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めっちゃ怖い雑学一覧72をどうぞ【人間知らないほうが幸せなことも‥!?】

この世界には、学校では決して教えてくれない「めちゃくちゃ怖くて不思議な真実」が潜んでいます。

人間の体、自然界、宇宙、そして日常の中にある"常識の裏側"——。

知れば知るほどゾッとする、でもなぜかワクワクする。

そんなふるえる真実を、あなたの知識の扉を開くようにまとめました。

さあ、最終的に知らないほうが幸せだったと思えるほど怖い雑学を、とくとご覧あれ。

霊的・未解明現象・場所の怖い雑学

1. 魔女判別の理不尽な水試練

中世ヨーロッパで行われていた魔女裁判には、「水審(すいしん)」と呼ばれる恐怖の判別方法が存在しました。手足を縛った容疑者を川や池に投げ込み、「浮けば魔女」として処刑、「沈めば無実」とするものです。しかし、沈んだ場合はそのまま溺死してしまうことがほとんどでした。「潔白の証明=死」という、どちらに転んでも助からない極めて理不尽なシステムが、かつて現実に運用されていたのです。

2. 足を踏み入れたら出られない藪

千葉県市川市の住宅街の一角に、「八幡の藪知らず(やわたのやぶしらず)」と呼ばれる小さな森があります。古くから「一度足を踏み入れたら二度と出てこられない」という言い伝えがあり、現在も禁足地として厳重に管理されています。過去には水戸黄門が立ち入って迷ったという伝説も残されており、現代になっても鳥居の奥に何があるのか、安易に調査することがためらわれている不思議な場所です。

3. 初期写真技術が生んだ幽霊

19世紀に写真技術が登場した当初、撮影には数分間の長い露光時間が必要でした。そのため、撮影中に人物が動いてしまうと体が透けて写ったり、通りがかった人が薄い影のように記録されたりすることがありました。これが当時の人々には「この世ならざるもの」に見え、現代に続く「心霊写真」という概念の起源になったと言われています。初期の幽霊写真は、技術的な制約が生んだ偶然の産物だったのです。

4. 百物語に由来する裏ルール

日本のお化け屋敷や怪談イベントの現場では、スタッフの人数をあえて「99人」以下に抑えるなどの験担ぎ(げんかつぎ)が行われることがあります。これは、怪談を100話語り終えると本物の怪異が起こるという「百物語」の伝承に由来しています。「100」という数字が揃うことで霊的な通り道が開くことを恐れ、あえて一つ欠けた数字にすることで、本物の霊現象を防ごうとしているのです。

5. 鳥居は霊を防ぐ結界

神社の入り口にある「鳥居」。これは単なる門ではなく、神様の住む「神域」と、人間が住む「俗界」を区切るための結界としての役割を持っています。鳥居をくぐることは、神聖な場所へ入るための儀式的な意味を持ちます。また、古い伝承では、鳥居は外部からの不浄なものや悪霊が神域に侵入するのを防ぐフィルターのような機能も果たしていると信じられていました。

6. ポルターガイストの正体は人間?

物が勝手に動いたり、ラップ音が鳴ったりする「ポルターガイスト現象」。心霊現象の代表格とされていますが、近年の超心理学の研究では、その場にいる人物(特に思春期の子供など)が抱える強いストレスや抑圧された感情が、無意識のうちに念動力(PK)のような物理的な影響を及ぼしているのではないか、という「人間起因説」が提唱されています。

7. 撤去を拒む兵庫の祟り岩

兵庫県西宮市の県道には、道路の真ん中に巨大な岩(夫婦岩)が鎮座しています。過去に道路工事のために撤去しようとした関係者が次々と不審な死を遂げたり、病気になったりしたという噂があり、「祟りの岩」として恐れられています。現在でもこの岩を避けるように道路が迂回しており、近代的な都市計画の中に残されたミステリースポットとして知られています。

人体の怖い雑学

8. 血液のデッドライン

人間は体内の血液の約3分の1(1.5〜2リットル程度)を失うと、出血性ショックにより命の危険に瀕します。一般的に体重の約8%が血液量と言われており、例えば体重60kgの人なら血液は約4.8kg(約4.8リットル)。そのうちの1.5リットル以上を失うことは、生命維持システムが崩壊する致命的なラインなのです。献血で抜く量が400ml程度であることを考えると、その重要性がわかります。

