「今日は何の日?」と気になって、歴史上の出来事を知りたい方へ。 3月4日に起きた歴史的な出来事を、年代順にピックアップして紹介します。 教科書に載るような大きな事件から、身近に起きた出来事まで、幅広く雑学としてまとめました。
3月4日の歴史・出来事

1167年:平清盛が太政大臣に

武士として初めて朝廷の最高位である太政大臣に上りつめたのが、平清盛です。それまで貴族が独占してきた頂点に武士が立ったことは、まさに時代の転換点でした。とはいえ清盛が太政大臣の座にあったのはわずか3か月ほど。短い在任でしたが、平氏の栄華「平家にあらずんば人にあらず」と称される全盛期の象徴となった出来事です。
1582年:老舗料理店が開業

パリの高級レストランとして名高い「トゥール・ダルジャン」が開業したのがこの日とされています。なんと織田信長が生きていた時代から続く、世界屈指の老舗なのです。鴨料理が名物で、提供した鴨に通し番号を付ける伝統でも知られます。400年以上ものあいだ食通たちを魅了し続けてきた、まさに食の歴史そのものといえるお店です。
1604年:一里塚を設置

江戸幕府が東海道などの主要街道に「一里塚」を設置しました。一里(約4km)ごとに土を盛って木を植えた目印で、旅人にとっての距離計であり、休憩の目安にもなりました。カーナビもスマホもない時代、人々はこの塚を頼りに旅をしたのです。現代の道路標識のご先祖さまともいえる、便利な仕組みでした。
1877年:白鳥の湖が初演

チャイコフスキー作曲の名作バレエ『白鳥の湖』が、モスクワのボリショイ劇場で初演されました。今でこそ世界中で愛される傑作ですが、初演当時の評価はさんざんで、振付や演出が酷評されたといいます。作品が真に輝きを放つのは、チャイコフスキーの没後に大幅改訂されてからのこと。不遇のスタートだったのは意外ですね。
1890年:フォース鉄道橋開通

スコットランドに架かる「フォース鉄道橋」が開通しました。真っ赤な鉄骨が連なる迫力ある姿は、19世紀の土木技術の到達点といわれます。あまりに巨大なため塗装が終わると最初に戻って塗り直す、つまり終わりのない作業を指す英語の慣用句まで生まれたほど。世界遺産にも登録された、鉄道好きにはたまらない名橋です。
1919年:日本初バウムクーヘン

第一次世界大戦で捕虜となったドイツ人菓子職人カール・ユーハイムが、広島の物産陳列館(後の原爆ドーム)で開かれた展示会にバウムクーヘンを出品しました。これが日本で初めて焼かれたバウムクーヘンとされ、この日は「バウムクーヘンの日」になっています。今では結婚式の引き出物の定番。その第一歩が広島だったとは驚きですね。
1935年:天皇機関説事件

貴族院の予算総会で、天皇機関説をめぐり岡田啓介首相が答弁に立ちました。これは天皇を国家という組織の最高機関と捉える憲法学説で、当時の通説でもありました。首相は当初「学説の問題は学者に委ねるべき」との慎重な姿勢を示しましたが、その後、軍部や右翼の攻撃によって機関説は排撃され、学問の自由が脅かされていきます。日本が戦争へと突き進む空気を象徴する、重い出来事のひとつでした。
1967年:外国人初の関取
ハワイ出身の力士・高見山が新十両に昇進し、大相撲史上初の外国人関取が誕生しました。初土俵からわずか3年でのスピード出世。恵まれた体格と明るい人柄で人気を集め、後の国際化への扉を開きました。引退後は親方として曙や高見盛を育てます。今や外国人力士は当たり前ですが、その原点がこの日にありました。
2000年:PS2が発売

ソニーの家庭用ゲーム機「PlayStation 2」が発売されました。価格は39,800円。ゲーム機でありながらDVDが再生できる点が大きな話題となり、当時まだ高価だったDVDプレーヤー代わりに買う人も続出しました。結果としてDVDの普及を後押しした立役者に。国内だけで2000万台超を売り上げた、まさに伝説の名機です。
3月4日の歴史まとめ

3月4日は、武士の頂点・平清盛から白鳥の湖、バウムクーヘン、PS2まで、硬い歴史と身近な文化が見事に交差した日でした。世界が動いた節目と、暮らしを彩る誕生がバランスよく並んでいます。 こうして振り返ると、今日は何の日とも思っていなかった毎日が、特別な出来事の連続だったことがわかります。 ぜひ、今日の雑学をきっかけに歴史の教養を深めてみてください。
3月4日関連ページ
- 今日は何の日 3月4日【総合版】 (記念日、出来事、誕生日のダイジェスト・誕生花・誕生石・誕生日占い・今日の一言)
- 3月4日有名人の誕生日一覧
- 3月4日の食べ物記念日