5月11日は、新緑がまぶしい初夏の一日。
そして、長良川鵜飼い開きの日でもあります。
本記事ではサクッと流し読みしたい方から
とことん深く知りたい方に向けて、今日の雑学を幅広く紹介。
5月11日という今日を知るための情報がここにあります。
それでは魂を込めた完全ガイドをどうぞ!
5月11日|今日は何の日?

長良川鵜飼い開きの日
岐阜県の長良川で毎年5月11日から10月15日まで行われる鵜飼いの解禁日です。長良川の鵜飼は1300年以上の歴史があり、日本で唯一の皇室御用の鵜飼として知られています。鵜匠が巧みに鵜を操り鮎を捕らえる伝統的な漁法は、松尾芭蕉やチャールズ・チャップリンなど多くの著名人を魅了してきました。夏の夜を彩る幻想的な光景は、岐阜の風物詩として今も大切に受け継がれています。
エベレスト初登頂記念日
1970年(昭和45年)5月11日、日本山岳会エベレスト登山隊の松浦輝夫と植村直己が、日本人として初めて世界最高峰のエベレスト(標高8848m)の登頂に成功したことを記念する日です。彼らの偉業は日本中に大きな感動を与え、その後の日本の登山界に多大な影響を与えました。人類の限界に挑んだ二人の勇気と挑戦の歴史を称える日となっています。
Nagase Viitaの日
岡山県岡山市に本社を置く株式会社林原が、2024年に「ナガセヴィータ株式会社」へ社名変更したことを記念して制定しました。日付は旧社名である林原の創立記念日(1932年5月11日)に由来しています。「いのち(Vita)」に共鳴し、持続可能な社会の実現に貢献していくという新たな決意が込められており、バイオテクノロジーを用いた多様な製品開発に期待が寄せられています。
朔太郎忌
日本を代表する近代詩人、萩原朔太郎の1942年(昭和17年)5月11日の命日です。群馬県前橋市出身の彼は、『月に吠える』や『青猫』などの詩集で知られ、口語自由詩を確立した「日本近代詩の父」と称されています。彼の詩は、人間の孤独や憂鬱、そして鋭い感性を独特のリズムと美しい言葉で表現し、後世の文学に多大な影響を与えました。この日は彼の偉大な功績を偲ぶ日となっています。
たかし忌
俳人・松本たかしの1956年(昭和31年)5月11日の命日です。東京の能楽師の家系に生まれた彼は、高浜虚子に師事し、伝統的な花鳥諷詠の世界を深く追求しました。気品高く、格調のある句風で知られ、ホトトギス派の代表的な俳人の一人として活躍しました。代表的な句集に『松本たかし句集』などがあり、彼の洗練された美意識と日本の豊かな四季の情景は、今も多くの俳句愛好者に愛されています。
梶葉忌
『黒の試走車』などで知られる小説家、梶山季之(かじやま としゆき)の1975年(昭和50年)5月11日の忌日です。「梶葉忌(かじのはき)」は、僧侶で小説家の今東光が付けた戒名にちなんで名付けられました。週刊誌のトップ屋として鳴らしたのち作家に転身し、推理小説から風俗小説まで幅広い分野で活躍。取材で訪れた香港で亡くなりましたが、その旺盛な筆致で生み出した作品群は今なお読み継がれています。
5月11日|語呂合わせ記念日

ご当地キャラの日
一般社団法人日本ご当地キャラクター協会が制定しました。日付は「ご(5)当(10)地(1)」という語呂合わせに由来しています。地域を元気にしようと全国各地で活躍するご当地キャラクター同士の連携を深め、その魅力をより多くの人に届けようという記念日です。この日には各地でキャラクターが集まるイベントや、SNSでの発信が活発に行われ、地域の魅力を全国にアピールする絶好の機会となっています。
5月11日|食べ物の記念日

おろしそばの日
福井県越前市で製麺業などを営む株式会社宗近が制定しました。日付は、同社が「おろしそば」でギネス世界記録に挑み、4013杯で認定された2024年5月11日に由来しています。冷たい蕎麦に大根おろし、ネギ、鰹節を乗せ、出汁をかけて食べる越前おろしそばは、福井県を代表するソウルフード。さっぱりとした味わいは、初夏の訪れを感じるこの季節にぴったりの一品です。
5月11日|歴史上の出来事

ディープ・ブルー勝利(1997年)
1997年5月11日、IBMのスーパーコンピューター「ディープ・ブルー」が、チェスの世界王者ガルリ・カスパロフとの6番勝負を3.5対2.5で制しました。コンピューターが人間の世界王者を破ったこの出来事は、人間とAIの歴史における大きな転換点として世界に衝撃を与え、人工知能研究の進展を象徴する歴史的勝利となりました。
その他の出来事
1922年 點字大阪毎日が創刊
視覚障害者向けの日本初の週刊紙で、現在も100年以上発行が続いています。1950年 特急はと運行開始

博多駅のリバイバルトレイン「はと」(2000年撮影) / Muyo / CC BY-SA 3.0 / via Wikimedia Commons 展望車や食堂車を備え、東京〜大阪を約8時間で結ぶ憧れの列車でした。
1970年 日本人初の登頂成功

