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11月4日|歴史上の出来事を年代順にまとめ【今日は何の日?】

11月4日 歴史上の出来事

「今日は何の日?」と気になって、歴史上の出来事を知りたい方へ。

11月4日に起きた歴史的な出来事を、年代順にピックアップして紹介します。

教科書に載るような大きな事件から、身近に起きた出来事まで、幅広く雑学としてまとめました。

11月4日の歴史・出来事

歴史上の出来事

1783年:モーツァルト「リンツ」初演

ヨハン・ネポムク・デラ・クローチェが描いたモーツァルトの肖像
ヨハン・ネポムク・デラ・クローチェによるモーツァルトの肖像 / Wikimedia Commons

音楽の天才モーツァルトの『交響曲第36番(リンツ)』が、この日初演されました。驚くべきはその制作期間で、なんと演奏会のためにわずか4日間ほどで書き上げたといわれています。旅先のリンツで急きょ依頼を受け、超人的なスピードで完成させたこの曲は、いまも名曲として愛され続けています。締め切りに追われる現代人にとっては、ただただ脱帽のエピソードですね。

1869年:科学誌ネイチャー創刊

1869年11月4日に発行された科学誌ネイチャー創刊号の表紙
1869年11月4日発行の『ネイチャー』創刊号 / Wikimedia Commons

世界で最も権威ある科学雑誌のひとつ『ネイチャー』が、イギリスで創刊されました。創刊し、初代編集長を務めたのは天文学者のノーマン・ロッキャー。研究者にとって「ネイチャーに論文が載る」ことは今でも大変な名誉とされています。創刊から150年以上たった今も発行され続けており、最先端の科学を世界へ届け続ける老舗中の老舗なのです。

1872年:富岡製糸場が操業開始

明治時代に撮影された富岡製糸場
明治時代の富岡製糸場 / Wikimedia Commons

世界遺産にも登録されている富岡製糸場が、この日(明治5年10月4日、西暦1872年11月4日)に操業を始めました。フランス人技師ポール・ブリュナの指導のもと、日本初の本格的な器械製糸工場として誕生。生糸は当時の日本の最大の輸出品で、ここで働く工女たちは技術を学び、各地へと巣立っていきました。近代日本の経済を支えた、まさに殖産興業の象徴的な施設です。

1921年:原敬首相が東京駅で暗殺

原敬の肖像写真
原敬の肖像 / Wikimedia Commons

「平民宰相」として親しまれた原敬首相が、東京駅で青年に刺殺されました。午後7時20分すぎ、京都での会合に向かおうとした矢先の凶行でした。爵位を持たず衆議院に議席を置いた初の本格的政党内閣のトップだっただけに、衝撃は計り知れません。東京駅丸の内南口の床には、今も遭難現場を示す印が埋め込まれています。

1922年:ツタンカーメンの墓発見

ツタンカーメン王墓へ続く階段付近に立つハワード・カーターら
ツタンカーメン王墓の入口付近に立つハワード・カーター、カーナーヴォン卿、イヴリン・ハーバート / Wikimedia Commons

イギリスの考古学者ハワード・カーターが、エジプトの王家の谷でツタンカーメン王墓へと続く階段の入口を発見しました。長年の発掘の末、砂に埋もれた階段を掘り当てた瞬間です。後に開かれた墓室からは黄金のマスクをはじめ、ほぼ手つかずの副葬品が大量に出土。古代エジプト考古学史上、最大の発見として世界中を熱狂させました。

1924年:米国初の女性州知事が誕生へ

アメリカ初の女性州知事となったネリー・テイロー・ロス
1922年に公表されたネリー・テイロー・ロスの肖像 / Wikimedia Commons

前知事の夫人だったネリー・ロスが、ワイオミング州知事選でこの日当選しました。亡くなった夫の後を継ぐ形での当選で、翌1925年1月に就任し、アメリカ史上初の女性州知事となりました。女性に参政権が認められて間もない時代の快挙です。ワイオミング州はアメリカで最も早く女性参政権を認めた州でもあり、「平等の州」の名にふさわしい歴史を刻みました。

1946年:ユネスコが発足

ユネスコの名称と神殿をかたどったエンブレム
ユネスコのエンブレム / Wikimedia Commons

教育・科学・文化を通じて世界平和を目指す国連機関「ユネスコ」が、この日にユネスコ憲章が発効して発足しました。憲章には「戦争は人の心の中で生まれるものだから、人の心の中に平和のとりでを築かなければならない」という有名な一節があります。世界遺産の登録などでもおなじみの組織で、11月4日は「ユネスコ憲章記念日」にもなっています。

1956年:ソ連軍がブダペスト制圧

1956年のブダペストで道路封鎖に向かうソ連軍戦車
1956年、ブダペストの道路封鎖を排除しようとするソ連軍戦車 / Wikimedia Commons

自由を求めて立ち上がった市民による「ハンガリー動乱」を、ソ連軍が武力で鎮圧しました。この日、戦車部隊が首都ブダペストへ突入し、市民や義勇軍が頑強に抵抗するも制圧されてしまいます。親ソ派の政権が樹立され、多くの人々が国外へ亡命しました。冷戦時代の東側の厳しい現実を世界に突きつけた、悲劇的な出来事です。

1979年:広島カープ初の日本一

プロ野球の日本シリーズ第7戦で、広島東洋カープが近鉄バファローズを破り、悲願の球団初の日本一を達成しました。この試合の最終回、抑え投手・江夏豊が無死満塁の絶体絶命のピンチを投げ抜いた「江夏の21球」は、日本野球史に残る伝説の名場面。一球ごとに揺れる緊迫の攻防は、今も語り草となっています。

1979年:イラン米大使館人質事件

テヘランのアメリカ大使館の門を乗り越えるイラン人学生
1979年11月4日、テヘランのアメリカ大使館の門を乗り越える学生ら / Wikimedia Commons

イラン革命の混乱のさなか、テヘランのアメリカ大使館が学生らに占拠され、多数のアメリカ人が人質に取られました。当初は短期間で終わると思われましたが、解放までなんと444日もかかる前代未聞の長期化に。アメリカは救出作戦にも失敗し、カーター大統領の支持率は急落。米・イラン関係に深い溝を残す事件となりました。

1980年:王貞治が現役引退

世界記録となる通算868本塁打を放った「世界の王」こと王貞治選手が、読売ジャイアンツでこの日現役引退を表明しました。「王さんのバッティングは……王さん自身が一番知っている」と語った引退会見の言葉も有名です。独特の「一本足打法」で日本中を沸かせた稀代のホームランバッターが、選手として一区切りをつけた節目の日でした。

11月4日の歴史まとめ

歴史上の出来事のまとめ

11月4日は、ツタンカーメン発見やネイチャー創刊といった「知」の輝きと、原敬暗殺やハンガリー動乱といった激動の事件が入り混じる、ドラマチックな一日でした。スポーツでは「江夏の21球」の名場面も生まれています。

こうして振り返ると、今日は何の日とも思っていなかった毎日が、特別な出来事の連続だったことがわかります。

ぜひ、今日の雑学をきっかけに歴史の教養を深めてみてください。

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