「今日は何の日?」と気になって、歴史上の出来事を知りたい方へ。
11月10日に起きた歴史的な出来事を、年代順にピックアップして紹介します。
教科書に載るような大きな事件から、身近に起きた出来事まで、幅広く雑学としてまとめました。
11月10日の歴史・出来事

1885年:世界初のバイク走行

ドイツの技術者ゴットリープ・ダイムラーらが製作した、世界初のガソリンエンジン搭載二輪車「ライトヴァーゲン」が、この日初めて試走しました。木製の車体に補助輪が付いた素朴な姿でしたが、これが現代のオートバイの原点です。最初に乗ったのは息子だったとされ、足を火傷しそうになったという逸話も残っています。
1871年:博士ですね、の出会い
消息を絶っていた探検家リヴィングストン博士を、新聞記者スタンリーがアフリカのタンガニーカ湖畔でついに発見しました。このとき発した「リヴィングストン博士でいらっしゃいますか?」という第一声は、あまりに有名な名台詞として歴史に刻まれています。極限の地でのこの劇的な再会は、世界中の人々を熱狂させました。
1890年:日本初の電動エレベーター

東京・浅草に完成した12階建ての展望塔「凌雲閣(りょううんかく)」、通称「浅草十二階」に、日本初の電動式エレベーターが設置されました。これにちなんで11月10日は「エレベーターの日」となっています。当時は珍しさから大人気となりましたが、故障も多く運転休止に。塔自体は関東大震災で半壊し、解体されました。
1928年:昭和天皇の即位礼

昭和天皇の即位の礼が、京都御所の紫宸殿(ししんでん)で厳かに執り行われました。実はその13年前の同じ11月10日には、大正天皇の即位礼も同じ場所で行われています。即位の礼が古都・京都で行われたのはこの昭和天皇までで、平成・令和の即位礼は東京の皇居で挙行されました。
1965年:日本初の原発が発電

茨城県の東海発電所で、日本初の商業用原子力発電所による発電(送電)に成功しました。エネルギーの未来を担う存在として大きな期待を集めたこの発電所は、日本の原子力時代の幕開けを告げるものでした(営業運転の開始は翌1966年7月)。なお東海発電所はすでに運転を終え、現在は国内初の商業炉の廃炉作業が進められています。
1969年:セサミストリート放送

世界中で愛される子ども向け教育番組「セサミストリート」が、アメリカで放送を開始しました。ビッグバードやエルモといった個性的なキャラクターたちが、楽しく文字や数字を教えてくれる革新的な番組として大成功。半世紀以上にわたって放送が続き、日本でもおなじみの存在となっています。
1970年:世界初の月面車打ち上げ

ソ連の月探査機「ルナ17号」が打ち上げられました。搭載していたのは、世界初の無人月面車「ルノホート1号」。人が乗らずに月面を自走して探査するという当時としては画期的な技術で、地球からの遠隔操作で月の表面を走り回り、貴重なデータを送り続けました。宇宙開発競争の象徴的な成果のひとつです。
1975年:嵐の湖で貨物船沈没

アメリカのスペリオル湖を航行していた大型貨物船「エドモンド・フィッツジェラルド号」が、猛烈な嵐の中で沈没し、乗組員29人全員が亡くなりました。沈没の正確な原因は今も解明されていません。この悲劇は歌手ゴードン・ライトフットによって楽曲化され、ヒットしたことで、長く人々の記憶に残ることとなりました。
1982年:中央自動車道が全通

東京と名古屋方面を結ぶ大動脈「中央自動車道」が、この日ついに全線開通しました。険しい山岳地帯を貫く難工事を経て完成したこの高速道路は、首都圏と中部地方の移動を劇的に便利にしました。富士山や南アルプスの雄大な景色を眺めながら走れるルートとしても親しまれています。
11月10日の歴史まとめ

世界初のバイクやエレベーター、セサミストリートまで、技術と文化の「はじまり」が数多く詰まった一日でした。
こうして振り返ると、今日は何の日とも思っていなかった毎日が、特別な出来事の連続だったことがわかります。
ぜひ、今日の雑学をきっかけに歴史の教養を深めてみてください。
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