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3月14日|歴史上の出来事を年代順にまとめ【今日は何の日?】

3月14日 歴史上の出来事

「今日は何の日?」と気になって、歴史上の出来事を知りたい方へ。

3月14日に起きた歴史的な出来事を、年代順にピックアップして紹介します。

教科書に載るような大きな事件から、身近に起きた出来事まで、幅広く雑学としてまとめました。

3月14日の歴史・出来事

歴史上の出来事

1794年:綿繰り機の特許取得

イーライ・ホイットニーが取得した綿繰り機の特許図面
イーライ・ホイットニーの綿繰り機特許図面(1794年) / Wikimedia Commons

アメリカの発明家イーライ・ホイットニーが、綿花から種を取り除く「綿繰り機(コットンジン)」の特許を取得しました。手作業の何十倍もの速さで綿を処理できるこの機械は、南部の綿花栽培を一気に拡大させた一方で、皮肉にも奴隷労働の需要を増やす結果も招いたとされます。一台の機械が経済も社会も大きく動かした、産業革命を象徴する発明でした。

1872年:浜田地震が発生

1872年浜田地震の推定震度分布図
1872年浜田地震の推定震度分布図 / As6022014 / CC BY-SA 3.0 / via Wikimedia Commons

島根県西部の出雲・石見地域を、マグニチュード7.1の大地震が襲いました。「浜田地震」と呼ばれるこの災害では、家屋の倒壊や津波によって多くの犠牲者が出たと記録されています。明治政府が発足してまだ間もない時期に起きた大規模災害で、当時の地方の防災体制の脆さを示す出来事でもありました。日本が地震大国であることを改めて感じさせる一日です。

1885年:『ミカド』ロンドン初演

喜歌劇ミカドの1885年の公演ポスター
喜歌劇『ミカド』の公演ポスター(1885年) / Wikimedia Commons

ギルバート&サリヴァン作の喜歌劇『ミカド』が、ロンドンのサヴォイ劇場で初演されました。日本を舞台にしたコミカルな作品で、当時ヨーロッパで流行していた「ジャポニズム(日本趣味)」を背景に大ヒットを記録します。実際の日本とはかけ離れた架空の世界ですが、欧米の人々が抱いた東洋へのあこがれが詰まった作品として、今なお世界中で上演され続けています。

1927年:蔵相の失言で金融恐慌

昭和金融恐慌で東京中野銀行に殺到した預金者
昭和金融恐慌時の東京中野銀行の取り付け騒ぎ(1927年) / Wikimedia Commons

国会で片岡直温大蔵大臣が、まだ営業していた東京渡辺銀行を「とうとう破綻した」と誤って発言してしまいました。この失言が新聞で報じられると、翌日から預金者が一斉に引き出しに殺到し、取り付け騒ぎが連鎖して「昭和金融恐慌」へと発展します。たった一言が経済全体を揺るがした、政治家の発言の重みを象徴する出来事として語り継がれています。

1953年:バカヤロー解散

第4次吉田内閣に対する不信任決議が可決された衆議院本会議
第4次吉田内閣不信任決議が可決された瞬間(1953年3月14日) / Wikimedia Commons

衆議院が解散されましたが、これには面白い由来があります。きっかけは吉田茂首相が国会での答弁中、議員とのやりとりに腹を立てて「バカヤロー」とつぶやいてしまったこと。これがマイクに拾われて問題となり、内閣不信任案が可決、解散に至りました。日本の憲政史上、たった一言から名付けられた「バカヤロー解散」は、今も語り草になっています。

1942年:ペニシリン初の患者治療

ペニシリン工場の建設を呼びかける第二次世界大戦中のポスター
ペニシリンの増産を呼びかけた第二次世界大戦中のポスター / Wikimedia Commons

アメリカで、アン・ミラーという女性が「世界初のペニシリン治療を受けた患者」となりました。彼女は重い感染症で命の危機にありましたが、当時まだ実験段階だったこの抗生物質によって劇的に回復します。この成功が量産化を後押しし、ペニシリンは戦場でも多くの兵士の命を救うことに。「奇跡の薬」が人類の歴史を変える第一歩を踏み出した瞬間でした。

