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インコの雑学30選~おしゃべりやオウムとの違いなど面白い豆知識~

インコ雑学

カラフルな羽と愛くるしい仕草で、世界中の人々を魅了してやまない「インコ」。ペットとしてお迎えしている方はもちろん、動画やSNSで楽しそうにおしゃべりやダンスをする姿を見て癒やされている方も多いのではないでしょうか。

実は、そんな身近なインコには「オウムとの意外な見分け方」や「なぜ人間の言葉を話せるのか」といった、大人も驚く不思議な生態や面白い豆知識がたくさん隠されています。今回は、思わず誰かに話したくなるインコの雑学30選をたっぷりご紹介します!

 

1.オウムとの決定的な違い

オウムとの決定的な違い

インコとオウムは体の大きさで区別されると思われがちですが、実はサイズの大小は関係ありません。生物学上の決定的な違いは、頭の上に「冠羽(かんう)」と呼ばれる飾り羽があるかどうかです。感情に合わせて頭の羽がピョコンと立つのがオウムで、冠羽がないグループがインコに分類されます。そのため、小柄でインコという名前がついていても、分類上はオウムの仲間という鳥も存在するのです。

 

2.オカメインコはオウム

オカメインコはオウム

赤いほっぺがチャームポイントの「オカメインコ」は、名前にインコとついていますが、実はオウム目オウム科に属するレッキとしたオウムの仲間です。頭の上には立派な冠羽があり、驚いた時やご機嫌な時にピンと立ち上がります。体長が30センチほどと小型で愛らしいため、日本に輸入された際に親しみやすいよう「インコ」と名付けられたのがそのまま定着したといわれています。

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3.人間の言葉をしゃべる理由

人間の言葉をしゃべる理由

インコが人間の言葉を上手にしゃべるのは、決して単なる音マネではなく、大好きな相手との大切なコミュニケーションです。野生のインコは大きな群れで暮らし、仲間の鳴き声を真似し合うことで「自分は同じ群れの仲間だよ」と絆を深める習性があります。ペットのインコが飼い主さんの言葉を一生懸命覚えるのも、人間を大切な家族やパートナーだと認めている愛情の証なのです。

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4.声帯ではなく鳴管で発声

声帯ではなく鳴管で発声

人間は喉にある「声帯」を震わせて声を出しますが、実はインコには声帯がありません。その代わりに、気管が肺へと分かれる部分に「鳴管(めいかん)」という鳥類特有の発声器官を持っています。インコはこの鳴管の筋肉を細かくコントロールし、さらに人間のように厚みのある器用な舌を動かすことで、複雑な人の話し声や電子レンジの機械音までそっくりに再現できるのです。

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5.おしゃべり得意なのはオス

おしゃべり得意なのはオス

セキセイインコなどのおしゃべり上手なインコの中でも、特に言葉をたくさん覚えるのは圧倒的にオスが多いとされています。これは、野生のオスがメスにアピールして求愛する際に、複雑でバリエーション豊かなさえずりを披露する本能があるためです。もちろん個体差はありますが、メスに好かれようと一生懸命に声を工夫する習性が、人間の言葉を覚える才能にもつながっています。

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6.鼻の色で性別がわかる

鼻の色で性別がわかる

セキセイインコのオスとメスは、くちばしの上にある「ろう膜」と呼ばれる鼻の周りの色で見分けることができます。大人になったセキセイインコの場合、オスは鮮やかな青色になり、メスは茶色や白っぽい色に変化するのが大きな特徴です。ヒナの頃はどちらもピンク色をしていて見分けがつきにくいのですが、成長してホルモンバランスが整うにつれて、はっきりと色の違いが表れてきます。

 

7.インコという名前の由来

インコという名前の由来

そもそも「インコ」という少し不思議な響きの名前は、どこからやって来たのでしょうか。これは江戸時代以前に中国から伝わった言葉で、漢字で書く「鸚哥(インコ)」の唐音(中国語の発音)がそのまま定着したものとされています。ちなみに古くは「いんこ」ではなく「いんご」と濁って呼ばれていた時代もあり、日本でも古くから珍しい飼い鳥として貴族や大名たちに愛されてきました。

