9月9日は、菊が薫る秋の節目。
そして、無病息災を願う重陽の節句でもあります。
本記事ではサクッと流し読みしたい方から
とことん深く知りたい方に向けて、今日の雑学を幅広く紹介。
9月9日という今日を知るための情報がここにあります。
それでは魂を込めた完全ガイドをどうぞ!
9月9日|今日は何の日?

重陽の節句・菊の節句
9月9日は五節句のひとつ「重陽(ちょうよう)の節句」です。古来中国では奇数が縁起の良い「陽」の数とされ、最も大きい陽の数「9」が重なるこの日を祝い、無病息災や不老長寿を願う風習がありました。旧暦の9月は菊が美しく咲く時期であることから「菊の節句」とも呼ばれ、菊酒を飲んだり、菊の花を飾ったりして邪気を払うのが伝統的な過ごし方です。
カーネルズ・デー
ケンタッキーフライドチキン(KFC)の創業者であり、世界中で親しまれている「カーネル・サンダース」の誕生日(1890年9月9日)にちなんだ記念日です。彼が独自のフライドチキンのレシピを手に本格的な売り込みを始めたのは65歳の頃。いくつになっても挑戦を続けた彼の精神を称え、毎年この時期にはKFCで様々なキャンペーンやイベントが開催されています。
オオサンショウウオの日
京都水族館が制定した記念日です。9月上旬はオオサンショウウオが繁殖期に入って行動が活発になり、その姿が観察しやすくなることと、「9」という数字の形がオオサンショウウオの丸まった姿に似ていることに由来しています。国の特別天然記念物にも指定されている「生きた化石」の生態を、もっと多くの人に知ってもらおうと開館当初から親しまれてきたイベントが行われます。
世界占いの日
一般社団法人・日本占術協会が1999年に制定しました。「重陽の節句」であり運気が切り替わる節目の日であることや、占いは運命の「救急(99)」であるという意味合いが込められています。さらに、ノストラダムスの終末予言の日とされた1999年9月9日が話題になったことなど様々な意味が重なった日で、鑑定会などのイベントが各地で開かれます。
9月9日|語呂合わせ記念日

救急の日
「きゅう(9)きゅう(9)」の語呂合わせから、厚生省(現在の厚生労働省)と消防庁が1982年に制定しました。救急医療や救急業務について国民に正しく理解してもらい、医療関係者の意識を高めようという日です。この日を含む1週間は「救急医療週間」とされ、全国各地で心肺蘇生法やAEDの使い方などを学ぶ講習会が実施されます。
チョロQの日
株式会社タカラ(現在のタカラトミー)が販売する人気のおもちゃの車「チョロQ」の記念日です。「チョロQ」の「Q(キュー)」を「9」にかけた語呂合わせにちなんで制定されました。1980年の発売以来、後ろに引いて手を離すと走り出す「プルバックモーター」の仕組みと、可愛らしくデフォルメされたデザインで、世代を超えて愛され続けています。
九九の日
「く(9)く(9)」の語呂合わせから、石川県小松市の西満憲さんが制定しました。夏休み明けのこの時期に、算数の基礎である「九九」をはじめ物事の基礎・基本をもう一度見直してほしい、という想いが込められています。数字や計算の面白さに、あらためて初心に返って触れてみたくなる日です。
グーグーの日
お腹が空いたときに鳴る「グー(9)グー(9)」の音にちなんで、株式会社電通内の「ノーペコ ラボ」が制定しました。子どもと食にまつわる問題を、みんなで楽しく考えて行動しようという日で、食料廃棄を減らして世界の子どもの飢餓をなくそうと、企業や団体と力を合わせた取り組みが広がっています。
9月9日|食べ物の記念日

栗きんとんの日
和菓子「栗きんとん」発祥の地として知られる岐阜県中津川市が制定しました。9月9日の「重陽の節句」には栗を食べて長寿を願う風習(栗節句)があったことにちなみ、秋の味覚である栗を使った伝統的な和菓子の美味しさを全国に広めようと定められました。毎年この日には、JR中津川駅前広場の「栗きんとん発祥の地」の石碑前で神事が行われ、栗きんとんの無料配布も実施されます。
9月9日|歴史上の出来事

桐生祥秀が9秒台(2017年)
2017年9月9日、福井で開催された日本学生陸上競技対校選手権の100m走で、桐生祥秀選手が「9秒98」を記録しました。これは日本人として初めて10秒の壁を突破した瞬間であり、長年の悲願が達成された歴史的な一本となりました。日本短距離界にとって大きな転換点となった出来事です。
その他の出来事
1983年 ファミコン版マリオ発売
土管などシリーズの定番要素が登場し、マリオが初めて主役を務めた記念碑的な作品です。1991年 SMAPがCDデビュー
前日には西武園ゆうえんちでイベントを開き、後に国民的グループへと成長していきました。2009年 ビートルズ盤世界発売
1987年以来初のリマスターで、日本は時差により世界最速発売となり話題を集めました。2014年 Apple Watch発表
iPhone6と同時に披露され、スマートウォッチ市場が世界的に拡大する契機となりました。2021年 アライズ発売
シリーズ25周年記念作で、全世界で300万本を超える売り上げを記録しました。2022年 スプラ3発売
発売3日間で国内345万本を突破し、当時のSwitch向けソフト最高記録となりました。
9月9日|誕生日の有名人

