あたたかな陽気に包まれて、新しい生活がスタートする4月。出会いや別れ、そして桜の季節でもありますね。心機一転、気持ちが引き締まるこの時期に、話のネタとして使える面白い雑学を集めてみました。
エイプリルフールの知られざるルールから、学校の年度が4月始まりである理由まで。歓迎会や自己紹介のアイスブレイクにもぴったりな「へぇ!」と言わせる豆知識を30個ご紹介します。ぜひ楽しんで読んでみてくださいね。
1.卯月(うづき)の由来
4月の旧暦名である「卯月」。この「卯」は干支のうさぎではなく、「卯の花(ウツギ)」が咲く月であることから名付けられたという説が有力です。また、稲を植える月という意味の「植月(うづき)」が転じたという説もあります。真っ白な卯の花が咲き誇る風景は、昔から春の象徴だったのですね。
2.エイプリルフールの起源
実は、エイプリルフールの正確な起源は世界中でも分かっていないのです。有力な説の一つは、16世紀のフランスで「新年を4月1日から1月1日に変更した」ことに反発した人々が、4月1日に「嘘の新年祝い」をしたのが始まりというもの。ユーモアと反骨精神から生まれたイベントなのかもしれません。
3.嘘をついていい時間
エイプリルフールには、イギリスなどの一部の地域で「嘘をついていいのは午前中だけ」というルールがあるのをご存じですか?午後は「ネタばらし」の時間とされ、一日中嘘をつき続けるのはマナー違反だそうです。日本でも、笑って済ませられるスマートな嘘を午前中に楽しむのが粋かもしれません。
4.4月1日生まれの学年
「4月1日生まれ」の人は、なぜか「3月生まれ」と同じ学年(早生まれ)になります。これは法律で「誕生日の前日午後12時に歳をとる」と定められているためです。つまり、4月1日生まれの人は3月31日の終了時点で満年齢に達するため、ギリギリ前の学年に含まれるのです。
5.日本の年度が4月始まり
世界では9月入学が主流ですが、日本が4月始まりなのは、明治時代の政府の会計年度に合わせたからと言われています。当時、お米の収穫や納税のタイミングを考慮して国の会計年度を4月~3月に設定し、それに学校や役所も合わせた結果、現在のような独特なスタイルが定着しました。
6.お花見団子の3色
お花見の定番である3色団子。ピンクは「桜(春)」、白は「雪(冬の残り)」、緑は「新緑(夏への予兆)」を表し、季節の移ろいを表現しています。また、「秋がない」=「飽きがこない」という言葉遊びが隠されているという説もあり、昔の人の粋なセンスを感じます。
7.桜の葉っぱの毒
桜餅に巻かれている桜の葉。独特の良い香りがしますが、実はあれは「クマリン」という毒性成分の香りです。もちろん、人間が食べる量では全く問題ありませんが、本来は落ち葉の成長を抑制するなど、他の植物から身を守るための成分だと言われています。
8.お釈迦様の誕生日
4月8日はお釈迦様の誕生日で、「花まつり」が行われます。この時に甘茶をかけるのは、お釈迦様が生まれた際に天から甘い雨が降って産湯になったという伝説に基づいています。クリスマスほど派手ではありませんが、日本にとって大切な春の行事の一つです。
9.英語「April」の語源
英語のAprilは、ラテン語の「Aperire(アペリレ)」が語源だと言われています。これには「開く」という意味があり、花が開き、大地が目覚める季節を表しています。まさに春の訪れを告げるのにふさわしい、美しい言葉の響きですね。
10.ゴールデンウィーク
4月末から始まる大型連休。この「ゴールデンウィーク」という言葉は、実は映画業界が作った宣伝用語でした。正月やお盆よりも映画の興行収入が高くなるこの時期を、「黄金週間」としてアピールしたのが始まりです。今ではすっかり国民的な休みの名称として定着しました。
11.昭和の日
4月29日は現在「昭和の日」ですが、かつては「天皇誕生日」、その後「みどりの日」と呼ばれていました。祝日法改正により、激動の昭和を顧みる日として制定されました。ちなみに、かつてのみどりの日は5月4日に移動しています。名前がこれほど変わる祝日も珍しいですね。
12.タケノコの成長速度
春の味覚タケノコ。その成長スピードは驚異的で、ピーク時には1日で1メートル以上伸びることもあるそうです。竹冠に旬と書いて「筍(たけのこ)」と読むのは、美味しく食べられる期間(旬)が一瞬で過ぎてしまい、すぐに竹になってしまうからだと言われています。
13.パンの記念日
4月12日は「パンの記念日」です。江戸時代末期、軍用食として日本で初めてパンが焼かれた日だからです。当時のパンは、保存性を高めるために水分を極限まで減らした非常に硬いもので、「乾パン」の原型のようなものだったと言われています。
14.タイタニック号の日
1912年の4月14日深夜、豪華客船タイタニック号が氷山に衝突し、翌15日に沈没しました。この悲劇は映画化もされ世界中で知られていますが、実は春の海は氷山が漂流しやすい危険な時期でもあったのです。安全対策を見直すきっかけとなった歴史的な日です。
15.日本初の郵便制度
4月20日は「郵政記念日」です。明治4年、東京と大阪の間で日本初の官営郵便事業がスタートしました。それまでは飛脚が手紙を運んでいましたが、この日から「切手」を貼ってポストに投函するという、現在の近代的なシステムが始まったのです。