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8.英語ではサイズで呼び分け

英語ではサイズで呼び分け

日本語では小型から大型までまとめて「インコ・オウム」と呼びますが、英語ではサイズや特徴によって呼び方が細かく分かれています。一般的に、小型で尾羽が長いインコは「パラキート(Parakeet)」と呼ばれ、大型のものは「パロット(Parrot)」と総称されます。さらに、日本で一番人気のセキセイインコは「バジー(Budgie)」という可愛らしい愛称で親しまれています。

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9.セキセイインコの故郷

セキセイインコの故郷

日本のペットショップで最もよく見かけるセキセイインコですが、その故郷は南半球のオーストラリアです。現地の乾燥した草原や砂漠地帯では、数千羽から数万羽という見渡す限りの大群を作って空を飛び回っています。ペットのセキセイインコには青や黄色などたくさんの色がありますが、オーストラリアの野生で暮らす原種は、草木に紛れやすい「黄色と緑色」の1種類しかいません。

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10.インコ特有の甘い匂い

インコ特有の甘い匂い

インコを飼っている人の間でよく話題になるのが、羽毛から漂う「インコ臭」と呼ばれる独特のいい香りです。ひなたぼっこをした後のインコからは、まるで干したてのお布団やバター、ポップコーンのような香ばしい匂いがしてきます。これは羽の手入れに使う皮脂の成分や、主食である穀物の香りが混ざり合ったもので、インコ好き向けの香水やグッズが作られるほど人気を集めています。

 

11.人間より色鮮やかな視覚

人間より色鮮やかな視覚

インコが見ている世界は、私たち人間が見ている景色よりもずっとカラフルで鮮やかです。人間は「赤・緑・青」の3種類の光を感じ取る細胞で色を識別していますが、インコの目には「紫外線」まで見分けられる4種類目の細胞が備わっています。人間にはまったく同じに見える仲間の羽の色も、インコ同士の目で見ると紫外線の反射具合によって、性別の違いや健康状態までくっきりと判別できるのです。

 

12.飛べない世界最大のインコ

飛べない世界最大のインコ

ニュージーランドには、世界で唯一「飛ぶことをやめたインコ」であるカカポ(フクロウオウム)が生息しています。体重が最大4キログラムにも達する世界最重量のインコで、外敵がいない環境で進化したため翼が退化してしまいました。夜行性で緑色のぽっちゃりとした体つきをしており、木に登ってはパラシュートのように滑空するという、他の鳥にはないユニークな暮らしを送っています。

 

13.5歳児並みの高い知能

5歳児並みの高い知能

インコの仲間は非常に頭が良く、特にアフリカ原産の大型インコ「ヨウム」は驚異的な知能を持っています。研究によると、ヨウムは人間の4〜5歳児に匹敵する知能と、2歳児並みの感情を持っていることがわかっています。単に言葉を丸暗記するだけでなく、「色」「形」「数」の概念を正しく理解し、自分の意思で言葉を組み合わせて質問に答えることまでできる天才的な鳥なのです。

 

14.リズムに合わせ踊る能力

リズムに合わせ踊る能力

音楽を流すと、インコが首を縦に振ったり足踏みをしたりしてノリノリで踊り出す動画を見たことはありませんか。実は、音楽のビート(拍子)を聞き取って自分の体をリズムに合わせて動かす能力は、人間とインコ・オウム類などの一部の動物にしか確認されていません。音を聞いて脳でリズムを予測し、体をコントロールする高度な神経回路が備わっているからこそできるすごい特技なのです。

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15.足指は前2本と後ろ2本

足指は前2本と後ろ2本

スズメやカラスなど多くの鳥は、足の指が「前に3本、後ろに1本」ついていますが、インコの足は少し特別な形をしています。インコの足指は「前に2本、後ろに2本」という対趾足(たいしそく)と呼ばれる構造になっているのです。この作りのおかげで、木の枝をギュッと強く握って逆さまにぶら下がったり、人間の手のように器用に足でエサを掴んで口に運んだりすることができます。

