12月13日は、新年の準備が始まる師走の節目。
そして、正月事始め・煤払いでもあります。
本記事ではサクッと流し読みしたい方から
とことん深く知りたい方に向けて、今日の雑学を幅広く紹介。
12月13日という今日を知るための情報がここにあります。
それでは魂を込めた完全ガイドをどうぞ!
12月13日|今日は何の日?

正月事始め・煤払い
年神様を迎えるお正月の準備を始める日です。かつて使われていた宣明暦で12月13日が「鬼宿日(きしゅくにち)」という吉日にあたることが多かったため、婚礼以外の万事を始めるのに縁起がよいとされました。江戸時代には江戸城でこの日に煤払いが行われていたことから、庶民もそれにならって大掃除に精を出し、門松用の松を山へ切りに行く「松迎え」も広まりました。現代でも社寺でこの日に煤払いを行うニュースがよく見られます。
聖ルチア祭
キリスト教の聖人である聖ルチアの記念日です。聖ルチアは光の守護聖人として知られ、スウェーデンやノルウェーなどの北欧、イタリアの一部では盛大なお祭りが開かれます。少女たちが白いドレスに赤い帯を締め、ロウソクの冠をかぶって歌いながら行進する姿が有名です。冬の夜が長い北欧では、光の訪れを祝うとても美しく幻想的な行事として親しまれています。
美容室の日
12月は美容室に多くの客が訪れる時期であり、また「13」の数字をくっつけると「Beauty」の頭文字「B」に見えることから、美容師の正宗卓氏が2003年に制定しました。1年の締めくくりの月に顧客へ感謝を伝えようという思いが込められており、美容界全体で社会貢献をしようと、盲導犬育成のための募金活動も呼びかけられています。
双子の日
1874年(明治7年)のこの日、「双子や三つ子が出生した場合は、先に産まれた方を兄・姉とする」という太政官の指令が出されたことに由来します。それ以前は、後に産まれた子の方が長く母の胎内にいたので先に宿った子だとして兄・姉に扱う地域があるなど、基準が各地でバラバラでした。この指令によって、現在につながる兄弟姉妹の順序の考え方が定められました。
大掃除の日
年末の大掃除を12月13日に始めましょうと呼びかける記念日です。古くからの風習である「正月事始め・煤払い」に由来しており、年の瀬が押し迫ってから慌てて掃除をするのではなく、この日をきっかけに計画的に大掃除を進めてほしいという思いが込められています。余裕を持って取り組めば、心身ともにスッキリとした状態で新年を迎えられます。
くにのりたけるが絵に目覚めた日
神戸市出身の画家・くにのりたける(國乘豪)氏が制定した記念日です。2019年(令和元年)のこの日、ある集まりでホワイトボードに描いたクマの絵を見た小学4年生の女の子が笑ってくれたことがきっかけで、下手な絵でも人を笑顔にできると気づいたことに由来します。「絵は上手に描かなければならない」という思い込みをなくし、誰もが自由に絵を表現できる世界にとの願いが込められた、ユニークな記念日です。
宍道湖中海の生態系を守る日
島根県と鳥取県にまたがる汽水湖である宍道湖と中海(なかうみ)の豊かな自然環境や生態系を守り、未来へ引き継ごうと、日本シジミ研究所が制定しました。日付は、1963年(昭和38年)から約40年間続いた国家的巨大公共事業「中海・宍道湖 干拓・淡水化事業」の正式な中止が、2002年(平成14年)12月13日に表明されたことにちなんでいます。両湖はシジミの産地として有名ですが、水質汚染や環境変化の影響を受けやすいため、地域住民や関係機関が一体となって環境保護に取り組む大切な日とされています。
瓠堂忌(こどうき)
大正から昭和時代にかけて活躍した陽明学者・思想家である安岡正篤(やすおか まさひろ)の忌日(1983年12月13日)です。「瓠堂」は彼の雅号で、瓠(ひさご)に由来します。安岡は明治末期から戦前・戦後を通じて陽明学の普及に生涯を捧げ、政財界をはじめ多くの人々に影響を与えた人物として知られています。その学識と思想は、現在でも多くの人々に学ばれ続けています。
12月13日|語呂合わせ記念日

