3月11日にちなんだ雑学を、3択の「今日は何の日クイズ」15問にまとめました。
問題文を読み上げればそのままレクに使え、印刷すれば配れるクイズ用紙にもなります。
デイサービスや高齢者施設、ご家族での脳トレにもどうぞ。
3月11日 今日は何の日クイズ(全15問)
3月11日の記念日・行事クイズ
1. 富山湾の春の漁
3月中旬ごろから、富山湾で春の漁が行われます。産卵のため海岸近くまで浮かんできたところを網でとる、体に発光器をもち青白く光る小さなイカは?
- スルメイカ
- ヤリイカ
- ホタルイカ
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答え: 3. ホタルイカ
ホタルイカは胴の長さが6センチほどの小さなイカで、体に数百もの発光器があり、群れで光ります。富山湾ではおもに3月中旬から4月下旬に定置網でとられ、魚津市付近の群れが集まる海面は国の特別天然記念物です。スルメイカとヤリイカは、どちらも食卓でおなじみの、もっと大きなイカです。
2. 桜もちの東と西
桜の便りが待たれる3月中旬、和菓子店には桜もちが並びます。薄く焼いた皮であんを包む関東風の「長命寺」に対し、蒸した粒々の生地であんを包む関西風の桜もちは?
- 薬師寺
- 興福寺
- 道明寺
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答え: 3. 道明寺
道明寺は、もち米を蒸して干した「道明寺糒(ほしい)」を蒸した生地であんを包み、塩漬けの桜の葉で巻いた桜もちです。長命寺の名は、江戸時代から東京・向島の長命寺の桜もちが名高かったことによります。薬師寺と興福寺は、奈良にある寺の名前です。
3. 早春に香る花木
3月ごろ、庭先や生け垣で、強い香りを放つ花木があります。外側が紅紫色で内側が白い小さな花が、枝先にまとまって咲く、早春の花は?
- 沈丁花
- クチナシ
- キンモクセイ
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答え: 1. 沈丁花
沈丁花は中国原産の庭木で、名前は花の香りを、香木の沈香(じんこう)と丁子(ちょうじ)にたとえたものです。春の季語にもなっています。クチナシは夏に白い花を、キンモクセイは秋に赤みのある黄色の小さな花を咲かせ、どちらも香りの強い花木です。
4. 千姫の忌日
寛文6年2月6日(新暦の3月11日)は、2代将軍・徳川秀忠の娘、千姫の忌日。千姫の母で、近江の大名・浅井長政の三人の娘のうち、末の妹にあたる女性は?
- お初
- お江(ごう)
- 茶々
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答え: 2. お江(ごう)
お江は浅井長政の三女で、徳川秀忠の妻となり、千姫や3代将軍・家光の母になりました。千姫はのちに天樹院と名乗り、江戸で晩年を過ごしました。茶々は長女で豊臣秀吉の側室となった淀殿、お初は次女で京極高次の妻となった常高院です。
5. 佐武林蔵の忌日
昭和43年(1968年)の3月11日は、実業家・佐武林蔵の忌日。大正10年(1921年)に仲間と画材の会社をおこし、4年後に売り出した、会社が「世界初」とする画材は?
- クレパス
- クーピー
- サインペン
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答え: 1. クレパス
クレパスは、子どもがのびのびと描けて、色を厚く塗ったり画面の上で混ぜたりできる画材として、大正14年(1925年)に売り出されました。初めは暑さ寒さでかたさが変わったため、かたい夏用とやわらかい冬用の2種類があったといいます。会社は昭和45年(1970年)、この画材にちなんで社名を改めました。クーピーとサインペンは、のちの時代に広まった文房具です。
6. フランツ・ザッハーの忌日
明治40年(1907年)の3月11日は、料理人フランツ・ザッハーの忌日。ザッハーが見習いのころに考えたと伝わる、チョコレートケーキ「ザッハトルテ」で、生地に塗られるジャムは?
- イチゴ
- アンズ
- ブルーベリー
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答え: 2. アンズ
アンズのジャムは、チョコレートの生地に甘酸っぱさを添える、ザッハトルテに欠かせない材料です。ザッハーは1832年、宰相メッテルニヒの屋敷で見習いの料理人をしていたときに、このケーキを初めて作ったと伝わります。今もウィーンのホテル・ザッハーの名物です。イチゴとブルーベリーのジャムは、本来の作り方には使われません。
3月11日の出来事クイズ
7. 目黒と丸子を結ぶ電車
大正12年(1923年)の3月11日、目黒と丸子(今の沼部)を結ぶ電車が開業しました。この路線から歩みを始めた、今の鉄道会社は?
- 京王
- 東急
- 小田急
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答え: 2. 東急
東急は、目黒蒲田電鉄が開いたこの路線を「発祥路線」としています。同じ年の11月には蒲田まで延びて「目蒲線」と呼ばれ、沿線の住宅地と都心を結ぶ足となりました。京王と小田急も、東京の西へ路線をのばす私鉄です。
8. 『リゴレット』の初演
1851年の3月、水の都ベネチアの劇場で、ヴェルディのオペラ『リゴレット』が初めて上演されました。第3幕で歌われる、このオペラでいちばん有名な歌は?
- 乾杯の歌
- 誰も寝てはならぬ
- 女心の歌
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答え: 3. 女心の歌
女心の歌は、マントヴァ公爵が女性の心の移り気を軽やかに歌うアリアです。初演の舞台は、ベネチアのフェニーチェ劇場でした。乾杯の歌は同じヴェルディの『椿姫』、誰も寝てはならぬはプッチーニの『トゥーランドット』の歌です。
3月11日の誕生日クイズ
9. 深田久弥
明治36年(1903年)の3月11日、作家の深田久弥が石川県で生まれました。山を愛した深田が全国の山から選んで書き、昭和39年(1964年)に出した随筆集は?