グリーンランド・ナルサルスアークにある植村直己の記念プレート / ThatGuyOnline / CC BY-SA 4.0 / via Wikimedia Commons 松浦輝夫と植村直己がエベレスト頂上に立ち、日本山岳史に金字塔を築きました。
1979年 ねずみ講防止法施行
悪質な無限連鎖講が社会問題化したことを受け、全面的に違法化されました。
5月11日|誕生日の有名人

芸能人・タレント
浜田雅功
・お笑い芸人
└ お笑い界の大御所
└ ツッコミ担当
└ 結果発表でお馴染
兼近大樹
・お笑い芸人
└ EXITのボケ
└ チャラ男キャラ
└ 多方面で大活躍
ミンジュ
・歌手・アイドル
└ ILLITメンバー
└ ビジュアル担当
└ 抜群の歌唱力
朝井彩加
・声優
└ ユーフォ加藤葉月役
└ アニメ出演多数
└ 表現力豊かな声
スポーツ・偉人
アンドレス・イニエスタ
・サッカー選手
└ 元スペイン代表
└ 神戸でも活躍した
└ 世界最高峰のMF
リチャード・P・ファインマン
・物理学者
└ ノーベル物理学賞
└ 量子電磁力学
└ 偉大な物理学者
サルバドール・ダリ
・画家
└ シュルレアリスム
└ 奇才の芸術家
└ 記憶の固執
槙野智章
・サッカー選手
└ 元日本代表のDF
└ 熱いプレイが魅力
└ メディアでも活躍
アニメ・漫画キャラ
海堂薫
・青春学園中等部
└ 粘り強いプレイ
└ 必殺技はスネイク
└ 努力家の2年生
松原花音
・ハロハピのドラム
└ 頼まれると断れない
└ ハロハピのドラム
└ 迷子になりやすい
藤原愁
・風舞高校弓道部
└ 弓道の天才
└ 気品溢れる佇まい
└ 湊のライバル
伊藤千佳
・小学6年生
└ 本作のツッコミ役
└ 苦労人の主人公
└ まともな常識人
5月11日|誕生石&誕生花

5月11日の誕生石と誕生花を紹介します。
石&花に込められた意味や由来を、今日という日の彩りにどうぞ。
Red Spinel
レッドスピネル
努力・発展・自信
ラテン語の「棘」に由来する名を持ち、鋭利な八面体の結晶が鮮烈な深紅に輝く美しい鉱物です。
歴史的に王家の冠を飾ってきた誇り高き赤色は、自らを信じて前へ進む確かな自信を与えてくれます。
White Tulip
チューリップ(白)
待ちわびて
16世紀のトルコからヨーロッパへと渡り、かつての庭園文化に大きな変革をもたらした球根植物です。
新しい季節を静かに待ちわびるような清らかな純白の花びらが、心に穏やかな安らぎを届けてくれます。
5月11日|誕生日占い

王道の星座占いと、誕生日をもとにした数秘術を掛け合わせた性格診断・運勢占いです。
5月11日生まれは、牡牛座の「堅実な努力」と数秘11の「鋭い直感力」を兼ね備えた、理想を形にする天才タイプ。
性格と才能
- 鋭い直感で本質を見抜く
- 独自のセンスが光る
- 努力を惜しまない性格
- 思いやりがあり優しい
- 理想を形にする実行力
運勢・対人関係
- 対人:絆を深く大切にする
- 恋愛:一途で相手に尽くす
- 金運:直感を信じて大吉
- 幸運数:11
- 幸運色:シルバー
以上、参考までにどうぞ。
5月11日|今日の一言

5月11日が命日の詩人、萩原朔太郎の詩集『純情小曲集』より。
ふらんすへ行きたしと思へども
ふらんすはあまりに遠し
せめては新しき背廣をきて
きままなる旅にいでてみん。
汽車が山道をゆくとき
みづいろの窓によりかかりて
われひとりうれしきことをおもはむ
五月の朝のしののめ
うら若草のもえいづる心まかせに。
出典:『純情小曲集』
Sakutaro Hagiwara
遠くへ行けない日も、心は旅に出られる
萩原朔太郎 (1886-1942)
詩集『純情小曲集』におさめられた、「旅上(りょじょう)」という一篇です。
「ふらんすへ行きたし」と願いながら、すぐに「ふらんすはあまりに遠し」と書く。
憧れの国フランスは、当時、船で一月以上もかかる、あまりにも遠い場所でした。
萩原朔太郎は、学校に居場所がなく、授業中はいつも窓から空ばかり眺めていた少年だったと伝わります。
遠くへ行きたいのに、行けない——日本近代詩の父と呼ばれた人もまた、そんな宙づりの想いを抱えていたのかもしれません。
大きな憧れが遠くても、小さな一歩が心を遠くへ運んでくれる
それでも朔太郎は、ふらんすのかわりに新しい背広をきて、気ままな汽車の旅へ出かけようとします。
窓によりかかって、ひとり、うれしいことを思いめぐらせる。
五月の朝のしののめ、若草の萌えいづるままに——大きな夢が遠くても、心はすぐそこの小さな旅で晴れていくのです。
もし今日、行きたい場所に手が届かなくても。
新しい服に袖を通して、近くの街まで出かけてみる。
それだけで、ふさいでいた心は、五月の朝の空気のように、少し軽くなるかもしれません。
(雑学ならここ編集部より)
参考文献・出典
※その他、公開情報をもとに編集しています。