9. 夢の約70%が負の感情

私たちが毎晩見る夢。実はその内容を分析すると、約70%は「不安」「恐怖」「焦り」「悲しみ」といったネガティブな感情を伴うものであることが研究でわかっています。これは、脳が寝ている間に「最悪のシチュエーション」をシミュレーションし、現実世界での危機回避能力を高めるためのトレーニングをしているという説が有力です。悪夢を見るのは、あなたが生き残るための本能の働きなのです。

10. くしゃみの驚異的な速度とデマ

人間のくしゃみは、体内の異物を排出するための強力な反射運動です。その初速は時速100km〜300km以上にも達すると言われています。一方で「目を開けたままくしゃみをすると眼球が飛び出る」という噂がありますが、これは医学的に否定されています。眼球は筋肉でしっかり固定されているため飛び出ることはありません。くしゃみで目を閉じるのは、異物が目に入らないようにするための反射的な防御反応です。

11. 斬首後も続く意識の時間

 

ギロチンなどで頭部が切断された後、人間は即座に意識を失うのでしょうか? 科学者の間では、脳内の血液に含まれる酸素が尽きるまでの数秒から十数秒間は、意識が残っている可能性があると議論されています。実際に、フランス革命時代には「処刑後の首に話しかけたところ、目を開けて見つめ返した」という逸話も残っており、死の瞬間の感覚は未だ深い謎に包まれています。

12. 顔に住む無数のダニ

鏡で自分の顔を見たとき、そこには自分以外の生物も映っています。成人のほぼ全ての人の顔、特に毛穴や皮脂腺には「ニキビダニ(デモデックス)」という微小なダニが生息しているのです。彼らは余分な皮脂を食べてくれる常在菌のような存在であり、通常は無害ですが、免疫力が低下すると増殖して肌トラブルの原因になることもあります。どんなに綺麗好きな人でも、顔の上で彼らと共生しているのです。

13. 「今」は0.1秒前の情報

私たちがリアルタイムで見ていると思っている「今」の風景は、厳密には「過去」のものです。目から入った視覚情報が脳に届き、処理されて映像として認識されるまでには、約0.08秒〜0.1秒ほどのタイムラグが発生します。脳はこの遅れを補正して未来を予測しながら認識していますが、私たちは常に、ほんの少しだけ過ぎ去った過去の世界を見ながら生きていることになるのです。

14. 脳自体は痛みを感じない

脳は全身の痛みを感知する司令塔ですが、脳の実質そのものには痛覚(痛みを感じる神経)がありません。そのため、脳外科手術の一部では、局所麻酔で頭皮などの痛みを取り除いた後、患者の意識を覚醒させたまま、会話をしながら脳の手術を行う「覚醒下手術」が行われることがあります。自分の脳をいじられているのに痛みを感じないというのは、想像すると不思議な感覚です。

15. 心肺停止後の脳活動

心臓が停止した後でも、脳は数分間活動を続けているという研究結果があります。この間に聴覚などが機能しており、周囲の医師の声や家族の泣き声が聞こえている可能性も示唆されています。「死」は一瞬の出来事ではなく、徐々にスイッチが切れていくプロセスなのかもしれません。

16. 睡眠中の「ビクッ」の正体

寝入りばなに体がビクッと動く現象は「ジャーキング」と呼ばれます。筋肉が弛緩し心拍数が下がるのを、脳が「落下している(または死にかけている)」と勘違いし、防衛反応として体を動かして覚醒させようとするためだと言われています。疲れている時ほど起こりやすいとされています。

17. 胃液の恐ろしい消化力

胃液の主成分は塩酸で、pH1〜2という強酸性です。これは金属をも溶かすほどの力があります。胃自体が溶けてしまわないのは、胃壁が絶えず粘液でコーティングされ、さらに細胞が頻繁に新陳代謝して生まれ変わっているからです。もしこの防御機能がストレスなどで壊れると、自分の胃液で胃を溶かしてしまう「胃潰瘍」になります。

