世代を超えて愛され続けている国民的アニメ「それいけ!アンパンマン」。子どもの頃に夢中になって見ていたという方も、今まさに子育て中で毎日見ているという方も多いのではないでしょうか。いつも優しくて強いアンパンマンですが、実は大人も驚くような面白い裏設定や秘密がたくさん隠されているんです。
今回は、アンパンマンやチーズ、ばいきんまんなど人気キャラクターたちにまつわる思わず誰かに話したくなる雑学・豆知識を30個厳選してご紹介します。知れば知るほど奥が深いアンパンマンワールドの魅力を、ぜひ一緒に覗いてみましょう!
1.初代は人間の姿をしていた
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今でこそ丸いあんぱんの顔でおなじみのアンパンマンですが、1969年に大人向けの雑誌『PHP』で初めて登場した際は、なんと翼のついたマントを羽織った人間の姿をしていました。当時は空を飛べる普通の人間のおじさんで、お腹を空かせた子どもたちに普通のあんぱんを配って歩くという少しシュールな物語だったそうです。その後、幼児向けの絵本として描き直された際に、自分の顔を食べさせる現在のスタイルが誕生しました。
2.名付け親はアンパンマン自身
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アンパンマンの名前は、生みの親であるジャムおじさんが付けたと思っている方も多いのではないでしょうか。実はテレビアニメの第1話で、ジャムおじさんがパンを焼いている時に夜空から「いのちの星」が煙突を通ってかまどに降り注ぎ、アンパンマンが誕生しました。その際、かまどから飛び出した彼が自ら「ぼくアンパンマンでちゅ」と名乗ったのです。生まれた瞬間に自分で自分の名前を決めていたとは驚きですよね。
3.ジャムおじさんは人間ではない
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パン工場で暮らすジャムおじさんとバタコさんは、見た目こそ完全に人間の姿をしていますが、実は人間ではなく「妖精」という公式設定があります。そもそもアンパンマンたちが暮らす「アンパンマンワールド」には、人間という種族が一人も存在していないのだそうです。また、いつも仲良く一緒にパンを作っているジャムおじさんとバタコさんですが、実は親子でも親戚でもなく、血縁関係はまったくないという点も意外な事実です。
4.中身のあんこは「つぶあん」
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アンパンマンの顔の中に入っているあんこが「つぶあん」か「こしあん」か、気になったことはありませんか?公式サイトのQ&Aによると、彼の頭の中に入っているのはこだわりの「つぶあん」なのだそうです。なぜこしあんではなくつぶあんなのかというと、作者のやなせたかし先生自身がつぶあん派だったことが理由だと言われています。アンパンマンワールドの住人たちも、彼のあんこは「とびきり美味しい」と絶賛しています。
5.食事や睡眠を一切とらない
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アニメの中で、アンパンマンがみんなと一緒にご飯を食べているシーンを見たことがないと思いませんか?実はアンパンマンは、頭の中に詰まっているあんこそのものが活動のエネルギー源になっているため、口から食事をとる必要がまったくないのです。そのため、彼には歯も生えていません。さらに睡眠をとる必要もないため、みんなが眠っている夜の間も、街の平和を守るためにパトロールを続けることができるそうです。
6.古い顔は消えてなくなる
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顔を濡らされたり汚されたりした時、バタコさんが「新しい顔よ!」と投げて交換するシーンは毎回のお約束ですよね。この時、弾き飛ばされた古い顔がその後どうなっているのか心配になったことがある方も多いはずです。実は公式サイトによると、新しい顔に交換された瞬間、飛び散った前の顔は跡形もなく消えてなくなるという設定になっています。地面に落ちて放置されたり腐ったりするわけではないので安心ですね。
7.ばいきんまんのパンも食べる
アンパンマンが食事をしないのに対し、ライバルのばいきんまんは食いしん坊でいつも何かを食べていますよね。実はばいきんまんは、町の人たちから食べ物を奪うだけでなく、ジャムおじさんが焼いたパンも普通に大好きなんです。パン工場からパンを盗んで美味しそうに食べることもよくあります。ただし、アンパンマンの顔だけは別なのか、アンパンマン自身から「僕の顔をお食べ」と差し出されると、気持ち悪がって逃げてしまいます。
8.名犬チーズの誕生秘話
