夏の楽しみといえばプールや海、そしてオリンピックでも盛り上がる水泳。今回は「知っていると景色が変わる」「明日誰かに話したくなる」水泳の雑学を厳選しました。
ただ泳ぐだけではない、歴史や科学の秘密に迫るクイズに挑戦して、水の中の世界をもっと楽しんでみませんか?
【初級】面白い雑学10選
1. 現在4泳法の中で最も古いのは?
- クロール
- 平泳ぎ
- 背泳ぎ
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答え: 2. 平泳ぎ
現在ある4つの泳法の中で最も歴史が古いのは平泳ぎだと言われています。古代エジプトの壁画にも描かれており、起源は紀元前にまで遡ります。当時は狩りや移動手段として、顔を上げて長く泳ぐ必要があったため自然と発達しました。
2. クロールの語源の意味は?
- 速く進む
- 水をかく
- 這う(はう)
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答え: 3. 這う(はう)
英語の「Crawl」には「這う」という意味があります。19世紀後半、オーストラリアの選手が水面を這うように泳ぐ姿を見た人が「まるで水の上を這っているようだ」と表現したことが名前の由来となりました。
3. プール独特の匂いの正体は?
- 塩素そのもの
- 結合塩素
- 藻の匂い
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答え: 2. 結合塩素
あのツンとする匂いは塩素そのものではなく、汗や尿などの有機物が塩素と反応してできる「クロラミン(結合塩素)」の匂いです。つまり、あの匂いが強いほど水が汚れている可能性があり、シャワーで体を洗うことが重要です。
4. 自由形という種目のルールは?
- クロール限定
- クロールか平泳ぎ
- どんな泳ぎでも良い
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答え: 3. どんな泳ぎでも良い
「自由形」は文字通り泳法を問いません。全員がクロールで泳ぐのは、現時点でクロールが最も速いからです。もし犬かきが最も速ければ、犬かきで泳いでもルール上は問題ありません。
5. 水泳帽の重要な役割とは?
- 頭を温める
- 抵抗減と固定
- おしゃれ
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答え: 2. 抵抗減と固定
髪の毛による水の汚れ防止に加え、頭を流線型にして水の抵抗を減らす役割があります。また、ゴーグルのバンドが滑るのを防ぎ、しっかりと固定する効果もあります。トップ選手はゴーグルを帽子の下につけることもあります。
6. 競泳用プールの一般的な水温は?
- 25〜28度
- 30〜33度
- 36〜38度
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答え: 1. 25〜28度
お風呂(40度前後)に比べると冷たく感じますが、激しい運動をする選手にとっては体温上昇を防ぐ適温です。逆に動きが止まる瞬間があるアーティスティックスイミングでは、少し高めの29度前後に設定されます。
7. 人類最速の泳ぎは時速何キロ?
- 約8〜9km
- 約15〜20km
- 約30〜40km
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答え: 1. 約8〜9km
世界記録レベルでも時速8〜9km程度で、陸上での軽いジョギングや早歩きと同じくらいです。陸上100m走のトップ選手が時速37km以上であることを考えると、水の抵抗がいかに大きいかが分かります。
8. 五輪でゴーグル解禁はいつ?
- 1964年東京
- 1976年モントリオール
- 2000年シドニー
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答え: 2. 1976年モントリオール
意外にも比較的最近のことです。それまでは裸眼が普通で、選手は目の充血や痛みと戦っていました。解禁により視界が確保され、ターンが正確になったことで記録の向上に大きく貢献しました。
9. 水泳後の猛烈な空腹の理由は?
- 胃が縮むから
- 体温調節で消耗するから
- 水を飲むから
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答え: 2. 体温調節で消耗するから
運動による消費に加え、水温で体温を奪われないよう体が熱を生み出すためエネルギーを使います。さらに水圧で血行が良くなり消化器官が活発になるため、陸上運動以上に空腹を感じやすくなります。
10. 背泳ぎだけ水中スタートの理由は?