18. がん細胞は毎日生まれている

健康な人の体内でも、細胞分裂のコピーミスにより、毎日数千個のがん細胞が発生していると言われています。しかし、免疫細胞(NK細胞など)がこれらをパトロールして毎日退治してくれているため、通常は発病しません。このバランスが崩れた時に、病気としてのがんが発生するのです。

19. 無表情が感情を殺す

表情と感情は密接にリンクしています。楽しいから笑うだけでなく、「笑うから楽しい」というフィードバック機能が脳にはあります。逆に、意識的に無表情を長時間続けると、脳への感情フィードバックが減り、実際に感情そのものが鈍麻していくという心理学説があります。感情を押し殺し続けることは、心にとって大きなリスクなのです。

20. カクテルパーティ効果の闇

脳は自分に都合の良い情報や興味のある情報だけを選んで認識します(カクテルパーティ効果)。逆に言えば、興味がないものは、たとえ目の前にあっても「見えていない」のと同じ状態になっているのです。あなたが見ている世界は、脳が勝手に編集した「偏った現実」かもしれません。

21. 赤ちゃんと大人の骨の数

生まれたばかりの赤ちゃんの骨の数は約300本〜305本あります。しかし、大人になるとその数は206本にまで減ってしまいます。これは、成長過程で離れていた骨同士(頭蓋骨や骨盤など)が融合して一つの大きな骨になるためです。赤ちゃんの体が柔軟で、狭い産道を通ることができるのは、骨が細かく分かれているおかげでもあるのです。

22. 味覚は加齢とともに鈍る

子供の頃はピーマンやコーヒーが苦くて食べられなかったのに、大人になると平気になることがあります。これは「舌が肥えた」のではなく、味を感じる細胞「味蕾(みらい)」の数が加齢とともに減少し、味覚が鈍感になったためです。味蕾は赤ちゃんの頃が最も多く、高齢になると新生児の3分の1程度まで減少すると言われています。大人の味覚は、ある意味で「退化」の結果なのです。

23. 現代科学でも解毒できない毒

フグの毒として有名な「テトロドトキシン」。この毒には、現代医学をもってしても有効な「解毒剤(アンチドート)」が存在しません。もし摂取して中毒を起こした場合、毒が体から自然に排出されるまで、人工呼吸器をつけて生命維持を続ける「対症療法」しか手段がないのです。致死率は非常に高く、自然界が生んだ最強クラスの猛毒の一つです。

24. 涙の味は感情で変わる

人間が流す涙は、その時の感情によって成分が微妙に変化します。悔しい時や怒っている時に流す涙は、交感神経が働いてナトリウム(塩分)が多くなり、「塩辛い」味がします。一方、悲しい時や嬉しい時に流す涙は、副交感神経が優位になり、水分量が多く「水っぽい(薄い)」味になります。涙の味で、自分の本当の心理状態がわかるかもしれません。

動物・生物の怖い雑学

25. 白鳥が持つ殺人能力

公園の池などで優雅に泳ぐ白鳥ですが、実は非常に縄張り意識が強く、攻撃的な一面を持っています。特に繁殖期のオスは凶暴で、近づく者には容赦なく襲いかかります。その翼で叩く力は強烈で、人間の骨を折るほどの威力があるとも言われています。海外では、カヌーに乗っていた男性が白鳥に襲撃され、水中に叩き落とされて溺死したという痛ましい事故も報告されています。

26. シロワニ胎児の共食い

サメの一種であるシロワニの繁殖方法は壮絶です。母親の子宮の中で複数の卵が孵化しますが、最初に生まれた稚魚は、なんと周りにある未孵化の卵や、後から生まれてきた兄弟たちを食べ尽くしてしまいます。これを「子宮内共食い」と呼びます。最終的に生き残った最も強い1匹(左右の子宮で計2匹)だけが、母親の体内から外の世界へと生まれてくることができるのです。

27. 人の命を奪う一番の生物

地球上で最も多くの人間の命を奪っている生物は、ライオンでもサメでもなく、身近にいる「蚊」です。蚊はマラリア、デング熱、ジカ熱など、致命的な感染症を媒介する運び屋として機能します。世界保健機関(WHO)などの推計によると、蚊が媒介する病気によって亡くなる人は年間70万人以上にのぼり、人類にとって最も危険な捕食者と言える存在です。

