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2月16日|歴史上の出来事を年代順にまとめ【今日は何の日?】

2月16日 歴史上の出来事

「今日は何の日?」と気になって、歴史上の出来事を知りたい方へ。

2月16日に起きた歴史的な出来事を、年代順にピックアップして紹介します。

教科書に載るような大きな事件から、身近に起きた出来事まで、幅広く雑学としてまとめました。

2月16日の歴史・出来事

歴史上の出来事

1665年:大坂城天守に落雷炎上

1930年の建設中と1931年完成直後の大阪城天守閣
1930年の建設途中の姿と、1931年完成直後の三代目大阪城天守閣 / Wikimedia Commons

寛文5年のこの日、大坂城の天守閣に雷が落ち、炎上して焼失してしまいました。じつはこの天守、徳川幕府が豊臣時代のものを建て直した天守が完成してから、わずか約36年後の出来事でした。以後、大坂城の天守は再建されないまま明治を迎え、現在のものは昭和6年に市民の寄付で復興されたものです。私たちが目にする「大坂城」は、落雷で失われた天守の記憶を受け継ぐ三代目なのですね。

1804年:米軍トリポリ奇襲作戦

トリポリ港で炎上するフリゲート艦フィラデルフィアを描いた絵画
トリポリ港でのフリゲート艦「フィラデルフィア」焼却を描いた絵画 / Wikimedia Commons

第一次バーバリ戦争のさなか、アメリカ海軍のスティーブン・ディケーターが、海賊に拿捕されていた自国フリゲート艦「フィラデルフィア」を取り戻す作戦を決行しました。敵地トリポリ港に夜陰に紛れて潜入し、奪還が難しいと判断するや船を焼き払うという大胆な行動に出ます。のちに英国の提督ネルソンが「この時代最も大胆な行為」と評したと伝わる、若き海軍士官の伝説的な奇襲でした。

1883年:日本初の天気図が誕生

1883年3月1日に発表された日本初期の天気図
1883年3月1日に発表・配布された日本初の天気図 / Wikimedia Commons

明治16年のこの日、東京気象台がドイツ人気象学者クニッピングの指導のもと、日本で初めての天気図を作成しました。これを記念して2月16日は「天気図記念日」となっています。この日に作られた天気図をもとに、のちに印刷された天気図が新聞社や警察署などに配られるようになっていきました。今では当たり前にスマホで天気予報を確認できますが、その第一歩がこの日に刻まれたと思うと感慨深いですね。

1918年:リトアニアが独立宣言

1918年2月16日に採択されたリトアニア独立決議の手稿
1918年2月16日に採択されたリトアニア独立決議のリトアニア語手稿 / Tomas Stasiulevičius / CC BY-SA 4.0 / via Wikimedia Commons

第一次世界大戦の混乱のなか、ロシア帝国領となっていたリトアニアが、この日独立を宣言しました。バルト三国のひとつであるリトアニアにとって記念すべき建国の日であり、現在も「国家再建記念日」として祝われています。その後ソ連に併合される苦難の歴史も経験しますが、独立を求める民族の願いはこの2月16日の宣言に原点があるのです。

1923年:ツタンカーメンの墓開封

ツタンカーメン王墓の埋葬室入口に立つハワード・カーターら
ツタンカーメン王墓の埋葬室入口に立つハワード・カーターとカーナーヴォン卿 / Wikimedia Commons

イギリスの考古学者ハワード・カーターが、前年に発見していたツタンカーメンの王墓の埋葬室を、ついにこの日開封しました。漆喰の壁を取り除くと、そこには黄金に輝く副葬品が手つかずのまま眠っていたのです。この発見は世界中を熱狂させましたが、関係者の死が相次いだことから「ファラオの呪い」という伝説も生まれ、ミステリーとしても語り継がれています。

