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t9月5日|歴史上の出来事を年代順にまとめ【今日は何の日?】

9月5日 歴史上の出来事

「今日は何の日?」と気になって、歴史上の出来事を知りたい方へ。

9月5日に起きた歴史的な出来事を、年代順にピックアップして紹介します。

教科書に載るような大きな事件から、身近に起きた出来事まで、幅広く雑学としてまとめました。

9月5日の歴史・出来事

歴史上の出来事

1698年:ピョートルのひげ税

ロシアでひげ税を納めた人に発行された1705年と1725年のひげトークン
ロシアのひげ税で発行された1705年と1725年のひげトークン / Wikimedia Commons

ロシアのピョートル大帝が「ひげ税」を導入したのがこの日です。西欧化を進める皇帝は、長いひげを「時代遅れの象徴」とみなし、ひげを生やしたい者には税金を課しました。税を納めた人には「ひげ料金支払い済み」を示すコインまで発行されたというから驚きです。身分によって税額は異なり、貴族や商人には高額が課されました。国を近代化したい皇帝の執念が、まさかの「ひげ」に向かったユニークな政策です。

1793年:恐怖政治の始まり

革命裁判所で裁かれる被告人を描いたフランス革命期の版画
恐怖政治期とみられる革命裁判所の法廷を描いた版画 / Wikimedia Commons

フランス革命のさなか、国民公会が「恐怖を日常の秩序とせよ」と宣言したのがこの日とされ、いわゆる「恐怖政治」の始まりと位置づけられています。ロベスピエールらが主導したこの時期、反革命の疑いをかけられた多くの人々がギロチンへ送られました。理想を掲げて始まった革命が、やがて疑心暗鬼の粛清へと突き進んでいく転換点です。歴史の暗部として、今も語り継がれています。

1885年:世界初の給油ポンプ

雑誌に掲載されたS・F・バウザー社のガソリンポンプ広告
1910年の雑誌に掲載されたS・F・バウザー社のガソリンポンプ広告 / Internet Archive Book Images / No restrictions / via Wikimedia Commons

アメリカ・インディアナ州で、シルバナス・バウザーが世界初の「自動計量式給油ポンプ」を販売したのがこの日です。実はこのとき、まだ自動車は普及しておらず、当初はランプ用の灯油を計量するための装置だったのです。やがて自動車時代が到来すると、この発明はガソリンスタンドの原型として大活躍することになります。時代を先取りしすぎた発明が、後に世界を支える存在になった好例です。

1882年:初のレイバーデー

1882年9月5日にニューヨークで行われたアメリカ初のレイバーデー・パレードの挿絵
ニューヨークで行われたアメリカ初のレイバーデー・パレードを伝える挿絵 / Wikimedia Commons

ニューヨークで、アメリカ初の「労働者の日(レイバーデー)」のパレードが行われたのがこの日です。約1万人もの労働者がブロードウェイを行進し、労働環境の改善を訴えました。長時間労働が当たり前だった当時、働く人々が連帯して声を上げた歴史的な一日です。これがきっかけとなり、のちにアメリカの国民的祝日へと発展しました。9月の風物詩は、労働者たちの行進から始まったのです。

1963年:草加次郎事件

東京の地下鉄銀座線・京橋駅で、走り出す直前の電車内に仕掛けられた時限爆弾が爆発し、乗客10人が重軽傷を負ったのがこの日です。これは「草加次郎」と名乗る人物が起こした一連の脅迫・爆破事件の一つでした。有名人への脅迫状や予告など、当時の人々を不安に陥れたこの事件は、結局犯人が捕まらないまま時効を迎えた未解決事件として知られています。

1972年:ミュンヘン事件

西ドイツのミュンヘン五輪で、パレスチナの武装組織「黒い九月」がイスラエル選手団の宿舎を襲撃したのがこの日です。選手やコーチが人質に取られ、最終的にイスラエル選手団11人全員が死亡する悲劇となりました。平和の祭典であるはずのオリンピックが、テロの舞台となった衝撃の事件です。これ以降、世界の大規模イベントにおける警備体制が大きく見直されるきっかけとなりました。

1977年:初の国民栄誉賞

プロ野球・巨人の王貞治選手が、第1号となる国民栄誉賞を受賞したのがこの日です。2日前の9月3日に本塁打の世界記録(当時756号)を打ち立てた偉業をたたえての授賞でした。実はこの賞、王選手の快挙をきっかけに新設されたもの。国民に親しまれ、社会に明るい話題を与えた人に贈られる名誉ある賞として、その後も多くのスターたちに受け継がれていきました。日本中が沸いた、記念すべき一日です。

1977年:ボイジャー1号打上げ

タイタンIIIセントールロケットで打ち上げられるボイジャー1号
1977年9月5日に打ち上げられるボイジャー1号 / Wikimedia Commons

NASAの無人探査機「ボイジャー1号」が打ち上げられたのがこの日です。木星や土星を間近で観測し、数々の貴重なデータを地球に送り届けました。さらにこの探査機には、地球の音や音楽、各国の挨拶を収めた「ゴールデンレコード」が搭載されています。いつか宇宙人が見つけてくれることを願って積み込まれたのです。今も太陽系の外を旅し続ける、人類最遠の使者となっています。

1980年:ゴッタルド道路トンネル

スイスのゴッタルド道路トンネル北側入口
ゴッタルド道路トンネルの北側入口 / Hellmaster ru / CC BY-SA 3.0 / via Wikimedia Commons

スイスのアルプスを貫く「ゴッタルド道路トンネル」が開通したのがこの日です。全長およそ17キロメートル(16.9km)におよび、開通当時は世界最長の道路トンネルでした。険しい山々に阻まれていた南北の交通が、このトンネルによって劇的に便利になりました。雪深い峠を越えずに移動できるようになり、ヨーロッパの物流や観光を大きく支える大動脈となったのです。

1984年:ディスカバリー初飛行

初飛行STS-41Dを終えて着陸するスペースシャトル・ディスカバリー
初飛行STS-41Dを終えて着陸するディスカバリー / Wikimedia Commons

スペースシャトル「ディスカバリー」が、初飛行を終えて無事に帰還したのがこの日です。8月30日に打ち上げられ、6人の乗組員を乗せて宇宙で任務を遂行しました。このディスカバリーは、のちにシャトル史上最多となる39回もの飛行をこなす「働き者」として活躍します。ハッブル宇宙望遠鏡の打ち上げなど、数々の名場面を支えた名機の、輝かしいキャリアのスタートとなった一日です。

1997年:マザー・テレサ逝去

1985年にホワイトハウスを訪れたマザー・テレサ
1985年、ホワイトハウスで撮影されたマザー・テレサ / Wikimedia Commons

「カルカッタの聖女」と呼ばれたマザー・テレサが、87歳でこの世を去ったのがこの日です。17歳で貧しい人々に生涯をささげる決意をし、インドを拠点に半世紀以上にわたって世界中の貧困層や病人に寄り添い続けました。その活動はノーベル平和賞にも輝いています。亡くなった後、カトリック教会によって聖人に列せられ、現在も多くの人々の心の中で生き続けています。

9月5日の歴史まとめ

歴史上の出来事のまとめ

9月5日は、宇宙への挑戦や記念すべき栄誉がある一方で、テロや未解決事件といった影の側面も併せ持つ、光と闇が交差する一日でした。

こうして振り返ると、今日は何の日とも思っていなかった毎日が、特別な出来事の連続だったことがわかります。

ぜひ、今日の雑学をきっかけに歴史の教養を深めてみてください。

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