28. カラスは人の顔を記憶する

カラスは非常に知能が高く、人間の顔を個体識別できることが研究で明らかになっています。もしあなたがカラスに危害を加えたり、巣に近づきすぎたりした場合、カラスはその顔を「敵」として長期間記憶します。それだけでなく、鳴き声を使って仲間にその情報を共有し、一度も会ったことのないカラスまでがあなたを警戒し、集団で威嚇してくる可能性さえあるのです。

29. 老化を逆転させる不死のクラゲ

「ベニクラゲ」は、地球上で唯一とも言える「不老不死」の能力を持つ生物です。通常のクラゲは繁殖を終えると死にますが、ベニクラゲは寿命が近づいたり傷ついたりすると、細胞を若返らせて「ポリプ」という幼生の状態に戻ることができます。これを繰り返すことで理論上は永遠に生き続けることが可能であり、生命科学の分野で老化研究の鍵として注目されています。

30. ペンギンの腹黒い生存戦略

アデリーペンギンなどは、海に天敵(シャチやアザラシ)がいないか確認するため、群れの中の一羽を崖から海に突き落として安全を確認することがあります。もしその一羽が食べられなければ、他のペンギンも一斉に海に飛び込みます。可愛らしい見た目とは裏腹に、仲間を犠牲にして安全を確かめるという、シビアな生存本能を持っています。

31. ストレスで叫ぶ植物

最新の研究で、トマトやタバコなどの植物は、水不足や茎を切られるなどのストレスを受けると、人間には聞こえない高周波数の「音」を発していることが確認されました。彼らは無言で耐えているのではなく、周囲に警告を発したり、何らかのシグナルを出したりして「叫んで」いるのかもしれません。

32. タランチュラは泳げる

実はタランチュラは泳ぐことができます。水に落ちても溺れることはなく、体毛で空気をまとい、水面を移動して陸地に上がってくる能力を持っています。水辺だからといって安心はできません。彼らはどんな環境でも獲物を追うことができるハンターなのです。

33. 最強の生物クマムシの弱点

クマムシは極端な乾燥、真空、高放射線、超低温に耐えうる「乾眠」という能力を持ち、宇宙空間でも生存できる最強生物と言われます。しかし、それは乾眠状態の話。活動中は物理的な防御力は低く、指で潰せば死んでしまいますし、他の微生物に食べられてしまうこともあります。「死なない」わけではなく「過酷な環境に耐えられる」だけなのです。

34. カバの凶暴性

のんびりしているイメージのカバですが、アフリカで野生動物に襲われて亡くなる人間の死因として上位に入るほど凶暴です。縄張り意識が非常に強く、時速30km以上で走ることができます。巨大な口と牙はワニをも噛み砕く力があり、不用意に縄張りに近づくボートや人間を攻撃します。

35. 寄生虫によるゾンビ化

カタツムリに寄生する「ロイコクロリディウム」や、アリに寄生する「タイワンアリタケ」などは、宿主の脳や行動を操作し、寄生虫にとって都合の良い場所へ移動させて殺すという生態を持っています。宿主は自分の意志を失い、まるでゾンビのように操られて、寄生虫の繁殖のためだけに利用されるのです。

36. 自爆する特攻アリ

東南アジアに生息する「ジバクアリ」の一種は、巣に危険が迫ると、敵に抱きつき、自らの腹筋を激しく収縮させて体を破裂させます。そして体内から粘着性のある毒液を撒き散らし、敵を道連れにして死にます。集団(コロニー)を守るためとはいえ、個体が自爆スイッチを持って生まれてくるという、壮絶な進化を遂げた生物です。

37. 牛のゲップと地球温暖化

牧場でのんびり草を食む牛ですが、実は地球環境にとって大きな脅威となっています。牛は消化の過程で大量の「メタンガス」をゲップとして放出します。メタンガスは二酸化炭素の20倍以上の温室効果を持っており、世界中の家畜が出す温室効果ガスは、なんと世界中の車や飛行機などの交通機関が出す総量に匹敵するとも言われています。

