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9月12日|歴史上の出来事を年代順にまとめ【今日は何の日?】

9月12日 歴史上の出来事

「今日は何の日?」と気になって、歴史上の出来事を知りたい方へ。

9月12日に起きた歴史的な出来事を、年代順にピックアップして紹介します。

教科書に載るような大きな事件から、身近に起きた出来事まで、幅広く雑学としてまとめました。

9月12日の歴史・出来事

歴史上の出来事

前490年:マラトンの戦い

マラトンの戦い後のギリシャ兵を描いた絵画
ロシュグロス筆「マラトンの英雄たち」 / Wikimedia Commons

古代ギリシャのアテナイ軍が、大国ペルシャの遠征軍を撃破した戦いです。日付には諸説ありますが、この勝利を伝えるため兵士がマラトンからアテナイまで走り、伝え終えて息絶えたという故事が、のちの「マラソン」競技の起源になったと言われています。実は走った人物の特定など、後世に脚色された部分も多いのですが、スポーツの語源になった戦いと聞くと親しみがわきますね。

1683年:第二次ウィーン包囲

1683年のウィーンの戦いを描いた絵画
フランス・ゲッフェルスが描いた1683年のウィーンの戦い / Wikimedia Commons

勢力を誇ったオスマン帝国の大軍が、神聖ローマ皇帝の居城ウィーンを包囲しましたが、この日、中央ヨーロッパ諸国の連合軍に大敗しました。これがオスマン帝国の拡大が止まる転換点とされています。なお、このとき敵が残したコーヒー豆がウィーンに広まり、カフェ文化のきっかけになったという逸話も。歴史の大事件がスイーツやコーヒーにつながっているのは面白いところです。

1881年:鳥取県が再設置

この日、いったん島根県に統合されていた鳥取県が分離・再設置されました。実は明治の初め、鳥取は財政難などを理由に島根県へ合併されていた時期があったのです。住民の強い県再設置運動が実を結んだ出来事で、現在この日は「とっとり県民の日」となっています。今では当たり前にある県境も、こうした人々の働きかけで形づくられてきたのですね。

1919年:ヒトラー党集会へ

第一次大戦の敗戦後、当時まだ軍の情報員だったアドルフ・ヒトラーが、小さな政党「ドイツ労働者党」の集会に初めて出席しました。これがのちのナチスです。世界を揺るがす独裁者の出発点が、わずか数十人規模の集まりだったというのは恐ろしくも印象的です。歴史の大きなうねりが、ささやかな一場面から始まることを物語っています。

1933年:核連鎖反応の着想

物理学者レオ・シラードの肖像写真
核連鎖反応を着想した物理学者レオ・シラード / Wikimedia Commons

物理学者レオ・シラードが、ロンドンの交差点で信号待ちをしている最中に「核の連鎖反応」というアイデアをひらめいたとされる日です。中性子が次々と反応を引き起こす仕組みは、のちの原子力発電や原子爆弾の理論的な土台となりました。信号が青に変わる一瞬に、世界の運命を変える発想が生まれたというのは、科学史でも屈指のドラマチックな逸話です。

1940年:ラスコー洞窟発見

ラスコー洞窟壁画を再現した展示
ラスコー洞窟壁画の再現展示 / Wikimedia Commons

フランスの少年たちが、迷い込んだ愛犬を追って洞窟に入り、約2万年前の壁画を偶然発見しました。これが世界的に有名なラスコー洞窟です。牛や馬が生き生きと描かれた壁画は「先史時代のシスティーナ礼拝堂」とも呼ばれます。たまたまの発見が人類の芸術の歴史を塗り替えたわけで、好奇心と偶然が生んだ大発見と言えるでしょう。

1943年:ムッソリーニ救出

グラン・サッソ襲撃でホテル付近に着陸した軍用グライダー
グラン・サッソ襲撃でホテル付近に着陸した軍用グライダー / Toni Schneiders / CC BY-SA 3.0 de / via Wikimedia Commons

