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1月28日|歴史上の出来事を年代順にまとめ【今日は何の日?】

1月28日 歴史上の出来事

「今日は何の日?」と気になって、歴史上の出来事を知りたい方へ。

1月28日に起きた歴史的な出来事を、年代順にピックアップして紹介します。

教科書に載るような大きな事件から、身近に起きた出来事まで、幅広く雑学としてまとめました。

1月28日の歴史・出来事

歴史上の出来事

935年:紀貫之『土佐日記』の旅

藤原定家が書写した紀貫之の土佐日記
藤原定家が書写した『土佐日記』 / Wikimedia Commons

平安時代の歌人・紀貫之が、任地である土佐(現在の高知県)から京都への帰路に出発した日とされます(旧暦では承平4年12月21日にあたります)。この旅をもとに書かれたのが、日本最古の「日記文学」とされる『土佐日記』です。面白いのは、男性である貫之が「女性のふりをして」かな文字で書いたこと。京までの船旅は約55日間にも及び、その道中の出来事が日記につづられています。「男もすなる日記といふものを、女もしてみむ」という有名な書き出しは、千年以上たった今も国語の教科書でおなじみですね。

1077年:カノッサの屈辱

カノッサで教皇の赦しを請う皇帝ハインリヒ4世を描いた作品
カノッサで赦しを請う皇帝ハインリヒ4世を描いた作品 / Wikimedia Commons

聖職者の任命権をめぐって対立した神聖ローマ皇帝ハインリヒ4世とローマ教皇グレゴリウス7世。破門されてしまった皇帝は、雪の降るなか北イタリアのカノッサ城を訪れ、1月25日から3日間も裸足で立ち尽くして許しを請いました。そして28日、ついに破門が解かれます。「カノッサの屈辱」として世界史に刻まれたこの出来事は、当時の教皇権がいかに強大だったかを物語る象徴的なエピソードです。

1547年:ヘンリー8世死去

イングランド王ヘンリー8世の肖像画
ハンス・ホルバインによるヘンリー8世の肖像 / Wikimedia Commons

6人もの妻を娶り、離婚問題からイングランド国教会を樹立したことで知られる国王ヘンリー8世が亡くなりました。後を継いだのは、わずか9歳の息子エドワード6世。少年王の誕生です。波乱に満ちた父の治世とは対照的に、エドワード6世は病弱で在位わずか6年、15歳で世を去りました。テューダー朝の激動を象徴する世代交代の日でした。

1754年:「セレンディピティ」誕生

イギリスの作家ホレス・ウォルポールの肖像画
「セレンディピティ」を造語したホレス・ウォルポール / Wikimedia Commons

「思いがけない幸運な発見」を意味する言葉「セレンディピティ」。この日、イギリスの作家ホレス・ウォルポールが友人への手紙の中で初めてこの言葉を使ったとされます。語源はペルシアのおとぎ話『セレンディップの三人の王子』で、偶然の発見を続ける王子たちにちなんで作られた造語でした。今では科学研究やビジネスでもよく使われる、おしゃれな言葉のルーツです。

1813年:『高慢と偏見』刊行

1813年に刊行された高慢と偏見初版の扉ページ
『高慢と偏見』初版第1巻の扉ページ(1813年) / Wikimedia Commons

ジェーン・オースティンの代表作『高慢と偏見』が、この日イギリスで出版されました。プライドの高い紳士ダーシーと、聡明なヒロイン・エリザベスの恋の駆け引きを描いた物語は、200年以上たった今も世界中で愛され続けています。何度も映画やドラマ化される不朽の名作ですが、初版は著者名を伏せて「ある淑女による」として出版されたというのも、当時の事情を感じさせますね。

1871年:日本初の日刊新聞

明治時代の横浜毎日新聞の紙面
『横浜毎日新聞』の紙面 / Wikimedia Commons

日本で初めての日刊新聞『横浜毎日新聞』が、この日創刊されました。それまでの新聞は数日おきの発行が一般的でしたが、毎日発行する形はここから始まります。さらに当時としては珍しく、洋紙に活版印刷という最新スタイルを採用。文明開化の象徴のような存在でした。今や当たり前の「朝刊・夕刊」の文化も、ここがスタート地点だったのです。

