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2月29日|歴史上の出来事を年代順にまとめ【今日は何の日?】

2月29日 歴史上の出来事

「今日は何の日?」と気になって、歴史上の出来事を知りたい方へ。

2月29日に起きた歴史的な出来事を、年代順にピックアップして紹介します。

4年に一度しか訪れない特別な閏日(うるう日)。教科書に載るような大きな事件から、身近に起きた出来事まで、幅広く雑学としてまとめました。

2月29日の歴史・出来事

歴史上の出来事

1504年:コロンブスの月食予言

ジャマイカで月食を利用するコロンブスを描いた後世の挿絵
ジャマイカで月食を利用するコロンブスを描いた後世の挿絵 / Wikimedia Commons

探検家コロンブスがジャマイカで立ち往生していた際、現地の人々が食料提供を渋り窮地に陥りました。そこで彼は天文知識を悪用します。この日に月食が起こることを知っていた彼は「神が怒り、月を消す」と宣言。予言通り月が赤黒く欠けると人々は恐れおののき、食料を差し出したと伝わります。知恵が命を救った逸話です。

1692年:セイラム魔女裁判の発端

セイラム魔女裁判の法廷を描いた1876年の版画
セイラム魔女裁判の法廷を描いた1876年の版画 / Wikimedia Commons

アメリカ・マサチューセッツのセイラム村で、魔女の疑いをかけられた3人の女性に逮捕状が出されました。これが悪名高い「セイラム魔女裁判」の幕開けです。少女たちの奇妙な発作をきっかけに集団ヒステリーが拡大し、最終的に約20人が処刑される悲劇に発展。冤罪と群集心理の恐ろしさを今に伝える事件です。

1896年:日本銀行本店が竣工

東京都中央区にある日本銀行本店本館
辰野金吾が設計した日本銀行本店本館 / katorisi / CC BY-SA 3.0 / via Wikimedia Commons

建築家・辰野金吾が設計した日本銀行本店が完成しました。辰野は後に東京駅も手がけた巨匠で、本店は欧米各国の銀行建築を調査したうえで設計されたネオ・バロック様式の名建築です。空から見ると「円」の旧字「圓」に見える…という都市伝説もありますが、設計時には偶然の産物。今も現役で使われ、国の重要文化財に指定されています。

1936年:二・二六事件が収束

二・二六事件で東京を行進する反乱部隊の兵士
二・二六事件の反乱部隊 / Wikimedia Commons

陸軍の青年将校らが起こしたクーデター「二・二六事件」が、この日収束しました。反乱部隊に対し「兵に告ぐ、勅命が発せられたのである」と原隊復帰を促す呼びかけが行われ、ラジオやアドバルーンも使って投降を促しました。多くの兵が部隊に戻り、戦前日本の運命を揺るがした事件は幕を閉じました。

1940年:黒人初のアカデミー賞

鏡台の前に座る女優ハティ・マクダニエル
1940年2月に撮影されたハティ・マクダニエル / Los Angeles Times / CC BY-SA 4.0 / via Wikimedia Commons

映画『風と共に去りぬ』でメイド役を演じたハティ・マクダニエルが、アフリカ系アメリカ人として初めてアカデミー賞(助演女優賞)を受賞しました。当時はまだ人種隔離が根強く、彼女は授賞式会場で他の出演者と別のテーブルに座らされたといいます。栄光と差別が同居した、映画史に残る象徴的な一日でした。

1952年:琉球政府の設立公布

1953年に撮影された琉球政府庁舎
琉球政府庁舎(1953年) / Wikimedia Commons

アメリカの統治下にあった沖縄で、琉球列島米国民政府が「琉球政府」の設立を公布しました。これは沖縄の住民による行政機構でしたが、実権はアメリカ側が握っていました。本土復帰は20年後の1972年。日本でありながら日本でなかった時代の、沖縄の歩みを物語る出来事のひとつです。

1968年:ビッグコミック創刊

漫画雑誌ビッグコミックのロゴ
『ビッグコミック』のロゴ / Wikimedia Commons

小学館の青年漫画誌『ビッグコミック』が創刊されました。「大人の鑑賞にたえる読み物を」という方針のもと生まれ、手塚治虫『ブラック・ジャック』やさいとう・たかを『ゴルゴ13』など名作を世に送り出してきました。創刊日が4年に一度の2月29日というのも粋な選択。半世紀以上続く長寿雑誌のスタートです。

1976年:日本初の実用衛星打上げ

宇宙開発事業団(現JAXA)が、電離層観測衛星「うめ」の打ち上げに成功しました。これは日本初の「実用衛星」とされる記念碑的な一基です。それまでの衛星は技術試験が目的でしたが、「うめ」は実際の観測という具体的な役目を担いました。日本の宇宙開発が研究段階から実用段階へ歩み出した瞬間です。

1980年:壱岐イルカ事件

長崎県の壱岐島で、アメリカ人活動家が駆除のため囲われていたイルカ約300頭を網を切って逃がし、逮捕されました。彼は法廷で「動物の権利」を主張して無罪を訴えましたが、威力業務妨害で有罪に。漁業被害と動物愛護という、今なお難しいテーマを世界に問いかけた事件として記憶されています。

2000年:閏日のシステム障害

「2000年問題」の一環として、閏日(2月29日)を正しく処理できないコンピュータが各地で障害を起こしました。日本では郵便貯金のATMが一時停止するなどの混乱が発生。1900年は閏年ではないが2000年は閏年、という複雑なルールがプログラムの盲点となったのです。デジタル社会の意外な落とし穴でした。

2012年:東京スカイツリー完成

完成間近の東京スカイツリー
完成間近の東京スカイツリー(2011年) / Wikimedia Commons

高さ634メートル、自立式電波塔として世界一を誇る「東京スカイツリー」が完成(竣工)しました。634は「武蔵(むさし)」の語呂合わせ。工事日数は1325日、延べ約58万人が建設に携わりました。一般開業はこの年の5月22日。完成日に4年に一度の閏日を選んだあたりにも、記念性へのこだわりがうかがえます。

2020年:米・タリバンのドーハ合意

ドーハ合意に署名するアメリカとタリバンの代表
ドーハ合意に署名する米国とタリバンの代表 / Wikimedia Commons

アメリカのトランプ政権とアフガニスタンの反政府勢力タリバンが、カタールの首都ドーハで和平合意に署名しました。米軍の撤収などを定めた歴史的合意でしたが、その後アフガン情勢は急変。2021年にタリバンが再び政権を掌握する展開となり、20年に及んだ戦争の複雑さを浮き彫りにしました。

2月29日の歴史まとめ

歴史上の出来事のまとめ

4年に一度の閏日らしく、コロンブスの月食予言から東京スカイツリー完成まで、時代も国もバラエティに富んだラインナップとなりました。「特別な日」にふさわしい節目の出来事が並びます。

こうして振り返ると、今日は何の日とも思っていなかった毎日が、特別な出来事の連続だったことがわかります。

ぜひ、今日の雑学をきっかけに歴史の教養を深めてみてください。

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