国民的な休日の呼び名として定着してしまったのです。
4.こいのぼりの意味
こいのぼりは、中国の伝説「登竜門」に由来しています。激流の滝を登りきった鯉が龍に変身して天に昇るというお話から、子供の立身出世を願って飾られるようになりました。江戸時代に町人の間で広まった風習ですが、厳しい環境でも力強く生き抜いてほしいという親心は、今も昔も変わりませんね。
5.柏餅の葉の秘密
端午の節句に食べる柏餅。なぜ柏(かしわ)の葉を使うかというと、柏の葉は新芽が出るまで古い葉が落ちないという特徴があるからです。これが「子供が生まれるまで親は死なない」=「家系が絶えない」という縁起担ぎに繋がりました。美味しいだけでなく、子孫繁栄への願いが込められた素敵な和菓子なんですね。
6.関東と関西の違い
端午の節句のお菓子といえば、関東では「柏餅」が主流ですが、関西では「ちまき」を食べる文化が根付いています。これは都があった京都を中心に、中国から伝わったちまきの文化が色濃く残っているため。ちまきには災いを避ける魔除けの意味があり、地域によって願いの込め方や食べるものが違うのも面白いポイントです。
7.菖蒲湯の効果
5月5日に入ると良いとされる「菖蒲湯(しょうぶゆ)」。実は単なる縁起物ではなく、菖蒲の根や葉には精油成分が含まれており、血行促進や疲労回復の効果が期待できるんです。季節の変わり目で体調を崩しやすい時期に、薬草風呂に入るというのは、昔の人の理にかなった知恵だったといえます。
8.母の日の起源
母の日は、20世紀初頭のアメリカで、アンナ・ジャービスという女性が亡き母を追悼する会を開いたことが始まりです。彼女が母の好きだった白いカーネーションを配ったことから、母の日にカーネーションを贈る習慣が生まれました。最初は「母を偲ぶ日」だったものが、次第に「母に感謝する日」へと変化していったのです。
9.赤い花の理由
かつて母の日には、健在の母には「赤」、亡くなった母には「白」のカーネーションを贈るという区別がありました。しかし、これにより片親の子供が傷つくという配慮から、次第に色を区別せず「赤」や「ピンク」を贈るのが一般的になりました。現在では色にこだわらず、お母さんの好きな色を選ぶ人も増えていますね。
10.五月病の正体
GW明けにやる気が出なくなる「五月病」。正式な医学用語ではなく、実は「適応障害」の一種とされることが多いです。4月の新生活での緊張やストレスが、連休で糸が切れたように一気に噴き出すのが原因。真面目な人ほどなりやすいと言われています。無理せず、自分を甘やかす時間を作ることも大切ですよ。
11.八十八夜とお茶
「夏も近づく八十八夜」と歌われるこの日は、立春から数えて88日目、今の5月2日頃にあたります。この時期に摘んだお茶は不老長寿の縁起物として珍重されてきました。また、八十八夜は「遅霜(おそじも)」の最後の日ともされ、これ以降は霜の心配がなくなり農作業が本格化する目安でもあったのです。
12.初鰹が美味しい訳
江戸っ子が「女房を質に入れても食え」と言ったほど好まれた「初鰹(はつがつお)」。春から初夏にかけて黒潮に乗って北上してくるカツオは、脂が少なめでさっぱりとした赤身の旨味が特徴です。秋に戻ってくる「戻り鰹」は脂が乗っていますが、初夏の爽やかな気候には、このさっぱりとした味わいが好まれたのかもしれません。
13.エメラルドの伝説
5月の誕生石エメラルドは、世界四大宝石の一つ。クレオパトラが最も愛した宝石としても有名です。鮮やかな緑色は視力を回復させる力があると信じられていた時代もあり、ローマ皇帝ネロはエメラルドで作った眼鏡で剣闘士の戦いを観戦したという逸話も。癒やしと知性を象徴する、5月にふさわしい宝石です。
14.すずらんの花言葉
5月1日はフランスでは「すずらんの日」と呼ばれ、愛する人にすずらんを贈る習慣があります。花言葉は「再び幸せが訪れる」。白くて可愛らしいベルのような形をした花は、春の訪れを告げる喜びの象徴です。贈られた人は幸せになれるという言い伝えもあり、とてもロマンチックな記念日なんですよ。
15.メーデーとは?