38. メタンガスで爆発するクジラ

海岸に打ち上げられたクジラの死体は、巨大な時限爆弾のようなものです。死後、内臓の腐敗が進むと体内に大量のメタンガスが発生しますが、クジラの皮膚や脂肪は非常に厚く丈夫なため、ガスが外に漏れずパンパンに膨らみます。限界を超えると、大音響と共に破裂し、腐敗した内臓や肉片を周囲に撒き散らす「爆発」を引き起こすことがあります

歴史・事件・社会の怖い雑学

39. 刑罰器具だったランニングマシン

スポーツジムで健康のために使われているランニングマシン(トレッドミル)。その起源は19世紀のイギリスにあります。当初は刑務所の受刑者に苦痛と重労働を与えるための「踏み車」という刑罰器具として開発されました。受刑者は来る日も来る日も階段状の装置を登り続けさせられましたが、あまりに過酷で健康を害する囚人が続出したため、一度は廃止されたという暗い歴史を持っています。

40. 回収されないエベレストの遺体

世界最高峰のエベレストには、200体以上の登山家の遺体が眠ったままになっています。標高8000mを超える「デスゾーン」では、酸素濃度が極端に低く、ヘリコプターも近づけないため、遺体を回収することは二次遭難のリスクが高くほぼ不可能です。そのため、鮮やかなウェアを着たまま凍結した遺体が、登山ルートの目印(ランドマーク)として利用されているという、悲しくも厳しい現実があります。

41. 戦車の鉄で作られた東京タワー

昭和33年に完成した日本のシンボル、東京タワー。実はその展望台より上の部分に使われている鉄骨の一部は、朝鮮戦争で使用された米軍の戦車をスクラップにしたものが再利用されています。当時は良質な鋼鉄が不足していたため、戦車の強靭な鉄が建材としてうってつけでした。平和の象徴のようなタワーが、かつて兵器だった鉄で支えられているという事実はあまり知られていません。

42. ケネディ大統領の脳の行方

1963年に暗殺されたジョン・F・ケネディ大統領。事件後、検死解剖によって彼の脳は取り出され、証拠品として国立公文書館に厳重に保管されていたはずでした。しかし、1966年頃にその脳が保管容器ごと紛失していることが発覚します。政府による隠蔽説や、弟のロバート・ケネディが持ち去った説など様々な憶測が飛び交っていますが、現在に至るまでその行方はわかっていません。

43. 3秒ルールはセーフではない

食べ物を床に落としてもすぐに拾えば大丈夫という「3秒ルール(または5秒ルール)」は、世界中で囁かれていますが、科学的には完全にアウトです。ラトガース大学の研究などにより、湿り気のある食べ物の場合、床に落ちた瞬間にバクテリアなどの細菌が付着することが証明されています。見た目が綺麗でも、目に見えない菌は一瞬で移動するため、食べるのは控えたほうが賢明です。

44. 一生で遭遇する殺人犯の数

これは統計的な確率論の話ですが、平均的な都市部に住んでいて、毎日多くの人とすれ違って生活している場合、一生のうちに「過去に殺人を犯した人(未解決を含む)」とすれ違う回数は、十数回から数十回にのぼるという計算があります。もちろん相手を知る由もありませんが、平穏に見える日常の雑踏の中にも、誰にも言えない過去を持った人間が紛れている可能性はゼロではないのです。

45. カーディガンの由来

カーディガンは、クリミア戦争中に負傷した兵士が、保温のためにセーターを前開きにして着やすくしたことが発祥です。怪我をしていても脱ぎ着しやすい服として、戦場の実用性から考案されました。今ではおしゃれアイテムですが、そのルーツは血なまぐさい戦争の現場にあったのです。

46. 事故物件サイト「大島てる」

事故物件公示サイト「大島てる」には、数万件以上の事故物件情報が登録されています。火災、孤独死、事件など、物件ごとの履歴が地図上で確認できます。あなたの住んでいるマンションや、これから引っ越そうとしている部屋も、歴史を辿れば何かが起きているかもしれません