「胃に胃散」の日
株式会社太田胃散が制定しました。日付は「胃に(12)胃散(13)」と読む語呂合わせに由来しています。忘年会などで胃腸に負担がかかりやすい12月に、自社の胃腸薬「太田胃散」を役立てて胃を大切にしてもらおうという思いが込められています。「ありがとう いい薬です」のCMでお馴染みの生薬配合の胃腸薬とともに、暴飲暴食に気をつけて健康的に年末を乗り切ろうというメッセージが添えられています。
師走に遺産を考える日
相続に関する情報発信を行うスタックインベストメント株式会社が制定しました。日付は12月(師走)と、13日を「1(い)3(さん)=遺産」と読む語呂合わせから。年末で家族や親族が集まる機会が多くなるこの時期に、普段はなかなか話しづらい相続や遺産について、家族でしっかり話し合うきっかけにしてほしいという願いが込められています。トラブルを未然に防ぐための終活や、財産分与を見つめ直すための日です。
12月13日|食べ物の記念日

ビタミンの日
1910年のこの日、農芸化学者の鈴木梅太郎博士が、米ぬかから抽出した脚気を予防する成分「オリザニン(現在のビタミンB1)」を東京化学会で発表したことにちなみ、「ビタミンの日」制定委員会が2000年に制定しました。「ビタミン」という名称は後にポーランドの研究者が提唱したものが広まりましたが、その有効成分を世界に先駆けて発見・発表したのは日本の鈴木博士です。健康的な食生活を支えるビタミンの大切さに目を向ける日となっています。
12月13日|歴史上の出来事

兼高かおる世界飛び歩き 放送(1959年)
1959年(昭和34年)、後の長寿番組『兼高かおる世界の旅』の前身となる『兼高かおる世界飛び歩き』が放送を開始しました。ジャーナリストの兼高かおるさんが世界各地を訪ね、現地の文化や絶景を伝えるスタイルが人気を呼び、約31年間にわたり茶の間に世界を届けた伝説的な紀行番組として日本の放送史に名を刻みました。
その他の出来事
1962年 リレー1号打ち上げ
翌年に日米間初のテレビ衛星中継を実現させた画期的な人工衛星でした。2002年 風のタクト発売
アニメのようなトゥーン描写で後続作にも影響を与えた名作です。2004年 ドンキ放火事件発生
浦和花月店で店員3名が犠牲となり店舗の防火体制が見直されました。2006年 カワイルカ絶滅宣言
長江固有種が激減し、種としての機能的な絶滅が宣言されました。2013年 ビヨンセ突然配信
無告知のiTunes独占配信でサプライズ手法を業界に確立させました。
12月13日|誕生日の有名人

12月13日生まれの有名人の中から、代表的な人物をジャンル別に紹介します。
芸能人・タレント
妻夫木聡
・俳優
└ 映画悪人で主演
└ 演技派として活躍
└ 数々の賞を受賞
永山瑛太
・俳優
└ 多彩な役柄好演
└ ドラマ等で活躍
└ 独自の存在感
織田裕二
・俳優
└ 大捜査線で主演
└ 熱い演技が魅力
└ 歌手としても著名
五十嵐裕美
・声優
└ アイマス双葉杏役
└ 多くのキャラ担当
└ 表現力豊かな声
スポーツ・偉人
嶋基宏
・プロ野球選手
└ 楽天の日本一貢献
└ 頼れる捕手として
└ コーチでも手腕
浅田次郎
・作家
└ 鉄道員で直木賞
└ 涙を誘う名作多数
└ 時代小説も執筆
横峯さくら
・プロゴルファー
└ 賞金女王に輝く
└ 力強いスイング
└ 国内外で大活躍
ハインリヒ・ハイネ
・詩人
└ ドイツを代表する
└ 叙情的な詩が有名
└ 歌の本が世界的
アニメ・漫画キャラ
メロ
・マフィアのボス
└ ニアのライバル
└ チョコが好物
└ 行動力がある
灯
・四聖天の一人
└ 盲目の剣士
└ 心眼で敵を捉える
└ 仲間想いな性格
赤座あかね
・あかりの姉
└ 妹を溺愛する姉
└ 部屋にはグッズが
└ 謎の多い私生活
新垣雛菜
・聖櫻学園の生徒
└ 明るく元気な娘
└ アイドルを目指す
└ 笑顔が魅力の少女
12月13日|誕生石&誕生花

