日本が世界に誇る伝説的漫画『ドラゴンボール』。子供の頃にかめはめ波の練習をした方も多いのではないでしょうか?
今回は、そんな誰もが知る名作に隠された、意外と知らない裏設定や衝撃のエピソードを30個厳選しました!
原作者・鳥山明先生のユーモアあふれる裏話から、思わず「へぇ〜!」と唸ってしまう豆知識まで、ファンの心をくすぐるネタの数々をご紹介します。ぜひ最後まで楽しんでくださいね。
1.金髪の驚きの理由
スーパーサイヤ人といえば、逆立った金髪がトレードマークですよね。実はこれ、強さを表現するためだけではなく、「ベタ塗りの手間を省くため」という制作側の都合が大きく関係していたんです。
週刊連載という過酷なスケジュールの中、鳥山先生とアシスタントさんの時間を節約するために、黒髪を塗りつぶす必要がないデザインが採用されました。この「時短アイデア」が、漫画史に残るかっこいい変身を生んだなんて面白いですね。
2.クリリンに鼻がない
悟空の親友であり、地球人最強とも言われるクリリン。彼の顔をよく見ると、鼻が描かれていないことに気づきますか?実はこれ、単なるデザインの簡略化ではなく、「皮膚呼吸ができる特異体質」という公式設定があるんです。
天下一武道会でバクテリアンという悪臭を放つ敵と戦った際、悟空に「鼻がないから臭くないはずだ!」と言われて勝利したエピソードは有名ですね。
3.17号と18号の本名
ドクター・ゲロによって改造された人造人間17号と18号。彼らは元々人間で、改造される前にはちゃんとした名前がありました。17号の本名は「ラピス」、18号は「ラズリ」です。
二つ合わせると「ラピスラズリ」という宝石の名前になります。冷徹な人造人間というイメージとは裏腹に、とても美しい名前が隠されていたんですね。
4.サタンの本名は?
格闘技の世界チャンピオン、ミスター・サタン。リングネームのような響きですが、実は彼の本名は「マーク」といいます。「マーク」を並べ替えると「アクマ(悪魔)」になりますよね。
娘のビーデルも「デビル(悪魔)」のアナグラムになっていることから、サタン一家は悪魔に関連したネーミングで統一されているのが分かります。名前は怖いですが、作中では平和の象徴として大活躍しました。
5.フリーザのモデル
宇宙の帝王として恐れられたフリーザ。彼の丁寧ながらも冷酷な話し方や、星を次々と乗っ取る行動には、ある職業のモデルが存在します。それは、連載当時に社会問題となっていた「地上げ屋」です。
土地(星)を安く買い叩いたり、暴力的に奪ったりして高く売りさばく。当時の担当編集者が「一番悪い奴は誰か」と考えた結果、この設定が生まれたと言われています。
6.かめはめ波の由来
ドラゴンボールの代名詞とも言える必殺技「かめはめ波」。この独特なネーミングは、実は鳥山先生の奥様が考案されたものです。
先生が「亀」を使った技名に悩んでいた際、奥様がハワイの「カメハメハ大王」とかけて提案したところ、「バカバカしくて面白い!」と採用されました。もし奥様の提案がなければ、全く違う名前になっていたかもしれませんね。
7.ピッコロの指の本数
ナメック星人であるピッコロ大魔王や神様。アニメや最近のゲームでは指が5本で描かれていますが、原作漫画をよく見ると指は4本しかありません。
これは、アニメ化する際に「指が欠損しているように見える表現」や海外展開への配慮など、様々な事情から5本に変更されたと言われています。原作ファンなら知っている、有名な違いの一つですね。
8.悟空の母親「ギネ」
悟空の父親がバーダックであることは有名ですが、母親の存在は長らく謎でした。しかし、後に「ギネ」という名前の女性サイヤ人であることが判明しています。
彼女はサイヤ人としては珍しく戦闘を好まない温厚な性格で、お肉の配給センターで働いていました。悟空の優しい性格は母親譲りなのかもしれませんね。名前の由来は「ネギ」のアナグラムです。
9.天津飯は宇宙人?