 

16.くちばしを第3の足に使う

くちばしを第3の足に使う

インコがケージの金網や木の枝を移動する時をよく観察すると、くちばしをフックのように引っ掛けて登っているのがわかります。インコにとって頑丈に曲がったくちばしは、硬い木の実を割るための道具であると同時に、体を支えて移動するための「第3の足」としての役割も果たしています。首の筋肉がとても発達しているため、くちばし1つで自分の全体重を軽々と引き上げられるのです。

 

17.歯がない代わりに砂嚢で消化

歯がない代わりに砂嚢で消化

インコには人間のような「歯」が1本も生えていません。では、どうやって硬い種や穀物を消化しているのかというと、胃の一部にある「砂嚢(さのう)」という分厚い筋肉の袋で食べ物をすり潰しているのです。インコはくちばしで器用に種の殻だけをむいて丸呑みし、この砂嚢をギュッギュッと動かすことで、歯の代わりに細かく砕いて栄養を吸収できる仕組みになっています。

 

18.首が180度くるっと回る

首が180度くるっと回る

インコが眠る時や後ろを振り向く時、首が真後ろを向いていて驚いたことはないでしょうか。人間の首の骨(頸椎)は7個しかありませんが、インコの首には人間のおよそ2倍にあたる13〜14個もの骨が連なっています。そのため、体を正面に向けたままでも首だけを180度ぐるりと回すことができ、背中の羽づくろいをしたり、背中に顔をうずめて眠ったりできるのです。

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19.片足立ちで眠る本当の理由

片足立ちで眠る本当の理由

インコがリラックスしている時や眠る時、片足を羽毛の中にしまい込んで1本足で器用に立っている姿をよく見かけます。これは単なる癖ではなく、羽毛で覆われていない足先から体温が逃げてしまうのを防ぐための大切な防寒対策です。また、インコの足には「止まり木を掴むと自然に指がロックされる腱」があるため、片足で眠っていても力を使わずにバランスを保つことができます。

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20.アボカドは猛毒になる

アボカドは猛毒になる

人間にとっては栄養満点で美味しい食材でも、インコにとっては命に関わる危険な食べ物がいくつかあります。その代表格が「アボカド」で、果実に含まれる「ペルシン」という成分がインコにとって強い猛毒となり、わずか一口でも中毒を起こしてしまいます。他にもチョコレートやネギ類、果物の種なども中毒の原因になるため、放鳥中に人間の食べ物をかじらないよう徹底した注意が必要です。

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21.頭を振ってエサを吐き戻す

頭を振ってエサを吐き戻す

インコが飼い主さんの指や鏡に向かって、頭を縦に振りながら食べたエサを吐き戻すことがあります。一見すると体調が悪いように見えて心配になりますが、首を振って飛ばすのではなく丁寧に出している場合は、大好きな相手にエサをプレゼントする「求愛行動」です。野生のインコがパートナーやヒナに口移しでエサを与える習性の表れであり、それだけ深い愛情を向けられている証拠といえます。

 

22.くちばしを擦る歯ぎしり音

くちばしを擦る歯ぎしり音

インコがうとうとと眠りにつく前、くちばしを「ジャリジャリ」「ギシギシ」と擦り合わせるような音を立てることがあります。これはインコが心から安心し、リラックスして満足している時に見せるサインです。この音が聞こえている時は「今とっても幸せで眠たいよ」という状態なので、声をかけたり触ったりせず、そのままそっと静かに見守ってあげるのが一番です。

 

23.インコの寿命は意外と長い

インコの寿命は意外と長い

体が小さな小鳥は寿命も短いと思われがちですが、インコは適切な環境で大切に育てると驚くほど長生きしてくれます。小型のセキセイインコでも平均7〜10年ほど生き、中には15年以上も長寿を全うするご長寿インコも珍しくありません。さらに、オカメインコなら15〜20年以上、大型のヨウムやコンゴウインコになると50年以上生きることがあり、人間と一生を共にするパートナーになります。

 