5月1日の「メーデー(May Day)」は、もともとはヨーロッパで「春の訪れを祝うお祭り」でした。それが19世紀のアメリカで労働者が権利を主張して立ち上がった日と重なり、現在のような「労働者の祭典」となりました。お祭りとデモ、全く違う二つの顔を持つ不思議な日なのです。
16.スターウォーズの日
5月4日は「スター・ウォーズの日」です。理由は劇中の有名なセリフ「May the Force be with you(フォースと共にあらんことを)」の「May the Force」と「May the 4th(5月4日)」をかけた語呂合わせから。ファンが非公式に祝っていたものが広まり、今では公式な記念日として世界中でイベントが行われています。
17.6月に祝日がない
5月には祝日がたくさんありますが、続く6月には祝日が一日もありません。実はこれ、カレンダー上で祝日がない唯一の月なんです(12月も年によっては無いですが)。5月に休みすぎてしまった分、6月はしっかりと働きなさいという神様のメッセージでしょうか。梅雨と重なるため、6月に祝日を作ろうという動きも何度かあったようです。
18.みずがめ座流星群
GWの夜空を彩るのが「みずがめ座η(エータ)流星群」。この流星群の母天体は、なんとあの有名なハレー彗星です。ハレー彗星が置き土産として残していったチリの中を地球が通ることで、流れ星が見られるのです。夜明け前の東の空が見えやすく、条件が良ければ1時間に数個の流れ星に出会えるかもしれません。
19.憲法記念日の謎
5月3日の憲法記念日は「日本国憲法が施行された日」です。でも、公布された(国民に発表された)のは11月3日(現在の文化の日)。なぜ施行日を記念日にしたかというと、当時はGHQの占領下であり、あまり大っぴらに祝う雰囲気がなかったため、半年後の施行日を祝日として定着させたという歴史的な背景があるようです。
20.みどりの日の変遷
現在5月4日にある「みどりの日」ですが、以前は4月29日(昭和天皇の誕生日)でした。法律の改正により4月29日が「昭和の日」となったため、みどりの日はところてん方式で5月4日に移動したのです。自然を愛した昭和天皇にちなんだ名前であり、新緑の季節である5月4日はまさにうってつけの日付といえます。
21.端午の節句と武将
端午の節句に飾る「五月人形」は、武家社会から生まれた文化です。鎧や兜は、戦いのためというよりは「身を守る」お守りとしての意味が強く込められています。最近では徳川家康や伊達政宗など、有名武将のモデルが人気。強くたくましく育ってほしいという願いとともに、歴史への興味を育むきっかけにもなっています。
22.吹き流しの五色
こいのぼりと一緒に泳いでいるヒラヒラした「吹き流し」。あの青・赤・黄・白・黒の5色は、中国の「五行説」に基づいています。これらは木・火・土・金・水を現し、「この世のすべてのもの」を象徴しています。つまり、あらゆる邪気や災いから子供を守ってくれる強力な魔除けのバリアなんですよ。
23.沖縄の梅雨入り
本州では爽やかな5月ですが、沖縄ではGW明け頃から早くも梅雨入りします。平年だと5月9日頃。観光旅行を計画する際は注意が必要ですが、雨に濡れた亜熱帯の植物もしっとりとして美しいものです。ちなみに北海道には「梅雨がない」と言われており、5月~6月の北海道は観光のベストシーズンになります。
24.5月の紫外線量
「まだ夏じゃないから」と油断していませんか?実は5月の紫外線量は、真夏である7月や8月とほぼ同じレベルまで強くなっています。特に肌の奥まで届くUVA(生活紫外線)が多く、シワやたるみの原因になりやすい時期。日差しが柔らかいからといって対策を怠ると、後で後悔することになるかもしれません。
25.自動車税の時期
楽しいGWが終わった頃に届くのが「自動車税の納税通知書」。5月は行政にとって年度替わりの処理が落ち着き、税金を徴収するのに適した時期なんだとか。ボーナス前で財布の紐が固くなる時期に痛い出費ですが、「道路を使わせてもらっている利用料」と考えて、忘れずに納めましょう。
26.愛鳥週間の歴史
5月10日からの1週間は「愛鳥週間(バードウィーク)」です。もともとはアメリカの行事でしたが、日本では野鳥が繁殖期を迎え、活発に活動し始めるこの時期に設定されました。単に鳥を愛でるだけでなく、自然環境全体を守ろうという啓発の意味が込められています。森に出かけてバードウォッチングも素敵ですね。
27.世界の母の日
日本の母の日はアメリカにならって「5月の第2日曜日」ですが、世界では日付が異なります。例えばイギリスでは3月、スペインでは5月の第1日曜日。ユニークなのは韓国で、5月8日を「父母の日」としてお父さんとお母さんを一緒に祝います。感謝の形は違えど、親を想う気持ちは万国共通ですね。
28.メイとサツキ
ジブリ映画『となりのトトロ』に登場する姉妹、サツキとメイ。実は二人とも「5月」という意味の名前なんです。「サツキ」は日本語の皐月、「メイ」は英語のMay。物語の舞台となる季節の爽やかさや、二人がまるで一人の人間のように補い合っている関係性を暗示しているとも言われています。
29.黄金週間と映画
GWに映画館が混むのは「名前の由来」だけではありません。話題の超大作映画が5月に公開されることが多いのも理由の一つ。これはアメリカの夏休み映画の興行スケジュールとも関係しており、世界的な話題作が日本でも連休に合わせて封切られることが多いからなんです。映画好きにはたまらない月ですね。
30.5月は「聖母の月」
カトリック教会では、5月を「聖母月」としてマリア様に祈りを捧げる特別な月としています。これはヨーロッパで5月が一年で最も美しい季節であり、その美しさを聖母マリアに捧げようとしたことが始まり。教会だけでなく、幼稚園などでもマリア祭が行われることが多く、花冠を作ってお祝いする光景が見られます。
まとめ
いかがでしたか?語源が女神だったり、柏餅の葉に深い意味があったりと、5月は新緑のように鮮やかで奥深いエピソードに満ちています。ただ連休を過ごすだけでなく、こうした雑学を家族や友人との会話の種にしてみてください。きっと、いつもの5月が少しだけ特別に感じられるはずですよ。素敵な5月をお過ごしください!