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パン工場で暮らす名犬チーズは、最初からジャムおじさんたちに飼われていたわけではありません。アニメ第1話で、森の中でひとりぼっちでお腹を空かせて泣いていた子犬を、パトロール中のアンパンマンが顔を与えて助けたのが出会いのきっかけです。その後パン工場へ連れてこられ、バタコさんによって「チーズ」と名付けられました。ちなみに犬種については公式でも「不明」とされていますが、とても賢い立派な名犬です。
9.チーズバケット号は食べられる
チーズが恋人のレアチーズちゃんと一緒に空を飛ぶために乗っている飛行機「チーズバケット号」。実はこの乗り物、機械ではなくジャムおじさんが本物のパン生地を焼いて作ったものなんです。「レアチーズちゃんと空を飛びたい」というチーズの願いを叶えるために開発されました。パンでできているため、もし空の上でお腹が空いてしまった時には、機体をちぎってそのまま食べることができるという夢のような飛行機です。
10.アンパンマン号はプレゼント
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大きな赤い鼻がトレードマークの「アンパンマン号」は、中にパンをこねる台やかまどまで備わっている高性能な車です。実はこのアンパンマン号、最初からあったわけではなく、ジャムおじさんがみんなへのクリスマスプレゼントとして秘密で作ったものなんです。それ以前の初期のアニメでは、なんとジャムおじさんとバタコさんが2人で一生懸命リヤカーを引いて、町の子どもたちにパンを配達していました。
11.バタコさんは剛腕ピッチャー
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ピンチのアンパンマンに向かって、はるか遠くからでも正確に新しい顔を投げ入れるバタコさん。その驚異的なコントロールと肩の強さは、ファンの間でもたびたび話題になります。実は彼女の投球バリエーションは非常に豊富で、ストレートだけでなくシュートやシンカーのような変化球を投げたこともあるんです。さらに、野球の試合のエピソードではピッチャーとしてマウンドに立ち、見事な豪速球を披露したこともあります。
12.「勇気の花」が元気100倍の鍵
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新しい顔に交換すると「元気100倍アンパンマン!」と復活しますが、実はただあんぱんを焼くだけでは元気100倍にはなれません。顔を作る際、北の国の死神山という険しい山の頂上にだけ咲く「勇気の花」のエキスを生地に混ぜる必要があるのです。もしこのエキスを入れずに顔を焼いてしまうと、新しい顔になっても「勇気3倍」程度にしかならず、ばいきんまんに苦戦してしまうというエピソードも映画などで描かれています。
13.あんぱん以外の顔になることも
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ばいきんまんの妨害などで、パン工場に小麦粉やあんこの材料がなくなってしまうピンチがこれまでに何度もありました。そんな時、ジャムおじさんは別の材料で代用して顔を焼くことがあります。過去にはホットケーキやアップルパイ、春巻きや大福などで顔を作ったことがあり、その姿は実にユニークです。ただし、あんこが入っていないと本来の力が出せなかったり、性格がいつもと変わってしまったりすることが多いようです。
14.赤い鼻は取り外しができる
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アンパンマンの顔の中心にあるツヤツヤとした真っ赤な鼻。実はあの鼻は、顔からスポッと簡単に取り外すことができるという驚きの仕組みになっています。アニメの「アンパンマンとそっくりぱん」というエピソードでは、アンパンマンが自分の鼻を顔から外し、サッカーボールのようにポンポンとリフティングをして見せるという衝撃的なシーンが放送されました。また、予備の鼻をジャムおじさんがポケットに持っていることもあります。
15.唯一の弱点は「お芝居」
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空を飛べて力も強く、優しくて何でもこなせる完璧なヒーローに見えるアンパンマンですが、実はひとつだけ大の苦手としているものがあります。それはカビや水濡れといった弱点とは別の、人前で演じる「お芝居」です。大女優のキャラクター・しらたまさんに誘われて何度か舞台のお芝居に出演したことがあるのですが、極度に緊張してしまうのか、セリフが棒読みになったり動きがギikシャクしたりと、かなり味のある演技になってしまいます。
16.ばいきんまんは卵から誕生した