- 伝統だから
- 飛び込むと危険だから
- 速すぎるから
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答え: 2. 飛び込むと危険だから
仰向けの状態で飛び込むのは物理的に難しく、背中や頭を打つリスクが高いためです。過去には後ろ向きに飛び込むスタイルも試されましたが定着せず、安全を守るために現在の水中スタートになりました。
【中級】驚きの雑学10選
11. バタフライは何から生まれた?
- クロールの改良
- 背泳ぎの改良
- 平泳ぎの改良
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答え: 3. 平泳ぎの改良
平泳ぎのルール内で「いかに速く泳ぐか」を追求し、抵抗を減らすため腕を空中で戻し始めたのがきっかけです。当初は平泳ぎの一種でしたが、あまりに速すぎたため独立した種目になりました。
12. 選手が体毛を剃る意外な理由は?
- 見た目を良くする
- 水感覚を研ぎ澄ます
- 怪我の防止
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答え: 2. 水感覚を研ぎ澄ます
抵抗削減はもちろんですが、皮膚が直接水に触れることで水の流れや圧力を敏感に感じ取る「水感覚(水ざわり)」を高める目的もあります。0.01秒を争う世界では重要な儀式です。
13. コースロープの隠れた機能は?
- 波を消す
- 選手を捕まえる
- 水をきれいにする
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答え: 1. 波を消す
ただの仕切りではなく、波のエネルギーを回転力に変えて吸収する仕組みになっています。この「消波効果」により、隣の選手が立てた波の影響を受けずに泳ぐことができるのです。
14. 他の動物と比べた人間の泳ぎは?
- かなり上手
- 平均的
- 下手な部類
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答え: 3. 下手な部類
人間は陸上生活に適応しており、ヒレも流線型の体もないため、動物界全体で見ると推進効率は低いです。現在の速さは、人間の知恵と科学的なトレーニングの結晶と言えます。
15. 個人メドレーの泳ぐ順番は?
- 背→平→バタ→自
- バタ→背→平→自
- 平→バタ→背→自
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答え: 2. バタ→背→平→自
バタフライ、背泳ぎ、平泳ぎ、自由形の順です。背泳ぎだけが水中スタートなので、飛び込みスタートではない順序にする必要があるためです。(メドレーリレーでは背泳ぎが第1泳者となります)
16. シンクロ選手の鼻栓の役割は?
- 鼻水を防ぐ
- 肺の空気を逃さない
- 集中力を高める
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答え: 2. 肺の空気を逃さない
水が鼻に入るのを防ぐだけでなく、逆さまになる演技中に鼻から空気が漏れるのを防いでいます。空気が漏れると浮力を失って沈んでしまうため、演技を支える重要なアイテムです。
17. 大会用プールが深い理由は?
- たくさん人が入るから
- 浮力を高めるため
- 底からの波を防ぐため
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答え: 3. 底からの波を防ぐため
水深が浅いと、自分が起こした波が底に跳ね返って戻り、泳ぎの抵抗になってしまいます。深いプールはその影響を受けにくいため、「高速プール」の条件の一つとされています。
18. クイックターンが登場したのは?
- 1900年代
- 1950年代
- 1980年代
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答え: 2. 1950年代
それまでは手で壁にタッチしていましたが、回転しながら足で壁を蹴る技術が登場し、タイムが劇的に短縮されました。目を回さずに瞬時に行う高度なテクニックです。
19. 決勝で中央コースが有利な理由は?
- カメラに映るから
- 波の影響が少ないから
- 水流が速いから
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答え: 2. 波の影響が少ないから
端のコースは壁からの跳ね返り波を受けやすいため若干不利と言われます。中央は波の影響が最も少なく、両側の選手の様子も確認しやすいため、予選上位者が配置されます。
20. 10m飛び込みの入水時の速度は?
- 時速約30km
- 時速約50km
- 時速約80km
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答え: 2. 時速約50km
到達までは約1.4秒、速度は時速50km以上に達します。入水に失敗すると大怪我のリスクがあるため、手で水面に穴を開けて衝撃を逃がす技術が必要です。
【上級】深すぎる雑学10選
21. 短水路と長水路、速いのは?