- 日本アルプス
- 日本百名山
- 日本風景論
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答え: 2. 日本百名山
日本百名山は、全国の山から百の山を選んで書いた随筆集で、読売文学賞を受けました。深田は石川県の大聖寺町(今の加賀市)の生まれで、小説のほか山の随筆でも知られます。『日本アルプス』と『日本風景論』は、明治・大正のころにほかの人が書いた、山や風景の本です。
10. 麻実れい
昭和25年(1950年)の3月11日、舞台俳優の麻実れいが生まれました。女性だけで舞台をつくる劇団に入り、昭和60年(1985年)に退団するまで、おもに演じたのは?
- 男役
- 娘役
- 老け役
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答え: 1. 男役
男役は、女性が男性の役を演じる役者のことです。麻実は宝塚歌劇団の男役として人気を集め、人名の辞典には雪組の男役トップスターを務めたとあります。退団後は女優として多くの舞台に立ち、読売演劇大賞の最優秀女優賞などを受けています。娘役は若い女性の役、老け役はお年寄りの役を受け持つ役者です。
11. 北村和夫
昭和2年(1927年)の3月11日、俳優の北村和夫が生まれました。北村が所属した劇団で、多くの舞台の相手役を務めた、新劇を代表する名優は?
- 山田五十鈴
- 田中絹代
- 杉村春子
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答え: 3. 杉村春子
杉村春子は文学座の看板女優で、北村は『華岡青洲の妻』『怪談牡丹燈籠』など多くの舞台で杉村の相手役を務めました。舞台『欲望という名の電車』のスタンレー役も好評で、のちに日本新劇俳優協会の会長も務めました。山田五十鈴と田中絹代は、映画で活躍した名女優です。
12. 御手洗毅
明治34年(1901年)の3月11日、実業家の御手洗毅が生まれました。のちに社長を務めたカメラ会社の名前は、最初の試作機の名前がもとです。その名前の由来は?
- 大黒さま
- 弁天さま
- 観音さま
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答え: 3. 観音さま
会社の説明では、最初の試作機は観音さまにちなんで「カンノン」と名づけられ、のちに「聖典・規範・標準」という意味をもつ英語の「キヤノン」に改められました。御手洗は昭和17年(1942年)から長く社長を務めました。大黒さまと弁天さまは、七福神の神さまです。
13. 山野千枝子
明治28年(1895年)の3月11日、美容家の山野千枝子が生まれました。米国で学び、大正11年(1922年)に丸ビルの美容院で広めた、髪に長持ちするウエーブをつける技術は?
- ヘアカラー
- パーマネント
- 日本髪の結い上げ
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答え: 2. パーマネント
パーマネントは、髪に薬や熱を使って、長くもつウエーブをつける技術です。山野はニューヨークの美容学校で学んで帰国し、丸ビルに丸ノ内美容院を開いてパーマネントを広め、のちにはコールドパーマの導入にもつくしました。ヘアカラーは髪を染めること、日本髪は昔ながらの結い髪です。
14. 小川芋銭
慶応4年2月18日(新暦の3月11日)、日本画家の小川芋銭が江戸で生まれました。「河童の芋銭」と呼ばれた芋銭の記念館があり、ほとりに碑も建つ沼は?
- 牛久沼
- 印旛沼
- 手賀沼
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答え: 1. 牛久沼
牛久沼は茨城県南部の沼で、東岸の牛久市に芋銭の記念館があります。牛久藩士の子として江戸の藩邸で生まれた芋銭は、のちに牛久で暮らし、河童や農村の風物を水墨で数多く描きました。印旛沼と手賀沼は、どちらも千葉県北部にある沼です。
15. 7代目中村芝翫
昭和3年(1928年)の3月11日、歌舞伎俳優の7代目中村芝翫が生まれました。気品ある女性の役で知られた芝翫の家に伝わる、歌舞伎の屋号は?
- 成駒屋
- 高麗屋
- 音羽屋
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答え: 1. 成駒屋
成駒屋は、芝翫の家に伝わる屋号です。芝翫は昭和42年(1967年)に7代目芝翫を継ぎ、平成8年(1996年)には重要無形文化財の保持者に認定されました。高麗屋と音羽屋も、歌舞伎の名門に伝わる屋号です。
まとめ
全15問、いかがでしたか?
3月11日は、富山湾のホタルイカ漁や春の桜もち、早春に香る沈丁花、千姫・佐武林蔵・フランツ・ザッハーの忌日から、東急の始まりとなった電車の開業、1851年3月に初演されたオペラ『リゴレット』、深田久弥や麻実れい、北村和夫、7代目中村芝翫の誕生日まで、時代をこえた話題が重なる一日です。
話がはずんだ問題は、次のレクやご家族との団らんでも、もう一度どうぞ。一つの問題からその人ならではの思い出が聞けるのも、クイズの醍醐味かもしれません。
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参考文献・出典
・東急電鉄 目黒線の歴史(目蒲線の開業日)
・サクラクレパス 沿革(クレパスの発売と社名)
・オーストリア人名事典 フランツ・ザッハー(ザッハーの没年月日)
・文学座 北村和夫(北村和夫の生年月日と杉村春子との共演)
そのほかの問題は、当サイトの3月11日の記事などをもとにしています。