8月23日は、暑さが和らぎ秋の気配が漂う頃。
そして、ディック・ブルーナの日でもあります。
本記事ではサクッと流し読みしたい方から
とことん深く知りたい方に向けて、今日の雑学を幅広く紹介。
8月23日という今日を知るための情報がここにあります。
それでは魂を込めた完全ガイドをどうぞ!
8月23日|今日は何の日?

※記念日は、定められた日付のまま載せています。旧暦がもとの記念日には、今の暦の日付を書き添えています。くわしくは日付の決め方をご覧ください。
処暑
二十四節気の一つである処暑は、暑さが和らぎ、朝夕に涼しい風が吹き始める時期を指します。「処」には「落ち着く」という意味があり、厳しい残暑もこの頃を境に次第に落ち着きを見せます。ただし、日中はまだ暑い日も多く、台風の襲来が増える季節でもあります。秋の虫の音が聞こえ始め、穀物が実り始めるなど、少しずつ秋の気配を感じられるようになる頃です。
奴隷貿易とその廃止を記念する国際デー

1791年8月22日の夜から23日にかけて、フランス植民地であったサン=ドマング(現在のハイチ)で、大西洋奴隷貿易廃止の重要なきっかけとなる大規模な奴隷の反乱(ハイチ革命の始まり)が起きたことにちなんで、ユネスコが制定しました。大西洋奴隷貿易の悲劇を記憶に留め、人類の歴史における人種差別や抑圧の事実を次世代に伝えるとともに、現代の奴隷制や人身売買の撲滅を呼びかける日となっています。
白虎隊自刃の日

慶応4年(1868年)の旧暦8月23日(新暦では10月8日)、戊辰戦争の会津戦争において、会津藩の少年兵部隊「白虎隊」の士中二番隊員が、飯盛山で自刃した出来事に由来します。戦いに敗れて飯盛山にたどり着いた彼らは、燃え上がる城下町を望み、鶴ヶ城が落ちたものと思い定めたと伝えられています。武士としての誇りを貫き、16歳から17歳の若き隊員20名が命を絶ちました。うち一人だけが助けられて命をとりとめ、今も悲劇として語り継がれています。
ディック・ブルーナの日

世界中で愛されるウサギのキャラクター「ミッフィー(うさこちゃん)」の生みの親である、オランダの絵本作家ディック・ブルーナの誕生日(1927年8月23日)を記念して制定されました。彼の作品は、シンプルで温かみのある線と、ブルーナカラーと呼ばれる鮮やかな色使いが特徴です。多くの人々に夢と希望を与え続けてきた彼の功績を称える日となっています。
一遍忌

鎌倉時代中期の僧侶であり、時宗の開祖である一遍上人の命日(正応2年〈1289年〉の旧暦8月23日、西暦に換算すると9月9日)です。一遍は、念仏を唱えながら全国を巡り歩く「遊行(ゆぎょう)」を行い、「南無阿弥陀仏」と書かれたお札を配る「賦算(ふさん)」によって多くの民衆を救済しました。念仏の喜びを表現する「踊念仏(おどりねんぶつ)」を広めたことでも知られ、各地の時宗寺院で法要が営まれます。
8月23日|語呂合わせ記念日

はつみ(823)の日
茨城県古河市に本社を置き、運送・倉庫事業などを手がける「株式会社初見(はつみ)運輸倉庫」が、従業員とその家族へ「ありがとう」の感謝を伝える日にしようと制定しました。日付は「は(8)つ(2)み(3)」の語呂合わせに由来しています。
8月23日|食べ物の記念日

油の日

京都府大山崎町にある離宮八幡宮と、油脂事業を手がけるカネダ株式会社が共同で制定した記念日です。貞観元年(859年)の旧暦8月23日(西暦に換算すると9月23日)、清和天皇の勅命によって九州の宇佐八幡宮が大山崎の地へと遷宮されたことが由来とされています。この社は後に離宮八幡宮と呼ばれ、長木(ながき)という道具を用いて荏胡麻(えごま)から油を搾る製法を生み出し、日本の製油発祥の地とされています。暮らしに欠かせない油に、あらためて思いをはせる一日です。
8月23日|歴史上の出来事

※出来事は、今の暦(新暦)の日付を基本に載せています。くわしくは日付の決め方をご覧ください。
常磐線が全通(1898年)

1898年、日本鉄道の田端から岩沼までが全通しました。磐城線の久ノ浜から小高までが開業したことで、東京から太平洋沿いに宮城へ至る現在の常磐線ルートが繋がり、東北地方の物流網が大きく発展する基盤となりました。海沿いを縦貫するこの路線は、人や物の往来を活発にし、沿線地域の近代化を後押ししました。
その他の出来事
1929年 萬代橋が竣工

信濃川に架かる萬代橋(2009年撮影) / User: (WT-shared) Shoestring at wts wikivoyage / CC BY-SA 4.0 / via Wikimedia Commons 信濃川にかかる鉄筋コンクリート造の6連アーチ橋で、後に国の重要文化財に指定されました。
1953年 プロ野球初TV中継