12月13日の誕生石と誕生花を紹介します。
石&花に込められた意味や由来を、今日という日の彩りにどうぞ。
Opal
オパール
希望・幸運・忍耐
水分を含み虹色の輝きを放つこの宝石は、ラテン語で貴石を意味する言葉から名付けられました。
古代ローマでは愛と希望の象徴とされ、揺らめく光が心に静かな安らぎをもたらします。
Cattleya
カトレア
優雅な女性
熱帯の自然で育つこの美しい蘭は、初めて栽培に成功したイギリスの園芸家の名にちなんで名付けられました。
華やかなフリルをまとった大輪の姿は、日常の瞬間に気品ある彩りと優雅さを添えます。
12月13日|誕生日占い

王道の星座占いと、誕生日をもとにした数秘術を掛け合わせた性格診断・運勢占いです。
12月13日生まれは、射手座の「旺盛な冒険心」と数秘4の「確かな実行力」を兼ね備えた、夢を形にする開拓者タイプ。
性格と才能
- 未知への探求心が強い
- 計画的に行動できる
- 責任感が強く誠実
- 理想を現実に変える
- ルールを重んじる
運勢・対人関係
- 対人:信頼関係を築く
- 恋愛:誠実で一途な愛
- 金運:着実な貯蓄が吉
- 幸運数:4
- 幸運色:ネイビー
以上、参考までにどうぞ。
12月13日|今日の一言

12月13日が命日のドイツの劇作家・詩人、フリードリヒ・ヘッベルの詩『Herbstbild(秋の風景)』より。
Dies ist ein Herbsttag, wie ich keinen sah!
Die Luft ist still, als atmete man kaum,
Und dennoch fallen raschelnd, fern und nah,
Die schönsten Früchte ab von jedem Baum.
O stört sie nicht, die Feier der Natur!
Dies ist die Lese, die sie selber hält,
Denn heute löst sich von den Zweigen nur,
Was vor dem milden Strahl der Sonne fällt.
― 大意 ―
これほど静かな秋の日を、私は知らない。
乱してはならない、これは自然がみずから営む祭り。
枝を離れるのは、おだやかな陽に熟れきって落ちるものだけ。
出典:『Herbstbild』
Friedrich Hebbel
落ちる実を、急かさなくていい
フリードリヒ・ヘッベル (1813–1863)
師走に入ると、やり残したことが急に気になってきます。
年内にあれもこれも片づけねばと、気持ちばかりが先へ先へと急いてしまう。
ちょうど十二月十三日は、昔から「正月事始め」——新しい年を迎える支度を、そっと始める日でもあります。
この詩を残したヘッベルは、人間の激しい葛藤を舞台に描き続けた劇作家でした。
緊張と対立を見つめ抜いたその人が、ある秋の一日、ただ実の落ちる音に耳を澄ませて、この八行を書きとめたのです。
無理にもぎ取らなくても、熟したものは、時が満ちればおのずと手を離れてゆく
木を揺すって落とさなくてもいい、とこの詩は言っているようです。
ほんとうに熟したものは、おだやかな陽の光のなかで、自分のときが来たら、ひとりでに枝を離れる。
だから、あなたが今かかえている実も、まだ落ちないのなら、きっとまだそのときではないのでしょう。
焦って手を伸ばさなくても、大丈夫。
静かな「自然の祭り」を乱さぬよう、その日をただ待っていればいい。
年の暮れの慌ただしさのなかで、ふと立ち止まってそんなふうに思えたら、少し肩の力が抜けていくはずです。
(雑学ならここ編集部より)
参考文献・出典
※その他、公開情報をもとに編集しています。