16.しじみの旬は春
お味噌汁でおなじみのしじみ。実は旬が年に2回あり、その一つが4月から5月にかけての「春しじみ」です。冬の間に栄養を蓄え、産卵を控えているため、身がふっくらして旨味が濃厚なのが特徴。新生活で疲れた肝臓をいたわるのにもぴったりな食材です。
17.ガガーリンの初飛行
「地球は青かった」という名言で知られるガガーリンが、人類初の有人宇宙飛行に成功したのは1961年の4月12日です。彼は帰還後、一躍ヒーローとなりましたが、当時の宇宙船は着陸機能が完全ではなく、最後はパラシュートで脱出したというスリリングな事実もあります。
18.オレンジデー
2月14日のバレンタイン、3月14日のホワイトデーに続き、4月14日は「オレンジデー」と呼ばれています。愛を深めるためにオレンジやオレンジ色のものを贈り合う日だそうです。オレンジは「花嫁の喜び」という花言葉を持ち、繁栄のシンボルでもあることから選ばれました。
19.あんパンの日
4月4日は「あんパンの日」。明治天皇がお花見をされた際、木村屋(現在の木村屋總本店)が桜の塩漬けを乗せたあんパンを献上したことに由来します。この時、天皇があんパンを大変気に入られたことで、庶民の間でもあんパンブームが巻き起こりました。
20.ハナミズキの由来
4月下旬頃から咲き始めるハナミズキ。これは明治時代、日本がアメリカへ桜を贈ったことへの返礼品として贈られた木です。日米友好の証として海を渡ってきたハナミズキは、今では日本の街路樹としてすっかり馴染み深い存在になっています。
21.春の眠気の正体
「春眠暁を覚えず」と言いますが、春に眠くなるのには科学的な理由があります。激しい寒暖差に対応しようと自律神経がフル稼働するため、脳や体に疲労がたまり、脳への血流が減ることで眠気が生じるのです。決して怠けているわけではないので、無理せず休みましょう。
22.ランドセルの歴史
入学式の象徴であるランドセル。そのルーツは、江戸時代末期に軍隊で使われていた「背嚢(はいのう)」という布製のリュックです。オランダ語で「ランセル」と呼ばれていたものが訛ってランドセルになりました。当初は軍用品だったものが、通学用カバンに進化したのです。
23.世界本の日
4月23日は、ユネスコが定めた「世界図書・著作権デー」です。これは、『ドン・キホーテ』のセルバンテスや、『ハムレット』のシェイクスピアなど、世界的文豪の命日がこの日であることに由来します。さらにスペインでは、本とバラを贈り合う素敵な習慣もあります。
24.シロツメクサの名前
春の野原で見かけるシロツメクサ(クローバー)。漢字で「白詰草」と書くのは、江戸時代にオランダからガラス製品を輸入した際、割れないように箱に詰められていた緩衝材として使われていたからです。乾燥した草がこぼれ落ちて芽吹き、日本中に広まりました。
25.チューリップの開閉
4月に見頃を迎えるチューリップ。実は気温によって花びらを開閉させているのをご存じですか?暖かい日中には開き、寒い夜には閉じるという運動を繰り返しています。これは花粉を守り、効率よく受粉するための工夫。まるで生きているかのように動く花なのです。
26.発明の日
4月18日は「発明の日」です。明治18年に、現在の特許法の元となる「専売特許条例」が公布されたことを記念しています。日本は世界でも有数の特許出願国。私たちの生活を便利にしている多くの道具は、先人たちの知恵とひらめきによって守られ、発展してきました。
27.鯉のぼりを出す時期
こどもの日は5月5日ですが、鯉のぼりは4月の早い時期から出し始めるのが一般的です。これには「春の彼岸が明けたら飾り始める」という風習があり、早めに飾って長く楽しむのが良いとされています。青空を泳ぐ鯉は、4月の清々しい空気にこそ映えますね。
28.アースデイ
4月22日は、地球環境について考える「アースデイ(地球の日)」です。1970年にアメリカで始まりました。特定のルールはなく、地球に感謝し、行動することが目的です。ゴミ拾いをしたり、エコバッグを使ったり、小さなことから環境を意識するきっかけの日です。
29.4月病?
5月病は有名ですが、最近は「4月病」という言葉も聞かれます。これは新生活の緊張やハイテンションな状態が続き、知らず知らずのうちにストレスを溜め込んでしまう状態のこと。最初はやる気満々でも、頑張りすぎると反動が来るので、4月のうちは「ほどほど」が大切です。
30.誕生石ダイヤモンド
4月の誕生石はダイヤモンド。地球上で最も硬い鉱物であり、その輝きから「永遠の絆」や「純潔」を象徴します。実は、ダイヤモンドは炭素のみでできており、鉛筆の芯と同じ元素。しかし、結晶構造が違うだけで世界一硬く美しい宝石になるなんて、不思議ですよね。
まとめ
4月にまつわる雑学30選、いかがでしたでしょうか。何気なく過ごしていた4月も、その由来や隠された意味を知ると、少し違った景色に見えてくるかもしれません。
新生活で会話に困ったときや、お花見の席などで、ぜひこの雑学を披露してみてください。「へぇ~!」という驚きとともに、新しいコミュニケーションのきっかけになれば嬉しいです。素晴らしい4月のスタートをお過ごしください!