24.体調不良を隠す習性がある

体調不良を隠す習性がある

インコと一緒に暮らす上で一番気をつけたいのが、インコは「具合が悪いことをギリギリまで隠す」という習性です。自然界において弱っている姿を見せることは、外敵に狙われたり群れから置いていかれたりする命取りになるため、本能的に元気なふりをしてしまいます。そのため、普段から毎日体重を測る習慣をつけ、少しでも羽を膨らませてじっとしている時はすぐに病院へ連れて行くことが大切です。

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25.あくびは耳抜きのサイン

あくびは耳抜きのサイン

インコが大きく口を開けて「ふわぁ〜」とあくびをする姿はとても可愛いものですが、人間のように眠い時だけにするわけではありません。インコが何回も連続してあくびをする時は、耳の奥の気圧を調整する「耳抜き」や、喉の違和感を取ろうとしているケースが多いのです。また、部屋の換気が悪くて酸素が薄くなっている時にもあくびが出やすいため、新鮮な空気を入れてあげる合図にもなります。

 

26.インコの耳はどこにある?

インコの耳はどこにある?

人間の言葉を上手に聞き取るインコですが、外から見ても人間や犬のような「耳たぶ」が見当たりません。実はインコの耳は、目の少し斜め後ろあたりの羽毛の下に隠れており、風切り音を防ぎながら音をしっかり集められる丸い穴が開いています。普段は柔らかい耳羽(じう)という羽でぴったり覆われて守られていますが、水浴びをした時や頭を掻いた時にチラッとその穴を見ることができます。

 

27.6月15日はインコの日

6月15日はインコの日

カレンダーには動物にちなんだ記念日がたくさんありますが、インコ好きにとって特別な日が毎年「6月15日」です。この日は「オウム(06)インコ(15)」という語呂合わせから、日本動物園水族館協会によって「オウムとインコの日」に制定されました。インコの可愛さを楽しむだけでなく、野生のインコたちが直面している環境問題や、正しい飼育方法について考える大切な記念日となっています。

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28.東京で野生化した緑のインコ

東京で野生化した緑のインコ

東京都内やその周辺の街路樹を見上げると、鮮やかな緑色をした中型の鳥が群れで飛んでいるのを見かけることがあります。これは「ワカケホンセイインコ」というインドやスリランカ原産のインコで、かつてペットとして輸入された個体が逃げ出し、日本の気候に適応して野生化したものです。現在では都心の大学キャンパスや公園をねぐらにし、1000羽以上の規模でたくましく暮らしています。

 

29.黒柳徹子さんのインコ伝説

黒柳徹子さんのインコ伝説

おしゃべりなインコのエピソードとして有名なのが、タレントの黒柳徹子さんが子供の頃に飼っていたセキセイインコの「ピons(ピオ)」のお話です。おしゃべり好きな黒柳さん一家に可愛がられたそのインコは、あまりにも多くの言葉を覚えすぎて、寝言までしゃべるようになったというユニークな逸話が残っています。インコがいかに家族の会話をよく聞き、愛情を吸収しているかがわかる微笑ましいエピソードです。

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30.迷子インコが住所を言った

迷子インコが住所を言った

おしゃべり上手なインコならではの、まるで物語のような本当のお話が日本国内でもたびたびニュースになっています。ある日、家の窓から逃げて迷子になり警察に保護されたセキセイインコが、警察官の前で「自分が住んでいる市や町名、番地、さらには自分の名前」までハッキリとしゃべり出したのです。飼い主さんが日頃からもしものために住所を教えていたおかげで、インコは無事にお家へ帰ることができました。

 

まとめ

ここまで、インコにまつわるおしゃべりの秘密やオウムとの違い、驚きの身体能力などの雑学を30個ご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。小さな体の中に、5歳児並みの知能や人間に寄り添う豊かな愛情が詰まっていることを知ると、インコがますます愛おしく見えてきますよね。

インコはただ可愛いだけでなく、知れば知るほど奥深い魅力にあふれた最高のパートナーです。ペットショップや動画でインコを見かけた時や、お家のインコと遊ぶ時には、ぜひ今回ご紹介した豆知識を思い出して、周りの家族や友人にもシェアしてみてくださいね!

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