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4月27日|歴史上の出来事を年代順にまとめ【今日は何の日?】

4月27日 歴史上の出来事

「今日は何の日?」と気になって、歴史上の出来事を知りたい方へ。

4月27日に起きた歴史的な出来事を、年代順にピックアップして紹介します。

教科書に載るような大きな事件から、身近に起きた出来事まで、幅広く雑学としてまとめました。

4月27日の歴史・出来事

歴史上の出来事


前399年:ソクラテスの死

弟子たちに囲まれて毒杯を受け取るソクラテスを描いた絵画
ジャック=ルイ・ダヴィッド筆「ソクラテスの死」(1787年) / Wikimedia Commons

「哲学の日」の由来となった日です。古代ギリシアの哲学者ソクラテスは、若者を堕落させたなどの罪に問われ、死刑を宣告されました。逃亡を勧める弟子たちに対し、彼は「悪法もまた法なり」とも伝えられる態度で従容と毒杯をあおったと言われます。問答によって相手の無知を暴く「無知の知」で知られる彼の最期は、後の西洋哲学に大きな影響を残しました。なお毒杯の日付には諸説あります。

1521年:マゼラン戦死

マクタン島でのマゼランの最期を描いた19世紀の想像図
マゼランの最期を描いた19世紀の想像図 / Wikimedia Commons

世界一周の航海で知られるマゼランが命を落とした日です。彼の船団はフィリピンのセブ島に到達し、島民をキリスト教に改宗させていきました。しかし隣のマクタン島の首長ラプ=ラプは服従を拒否。マゼランは討伐に向かいますが、現地の戦士たちの反撃を受け、波打ち際で戦死してしまいます。世界一周を成し遂げたのは、彼の死後も航海を続けた残りの船員たちでした。

1667年:失楽園を売却

ジョン・ミルトンの叙事詩「失楽園」初版の標題紙
1668年刊「失楽園」初版の標題紙 / Wikimedia Commons

イギリスの詩人ミルトンが、不朽の名作『失楽園』の版権を売り渡した日です。アダムとイブの楽園追放を壮大に描いたこの叙事詩は、後に英文学の最高峰と称されることになります。ところが当時の契約額はわずか5ポンド(後に追加で計10ポンド)。失明していたミルトンが口述で書き上げた大作にしては、あまりに安い対価でした。芸術の真価が時代とともに見直される好例といえます。

1810年:エリーゼのために

ベートーヴェンが1810年に記した「エリーゼのために」の草稿
ベートーヴェンによる「エリーゼのために」の草稿(1810年) / Wikimedia Commons

ピアノを習った人なら一度は耳にする名曲「エリーゼのために」を、ベートーヴェンが作曲したとされる日です。誰もが知るあの旋律ですが、実は生前に出版されず、楽譜が発見されたのは作曲家の死後40年も経ってから。タイトルの「エリーゼ」が誰を指すのかも長らく謎で、本当は「テレーゼ」の誤読ではないかという説まであります。身近な名曲にも、意外なミステリーが隠れているのですね。

1865年:サルタナ号爆発

多数の乗客を乗せてミシシッピ川を航行する蒸気船サルタナ号
爆発事故直前、多数の乗客を乗せた蒸気船サルタナ号 / Wikimedia Commons

アメリカ史上最悪の海難事故が起きた日です。南北戦争が終わったばかりのミシシッピ川で、蒸気船サルタナ号のボイラーが爆発・炎上しました。乗っていたのは、ようやく解放され帰郷を急ぐ元北軍捕虜の兵士たち。定員をはるかに超える人々がすし詰めにされており、犠牲者は1400人を超え、一説には1800人にのぼるとも言われます。タイタニックにも匹敵する大惨事でしたが、終戦直後の混乱で報道が埋もれ、長く忘れられた悲劇となりました。