1937年:ナイロンの特許取得

研究室でナイロンを引き伸ばすウォーレス・カロザース
研究室でナイロンを引き伸ばすウォーレス・カロザース / Wikimedia Commons

アメリカのデュポン社の化学者ウォーレス・カロザースが、この日「ナイロン」の特許を取得しました。世界初の合成繊維であるナイロンは「石炭と水と空気から作られ、クモの糸より細く鋼鉄より強い」と宣伝され、ストッキングとして爆発的に売れました。私たちの衣類や日用品に欠かせない化学繊維時代の幕開けが、この発明から始まったのです。

1948年:教育漢字が告示される

戦後の国語改革のなか、この日「当用漢字別表」として881字の教育漢字と、漢字の読み方を定めた音訓表が内閣告示されました。膨大な漢字を整理し、学校で学ぶべき文字を絞り込もうとする取り組みです。現在の常用漢字や学年別漢字配当表のルーツでもあり、私たちが小学校で習う漢字の枠組みは、この時代の改革に端を発しているのですね。

1959年:カストロが首相就任

キューバ首相就任に際して署名するフィデル・カストロ
キューバ首相就任に際して署名するフィデル・カストロ(1959年2月16日) / Wikimedia Commons

キューバ革命によってバティスタ独裁政権を倒した革命軍の指導者フィデル・カストロが、この日キューバの首相に就任しました。当時まだ32歳の若さでした。その後アメリカと激しく対立し、キューバ危機など20世紀後半の国際政治の大きな焦点となります。冷戦時代を象徴する人物のひとりが、政権の表舞台に立った日でもありました。

1968年:米国初の911が開始

アメリカのアラバマ州ヘイレイビルで、この日アメリカ初の緊急通報番号「911」のシステムが運用を開始しました。それまでは火事も事件も電話番号がバラバラで、緊急時に困る人が多かったのです。3桁で警察・消防・救急につながる仕組みは画期的でした。日本の「110番」「119番」と同じく、シンプルな番号が人命を救う仕組みの始まりだったのですね。

1976年:記憶にございません

戦後最大級の汚職事件「ロッキード事件」をめぐり、この日衆議院予算委員会で証人喚問が始まりました。全国にテレビ中継されるなか、証人として呼ばれた小佐野賢治氏が連発した「記憶にございません」という言葉が、この年の流行語となります。以後この台詞は、追い詰められた政治家や官僚の常とう句として定着し、今もパロディとして使われ続けています。

2005年:京都議定書が発効

京都議定書の採択時に使用された木槌
1997年の京都議定書採択時に使用された木槌 / Jason Riedy / CC BY 2.0 / via Wikimedia Commons

地球温暖化を防ぐための国際的な枠組み「京都議定書」が、この日ついに発効しました。1997年に京都で採択された後、ロシアの批准によって発効条件が満たされたのです。先進国に温室効果ガスの排出削減を義務づけた歴史的な合意で、日本の地名がつく国際条約として広く知られています。気候変動対策の重要な一歩が、この日から正式にスタートしました。

2006年:神戸空港が開港

2006年に撮影された神戸空港と全日本空輸の旅客機
開港から約3か月後の神戸空港(2006年5月) / Hideyuki KAMON from Takarazuka / 宝塚市, Hyogo / 兵庫県, Japan / 日… / CC BY-SA 2.0 / via Wikimedia Commons

海上の人工島に建設された神戸空港が、この日開港しました。計画の試案公表から実に24年という長い歳月を経た開港でした。早朝に飛び立った1番機を、関係者が胸をなで下ろしながら見送ったといいます。関西には関西国際空港や大阪国際空港もあるなかでの船出で、その存在意義が議論されることもありましたが、近年は利用が拡大し成長を続けています。

2月16日の歴史まとめ

歴史上の出来事のまとめ

2月16日は、天気図やナイロン、緊急番号といった「暮らしの土台」が生まれた発明・発見の日であると同時に、ロッキード事件や京都議定書など社会を揺るがした出来事も多い、硬軟入り混じった一日でした。

こうして振り返ると、今日は何の日とも思っていなかった毎日が、特別な出来事の連続だったことがわかります。

ぜひ、今日の雑学をきっかけに歴史の教養を深めてみてください。

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