1896年:世界初のスピード違反

1897年に撮影された初期のアーノルド・ベンツ自動車
初期のアーノルド・ベンツ自動車(1897年) / Wikimedia Commons

イギリスのウォルター・アーノルドという男性が、世界で初めてスピード違反で検挙されました。その速度は、なんと時速約13km。当時の市街地の制限速度が時速3.2kmだったため、大幅超過とされたのです。自転車に乗った警官が追いかけて捕まえたというから驚きですね。罰金はわずか1シリング。自動車黎明期ならではの、なんともユーモラスな「世界初」の記録です。

1902年:カーネギー研究所設立

ワシントンに建てられたカーネギー研究所管理棟
ワシントンのカーネギー研究所管理棟 / Wikimedia Commons

「鉄鋼王」として巨万の富を築いたアンドリュー・カーネギーが、1000万ドルを投じて科学研究機関「カーネギー研究所」を設立しました。事業で成功した後、財産の多くを教育や研究、図書館の建設に寄付したことで知られる人物です。この研究所からは数々の重要な科学的発見が生まれました。「富は社会に還元すべき」という彼の哲学が形になった一日といえます。

1958年:レゴブロックの特許

レゴブロックの基本構造を示した米国特許図面
レゴブロックの基本構造を示した特許図面 / Wikimedia Commons

デンマークのレゴ社が、現在のレゴブロックの基本構造に関する特許を出願した日です。ポイントは、ブロックの裏側にある「筒(チューブ)」の仕組み。これによってブロック同士がしっかりかみ合い、簡単には外れない構造が実現しました。驚くべきことに、この日に出願された設計のブロックは、今でも現行品と組み合わせて遊べます。半世紀以上の互換性、まさに名設計ですね。

1985年:「We Are the World」

『We Are the World』公式ミュージックビデオ / USAforAfricaVEVO

アフリカの飢餓救済を目的としたチャリティーソング『ウィ・アー・ザ・ワールド』が、この日レコーディングされました。マイケル・ジャクソンやライオネル・リッチーらが作曲し、当代きってのスター歌手45人が一夜にして集結。スタジオには「エゴは入口に置いてこい」という張り紙があったという逸話も有名です。音楽の力で世界を動かした、歴史的なセッションでした。

1986年:チャレンジャー号事故

スペースシャトル・チャレンジャー号STS-51Lの乗組員7人
チャレンジャー号STS-51Lの乗組員 / Wikimedia Commons

アメリカのスペースシャトル「チャレンジャー号」が、打ち上げからわずか73秒後に空中分解し、乗組員7人全員が亡くなりました。搭乗者には民間人として初めて選ばれた女性教師クリスタ・マコーリフさんも。打ち上げの様子はテレビ中継され、多くの人が見守るなかでの悲劇でした。原因は低温による部品の不具合とされ、宇宙開発の安全性を根本から問い直す転機となりました。

2006年:モバイルSuica開始

携帯電話に表示されたモバイルSuicaの画面
携帯電話上のモバイルSuica画面 / Asacyan / CC BY-SA 3.0 / via Wikimedia Commons

JR東日本が、携帯電話を改札にかざして電車に乗れる「モバイルSuica」のサービスを開始しました。それまでICカードを持ち歩いていたものが、ケータイ一つで完結するように。今ではスマホでの電子マネー決済が当たり前ですが、その普及を後押しした先駆的なサービスでした。財布いらずの便利な日常は、こうした技術の積み重ねの上に成り立っているんですね。

1月28日の歴史まとめ

歴史上の出来事のまとめ

古典文学から世界史の名場面、そして宇宙開発の悲劇まで、硬軟入り混じった一日でしたね。レゴやセレンディピティなど、身近な「へぇ」も詰まっています。

こうして振り返ると、今日は何の日とも思っていなかった毎日が、特別な出来事の連続だったことがわかります。

ぜひ、今日の雑学をきっかけに歴史の教養を深めてみてください。

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