「今日は何の日?」と気になって、歴史上の出来事を知りたい方へ。
12月10日に起きた歴史的な出来事を、年代順にピックアップして紹介します。
教科書に載るような大きな事件から、身近に起きた出来事まで、幅広く雑学としてまとめました。
12月10日の歴史・出来事

1520年:ルター教皇令を焼く

宗教改革の口火を切ったマルティン・ルターが、この日「自説を撤回しなければ破門する」という教皇レオ10世の警告文書を、人々の前で焼き捨てました。教会の頂点に真っ向から「ノー」を突きつけた象徴的な行動です。結局ルターは破門されますが、その思想は燃え広がり、ヨーロッパの宗教地図を塗り替えていくことになりました。
1901年:第1回ノーベル賞授賞式

記念すべき第1回ノーベル賞の授賞式が、スウェーデンのストックホルムで行われました。この日が選ばれたのは、創設者アルフレッド・ノーベルの命日にちなんだもの。ダイナマイトの発明で巨万の富を得た彼が、遺言で「人類に最も貢献した人へ贈れ」と残したのが始まりです。以来、毎年12月10日に授賞式が開かれています。
1901年:田中正造の直訴

足尾銅山の鉱毒に苦しむ農民を救おうと、政治家・田中正造が明治天皇に直訴を試みたのもこの日でした。議会での訴えに限界を感じた彼は、議員を辞してまで命がけの行動に出たのです。直訴自体は失敗に終わりますが、この一件で公害問題が一気に世間の注目を集め、日本初の公害事件として歴史に刻まれました。
1935年:阪神タイガース創立
プロ野球の名門・阪神タイガースの前身、「大阪野球倶楽部(大阪タイガース)」がこの日に創立されました。読売巨人軍に次いで誕生した日本で2番目に古い球団です。「六甲おろし」の歌声とともに、いまも熱狂的なファンに支えられる虎の歴史は、ここから始まりました。90年近い伝統を持つ老舗球団なのですね。
1948年:世界人権宣言を採択

第3回国連総会で「世界人権宣言」が採択されました。第二次世界大戦の悲惨な反省から、「すべての人間は生まれながらに自由で平等である」とうたった、人類共通の理想を掲げた宣言です。これを記念して12月10日は「世界人権デー」となりました。ノーベル賞授賞式と同じ日というのも、なんだか象徴的ですね。
1952年:二十四の瞳が刊行
壺井栄の名作小説『二十四の瞳』が刊行されました。小豆島を舞台に、女性教師「おなご先生」と12人の教え子たちの絆を、戦争の時代とともに描いた物語です。タイトルの「二十四の瞳」は、12人の子どもたちの瞳の数のこと。映画化もされ、戦争の悲しさと教育の尊さを伝える作品として、長く読み継がれています。
1960年:特急はつかり登場

蒸気機関車に代わる、日本初の気動車(ディーゼル)特急「はつかり」がこの日に運転を開始しました。煙を吐く蒸気機関車から、近代的な特急へ。鉄道が新しい時代へと踏み出した瞬間です。当初は故障も多く「がっかりはつかり」と揶揄されたこともありましたが、その後の特急網発展の礎となった記念すべき一歩でした。
1968年:三億円事件発生
戦後最大の未解決事件といわれる「三億円事件」が、東京・府中市で発生しました。白バイ警官に扮した男が「車に爆弾が仕掛けられている」と現金輸送車を停め、約3億円を奪って逃走。わずか数分の犯行で、ケガ人も出さずに大金を奪い去りました。犯人は捕まらないまま時効が成立し、今も多くの謎を残したままです。
1997年:beatmania稼働開始
コナミの『beatmania』が、この日にアーケードで稼働を開始しました。DJ気分でターンテーブルとボタンを操作する画期的なゲームで、音楽ゲーム(音ゲー)ブームの火付け役となりました。ここからゲームセンターには次々と音ゲーが並び、一大ジャンルへと成長。日本のゲーム文化に新しい風を吹き込んだ記念碑的な作品です。
12月10日の歴史まとめ

ノーベル賞や世界人権宣言といった人類の理想を掲げる出来事と、三億円事件のような世間を騒がせた事件が同居する、なんとも多彩な一日でした。文化・スポーツ・事件と、振り幅の大きさが印象的ですね。
こうして振り返ると、今日は何の日とも思っていなかった毎日が、特別な出来事の連続だったことがわかります。
ぜひ、今日の雑学をきっかけに歴史の教養を深めてみてください。
12月10日関連ページ
- 今日は何の日 12月10日【総合版】
(記念日、出来事、誕生日のダイジェスト・誕生花・誕生石・誕生日占い・今日の一言) - 12月10日有名人の誕生日一覧
- 12月10日の食べ物記念日