「今日は何の日?」と気になって、歴史上の出来事を知りたい方へ。
3月5日に起きた歴史的な出来事を、年代順にピックアップして紹介します。
教科書に載るような大きな事件から、身近に起きた出来事まで、幅広く雑学としてまとめました。
3月5日の歴史・出来事

1770年:ボストン虐殺事件

アメリカ独立戦争の引き金のひとつとなった事件が起きました。植民地ボストンで、市民とイギリス兵が衝突し、兵士の発砲で5人が死亡したのです。実際は小競り合いがエスカレートしたものでしたが、「虐殺」として大々的に宣伝され、反英感情に火がつきました。情報の伝え方が歴史を動かした、象徴的な出来事といえます。
1908年:日本初のミスコン

時事新報社が、アメリカの新聞社が企画した世界美人コンクールの日本予選として、日本初の美人コンテストを開催しました。写真審査による選出で、これが日本のミスコンの原点とされています。ただし当時は「人前に顔をさらすなんて」という風潮も根強く、応募者集めには相当苦労したそうです。時代の価値観がうかがえる出来事ですね。
1931年:初のエアガール誕生

東京航空輸送が実施した、日本初の客室乗務員「エアガール」の採用試験結果が発表されました。なんと140人もの応募がありましたが、合格はわずか3人という超難関。のちに「スチュワーデス」と呼ばれる花形職業の、まさに第一歩です。空の旅がまだ珍しかった時代に、空を職場にする女性たちが登場したのでした。
1932年:血盟団事件

三井財閥の総帥・團琢磨が、東京・日本橋の三井本館前で射殺されました。犯人は「一人一殺」を掲げた右翼団体・血盟団のメンバー。白昼のテロでした。前年に前蔵相も暗殺されており、政財界の要人が次々と狙われる不穏な時代の幕開けです。昭和初期、テロが政治を揺さぶっていった暗い空気を象徴する事件でした。
1936年:スピットファイア初飛行

イギリスの名機、戦闘機スーパーマリン・スピットファイアが初飛行に成功しました。美しい楕円形の主翼が特徴で、のちのバトル・オブ・ブリテンでイギリスを救った立役者として知られます。性能だけでなくその優雅なシルエットから、今なお多くの航空ファンに愛される存在。航空史に名を刻む傑作機の、記念すべき初フライトでした。
1946年:鉄のカーテン演説

イギリスのチャーチル前首相が、アメリカで「鉄のカーテン」演説を行いました。ソ連が東欧諸国を覆い隠すように支配を広げる様子を、ヨーロッパに下ろされたカーテンに例えたのです。この一言が冷戦の始まりを告げる名言として歴史に刻まれました。物理的なカーテンではなく、東西対立の緊張を表す比喩だった点も覚えておきたいですね。
1953年:スターリン暴落

ソ連の最高指導者スターリンが重体(実際は同日死亡)と報じられると、世界中の株式市場が一気に暴落しました。これが「スターリン暴落」です。日本でも軍需関連株を中心に株価が急落し、大混乱に。一人の指導者の生死をめぐる報道が、地球の裏側の市場まで揺さぶったのです。世界経済のつながりの強さを示す出来事でした。
1966年:BOAC機富士山墜落

英国海外航空の旅客機が、富士山上空で空中分解する痛ましい事故が起きました。乗員・乗客124名全員が亡くなる大惨事です。原因は富士山が生み出す「山岳波」と呼ばれる激しい乱気流。美しい富士の姿を間近で見ようとしたことが裏目に出たとも言われます。この事故をきっかけに、乱気流への警戒が世界的に強まりました。
1979年:ボイジャー木星に接近

アメリカの無人惑星探査機ボイジャー1号が、木星に最接近しました。送られてきた鮮明な画像は、巨大な「大赤斑」や木星の環、そして衛星イオの活火山など、数々の驚きを地球にもたらしました。この探査機は今も太陽系の外へと飛び続けています。人類が遠い惑星の素顔を初めて間近に見た、宇宙開発史に残る一日でした。
3月5日の歴史まとめ

3月5日は、テロや事故といった激動の出来事から、空の旅やミスコンの幕開けまで、硬軟入り混じった一日でした。日本と世界が交錯する話題が多いのも特徴です。
こうして振り返ると、今日は何の日とも思っていなかった毎日が、特別な出来事の連続だったことがわかります。
ぜひ、今日の雑学をきっかけに歴史の教養を深めてみてください。
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