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9月19日|歴史上の出来事を年代順にまとめ【今日は何の日?】

9月19日 歴史上の出来事

「今日は何の日?」と気になって、歴史上の出来事を知りたい方へ。

9月19日に起きた歴史的な出来事を、年代順にピックアップして紹介します。

教科書に載るような大きな事件から、身近に起きた出来事まで、幅広く雑学としてまとめました。

9月19日の歴史・出来事

歴史上の出来事


634年:ダマスカス陥落

634年のダマスカス包囲戦における両軍の配置を示した図
634年のダマスカス包囲戦を示した再現図 / الله أكبرMohammad Adil / CC BY-SA 3.0 / via Wikimedia Commons

イスラム帝国の名将ハーリド率いる軍が、東ローマ帝国の都市ダマスカスを陥落させたのがこの日です。シリアの中心都市が新興のイスラム勢力の手に落ちたことは、その後の中東世界が大きく塗り替えられていく転換点となりました。砂漠から現れた騎兵が、千年続いたローマの支配を突き崩していく――歴史の地殻変動を感じさせる出来事です。

1356年:ポワティエの戦い

百年戦争のポワティエの戦いを描いた中世の彩飾画
15世紀の彩飾写本に描かれたポワティエの戦い / Wikimedia Commons

百年戦争のさなか、イングランド軍がフランス軍を打ち破った戦いです。黒太子エドワード率いる軍が、なんとフランス国王ジャン2世を捕虜にしてしまいました。一国の王が戦場で生け捕りにされるのは前代未聞の事態で、フランスは王の身代金に苦しむことになります。弓兵を活かした戦術が騎士の時代に風穴を開けた一戦でもありました。

1796年:ワシントン告別の辞

1796年に発表されたワシントン告別の辞の第一面
1796年9月19日に掲載されたワシントン告別の辞 / Wikimedia Commons

アメリカ初代大統領ジョージ・ワシントンの「告別の辞」が新聞に掲載された日です。三選を求める声もありましたが、彼は権力に固執せず身を引きました。この潔さが「大統領は二期まで」という不文律を生み、後の伝統となります。文中で説いた党派対立や外国との同盟への警告は、今読んでも色あせない含蓄に富んでいます。

1870年:平民に苗字を許可

明治政府が「平民苗字許可令」を出し、それまで武士など一部にしか許されなかった苗字を、庶民も名乗ってよいとした日です(旧暦9月19日)。四民平等を進める一歩でしたが、当初は税が増えるのではと警戒され、なかなか広まりませんでした。そのため5年後には「義務」として強制することになります。今ある私たちの名字のルーツがここにあります。

1881年:ガーフィールド大統領死去

椅子に座ったジェームズ・ガーフィールド大統領の肖像写真
1881年に撮影されたジェームズ・ガーフィールド大統領 / Wikimedia Commons

同年7月に銃撃され重傷を負っていた第20代アメリカ大統領ガーフィールドが、この日亡くなりました。じつは銃弾そのものより、当時不衛生だった医師たちが素手で傷口を探り回ったことが致命傷になったとも言われています。彼の死を受けて公務員制度改革が進むなど、悲劇が制度を変えるきっかけとなりました。

1893年:NZで女性参政権実現

1893年にニュージーランドで提出された女性参政権請願書
ニュージーランドの1893年女性参政権請願書 / Wikimedia Commons

ニュージーランドで選挙法が成立し、世界で初めて女性に国政選挙の投票権が認められた日です。署名運動を率いたケイト・シェパードらの粘り強い活動が実を結びました。当時としては画期的な決断で、各国の女性参政権運動を大きく勇気づけました。現在のニュージーランド10ドル紙幣には、彼女の肖像が描かれています。

1958年:長嶋、幻の本塁打

巨人のルーキー長嶋茂雄が、後楽園球場の対広島戦で新人28号となるホームランを放ちました。ところが歓喜の走塁中、なんと一塁ベースを踏み忘れてアウト。記録は幻となってしまいました。後の大スターも一年目はこんな珍事を。人間味あふれる伝説として語り継がれています。

1970年:初グラストンベリー

1970年に開催された最初のグラストンベリー・フェスティバルを振り返る映像 / BBC Global

今や世界最大級の野外音楽フェスとして知られるグラストンベリー・フェスティバルが、イギリスの農場で初めて開かれた日です。当初は「ピルトン・ポップ・フェスティバル」という小さな催しで、入場料はわずか1ポンド、牛乳が無料で配られたといいます。あの巨大フェスも、最初はのどかな田舎のイベントから始まったのですね。

1982年:顔文字が誕生

顔文字を提案したコンピューター科学者スコット・ファールマン
顔文字「:-)」を提案したスコット・ファールマン / Wikimedia Commons

カーネギーメロン大学のスコット・ファールマン教授が、掲示板上で「:-)」と「:-(」を使うことを提案した日です。文字だけのやり取りでは冗談が真に受けられてしまう、そんな行き違いを防ぐためのアイデアでした。横向きに眺めると笑顔に見えるこの記号が、今や世界中の絵文字文化の出発点となったのです。

1985年:メキシコ大地震

1985年メキシコ地震の救援活動に参加した医療・捜索救助隊
1985年メキシコ地震で救援活動にあたる捜索・医療チーム / IDF Spokesperson's Unit / CC BY-SA 3.0 / via Wikimedia Commons

マグニチュード8級の巨大地震がメキシコシティを襲い、数千人が犠牲となり約400棟もの建物が倒壊しました。軟弱な地盤の上に広がる首都が大きく揺さぶられた災害です。この悲劇は奇しくも32年後の2017年9月19日にも別の地震が同市を襲い、人々が防災訓練の最中だったことから、メキシコでは特別な日として記憶されています。

1991年:アイスマン発見

アルプスに設けられたアイスマンの発見地点を示す記念碑
アルプスのアイスマン発見地点に設けられた記念碑 / Kogo / GFDL / via Wikimedia Commons

アルプスの氷河で、登山中のドイツ人夫婦が凍りついた一体のミイラを偶然見つけました。これが約5300年前に生きていた男性「アイスマン(エッツィ)」です。胃の内容物や衣服、携えていた銅の斧まで残っており、新石器時代の暮らしを生々しく伝える奇跡の発見となりました。左肩に刺さった矢じりから、殺害された可能性も指摘されています。

2015年:ブライトンの奇跡

ラグビーW杯2015年大会、日本対南アフリカ戦の公式ハイライト / World Rugby

ラグビーW杯イングランド大会で、日本代表が優勝候補の南アフリカを34対32で破った日です。試合終了間際、同点狙いの安全策ではなく逆転トライを選んだ姿勢が世界中を熱狂させました。「スポーツ史上最大の番狂わせ」とも称されたこの一勝は、日本でのラグビー人気に火をつける歴史的瞬間となりました。

9月19日の歴史まとめ

歴史上の出来事のまとめ

戦いや災害といった激動の出来事から、絵文字の誕生やラグビーの大金星まで、硬軟入り混じった一日でしたね。古代のミイラと現代の番狂わせが同じ日付に並ぶのも面白いところです。

こうして振り返ると、今日は何の日とも思っていなかった毎日が、特別な出来事の連続だったことがわかります。

ぜひ、今日の雑学をきっかけに歴史の教養を深めてみてください。

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