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アンパンマンの宿敵であるばいきんまんは、遠い宇宙にある「バイキン星」からやってきました。アニメ第1話では、アンパンマンが誕生するのとほぼ同じタイミングで、バイキン星から飛んできた不気味な黒い雲の中から紫色の模様がついた卵が落ちてきて孵化(ふか)したのが彼の誕生シーンです。生まれた瞬間から「アンパンマンをやっつけるためにやってきた」と語っており、まさに宿命のライバルとしてこの世に生を受けました。
17.もぐりんの動力は人力
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ばいきんまんはバイキンUFOやだだんだんなど、数々のすごい巨大メカを開発する天才科学者です。その代表作である地中潜航型メカ「もぐりん」は、ガソリンや電気で動いていると思いきや、実は内部で「かびるんるん」たちが歯車を走って回す人力で動いています。あんなに巨大な鉄の塊を、小さな仲間たちがハムスターのように一生懸命走って動かしていると思うと、なんだか健気で可愛らしく見えてきますよね。
18.ばいきんまんの羽は飛べる
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ばいきんまんの背中をよく見ると、ハエのようなとても小さな透明の羽がついているのに気づくと思います。普段はバイキンUFOに乗って移動しているため飾りだと思われがちですが、実は本気を出して必死に羽ばたけば少しだけ空を飛べるという公式設定があります。同じバイキン星出身のドキンちゃんやコキンちゃんにはこの羽がついておらず、ばいきんまんだけの特徴となっています。少しだけ浮く姿はとてもユーモラスです。
19.変装に誰も気づかない理由
ばいきんまんがサングラスやヒゲをつけただけのバレバレな変装をしても、アンパンマンや町の住人たちは毎回コロッと騙されてしまいますよね。「どうしてあんな簡単な変装に気づかないの?」とツッコミたくなりますが、公式サイトによると「アンパンマンワールドの住人は他人を疑うことをしないから」という心温まる理由が明かされています。みんなが純粋で素直な心を持っているからこそ、疑わずに信じてしまうのだそうです。
20.コキンちゃんのUFOの名前
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ウソ泣きの名人で、青い涙に当たると誰でも悲しくないのに泣いてしまうという特技を持つコキンちゃん。彼女が乗っている卵型の可愛いUFOは、実はばいきんまんが手作りしてプレゼントしたものなんです。さらに、プレゼントする際にばいきんまんが自ら「ブルーティアーズ号(青い涙号)」という素敵な名前をつけてあげました。普段はいたずらばかりしているばいきんまんの、優しくてロマンチストな一面がわかるエピソードですね。
21.カレーの辛さは子ども向け
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口から熱いカレーを吹き出して戦うカレーパンマンですが、そのカレーが何カレー(ビーフやチキンなど)なのかは「特製なので秘密」とされています。では辛さはどうなのかというと、カバおくんやちびぞうくんといった町の子どもたちが食べて「美味しい!」と喜ぶくらいの辛さに設定されています。激辛ではなくマイルドな味つけになっているようですが、カレーを出しすぎると顔がしぼんで力が出なくなってしまいます。
22.しょくぱんまんの普段の仕事
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優しくてハンサムなしょくぱんまんは、アンパンマンのようにパトロール専門ではなく、普段はちゃんとしたお仕事をしています。彼がいつも運転している白いトラック「しょくぱんまん号」の荷台には、町の学校へ届けるための給食用の食パンがぎっしり積まれているのです。カバおくんたちが通う学校へ毎日焼きたてのパンを配達するのが彼の本業であり、配達の途中で困っている人を見かけると助けに駆けつけてくれます。
23.ロールパンナが離れて暮らす訳
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メロンパンナちゃんのお姉さんであるロールパンナは、ジャムおじさんが作ったパンの仲間でありながら、パン工場ではなく「くらやみ谷」でひとりぼっちで暮らしています。これは誕生する際、ばいきんまんによって悪の「バイキン草」のエキスを混ぜられてしまい、正義の心と悪の心の2つを持って生まれたからです。アンパンマンに近づくと悪の心が反応して暴走してしまうため、みんなを傷つけないように自ら距離を置いています。
24.どんぶりまんトリオの頭の中身
