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7月29日|歴史上の出来事を年代順にまとめ【今日は何の日?】

7月29日 歴史上の出来事

「今日は何の日?」と気になって、歴史上の出来事を知りたい方へ。

7月29日に起きた歴史的な出来事を、年代順にピックアップして紹介します。

教科書に載るような大きな事件から、身近に起きた出来事まで、幅広く雑学としてまとめました。

7月29日の歴史・出来事

歴史上の出来事

1836年:パリの凱旋門が完成

パリの凱旋門落成を記念して1836年に制作されたメダル
凱旋門の落成を記念して1836年に制作されたメダル / Wikimedia Commons

パリの観光名所として知られるエトワール凱旋門が、この日ついに落成しました。建設を命じたのはナポレオンですが、彼は完成を見ることなく世を去り、着工から約30年を経てようやく姿を現します。高さ約50メートルの壮大な門は、戦勝を祝う記念碑として造られました。ナポレオン自身の凱旋には間に合わなかったものの、現在では世界中から人々が訪れる、フランスを象徴する建造物となっています。

1858年:日米修好通商条約が締結

1858年に締結された日米修好通商条約の文書
1858年7月29日に締結された日米修好通商条約 / World Imaging / CC BY-SA 3.0 / via Wikimedia Commons

江戸幕府とアメリカが、この日「日米修好通商条約」を結びました。鎖国を続けてきた日本が本格的に開国へと舵を切る、大きな転換点です。ただしこの条約は、関税自主権がない・領事裁判権を認めるなど、日本にとって不利な「不平等条約」でした。朝廷の許可を得ないまま大老・井伊直弼が調印を進めたことは大きな批判を呼び、のちの「桜田門外の変」にもつながっていきます。

1894年:ラッパ手・木口小平

木口小平の逸話を掲載した大正時代の修身教科書
木口小平の逸話を掲載した1918年の修身教科書 / Wikimedia Commons

日清戦争の「成歓の戦い」で、ラッパ手だった二等卒・木口小平が銃弾に倒れました。彼は息絶えてもなお、口からラッパを離さなかったと伝えられ、その姿は当時の修身教科書にも載って語り継がれます。「死ンデモラッパヲ口カラ離シマセンデシタ」という一節で知られ、戦前の日本では忠義の象徴として広く知られた人物でした。今では教科書から消えましたが、歴史トリビアとして覚えておくと面白いエピソードです。

1921年:ヒトラーが党首に就任

1921年当時のアドルフ・ヒトラー
1921年当時のアドルフ・ヒトラー / Wikimedia Commons

この日、アドルフ・ヒトラーがナチス党(国民社会主義ドイツ労働者党)の党首に就任しました。当時はまだ小さな政党に過ぎませんでしたが、巧みな演説で支持を集め、やがてドイツの全権を握ることになります。第一次世界大戦の敗戦で混乱していたドイツ社会を背景に、独裁体制への道がここから始まりました。歴史の大きな悲劇の起点となった日として記憶しておきたい出来事です。

1943年:キスカ島撤退作戦

日本軍撤退後のキスカ島に上陸した連合軍
日本軍撤退後のキスカ島に上陸した連合軍 / Wikimedia Commons

第二次世界大戦中、アリューシャン列島のキスカ島で、日本軍が「奇跡の撤退」と呼ばれる作戦を成功させました。連合軍に包囲された島から、濃霧にまぎれて約5600人もの守備隊全員を、一人の犠牲も出さずに脱出させたのです。その見事さから「キスカの奇跡」とも称されます。攻撃でも勝利でもなく、全員を無傷で救い出したことが高く評価される、世界的にも珍しい撤退作戦でした。

1954年:『旅の仲間』が出版

1951年のJ・R・R・トールキン
1951年に撮影されたJ・R・R・トールキン / Simongregans / CC BY-SA 4.0 / via Wikimedia Commons

J・R・R・トールキンの代表作『指輪物語』の第一部『旅の仲間』が、この日イギリスで出版されました。ホビットのフロド一行が、世界を滅ぼしかねない「一つの指輪」を破壊する旅に出る物語です。のちのファンタジー文学やゲームに計り知れない影響を与え、映画化もされて世界的な大ヒットとなりました。今でこそ不朽の名作ですが、出版当時は売れ行きを心配する声もあったというから驚きです。

1958年:NASAが設立

NASAへの移行を前に開かれたNACAの最終会議
NASAへの移行を前に開かれたNACAの最終会議 / Wikimedia Commons

アメリカ航空宇宙局、通称「NASA」が、この日アイゼンハワー大統領の署名によって誕生しました。当時はソ連が世界初の人工衛星「スプートニク」の打ち上げに成功した直後で、米ソの宇宙開発競争がまさに過熱していた時期です。NASAはその後、アポロ計画による人類初の月面着陸を成し遂げ、宇宙開発の中心を担っていきます。一つの国家機関が、人類の夢を大きく前進させた歴史的なスタートでした。

1981年:チャールズとダイアナ結婚

1981年に行われたチャールズ王太子とダイアナ・スペンサーの結婚式
1981年7月29日のチャールズ王太子とダイアナ・スペンサーの結婚式 / Wikimedia Commons

イギリス王太子チャールズ(のちのチャールズ3世)と、ダイアナ・スペンサーの結婚式がこの日行われました。ロンドンのセント・ポール大聖堂での挙式は「世紀の結婚式」と呼ばれ、世界中で約7億5000万人がテレビ中継を見守ったとされます。美しいウェディングドレス姿のダイアナは「プリンセス」として一躍世界の注目の的に。華やかな祝福に包まれた一日でしたが、その後の二人の歩みもまた、人々の関心を集め続けました。

2008年:イチロー3000安打

2008年にシアトル・マリナーズでプレーするイチロー
2008年にシアトル・マリナーズでプレーするイチロー / OlympianX, Andrew Klein / CC BY 3.0 / via Wikimedia Commons

大リーグ・マリナーズのイチロー選手が、現地時間のこの日、日米通算3000安打という金字塔を打ち立てました(日本時間では7月30日)。日本プロ野球で1278安打、メジャーで1722安打を積み重ねての到達です。日本選手としては張本勲に次ぐ快挙で、海を越えてもなお安打を量産し続ける姿は多くのファンを熱狂させました。のちにメジャー通算でも数々の記録を塗り替える、まさに伝説的な選手の歩みの一場面です。

2015年:Windows 10が提供開始

Windows 10のロゴ
Windows 10のロゴ / Wikimedia Commons

マイクロソフトの基本ソフト「Windows 10」が、この日世界で提供開始されました。前作の評判がいま一つだったこともあり、一定の条件を満たせば無料でアップグレードできるという、当時としては大胆な戦略がとられました。「最後のWindows」を掲げて継続的に更新していく方針も話題に。今も多くのパソコンで使われ続けており、私たちの仕事や暮らしを支えてきた、身近な技術の節目となった一日です。

7月29日の歴史まとめ

歴史上の出来事のまとめ

開国の決断から宇宙開発の幕開け、文学の名作誕生まで、7月29日は時代を動かす「始まり」が数多く重なった一日でした。硬い歴史とエンタメが程よく混ざり合っているのも印象的です。

こうして振り返ると、今日は何の日とも思っていなかった毎日が、特別な出来事の連続だったことがわかります。

ぜひ、今日の雑学をきっかけに歴史の教養を深めてみてください。

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