額に第三の目を持つ天津飯。彼は単なる人間ではなく、「三つ目人」という宇宙人の末裔であるという設定が存在します。
かつて地球に漂着した種族の子孫であり、特殊な能力を持っています。あの腕を増やしたり分身したりする不思議な技の数々は、彼が純粋な地球人ではないからこそ使える特別な身体能力に由来しているのです。
10.ランチの消えた理由
くしゃみをすると凶暴な性格に入れ替わる美女、ランチさん。初期のドラゴンボールではレギュラーメンバーでしたが、Z以降はぱったりと姿を見せなくなりました。
その理由は、なんと鳥山先生が「登場させるのを忘れていたから」だと言われています。後にアニメのエンディングなどで姿が描かれましたが、作者のうっかりで出番を失うというのも、鳥山作品らしいおおらかさですね。
11.セルの斑点が大変
人造人間セルの体には無数の黒い斑点がありますよね。実はこのデザイン、アニメ制作スタッフからは大不評だったそうです。
動くたびに斑点の位置や形を描き込まなければならず、作画の手間が半端ではなかったためです。鳥山先生自身も「描くのが面倒だった」と認めており、もし最初からアニメ化の苦労を知っていれば、もっとシンプルなデザインになっていたかもしれません。
12.桃白白の移動法
殺し屋・桃白白(タオパイパイ)が見せた衝撃の移動手段。柱を空へ放り投げ、自分でその柱に飛び乗って移動するという荒技ですが、これを科学的に検証するととんでもないことになります。
柱より速く飛んで追いつく必要があるため、計算上は音速を遥かに超える脚力が必要です。飛行機に乗ったほうが安全で早いのでは?とツッコんではいけません。
13.カリン様のモデル
カリン塔に住む仙猫、カリン様。あの愛らしい見た目は、鳥山先生が実際に飼っていた愛猫の「コゲ」がモデルになっています。
先生が原稿を描いている最中に、邪魔をするように眠っていた猫の姿を見て、そのままキャラクターにしたそうです。常に眠そうなあの目は、実際の猫のリラックスした表情が元になっていたんですね。
14.ヤムチャの職業
初期のライバルでありながら、徐々に戦闘の第一線から退いていったヤムチャ。彼はその後、どうやって生活していたのでしょうか?
実は彼、持ち前の身体能力を活かして「プロ野球選手」として活躍していました。アニメではアルバイトで助っ人として参加し、3打席連続ホームランを打つシーンも描かれています。格闘家としてはインフレに置いていかれましたが、一般社会では超一流のアスリートなのです。
15.精神と時の部屋
神様の神殿にある「精神と時の部屋」。外界の1日が1年になる修行場ですが、実は「一生のうちに入れるのは48時間(2年分)まで」という制限がありました(後に設定変更あり)。
さらに、部屋の中には「定員は2名まで」というルールもあります。魔人ブウ編では、ピッコロ、ゴテンクス、ブウの計4名が入ってしまいましたが、あれはあくまで緊急事態だったからかもしれません。
16.ギニュー特戦隊
フリーザ配下の精鋭部隊、ギニュー特戦隊。彼らの名前の由来は、すべて「乳製品」に関連しています。
ギニュー(牛乳)、リクーム(クリーム)、バータ(バター)、ジース(チーズ)、グルド(ヨーグルト)。冷蔵庫の中身を見るだけで最強の戦士たちの名前が揃ってしまう、鳥山先生のネーミングセンスが光る設定です。
17.ブルマ一家の名前
ヒロインであるブルマの家族も、ユニークな命名法則で知られています。父はブリーフ博士、母は(公式ガイドブック等で)パンチー、姉はタイツ。
そう、全員が「下着や衣類」の名前で統一されているのです。息子のトランクスや娘のブラも同様で、カプセルコーポレーションの一族は、名前を見るだけで血縁関係がはっきりと分かります。
18.GTの意味とは?