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てんどんまん、カツドンマン、かまめしどんの仲良し3人組「どんぶりまんトリオ」。彼らの頭の中の料理が空っぽになった時、別の食べ物を中に入れるとどうなるかご存知でしょうか。実は3人とも非常に素直で影響されやすい性格のため、頭の中に入れた食べ物によって性格や口調がガラリと変わるのです。たとえば中華料理を入れると語尾が「~アル」になったり、高級料理を入れるとお上品になったりしてしまいます。
25.ホラーマンの意外な正体
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いつもばいきんまんやドキンちゃんと行動を共にしているガイコツ姿のホラーマン。悪役の一味のように思われがちですが、公式サイトでは「本当はまじめでいい人」と明言されているのをご存知でしょうか。もともとは自分の顔の形をした岩山の洞窟にひとりで住んでいましたが、ドキンちゃんに一目惚れして以来、彼女のお手伝いをするためにバイキン城へ出入りするようになりました。アンパンマンたちとも普通に仲良く話せるキャラクターです。
26.SLマンは線路がなくても走れる
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アンパンマンワールドでみんなを乗せて走る赤い蒸気機関車の「SLマン」。蒸気機関車なので電気ではなく石炭を燃料にして走っていますが、なんと彼は線路(レール)が敷かれていない普通の道でも自由に走れるという驚きの能力を持っています。それどころか、エピソードによっては急な崖を登ったり、時には空を飛んだりすることもあるほどパワフルです。車掌さんはおらず、燃料の石炭は乗客のみんながお礼に補給しています。
27.お金の概念が存在しない世界
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アンパンマンワールドにはパン屋さんや屋台など、さまざまな食べ物屋さんが登場しますが、実はこの世界には「お金」という概念そのものが一切存在しないのです。公式サイトによると、住人たちはみんな「自分が作ったものを誰かにあげて、喜んでもらうことだけで嬉しい」と考えているため、代金を受け取る必要がないのだそうです。見返りを求めずにお互いが助け合って暮らしている、まさに理想の優しい世界ですね。
28.小惑星に名前がつけられている
アンパンマンが活躍しているのはアニメの世界だけではありません。なんと実際の宇宙空間には、「アンパンマン」と名付けられた本物の小惑星が実在するのです。これは日本の天文家である中村彰正さんが発見した小惑星に、国民的ヒーローであるアンパンマンにちなんで命名したものです。さらに、同時に発見された別の小惑星には、作者であるやなせたかし先生の名前からとった「やなせ」という名前も正式に登録されています。
29.キャラクター数でギネス世界一
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アンパンマンには毎回のように新しい仲間が登場しますが、そのキャラクター数の多さはなんと世界一に認定されています。2009年に「単独のアニメーション・シリーズにおけるキャラクターの最多人数」として、当時の1,768体という驚異的な記録でギネス世界記録に認定されました。その後も映画やテレビ放送を通じて新しいキャラクターが次々と誕生し続けており、現在では2,300体以上にも達していると言われています。
30.自分の顔を与える本当の理由
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なぜアンパンマンは、自分が傷ついて力が出なくなるにもかかわらず、お腹を空かせた人に自分の顔を食べさせるのでしょうか。そこには、作者のやなせたかし先生が戦争で経験した「人生で一番つらいことはお腹が空くことだ」という実体験が深く関係しています。時代や国が変われば正義の基準も変わってしまうけれど、「飢えている人に食べ物を分け与えることだけは、絶対に変わらない本当の正義だ」という先生の強いメッセージが込められているのです。
まとめ
アンパンマンにまつわる雑学30選をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?何気なく見ていたアニメの中にも、くすっと笑える面白い設定や驚きの豆知識がたくさん隠されていましたね。
また、やなせたかし先生の深い思いを知ることで、アンパンマンの優しさがより一層心に響いたのではないでしょうか。今度アニメを見る時や、お子さん・お友達と話す時には、ぜひ今回知ったアンパンマンの秘密やトリビアを披露してみてくださいね!
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