1917年:駅伝が誕生

日本でおなじみの「駅伝」が初めて行われた日です。京都の三条大橋から東京の上野不忍池まで、約500kmを3日間かけて走り継ぐという壮大なレースでした。東京遷都50年を記念して開催され、選手たちは昼夜を問わず「たすき」をつなぎました。今や正月の風物詩となった駅伝ですが、そのルーツは100年以上前の長距離リレーにあったのです。「駅伝」という言葉自体もこのとき生まれました。

1946年:婦人警官が初勤務

1946年頃の日本の女性警察官
1946年頃の日本の女性警察官 / Wikimedia Commons

戦後の日本で、女性の警察官が初めて勤務についた日です。この日、警視庁に採用された62名の婦人警官が初出勤しました。GHQの占領下、女性の社会進出が進むなかでの採用で、当初は街頭での案内や少年・婦人の保護といった業務が中心でした。今では当たり前となった女性警察官ですが、その第一歩はこの日に踏み出されたのです。「婦人警官記念日」の由来にもなっています。

1956年:無敗のまま引退

世界ヘビー級王者ロッキー・マルシアノのポートレート
世界ヘビー級王者ロッキー・マルシアノ(1953年頃) / Wikimedia Commons

伝説のボクサー、ロッキー・マルシアノが現役引退を表明した日です。ヘビー級王者だった彼の戦績は、なんと49戦49勝(うち43KO)の完全無敗。これはヘビー級チャンピオンとして史上唯一、一度も負けないまま引退した記録です。映画「ロッキー」の名前の由来になったとも言われる彼の伝説は、半世紀以上たった今も破られていません。引き際の見事さもまた、彼を不滅の存在にしています。

1981年:マウスが初登場

ディスプレイやキーボードとともに展示されたXerox 8010 Star
Xerox 8010 Starのワークステーション / vonguard / CC BY-SA 2.0 / via Wikimedia Commons

今やパソコンに欠かせない「マウス」が、世界で初めて商品として登場した日です。ゼロックス社が発表したコンピューター「8010 スター」に搭載されました。アイコンをクリックして操作する、現代のパソコンの原型ともいえる画期的なシステムでした。ただし価格は1台1万6500ドルと超高額で、当時はほとんど普及せず。後にアップルなどが安価に取り入れ、ようやく世界に広まっていきました。

1986年:プリピャチ避難

チェルノブイリ原発事故を受け、近隣の町プリピャチで住民の避難が始まった日です。前日の26日深夜に原子炉が爆発しましたが、ソ連当局は事態を公表せず。約4万5000人が暮らすこの町の住民には「数日で戻れる」と告げられ、わずかな荷物だけで町を後にしました。しかし彼らが帰ることは二度となく、プリピャチは時が止まったゴーストタウンとなりました。情報隠蔽の恐ろしさを伝える出来事です。

1994年:南ア初の全人種選挙

南アフリカ初の全人種選挙で使用された1994年の投票用紙
1994年の南アフリカ総選挙で使用された投票用紙 / Minnekon / CC BY-SA 4.0 / via Wikimedia Commons

南アフリカで、全人種が参加できる初めての選挙が行われた日です。長らく続いた人種隔離政策「アパルトヘイト」のもと、黒人には選挙権がありませんでした。この日、初めて投票権を得た人々は、何キロにも及ぶ行列を作り、何時間も並んで一票を投じました。選挙の結果、翌月にネルソン・マンデラが大統領に就任。差別の歴史に終止符を打った、記念すべき一日となりました。

4月27日の歴史まとめ

歴史上の出来事のまとめ

哲学者の最期から駅伝の誕生、人種差別の終わりまで、4月27日は「終わり」と「始まり」が交差する一日でした。悲劇と希望の両方が刻まれた日と言えそうです。

こうして振り返ると、今日は何の日とも思っていなかった毎日が、特別な出来事の連続だったことがわかります。

ぜひ、今日の雑学をきっかけに歴史の教養を深めてみてください。

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