47. 傍観者効果の恐怖

人が大勢いる場所で誰かが倒れても、「誰かが助けるだろう」と全員が思い込み、結局誰も助けない現象を「傍観者効果」と呼びます。1964年のキティ・ジェノヴィーズ事件が有名です。都会の雑踏ほど、人は孤独死のリスクがあると言えます。

48. サッカーの起源は「生首」

世界中で愛されるスポーツ、サッカー。その起源には諸説ありますが、8世紀頃のイギリスや中国で、戦争に勝利した兵士たちが、敵将の「切り落とした首」を蹴って勝利を祝った儀式がルーツの一つであるという説があります。熱狂的なサポーターの興奮は、かつての戦場の高揚感に通じるものがあるのかもしれません。

49. 死ぬまで戦う原始相撲

日本の国技である相撲ですが、古代に行われていた原始的な相撲(相撲節会など)は、現在のスポーツ的なものとは異なり、殴る・蹴るが認められた実戦格闘技に近いものでした。時には相手が命を落とすまで勝負が続くこともあり、神事であると同時に、荒々しい戦闘訓練や殺し合いに近い側面を持っていた歴史があります。

50. ベッドからの転落死

アメリカの統計では、毎年約450人〜600人もの人が「ベッドから落ちて」亡くなっています。原因の多くは、転落時の打ち所が悪かったことによる頭部外傷や、高齢者の骨折による合併症、あるいは窒息などです。最も安全で安らげる場所であるはずの寝室にも、意外な死のリスクが潜んでいるのです。

51. タイタニックを生き延びた女性

バイオレット・ジェソップという客室乗務員の女性は、「ミス・アンシンカブル(沈まない女性)」と呼ばれています。彼女は1911年のオリンピック号の衝突事故、1912年のタイタニック号沈没事故、1916年のブリタニック号沈没事故という、3つの歴史的海難事故すべてに遭遇し、そのすべてから生還したという信じがたい強運(あるいは悪運)の持ち主です。

科学・数学・宇宙の怖い雑学

52. トランプの驚異的な組み合わせ

52枚のトランプをシャッフルしたときの並び順のパターン数は、「8×10の67乗」通り以上という天文学的な数字になります。これは、地球上の砂粒の数や、観測可能な宇宙にある原子の数と比較しても遜色ないほどの大きさです。つまり、あなたが今何気なくシャッフルして作ったトランプの並びは、人類の歴史上、過去にも未来にも二度と現れない「奇跡の配列」である可能性が極めて高いのです。

53. 宇宙空間での生存時間

もし宇宙服なしで宇宙空間(真空)に放り出されたらどうなるでしょうか? 映画のように一瞬で凍りつくことはありませんが、気圧の低下によって体液が沸騰し、肺の中の空気が膨張します。意識を保てるのは最初の十数秒程度で、その後は酸素欠乏により失神し、約90秒から2分程度で死に至るとされています。真空という環境は、人間の身体にとってあまりにも過酷で無慈悲な世界です。

54. 地球が戻る氷河期の可能性

現在は地球温暖化が叫ばれていますが、長い地質学的年代で見ると、地球は氷河期と間氷期を繰り返しています。一部の科学者の予測では、太陽活動の低下や地球の軌道変化(ミランコビッチ・サイクル)により、遠くない未来に再び寒冷化が進み、氷河期が到来する可能性も指摘されています。温暖化対策と同時に、極寒の環境への備えが必要になる時代が来るのかもしれません。

55. 人間には見えない色

人間の目は「赤・緑・青」の3原色を組み合わせて色を認識していますが、鳥類や昆虫、爬虫類の一部は、人間には見えない「紫外線」も色として認識できる4色型以上の色覚を持っています。彼らが見ている世界は、私たちが知っている世界よりも遥かに色彩豊かで鮮やかです。花の蜜のありかや異性の模様など、人間には決して想像すらできない「色」が、この世界には確実に存在しています。

56. ブラックホールでスパゲッティ化

もし人間がブラックホールに吸い込まれると、「スパゲッティ化現象」と呼ばれる現象が起こります。ブラックホールの重力はあまりにも強大で、中心に近づくにつれて、足元にかかる重力と頭にかかる重力の差が極端に大きくなります。その結果、体は縦方向に引き伸ばされ、横方向には押しつぶされ、まるで細長いパスタのように変形しながら素粒子レベルまで分解されてしまうと考えられています。