- 短水路(25m)
- 長水路(50m)
- どちらも同じ
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答え: 1. 短水路(25m)
短水路の方がタイムが速く出る傾向にあります。これはターンの回数が多いためです。壁を蹴って加速する回数が増え、その後の水中動作でスピードを維持できる時間が長くなるからです。
22. 日本泳法の特徴的な目的は?
- とにかく速く泳ぐ
- 武術や実用性
- ダイエット
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答え: 2. 武術や実用性
速さよりも、甲冑を着たまま泳ぐ、立ち泳ぎで火縄銃を撃つなど、実戦的な側面が重視されて進化しました。静かに泳ぐ技術など、西洋の競泳とは異なる独自の文化遺産です。
23. 現在のフライングのルールは?
- 1回目はやり直し
- 全員やり直し
- 1回で即失格
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答え: 3. 1回で即失格
現在は「ワン・スタート・ルール」が採用されており、1度でもフライングすると即失格です。進行の遅れを防ぎ、わざとフライングして相手を動揺させる駆け引きをなくすためです。
24. 水中での音の伝わり方は?
- 空気中の約2倍
- 空気中の約4.5倍
- 空気中より遅い
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答え: 2. 空気中の約4.5倍
水中では音は非常に速く伝わります。アーティスティックスイミングの選手が潜っていても音楽に合わせて演技できるのはこのためです。ただし、方向感覚は掴みにくくなります。
25. 水球の異名は何?
- 水中のチェス
- 水中の格闘技
- 水中のマラソン
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答え: 2. 水中の格闘技
審判から見えない水面下での掴み合いや蹴り合いが激しいためこう呼ばれます。常に立ち泳ぎで体を浮かせながら激しくコンタクトする、強靭なフィジカルが必要なスポーツです。
26. トライアスロン独自の泳法は?
- ヘッドアップ
- サイドブレス
- ドルフィンクロール
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答え: 1. ヘッドアップ
海や湖にはコースロープがないため、顔を上げて前方を確認する「ヘッドアップ」という技術が必要です。波や他の選手との接触(バトル)にも対応しなければなりません。
27. ドーバー海峡横断の禁止事項は?
- ゴーグルの着用
- 食事の摂取
- ウエットスーツの着用
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答え: 3. ウエットスーツの着用
厳格なルールがあり、保温性や浮力のあるウエットスーツは禁止されています。冷たい海水や激しい潮流の中、自身の肉体と精神力だけで泳ぎ切る過酷な挑戦です。
28. 水圧が心肺機能に与える影響は?
- 胸囲が広がる
- 呼吸筋が鍛えられる
- 呼吸が浅くなる
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答え: 2. 呼吸筋が鍛えられる
水圧で胸囲が縮むほどの圧迫がかかり、それに対抗して呼吸することで自然と呼吸筋が鍛えられます。喘息の改善に水泳が良いとされる理由の一つです。
29. 2008年頃の水着論争の名称は?
- 素材革命
- 技術ドーピング
- スピード戦争
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答え: 2. 技術ドーピング
「レーザーレーサー」などハイテク水着の性能があまりに高く、水着のおかげで記録が出る状況が「技術ドーピング」と呼ばれ議論になりました。現在は素材や形状に厳しい規制があります。
30. 水泳がリハビリに良い理由は?
- 汗をかかないから
- 浮力で負担が少ない
- 筋肉痛にならない
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答え: 2. 浮力で負担が少ない
浮力のおかげで膝や腰への負担が大幅に軽減されるため、怪我のリスクを抑えながらトレーニングが可能です。水の抵抗による高い運動効果と安全性を兼ね備えています。
まとめ
いかがでしたか?全問正解できたあなたは、立派な水泳博士です!
ただ体を動かすだけでなく、物理的な工夫や歴史的な背景を知ると、水泳の奥深さに驚かされますね。今回の雑学をきっかけに、プールでのひとときや観戦がもっと楽しくなれば嬉しいです。
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