※本記事は広告を含みます。掲載画像のうち、出典表示のないものはイメージ画像(AI生成・商品画像など)です。実物とは異なる場合があります。 今日の歴史

5月21日|歴史上の出来事を年代順にまとめ【今日は何の日?】

5月21日 歴史上の出来事

「今日は何の日?」と気になって、歴史上の出来事を知りたい方へ。

5月21日に起きた歴史的な出来事を、年代順にピックアップして紹介します。

教科書に載るような大きな事件から、身近に起きた出来事まで、幅広く雑学としてまとめました。

5月21日の歴史・出来事

歴史上の出来事

905年:古今和歌集を撰進

古今和歌集の現存最古級の写本断簡
『古今和歌集』高野切第一種の断簡 / Wikimedia Commons

平安時代の905年(旧暦4月15日)、紀貫之らが日本初の勅撰和歌集『古今和歌集』を醍醐天皇に撰進しました。天皇の命令で編まれた最初の和歌集で、後の文学に絶大な影響を与えます。仮名で書かれた紀貫之の「仮名序」は、和歌とは人の心を種としてよろずの言の葉になったもの、という有名な一節で始まり、日本文学史に燦然と輝く文章として今も親しまれています。

1792年:島原大変肥後迷惑

眉山崩壊と島原湾の津波被害を描いた古絵図
「島原大変肥後迷惑」を描いた絵図 / Wikimedia Commons

1792年(寛政4年)、噴火が続いていた雲仙岳で山体の一部(眉山)が大崩落しました。崩れ落ちた大量の土砂が島原湾になだれ込み、巨大な津波が発生。対岸の肥後(熊本)にも甚大な被害が及びました。「島原大変肥後迷惑」と呼ばれるこの災害は、日本の火山災害史上最悪級とされ、約1万5千人もの命が失われたと伝えられています。

1862年:寺田屋事件が起こる

寺田屋事件で命を落とした薩摩藩士・有馬新七の肖像
寺田屋事件の中心人物の一人、有馬新七を描いた肖像 / Wikimedia Commons

1862年(文久2年、旧暦4月23日)、京都・伏見の旅館「寺田屋」で寺田屋事件が起こりました。尊皇攘夷を掲げる薩摩藩の過激派志士たちを、薩摩藩主の父・島津久光が鎮圧しようとしたのです。説得は決裂し、同じ薩摩藩士同士が斬り合う凄惨な乱闘に発展。7人が命を落としました。幕末の動乱を象徴する、身内同士の悲劇として語り継がれています。

1877年:日本初の有人飛行

1877年(明治10年)、海軍が試作したガス気球「第一号球」が初飛行に成功しました。これは日本製の航空機による初の有人飛行とされています。陸軍が偵察用の軽気球の製造を海軍に依頼して実現したもので、最大で約200メートルの高度に達したと記録されています。ライト兄弟の動力飛行よりずっと前、日本人が空を見上げて挑んだ歴史の一ページです。

1881年:米国赤十字社が設立

アメリカ赤十字社を設立したクララ・バートン
アメリカ赤十字社の設立者クララ・バートン / Wikimedia Commons

1881年、看護師クララ・バートンの尽力により、アメリカ赤十字社が設立されました。南北戦争で負傷兵の看護に奔走したバートンは「戦場の天使」と呼ばれた人物。ヨーロッパで赤十字活動を知り、帰国後に粘り強い働きかけを続けて設立を実現させました。災害救援や人道支援を担う組織として、今日まで世界中で活動が受け継がれています。

1904年:FIFAが創立される

FIFA初代会長ロベール・ゲラン
FIFA初代会長ロベール・ゲラン / Wikimedia Commons

1904年、フランスのパリで国際サッカー連盟(FIFA)が創立されました。フランス、ベルギー、オランダなど7か国が集まり設立されたこの組織は、現在ワールドカップを主催する世界最大級のスポーツ団体に成長。本部はスイスのチューリッヒに置かれています。サッカー人気が世界中へ広がる、その土台がこの日につくられたのです。

1927年:リンドバーグ偉業達成

大西洋単独無着陸飛行へ出発するリンドバーグの飛行機
ルーズベルト飛行場を離陸する「スピリット・オブ・セントルイス号」 / Wikimedia Commons

1927年、アメリカの青年飛行家チャールズ・リンドバーグが「スピリット・オブ・セントルイス号」でニューヨークを出発し、現地時間のこの日にパリへ到着。人類初の大西洋単独無着陸飛行を成し遂げました。約33時間半、たった一人で大海原を越えた25歳の偉業に世界中が熱狂。一夜にして英雄となり、航空時代の幕開けを象徴する出来事となりました。

1978年:成田空港に第1便

成田空港の開港からの歩みを紹介する公式動画 / 成田空港 Narita Airport【公式】

1978年(昭和53年)、前日に開港したばかりの新東京国際空港(現・成田国際空港)へ、記念すべき第1便が着陸しました。同時にホテルや京成本線の駅、新空港自動車道も開業し、日本の新たな空の玄関口が本格始動。建設をめぐっては長く激しい反対運動が続いた空港でもあり、その歴史の重みを感じさせる開港でした。

2009年:裁判員制度が開始

裁判員制度の概要を解説する公式動画 / 裁判所(COURTS IN JAPAN)

2009年(平成21年)、日本で裁判員制度がスタートしました。重大な刑事裁判において、国民から事件ごとに選ばれた裁判員が、プロの裁判官とともに有罪・無罪や量刑を判断する仕組みです。この日以降に起きた事件が対象となり、同年8月3日に初の裁判員裁判が行われました。司法を市民にとって身近なものにする、大きな制度改革でした。

2010年:あかつき打ち上げ

金星探査機あかつきを載せて打ち上げられるH-IIAロケット17号機
「あかつき」とIKAROSを載せたH-IIAロケット17号機の打ち上げ / Naritama (Narita Masahiro) / CC BY-SA 3.0 / via Wikimedia Commons

2010年(平成22年)、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が金星探査機「あかつき」と、小型ソーラー電力セイル実証機「IKAROS」を打ち上げました。IKAROSは太陽の光を帆に受けて進む世界初の宇宙ヨットとして成功を収め、あかつきも一度は金星周回軌道投入に失敗しながら、5年後に見事リベンジ。日本の宇宙開発の粘り強さを示した挑戦でした。

2012年:金環日食を観測

2012年5月に東京で観測されたリング状の金環日食
2012年に東京で観測された金環日食 / Nakae from Tokyo, Japan / CC BY 2.0 / via Wikimedia Commons

2012年(平成24年)の朝、日本の広い範囲で金環日食が観測されました。月が太陽の中央を隠し、リング状の光の輪が現れる現象です。とくに東京で金環日食が見られたのは実に173年ぶりとあって、大きな話題に。全国の人々が早起きして空を見上げ、専用グラス越しに「リング・オブ・ファイア」を楽しんだ、記憶に新しい天体ショーでした。

5月21日の歴史まとめ

歴史上の出来事のまとめ

古今和歌集の撰進から金環日食まで、5月21日は「空」と「人の挑戦」が印象的に並ぶ一日。文化・災害・科学・スポーツと、実にバラエティ豊かな顔ぶれが揃いました。

こうして振り返ると、今日は何の日とも思っていなかった毎日が、特別な出来事の連続だったことがわかります。

ぜひ、今日の雑学をきっかけに歴史の教養を深めてみてください。

5月21日関連ページ

5月歴史カレンダー

-今日の歴史