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1月9日|歴史上の出来事を年代順にまとめ【今日は何の日?】

1月9日 歴史上の出来事

「今日は何の日?」と気になって、歴史上の出来事を知りたい方へ。

1月9日に起きた歴史的な出来事を、年代順にピックアップして紹介します。

教科書に載るような大きな事件から、身近に起きた出来事まで、幅広く雑学としてまとめました。

1月9日の歴史・出来事

歴史上の出来事

1127年:靖康の変で北宋滅亡

北宋の第8代皇帝・徽宗を描いた肖像画
金に連行された北宋の皇帝・徽宗 / Wikimedia Commons

金(きん)の大軍が北宋の首都・開封を陥落させ、王朝が滅亡へ向かった日です(靖康元年閏11月、グレゴリオ暦換算で1127年1月9日)。皇帝の欽宗と前皇帝の徽宗(きそう)はそろって金に連れ去られてしまいました。徽宗は政治より書画に没頭した芸術家肌の皇帝として有名で、国を傾けた一因とも言われます。生き延びた皇族が南へ逃れて南宋を建てるという、中国史の大きな転換点となった事件でした。

1260年:亀山天皇が践祚

亀山天皇を描いた中世の肖像画
『天子摂関御影』に描かれた亀山天皇 / Wikimedia Commons

のちの皇室分裂の起点となる亀山天皇が践祚(皇位を継承)した日です(正元元年11月26日、グレゴリオ暦換算で1260年1月9日。正式な即位礼は正元元年12月28日=1260年2月10日)。父・後嵯峨上皇が兄の後深草天皇よりも弟の亀山天皇を寵愛し、あえて弟へ譲位させたことが、後深草の系統(持明院統)と亀山の系統(大覚寺統)が対立する火種になりました。両統の分裂が決定的になるのは後嵯峨の崩御(1272年)以降で、持明院統はのちの北朝、大覚寺統は南朝へとつながり、約80年後の南北朝の動乱を招くことになります。

1806年:ネルソン提督の国葬

ネルソン提督の肖像画
ホレーショ・ネルソン提督の肖像 / Wikimedia Commons

トラファルガーの海戦でナポレオン側の艦隊を破り、戦いのさなかに命を落とした英国の英雄ネルソン提督の国葬が行われた日です。イギリスでは君主以外の人物に国葬が営まれるのは初めてのことでした。遺体は腐敗を防ぐためブランデーの樽に入れて本国へ運ばれたという逸話も残っています。国民的英雄への敬意の深さがうかがえます。

1905年:血の日曜日事件

冬宮前で労働者に発砲する場面を描いた絵画
血の日曜日事件を描いた絵画(実写ではありません) / Wikimedia Commons

ロシア・サンクトペテルブルクの冬宮殿前で、生活改善を求めて平和的に行進していた労働者の群衆に軍が発砲した事件です(当時ロシアで使われていたユリウス暦で1月9日、グレゴリオ暦では1月22日にあたります)。多数の死傷者を出したこの惨事は皇帝への信頼を決定的に失わせ、各地でストやデモが噴出しました。やがて1917年のロシア革命へとつながる、帝政崩壊の引き金となった出来事でした。

1918年:三俣の大雪崩

表層なだれと全層なだれの発生メカニズムを気象予報士が解説する動画 / tenki.jp

新潟県三俣村(現在の湯沢町)で大規模な雪崩が発生し、多くの命が失われた日です。午後11時30分頃、集落の裏山で表層雪崩が起き、圧死者は155名(救助後に亡くなった方を含め158名とも)にのぼりました。記録に残るなかでは日本最悪級の雪崩災害とされています。現在のスキーリゾートとしてにぎわう湯沢の地が、かつてこれほどの自然の猛威にさらされていたことを思うと、防災の大切さをあらためて考えさせられます。

1975年:ビートルズ法的に解散

1964年にニューヨークで撮影されたビートルズの4人
1964年、ニューヨークでのビートルズ / Wikimedia Commons

世界中を熱狂させたビートルズが、法的に正式解散した日です。実際の活動停止は1970年でしたが、契約をめぐる裁判が長引きました。4人が解散の合意書にサインを済ませたのは前年の1974年12月で、この1月9日にロンドンの高等法院でパートナーシップ解消がようやく認められました。音楽史を塗り替えた4人組も、最後はビジネス上の手続きで幕を下ろしたわけです。「解散」と一口に言っても、活動と法律の終わりにズレがあるのは興味深いところですね。

1985年:新両国国技館が落成

1909年に完成した初代両国国技館を写した絵はがき
1909年に完成した初代の両国国技館(当時の絵はがき) / Wikimedia Commons

東京・墨田区に新しい両国国技館が完成し、落成式が行われた日です。それまで蔵前にあった国技館に代わり、大相撲のメッカが35年ぶりに両国の地へ戻ってきました。落成式では千代の富士と北の湖の両横綱が、伝統の儀式「三段構え」を披露しました。約1万人を収容するこの施設は、相撲だけでなくボクシングや音楽ライブの会場としても親しまれています。相撲ファンにとって新たな聖地が誕生した記念すべき日でした。

2007年:初代iPhoneを発表

初代iPhoneを掲げて発表するスティーブ・ジョブズ
初代iPhoneを発表するスティーブ・ジョブズ / Blake Patterson / CC BY 2.0 / via Wikimedia Commons

アップルのスティーブ・ジョブズが、サンフランシスコで開かれたMacworld Expoの基調講演で初代iPhoneを世界に向けて発表した日です。「今日、アップルは電話を再発明する」と語り、ボタンだらけの携帯が当たり前だった時代に、画面をタッチして操作するという発想を披露しました。発売は同年6月でしたが、この発表の瞬間こそスマートフォン時代の幕開けでした。今や生活に欠かせないスマホの歴史が、この1月9日のステージから始まったと思うと感慨深いですね。

2007年:防衛省が発足

奇しくもiPhone発表と同じ日、日本では防衛庁が「省」に昇格し、防衛省が発足しました。それまで内閣府の外局という位置づけだった防衛庁が、第1次安倍政権のもとで独立した省へと格上げされ、安全保障に関する政策全般を立案する組織になりました。長年「庁」だった組織が「省」になることで、国の安全保障を担う役割の重みが制度の上でも明確になりました。日米同時に大きな動きがあった一日です。

1月9日の歴史まとめ

歴史上の出来事のまとめ

北宋の滅亡や血の日曜日事件のように国家を揺るがす激動がある一方、iPhone発表や国技館落成など現代の暮らしや文化につながる出来事も多い、硬軟入り混じった一日でした。

こうして振り返ると、今日は何の日とも思っていなかった毎日が、特別な出来事の連続だったことがわかります。

ぜひ、今日の雑学をきっかけに歴史の教養を深めてみてください。

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