57. 全人類を孤独に撮影した男

アポロ11号のミッションで、アームストロング船長らが月面に降り立っている間、司令船に残って月を周回していたマイケル・コリンズ飛行士。彼が撮影した「月着陸船と、その背景に浮かぶ地球」の写真には、着陸船に乗る2人と、地球に住む全ての人間、つまり「自分以外の全人類」が写っています。その瞬間、彼は全宇宙で最も孤独な人間としてシャッターを切ったのです。

58. 自然発火する木

オーストラリアなどに生息するユーカリの木は、葉に揮発性が高く燃えやすい油分を多く含んでいます。気温が極端に高くなると、この油分が気化して引火し、自然発火を引き起こすことがあります。ユーカリは山火事をあえて引き起こし、周囲のライバル植物を焼き払った後、自分だけはいち早く再生するという、過激な生存戦略を持った植物なのです。

59. 太陽に飲み込まれる地球

約50億年後、太陽は寿命を迎えて膨張を始め、「赤色巨星」となります。その際、太陽は現在の軌道を超えて巨大化し、水星や金星、そしておそらく地球をも飲み込むと予測されています。人類がそれまで存続しているかは定かではありませんが、私たちの住むこの星には、炎に包まれて消滅するという確定した未来が待っているのです。

60. 人間は進化の失敗作?

人間は二足歩行を獲得したことで知能を発達させましたが、その代償として、他の動物には見られない多くの身体的欠陥を抱えました。重力に逆らう構造による慢性的な「腰痛」、難産になりやすい「産道」、むくみやすい足、そして親知らずの問題などです。これらは進化の過程で生じた設計ミスとも言え、「人間は進化の失敗作である」と皮肉られる理由になっています

製品・食品・文化の怖い雑学

61. 高級食材松茸に含まれる毒

秋の味覚の王様、松茸。香り高く美味しい食材ですが、実は生の松茸には微量の毒成分(ヒストンH3を分解する酵素など)が含まれていると言われています。そのため、生焼けや生の状態で食べると、腹痛や嘔吐といった中毒症状を引き起こす可能性があります。しっかりと加熱調理することで毒性は失われ、安全に食べることができます。美味しいキノコには、ちょっとした罠があるのです。

62. 野菜ばかり食べる人は早死にする説

「野菜は健康に良い」は常識ですが、かつて「野菜ばかり食べて肉や魚を摂らない人は、逆に短命になる傾向がある」というデータが話題になりました。これは動物性タンパク質や脂質が不足することで血管が脆くなり、脳卒中などのリスクが高まるためと考えられています。現代栄養学では「バランス」が全て。何か一つの食品だけを過信して偏った食事を続けることは、かえって健康を損なう原因になりかねません。

63. アニサキスは噛んでも無効

魚介類に寄生するアニサキスによる食中毒は激痛を伴います。「よく噛んで食べれば虫が死ぬから大丈夫」と信じている人がいますが、これは間違いです。アニサキスの体は非常に強靭でゴムのように弾力があり、通常の咀嚼程度では噛み切れないことが多いのです。確実に防ぐには、中心までしっかりと加熱するか、マイナス20℃以下で24時間以上冷凍処理することが唯一の有効な手段です。

64. かき氷シロップは全て同じ味

お祭りの屋台で売られているかき氷。イチゴ、メロン、レモン、ブルーハワイなど様々な種類がありますが、実は市販のシロップの多くは、ベースとなる味(果糖ブドウ糖液糖)は全て同じです。違いは「着色料」と「香料」だけ。人間は視覚と嗅覚で味を判断しているため、目をつまんで鼻を塞いで食べると、どの味を食べても区別がつかなくなるという、脳の錯覚を利用した食品なのです。

65. タピオカやたけのこに毒

ブームになったタピオカの原料「キャッサバ」や、春の味覚「たけのこ」には、生の状態で「シアン化合物」という青酸カリに似た毒性成分が含まれています。そのため、これらを食べるには十分なアク抜きや加熱処理による解毒が不可欠です。適切に処理された市販品は安全ですが、知識なしに生のまま調理して食べることは、命に関わる深刻な食中毒を引き起こす危険性があります。