失脚して山頂のホテルに幽閉されていたイタリアの独裁者ムッソリーニを、ナチス・ドイツの特殊部隊が大胆な作戦で救出しました。「グラン・サッソ襲撃」と呼ばれる作戦で、滑空機を使って険しい山頂に強行着陸する離れ業でした。映画のような救出劇ですが、これによって戦争はさらに長引くことになります。歴史の皮肉を感じさせる出来事です。

1959年:ルナ2号打ち上げ

ソ連の月探査機ルナ1号およびルナ2号の機体モデル図
NASA資料によるルナ1号・ルナ2号の機体モデル図 / Wikimedia Commons

ソ連がこの日に打ち上げた月探査機ルナ2号は、翌9月13日に月へ到達しました。人類が初めて他の天体に届かせた人工物となり、米ソの宇宙開発競争がいよいよ過熱していく象徴的な出来事です。月に「タッチ」した最初の機械という快挙で、当時のソ連の技術力を世界に見せつけました。宇宙時代の幕開けを告げる一歩だったのですね。

1992年:毛利衛さん宇宙へ

STS-47ミッションで打ち上げられるスペースシャトル・エンデバー
毛利衛さんらを乗せて打ち上げられるエンデバー / Wikimedia Commons

科学者の毛利衛さんを乗せたスペースシャトル「エンデバー」が打ち上げられ、日本人として初めてシャトルで宇宙へ飛び立ちました。宇宙空間で材料実験などを行い、多くの日本人がテレビ中継に釘付けになりました。この日にちなんで9月12日は「宇宙の日」に制定されています。日本の宇宙飛行士の歴史が本格的に始まった、記念すべき一日です。

1992年:女性飛行士の快挙

STS-47ミッションの宇宙船内で活動するメイ・ジェミソン
STS-47ミッションの宇宙船内で活動するメイ・ジェミソン / Wikimedia Commons

毛利さんと同じこのエンデバー号には、アフリカ系アメリカ人女性として初めて宇宙へ行ったメイ・ジェミソンさんも搭乗していました。医師でもある彼女は、子どもの頃にあきらめずに夢を追い続けた人物として知られます。日本人初とアメリカの女性初という二つの「初」が同じ機体で実現したのは偶然ながら印象深く、宇宙が世界に開かれていく時代を象徴しています。

2005年:香港ディズニー開園

開園直前の香港ディズニーランド・リゾート入口
2005年8月に撮影された香港ディズニーランド・リゾート入口 / No machine-readable author provided. Wrightbus assumed (base… / CC BY-SA 3.0 / via Wikimedia Commons

アジアで東京に次ぐ2つ目、中国本土を含めれば初のディズニーパークとして香港ディズニーランドが開園しました。世界中のファンが注目しましたが、開園当初は園が狭い・行列が長いといった声もあり、運営面で試行錯誤も続いたそうです。それでも香港経済の新たな目玉として成長していきました。夢の国の拡大を象徴する一日です。

2014年:世界初のiPS移植

理化学研究所などのチームが、目の難病「加齢黄斑変性」の患者に、iPS細胞からつくった網膜の細胞を移植する世界初の手術を行いました。山中伸弥教授のiPS細胞樹立から約7年での快挙で、再生医療が研究室から実際の治療へと踏み出した歴史的な一日です。日本発の技術が世界の医療を変えていく、誇らしい出来事と言えるでしょう。

9月12日の歴史まとめ

歴史上の出来事のまとめ

9月12日は、マラソンの起源から宇宙飛行、世界初のiPS移植まで、人類の「初めての挑戦」がぎっしり詰まった日でした。特に日本人初の宇宙飛行と、宇宙の日の由来が重なるのが印象的ですね。

こうして振り返ると、今日は何の日とも思っていなかった毎日が、特別な出来事の連続だったことがわかります。

ぜひ、今日の雑学をきっかけに歴史の教養を深めてみてください。

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