アニメオリジナル作品『ドラゴンボールGT』。この「GT」が何の略かご存知でしょうか?公式には「Grand Touring(壮大なる旅)」という意味が込められています。
しかし、ファンの間では「ごめんなさい、鳥山先生(Gomen nasai Toriyama-sensei)」の略ではないかという都市伝説も囁かれました。実際には、宇宙を旅する物語というコンセプト通りのタイトルです。
19.ベジータの弟
誇り高きサイヤ人の王子ベジータには、実は弟がいます。名前は「ターブル」。映画や特別編のアニメに登場しました。
好戦的な兄とは対照的に、戦闘を好まない穏やかな性格で、礼儀正しい敬語を使います。戦闘力が低かったため辺境の星に飛ばされていましたが、兄弟仲はそこまで悪くないようです。
20.ナメック星の水
ナメック星人は食事を必要とせず、水を飲むだけで生きていけるエコな種族です。そのため、ナメック星には緑豊かな水源がたくさん描かれています。
実は彼らは、かつての異常気象で緑を失った故郷を再生させるため、植物の栽培(アジッサの苗木)を生きがいにしています。水だけで生きられる体質は、過酷な環境に適応した進化の結果なのかもしれません。
21.孫悟空の肉体年齢
物語の終盤や『超』の段階で、悟空の実年齢はおそらく40代を超えています。しかし、見た目は青年のままですよね。
これはサイヤ人が「戦闘に適した期間を長く保つため」に老化が遅いという特性を持っているからです。さらに、死んであの世にいた期間や精神と時の部屋での修行期間を足し引きすると、実年齢と肉体年齢に大きなズレが生じており、正確な年齢を計算するのは至難の業です。
22.界王神様の寿命
宇宙の創造と破壊のバランスを司る界王神。彼らの寿命は人間とは桁違いに長く、なんと約7万5000年と言われています。
老界王神に至っては、ゼットソードに封印される前から生きており、とてつもない時間を過ごしてきました。これだけ長く生きているからこそ、宇宙の歴史やブウの脅威について詳しいのも納得ですね。
23.アニメの引き伸ばし
テレビアニメ『ドラゴンボールZ』では、原作に追いつかないようにするための「引き伸ばし」演出が有名でした。
特にナメック星の爆発まで「あと5分」と言われてから、実際に爆発するまで数ヶ月かかったり、気合を溜めるだけで30分間叫び続けたりしたことも。子供心に「早く戦って!」とヤキモキしたのも、今となっては懐かしい思い出です。
24.栽培マンの強さ
サイヤ人編で登場した生物兵器、栽培マン。ヤムチャが自爆で倒された印象が強いですが、実は彼らの戦闘力は1200もあり、当時のラディッツに匹敵する強さを持っています。
つまり、悟空とピッコロが二人がかりでやっと倒した強敵と、同レベルの怪物が大量に生えてくるという絶望的な状況だったのです。改めて考えると恐ろしい兵器ですね。
25.魔人ブウの家
魔人ブウが魔法で作った家を覚えていますか?丸いフォルムが特徴的ですが、このデザインは鳥山先生が当時飼っていた犬の家がモデルになっているそうです。
ブウが犬(ベエ)を拾って可愛がるエピソードがありますが、作者の愛犬家としての一面が、ブウの無邪気な部分や住処のデザインにも反映されていたのかもしれません。
26.魔法使いの名前
魔人ブウを作った魔導師「ビビディ」、その息子の「バビディ」、そして「ブウ」。この3人の名前を続けると、ディズニー映画『シンデレラ』の有名な呪文になります。
「ビビディ・バビディ・ブー」ですね。魔法によってとんでもないものを生み出すという点で、非常にマッチしたネーミングです。
27.老界王神の封印
ゼットソードに封印されていた老界王神。彼を剣に閉じ込めた犯人は誰なのでしょうか?長い間謎でしたが、後に破壊神ビルスの仕業であることが明かされました。
口論になった際、さすがに界王神を殺すわけにはいかない(界王神と破壊神は命がリンクしているため)ので、剣に封印するという方法をとったそうです。
28.レッド総帥の野望
レッドリボン軍のレッド総帥がドラゴンボールを集めていた理由。世界征服かと思いきや、実は「身長を伸ばしたい」という個人的なコンプレックス解消のためでした。
部下たちはそのくだらない理由を知って愕然とします。この「強大な組織のボスが、実はしょぼい願いを持っていた」というギャグ展開は、鳥山作品ならではのユーモアですね。
29.16号のモデル
人造人間16号は、他の人造人間とは違い、完全なロボットタイプです。彼のモデルは、ドクター・ゲロの若くして亡くなった息子だと言われています。
息子を戦場に出したくないというゲロの親心が、16号の「優しい性格」や「高い戦闘力を持つが戦いたがらない」というプログラムに影響を与えたのかもしれません。意外と人間臭いエピソードです。
30.最終回の意外性
原作の最終回、悟空は誰と一緒に旅立ったか覚えていますか?ブルマでもベジータでもなく、魔人ブウの生まれ変わりである少年「ウーブ」です。
最強の敵が生まれ変わって弟子になる。血縁や古くからの仲間にこだわらず、次世代の強さを育てに行くという終わり方は、常に「もっと強いてやつ」を求め続けた悟空らしい、清々しいラストでした。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
制作の裏事情からキャラクターの意外なプロフィールまで、ドラゴンボールの世界は知れば知るほど奥が深いですね。「髪の毛を塗るのが面倒だった」なんて理由は、今聞くと笑ってしまいますが、そんな柔軟さがあったからこそ、ここまでの大ヒット作になったのかもしれません。
久しぶりに漫画を読み返したり、アニメを見返したりして、これらの雑学を実際に確かめてみてはいかがでしょうか?新しい発見がきっと待っていますよ!