芸能人・タレント
大塚愛
・シンガーソングライター
└ 歌『さくらんぼ』
└ 紅白歌合戦出場
└ 楽曲提供も行う
ヒュー・グラント
・イギリス出身の俳優
└ 映画『ラブ・アク』
└ ラブコメの帝王
└ Gグローブ賞受賞
坪倉由幸
・お笑いトリオ「我が家」
└ 俳優としても活躍
└ 多数のドラマ出演
└ コント職人
中村静香
・グラビアアイドル・女優
└ グラビアで活躍
└ 飲みっぷりが話題
└ 多数のドラマ出演
スポーツ・偉人
ルカ・モドリッチ
・クロアチアのサッカー選手
└ バロンドール受賞
└ レアル所属
└ W杯準優勝主将
レフ・トルストイ
・ロシアの小説家・思想家
└ 小説『戦争と平和』
└ アンナカレーニナ
└ ロシア文学の巨匠
カーネル・サンダース
・ケンタッキーフライドチキン
└ KFC創業者
└ 60代での起業
└ 白いスーツが象徴
山崎福也
・プロ野球選手(投手)
└ 打撃が得意な左腕
└ 2ケタ勝利達成
└ 脳腫瘍を克服
アニメ・漫画キャラ
白銀御行
・秀知院学園の生徒会長
└ 努力型の天才生徒会長
└ かぐやと頭脳戦
└ 妹想いな性格
佐藤寿也
・主人公の親友で捕手
└ 天才的な強肩強打
└ 茂野吾郎の相棒
└ メジャー本塁打王
島耕作
・大手電機メーカーの社員
└ 課長から会長へ
└ ビジネスマンの星
└ 弘兼憲史の代表作
九条ひかり
・シャイニールミナスに変身
└ ルミナスに変身
└ クイーンの欠片
└ タコカフェ店員
9月9日|誕生石&誕生花

9月9日の誕生石と誕生花を紹介します。
石&花に込められた意味や由来を、今日という日の彩りにどうぞ。
White South Sea Pearl
白蝶真珠
健康・長寿・無垢
南国の豊饒な海で育まれるこの真珠は、白蝶貝から生まれる大粒で重厚な輝きが特徴です。
おおらかな海の恵みを宿す虹色の艶めきは、心に穏やかな安らぎと健やかな希望を与えてくれます。
White Begonia
ベゴニア(白)
親切
熱帯の瑞々しい気候を好むこの植物は、左右非対称のふっくらとした葉と可憐な白い花を咲かせます。
どんな環境でもたくましく育つその姿は、周囲を温かく見守るような優しさと親愛の情を感じさせます。
9月9日|誕生日占い

王道の星座占いと、誕生日をもとにした数秘術を掛け合わせた性格診断・運勢占いです。
9月9日生まれは、乙女座の「鋭い分析力」と数秘9の「深い思いやり」を兼ね備えた、賢く優しいサポータータイプ。
性格と才能
- 観察力に優れている
- 完璧を求める努力家
- 人の痛みがわかる
- 奉仕の精神が強い
- ロマンチストな一面
運勢・対人関係
- 対人:聞き上手で人気者
- 恋愛:一途に尽くす恋
- 金運:計画的で安定感有
- 幸運数:9
- 幸運色:ネイビーブルー
以上、参考までにどうぞ。
9月9日|今日の一言

9月9日生まれのドイツ・ロマン派の詩人、クレメンス・ブレンターノの歌芝居『Die lustigen Musikanten』より。
Hör', es klagt die Flöte wieder,
Und die kühlen Brunnen rauschen.
Golden wehn die Töne nieder,
Stille, stille, laß uns lauschen!
Holdes Bitten, mild Verlangen,
Wie es süß zum Herzen spricht!
Durch die Nacht, die mich umfangen,
Blickt zu mir der Töne Licht.
― 大意 ―
また笛が嘆き、泉がささやく。
金色に音が降りてくる。
静かに、静かに、耳を澄まそう。
私を包む夜から、音の光が見つめる。
出典:『Die lustigen Musikanten』
Clemens Brentano
聞こえないのではなく、まだ静かにしていないだけ
クレメンス・ブレンターノ (1778-1842)
1802年の冬、二十四歳のブレンターノは、デュッセルドルフの一座のために小さな歌芝居をたった四日で書き上げました。
そのなかに、この八行は置かれています。
歌うのは、街から街へ流れて暮らす二人の楽師。娘のファビオラと、目の見えない父のピアストです。
前半の二行を娘が歌い、「金色に音が降りてくる」と受けるのは、父のほうでした。
光を見ることのない人が、音を金色だと言うのです。
そして最後の二行も、また父が歌います。私を包んでいる夜のむこうから、音の光がこちらを見ている、と。
見えないはずの人の口から、いちばん明るい言葉が出てくる。ブレンターノはそういう場面を書きました。
静かにしてはじめて、届いていたものに気づく
何も届いていない気がする日があります。
誰からも声がかからず、自分だけが暗がりに取り残されたように感じる夜が。
けれどこの詩は、そこで何かを探しに行こうとはしません。ただ「静かに、静かに」と、二度くりかえすだけです。
笛の音も泉の音も、ずっと前から鳴っていました。こちらが静かになった、その分だけ聞こえてきたのです。
届いていなかったのではなく、まだ耳が騒がしかっただけなのかもしれません。
今日の終わりに、少しだけ音を落としてみる。夜のむこうから、こちらを見ているものが、きっとあります。
(雑学ならここ編集部より)
参考文献・出典
※その他、公開情報をもとに編集しています。