中継の舞台となった西宮球場の後年の姿(1999年撮影) / Own work / CC BY-SA 3.0 / via Wikimedia Commons NHKが西宮球場のナイターを中継し、茶の間に野球中継が普及する先駆けとなりました。
2015年 北斗星が運行終了

東北本線を走る寝台特急「北斗星」(2010年撮影) / Wikimedia Commons 上野と札幌を結んだ豪華寝台特急で、最終列車の到着により27年の歴史に幕を下ろしました。
8月23日|誕生日の有名人

8月23日生まれの有名人の中から、代表的な人物をジャンル別に紹介します。
芸能人・タレント
岡江久美子
・女優・タレント
└ 明るい人柄
└ 朝の顔として
└ 広く親しまれた
リヴァー・フェニックス
・俳優
└ スタンド・バイ・ミー
└ 若き天才俳優
└ 弟はホアキン
AKIRA
・ダンサー・俳優
└ EXILEの
└ 中心メンバー
└ 俳優業でも活躍
DJ松永
・DJ・タレント
└ 世界一のDJ
└ ユニットでも
└ 多方面で活躍
スポーツ・偉人
ルイ16世
・フランス国王
└ ブルボン朝の
└ 激動の時代を
└ 生きた国王
中島翔哉
・プロサッカー選手
└ 高い技術と
└ 創造性溢れる
└ プレーが特徴
森保一
・サッカー監督
└ 日本代表監督
└ 粘り強い指揮
└ 数々の名勝負
井手口陽介
・プロサッカー選手
└ 豊富な運動量
└ 中盤での強烈な
└ タックルが魅力
アニメ・漫画キャラ
悲鳴嶼行冥
・岩柱の鬼殺隊士
└ 圧倒的強さと
└ 慈悲深い涙が
└ 印象的な傑物
テマリ
・砂隠れの里の忍
└ 巨大な扇子を
└ 豪快に操る
└ 姉御肌な女性
スコール・レオンハート
・VIIIの主人公
└ ガンブレード使い
└ SeeDの傭兵
└ クールな一匹狼
とたけけ
・流しのミュージシャン
└ ギター片手に
└ 数々の名曲を
└ 弾き語る犬
8月23日|誕生石&誕生花

8月23日の誕生石と誕生花を紹介します。
石&花に込められた意味や由来を、今日という日の彩りにどうぞ。
Opal
オパール
希望・幸運・忍耐
水分を含んで虹色の遊色効果を放つこの美しい石は、貴石を意味するラテン語に由来しています。
古代ローマで愛と希望の象徴とされた神秘的な輝きは、日々の暮らしに豊かな創造力をもたらしてくれます。
Torenia
ナツスミレ
秘密
ベトナムなどインドシナを原産とし、夏から秋にかけてスミレに似た愛らしい花を次々と咲かせます。
涼しげな花姿の中に秘めた芯の強さは、静かな日常の風景にささやかな彩りと癒やしを添えてくれます。
8月23日|誕生日占い

王道の星座占いと、誕生日をもとにした数秘術を掛け合わせた性格診断・運勢占いです。
8月23日生まれは、乙女座の「繊細な分析力」と数秘5の「自由な行動力」を兼ね備えた、身軽な完璧主義タイプ。
性格と才能
- 状況の把握が早い
- フットワークが軽い
- 細かい気配りが得意
- 好奇心から学ぶ姿勢
- 計画的ながら柔軟
運勢・対人関係
- 対人:広く浅く交流する
- 恋愛:知的な会話を好む
- 金運:自己投資でアップ
- 幸運数:5
- 幸運色:ターコイズ
以上、参考までにどうぞ。
8月23日|今日の一言

8月23日を命日とする鎌倉時代の僧・歌人、一遍(いっぺん)の和歌を伝える『一遍聖絵』より。
旅ごろも
木の根かやの根
いづくにか
身の捨てられぬ
処あるべき
出典:『一遍聖絵』
Ippen
帰る場所がなくても、休んでいい
一遍 (1239-1289)
一遍は伊予国、いまの愛媛県の武士の家に生まれました。
けれど一族は争いのなかで力を失い、父の死をきっかけに、彼は家も名も手放して旅に出ます。
以後十六年、決まった住まいを持たないまま、木の根もとや草のうえで眠りながら全国を歩き続けました。
この歌は、近江の関寺に立ち寄ったころに詠まれたものと伝えられています。
帰る家がないという事実は、彼にとっても、けっして軽いものではなかったはずです。
身を横たえられない場所など、どこにもない
自分の居場所がない、と感じてしまう夜があります。
ここは本当は自分のいるべき場所ではないのかもしれない、と思いはじめると、いま立っている床までが急に頼りなく思えてきます。
一遍が見ていたのは、居場所を手に入れることではなく、いまいるその場所がもう自分を受けとめてくれている、という側のことでした。
木の根でも、草の上でも、身を横たえればそこが休む場所になる。
今夜あなたが眠る場所も、きっとそういう場所です。
(雑学ならここ編集部より)
参考文献・出典
※その他、公開情報をもとに編集しています。




