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12月20日|歴史上の出来事を年代順にまとめ【今日は何の日?】

12月20日 歴史上の出来事

「今日は何の日?」と気になって、歴史上の出来事を知りたい方へ。

12月20日に起きた歴史的な出来事を、年代順にピックアップして紹介します。

教科書に載るような大きな事件から、身近に起きた出来事まで、幅広く雑学としてまとめました。

12月20日の歴史・出来事

歴史上の出来事

1899年:年賀郵便が特別扱いに

1892年に日本の逓信省が作成した年賀カード
日本の逓信省が作成した1892年の年賀カード / Riksarkivet (National Archives of Norway) / No restrictions / via Wikimedia Commons

東京郵便電信局で、年賀状の特別取り扱いが初めて始まったのがこの日でした。年末に大量の年賀状が殺到すると、通常の郵便がさばききれなくなってしまいます。そこで前もって受け付け、元日にまとめて配達する仕組みが生まれたのです。日本のお正月に欠かせない年賀状文化は、こうした郵便局の工夫から育っていきました。今では当たり前の元日配達も、最初の一歩はこの日だったわけです。

1904年:三越が百貨店を宣言

大正初期の三越呉服店と路面電車
大正初期の三越呉服店を写した絵はがき / Wikimedia Commons

呉服店だった三越が、三井との連名で「デパートメントストア宣言」を記した挨拶状を全国の顧客・取引先へ発送したのがこの日です。これは「これからは衣料品だけでなく、生活全般の商品を幅広く扱いますよ」という、いわば日本初の百貨店誕生の号砲でした。一つの店であらゆる買い物が完結するという発想は、当時の人々にとって新鮮そのもの。私たちが慣れ親しむデパート文化の出発点が、ここにあったのです。

1914年:東京駅が開業

1914年に完成した東京駅丸の内駅舎
完成当時の東京駅丸の内駅舎(1914年) / Wikimedia Commons

赤レンガの美しい駅舎でおなじみの東京駅が開業したのが、この日です。設計したのは日本銀行本店なども手がけた建築家・辰野金吾。それまで東海道本線の起点だった新橋から東京駅へと役割が移り、首都の玄関口が誕生しました。100年以上たった今も創建時の姿が復元され、多くの人を迎え続けています。日本の鉄道の象徴とも言える建物の歴史が、この日に始まりました。

1940年:キャプテンアメリカ登場

キャプテン・アメリカ創刊号の三角形の盾を再現したイラスト
創刊号に登場した三角形の盾を再現したイラスト / Wikimedia Commons

アメリカで「キャプテン・アメリカ・コミックス」第1号が発売されたのがこの日でした(表紙の日付は翌年3月号)。星条旗をモチーフにしたヒーローは、なんとアメリカが第二次大戦に参戦する約1年前に誕生していたのです。創刊号で敵を殴り倒す描写が、当時から大きな話題を呼びました。今や映画でも世界的人気を誇るヒーローの第一歩が、この日に踏み出されたわけですね。

1946年:素晴らしき哉、人生公開

映画「素晴らしき哉、人生!」の1946年公開時ポスター
「素晴らしき哉、人生!」の1946年公開時ポスター / Wikimedia Commons

今やクリスマス映画の定番となった名作「素晴らしき哉、人生!」が、ニューヨークで初公開されたのがこの日です。意外なことに、公開当初の評価は賛否が分かれ、興行的にも振るいませんでした。ところが後年テレビで繰り返し放送されるうちに評価が一変し、不朽の名作として愛されるように。最初は注目されなかった作品が時を超えて輝くという、なんとも映画らしいエピソードです。

1951年:原子力で初の発電

EBR-Iの原子力発電によって点灯した4個の電球
EBR-Iの原子力発電によって初めて点灯した4個の電球 / Wikimedia Commons

アメリカ・アイダホ州の実験炉「EBR-I」が、世界で初めて原子力による発電に成功したのがこの日です。とはいえ最初に灯ったのは、わずか4個の電球。それでも「原子の力で電気をつくれる」と証明したこの瞬間は、エネルギーの歴史を大きく変える一歩でした。現在の原子力発電につながる壮大な物語が、たった4個の電球から始まったというのは興味深いですね。

1952年:日本初のボウリング場

東京・青山に「東京ボウリングセンター」が開場したのがこの日で、これが日本初の民間ボウリング場とされています。当時はまだ高級なレジャーで、一般に広まるのはもう少し後のこと。やがて1970年前後には空前のボウリングブームが訪れ、全国に専用施設が立ち並びました。今では身近な娯楽となったボウリングですが、その歴史の出発点がこの日にあったのです。

1962年:首都高が初開通

首都高速道路都心環状線C1の経路図
首都高速道路都心環状線C1の経路図 / Hide1228 / CC BY-SA 4.0 / via Wikimedia Commons

東京の大動脈・首都高速道路の最初の区間が開通したのがこの日でした。京橋から浜崎橋、そして芝浦までを結ぶ区間で、高度経済成長まっただ中の日本を象徴する出来事です。2年後に控えた東京オリンピックに向け、首都の交通網が急ピッチで整備されていきました。都心の高架を縫うように走る独特の景観も、ここから少しずつ姿を現していったのです。

1970年:コザ暴動が発生

コザ暴動後に現場へ到着した米軍部隊のトラック
コザ暴動後、現場へ到着した米軍部隊(1970年) / Wikimedia Commons

アメリカ統治下にあった沖縄のコザ市(現・沖縄市)で、住民たちが米軍関係者の車両を焼き払う大規模な騒動が起きたのがこの日の未明でした。きっかけは米兵による交通事故ですが、その背景には長年積み重なった占領への不満がありました。約5000人が集まったこの出来事は、本土復帰を求める沖縄の人々の思いを象徴する事件として、今も語り継がれています。

1991年:トイザらス日本上陸

日本国内のトイザらス店舗
日本国内のトイザらス店舗 / Wikimedia Commons

アメリカの大型おもちゃチェーン「トイザらス」の日本第1号店が、茨城県阿見町の荒川沖に開店したのがこの日です。広大な売り場にずらりと並ぶおもちゃは、当時の子どもたちにとってまさに夢の空間でした。「おもちゃはここで買う」という新しい買い物のスタイルを日本に持ち込み、後の玩具流通に大きな影響を与えました。クリスマス直前の開店というのも、なんとも狙いを感じますね。

1999年:マカオが中国へ返還

中国への返還当日にマカオへ入る中国人民解放軍
中国への返還当日にマカオへ入る中国人民解放軍(1999年) / Wikimedia Commons

約400年にわたりポルトガルの統治下にあったマカオが、中国へ返還されたのがこの日です。2年前の香港返還に続く出来事で、これによりアジアにおける西欧の植民地時代が一つの区切りを迎えました。「一国二制度」のもとで特別行政区となったマカオは、その後カジノ観光で世界有数の都市へと発展していきます。長い歴史の転換点となった一日でした。

12月20日の歴史まとめ

歴史上の出来事のまとめ

東京駅や三越、首都高に年賀状と、日本の暮らしを形づくる出来事が並ぶ一方、原子力発電やマカオ返還といった世界の転換点も重なった、文化と社会の節目が詰まった一日でした。

こうして振り返ると、今日は何の日とも思っていなかった毎日が、特別な出来事の連続だったことがわかります。

ぜひ、今日の雑学をきっかけに歴史の教養を深めてみてください。

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