66. ろうそく火災の盲点

リラックスアイテムとして人気のアロマキャンドルですが、世界では毎年数千件規模の「ろうそく火災」が発生しています。特に多いのが、火を消し忘れて寝てしまうケースや、ペットが倒してしまうケースです。癒やしの時間が一転して、家財や命を奪う大惨事になるリスクと隣り合わせであることを忘れてはいけません。

67. 一生に食べる口紅の量

日常的に口紅を使用している女性は、食事や会話の最中に無意識に口紅を舐めとっています。その量は、一生涯で平均数本から、多い人で数十本分(約2〜3kg相当)になるとも言われています。化粧品の安全性はテストされていますが、微量とはいえ化学物質を生涯にわたって食べ続けているという事実は、少し不気味に感じるかもしれません。

68. 電車に轢かれた遺体の隠語

鉄道業界の一部では、人身事故の現場清掃において、散乱した遺体を指す専門的な隠語が存在すると噂されています。例えばマグロの刺身になぞらえた言葉などです。これはあまりに凄惨な現場を直視する精神的負担を、業務的な言葉に置き換えることで軽減しようとする、人間の防衛本能が生んだ悲しい業界用語と言えるかもしれません。

芸術・アニメ・伝説の怖い雑学

69. マリオのブロックの正体

世界的な人気ゲーム『スーパーマリオブラザーズ』。その初代の説明書には衝撃的なストーリーが記されています。「クッパの魔法によって、キノコ王国の住人たちは岩やレンガ、つくしなどに姿を変えられてしまった」。つまり、マリオがゲーム中に叩いて壊しているブロックの中には、姿を変えられた罪のない住人たちが含まれている可能性があるのです。知ってしまうと、ブロックを壊すのをためらってしまう裏設定です。

70. ピーターパンとフック船長の真実

ディズニー映画では無邪気な少年として描かれるピーターパンですが、原作者ジェームス・マシュー・バリーの小説には不穏な記述があります。ネバーランドでは「大人になることはルール違反」とされており、子供たちが成長すると、ピーターが彼らを「間引いた(thins them out)」と書かれているのです。フック船長は、実はピーターの粛清から逃げ延びた元子供であり、彼に対抗するために戦っているという解釈も存在します。

71. 日本の国歌の作詞者は不明

日本の国歌『君が代』は、世界で最も短い歌詞を持つ国歌の一つとして知られていますが、その歌詞を作った人物(作詞者)は分かっていません。平安時代に編纂された『古今和歌集』に収録されている「読み人知らず(作者不明)」の和歌が元になっているためです。千年以上も前に誰かが詠んだ歌が、長い時を経て一国の国歌となり、今も歌い継がれているというのは、歴史のロマンと不思議を感じさせます。

72. 「げんまん」が示す暴力的な罰

子供の頃に歌った「指切りげんまん」。この「げんまん」は漢字で「拳万」と書きます。その意味は字の通り「約束を破ったら握り拳(こぶし)で1万回殴る」という制裁を表しています。さらに「嘘ついたら針千本飲ます」と続きます。指を切り落とし、1万回殴り、針を千本飲ませる。可愛らしいメロディとは裏腹に、かつての契約がいかに命がけで重いものであったかを示す、戦慄の歌詞なのです。

73. トイレの花子さんのルーツ

学校の怪談として有名な「トイレの花子さん」。その発祥は1950年代頃の岩手県など諸説ありますが、一説には、休日の学校で変質者に襲われた少女の事件がベースになっているとも言われています。子供たちへの「暗い場所や一人きりになる場所には近づかないように」という戒めや防犯の意味合いが込められて語り継がれてきた怪談である、という社会学的な分析もなされています。

まとめ

人生を80年と仮定した場合、体感的な時間の流れにすると19歳で既に人生の半分が過ぎてしまっていることになる、という説があります。

ほら、怖くなってきたでしょう? いいんですかこんなところで油を売っていて。

とは言いつつこのサイトには有益な雑学がたくさんあります。

とびきり震えあがったところで、今度は面白い雑学でも見て気分を晴らしてはいかが?

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