1965年:イリオモテヤマネコ発見

西表島に生息するイリオモテヤマネコ
西表島だけに生息するイリオモテヤマネコ / Iriomote Wildlife Conservation Center (IWCC) / CC BY 4.0 / via Wikimedia Commons

作家の戸川幸夫が沖縄・西表島で見つけた頭骨と毛皮が、新種のヤマネコであると鑑定されました。のちに「イリオモテヤマネコ」と命名され、20世紀最大の動物学的発見の一つとまで言われます。生息するのは西表島だけで、現在も100頭ほどしかいない絶滅危惧種。日本にこんな貴重な野生のネコがいたという事実は、何度聞いても驚かされます。

1970年:大阪万博が開幕

1970年4月に撮影された大阪万博の会場
日本万国博覧会の会場(1970年4月) / m-louis .® from Osaka, Japan / CC BY-SA 2.0 / via Wikimedia Commons

アジア初の国際博覧会「日本万国博覧会(大阪万博)」の開会式が行われ、翌日から一般公開が始まりました。前夜の春雪に薄化粧された会場に、岡本太郎の「太陽の塔」がそびえ立ち、半年間で6400万人を超える来場者を記録します。月の石やワイヤレステレホンなど未来の技術に人々は熱狂しました。高度経済成長期の日本の勢いを象徴する、まさに国民的イベントだったのです。

2008年:寝台特急が消滅

寝台特急なは・あかつきを牽引するED76形電気機関車
寝台特急「なは・あかつき」を牽引するED76形電気機関車 / Sui-setz / CC BY-SA 3.0 / via Wikimedia Commons

関西と九州を結んでいた寝台特急「なは」「あかつき」が、この日の運行を最後に廃止されました。これにより関西〜九州を結ぶ定期の寝台列車が姿を消すことに。かつては旅の風情を象徴する存在だったブルートレインも、新幹線や飛行機の発達で役目を終えていきました。鉄道ファンにとっては寂しい、しかし時代の移り変わりを感じさせる一日です。

2014年:アナ雪が日本公開

『アナと雪の女王』4K UHD予告編 / ディズニー・スタジオ公式

ディズニー映画『アナと雪の女王』が日本で公開されました。主題歌「Let It Go(ありのままで)」が社会現象となるほど大ヒットし、興行収入は254億円超えという空前絶後の記録を打ち立てます。子どもから大人まで口ずさみ、街中で歌声が響いたあの熱狂を覚えている方も多いはず。日本の映画史に残る大ブームを巻き起こした一作となりました。

2017年:ニホニウム命名式

ニホニウムの命名決定について記者会見する理化学研究所の研究者ら
ニホニウムの命名決定を発表した理化学研究所の研究者ら(2016年) / 研究振興局基礎研究振興課 / CC BY 4.0 / via Wikimedia Commons

東京・上野の日本学士院で、新元素「ニホニウム(元素記号Nh)」の命名記念式典が開かれました。原子番号113番のこの元素は、理化学研究所の森田浩介グループが発見したもの。欧米以外で初めて新元素の命名権を得た快挙で、その名は「日本」にちなんでいます。周期表に日本由来の名前が刻まれたという、科学史に残る誇らしい出来事でした。

3月14日の歴史まとめ

歴史上の出来事のまとめ

3月14日は、大阪万博やアナ雪、ニホニウムなど、日本が世界に存在感を示した華やかな出来事が目立つ一日でした。一方で地震や金融恐慌といった教訓も刻まれ、明暗が交差しています。

こうして振り返ると、今日は何の日とも思っていなかった毎日が、特別な出来事の連続だったことがわかります。

ぜひ、今日の雑学をきっかけに歴史の教養を深めてみてください。

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