「今日は何の日?」と気になって、歴史上の出来事を知りたい方へ。
7月31日に起きた歴史的な出来事を、年代順にピックアップして紹介します。
教科書に載るような大きな事件から、身近に起きた出来事まで、幅広く雑学としてまとめました。
7月31日の歴史・出来事

781年:富士山 最古の噴火記録

奈良時代末期のこの日、富士山が噴火し、降灰があったと伝えられています。これは平安時代に編纂された勅撰史書『続日本紀』に記された、富士山の噴火に関する現存最古の記録です。今では世界遺産として静かにそびえる富士山ですが、かつては荒々しく火を噴く活火山でした。1300年近く前の人々が見上げた灰降る空を想像すると、不思議な感慨がありますね。
1588年:アルマダの海戦 開始

この日、イギリス艦隊とスペインの「無敵艦隊(アルマダ)」が激突する海戦が始まりました。当時ヨーロッパ最強と謳われたスペイン艦隊でしたが、小回りの利くイギリス船の戦術や悪天候に苦しめられ、最終的に大敗。これを境にスペインの海上覇権は傾き、イギリスが海洋帝国へと飛躍するきっかけとなりました。歴史の潮目が変わった、まさに転換点の戦いです。
1703年:デフォー さらし台の刑
『ロビンソン・クルーソー』で知られる作家ダニエル・デフォーが、政治を風刺するパンフレットを書いた罪で「さらし台」の刑に処されました。本来は群衆から腐った野菜などを投げつけられる屈辱の刑罰ですが、彼に共感した人々はなんと花を投げて声援を送ったと伝えられています。罰がまるで凱旋のようになった、なんとも痛快なエピソードですね。
1905年:日本軍 樺太を占領

日露戦争の末期、この日、樺太(サハリン)を守るロシア軍が降伏勧告を受け入れ、日本軍による全島占領が事実上完了しました。この軍事的な既成事実は、直後に始まるポーツマス講和会議で大きな交渉材料となります。結果として南樺太が日本領となり、以後40年にわたって日本人が暮らす地となりました。一枚の地図の色が塗り替わる背景に、こうした駆け引きがあったことがうかがえます。
1936年:幻の東京五輪が決定

ベルリンで開かれたIOC総会で、1940年夏季オリンピックの東京開催が決定しました。アジア初の五輪となるはずの快挙でしたが、日中戦争の激化により日本は1938年に開催権を返上。「幻の東京オリンピック」として歴史に残ることになりました。実際に東京で五輪が実現するのは、それから24年後の1964年のことです。
1944年:星の王子さま作者 消える

『星の王子さま』の作者アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリが、偵察飛行に出たまま地中海上空で行方不明となりました。作家であり飛行士でもあった彼の最期は長く謎に包まれましたが、2000年にマルセイユ沖で機体の残骸が発見されています。空に消えた作者の物語は、まるで星の王子さまが自分の星へ帰っていったかのようで、多くの読者の胸を打ちました。
1948年:JFK空港 開港

ニューヨークの「アイドルワイルド空港」が、この日トルーマン大統領も出席する式典を経て、国際空港として正式に落成しました。この空港こそ、後に第35代大統領にちなんで改称された、現在の「ジョン・F・ケネディ国際空港(JFK)」です。世界有数の玄関口も、最初は別の名前で歩み出していたのですね。海外旅行でおなじみのあの空港の、意外なスタートでした。
1970年:英海軍ラム酒 廃止

この日はイギリス海軍で「ブラック・トット・デー」と呼ばれます。数百年続いた水兵へのラム酒の配給が、ついに廃止された日なのです。かつて船員にとって毎日のラム酒は何よりの楽しみでしたが、安全への配慮から最後の一杯が振る舞われました。別れを惜しんだ水兵たちが喪章をつけたという話もあり、伝統の終わりを物語っています。
1985年:戦艦大和を発見

東シナ海の水深約350メートルの海底で、潜水艇が巨大な沈没船を撮影しました。設計に携わった牧野茂氏らが映像を確認し、それが太平洋戦争で沈んだ戦艦「大和」であると確定。沈没から40年を経て、海の底に眠る世界最大級の戦艦がついにその姿を現した瞬間でした。深海に横たわる大和の映像は、多くの日本人に強い感慨を呼び起こしました。
1999年:GLAY 20万人ライブ
人気ロックバンドGLAYが、幕張メッセの特設会場で「GLAY EXPO '99 SURVIVAL」を開催しました。集まった観客はなんと約20万人。単独アーティストの有料ライブとしては、当時の世界記録ともいわれる空前の動員数を記録しました。ファンの間では7月31日が「GLAYの日」として親しまれており、まさに伝説と呼ぶにふさわしい一夜となりました。
7月31日の歴史まとめ

古代の富士山噴火から海戦、空に消えた作家、そして20万人を熱狂させたライブまで、7月31日は壮大なスケールと人間ドラマが交錯する一日でした。硬軟さまざまな出来事が並び、読み応えのあるラインナップです。
こうして振り返ると、今日は何の日とも思っていなかった毎日が、特別な出来事の連続だったことがわかります。
ぜひ、今日の雑学をきっかけに歴史の教養を深めてみてください。
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