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6月7日|歴史上の出来事を年代順にまとめ【今日は何の日?】

6月7日 歴史上の出来事

「今日は何の日?」と気になって、歴史上の出来事を知りたい方へ。

6月7日に起きた歴史的な出来事を、年代順にピックアップして紹介します。

教科書に載るような大きな事件から、身近に起きた出来事まで、幅広く雑学としてまとめました。

6月7日の歴史・出来事

歴史上の出来事

1099年:十字軍エルサレム包囲

第1回十字軍による1099年のエルサレム攻囲を描いた中世の挿絵
第1回十字軍によるエルサレム攻囲を描いた14世紀の挿絵 / Wikimedia Commons

第1回十字軍によるエルサレム攻囲戦が始まった日です。聖地奪還を掲げてヨーロッパを発った遠征軍が、ついに目的地の城壁の前にたどり着きました。約1か月の攻防の末に陥落させますが、その際の凄惨な殺戮は後世まで語り継がれることになります。中世ヨーロッパと中東の関係を大きく変えた、歴史の分岐点のひとつでした。

1494年:世界を二分する条約

トルデシリャス条約によるスペインとポルトガルの分界線を示した地図
トルデシリャス条約の分界線を示した1897年の地図 / Wikimedia Commons

スペインとポルトガルが、トルデシリャス条約を結んだ日です。なんと地球儀に一本の線を引き、「これより東はポルトガル、西はスペイン」と、まだ見ぬ新大陸を含む世界を二つの国で勝手に山分けしてしまったのです。大航海時代ならではの大胆な取り決めで、後の南米でブラジルだけがポルトガル語圏になった理由もここにあります。

1579年:安土城の天主が完成

後世に描かれた安土城と城下町の図
明治29年に模写された安土城図(後世の想像図) / Wikimedia Commons

織田信長が築いた安土城の天主(天守)が完成し、信長が移り住んだとされる日です。琵琶湖のほとりにそびえる壮麗な城は、金箔や極彩色で飾られ、訪れる者の度肝を抜いたと伝わります。それまでの城が実用一辺倒の砦だったのに対し、信長の権威を見せつける「魅せる城」の先駆けでした。本能寺の変の後に焼失してしまい、今は幻の名城として知られています。

1628年:権利の請願に署名

1628年にイングランド議会が提出した権利の請願
1628年の「権利の請願」 / Wikimedia Commons

イングランド王チャールズ1世が、議会の突きつけた「権利の請願」を受け入れ承認した日です。議会の同意なく課税しないこと、不当な逮捕をしないことなどを求めた文書で、後のイギリス立憲政治の礎となりました。とはいえ王はその後も独裁的な姿勢を改めず、やがて内戦を招いて処刑されてしまいます。王権と議会のせめぎ合いを象徴する一幕でした。

1692年:海賊の街が水没

1692年の地震前後におけるポート・ロイヤルの範囲を示した図
地震前のポート・ロイヤルと、地震後に残った範囲を示す図 / Wikimedia Commons

カリブ海のジャマイカにあった港町ポート・ロイヤルが、大地震で海に沈んだ日です。当時この街は海賊たちが集う「世界一邪悪な街」と呼ばれた歓楽都市でした。地震と津波、地盤の液状化によって街の約3分の2が一瞬で海中へ消え、数千人が犠牲になったと伝わります。あまりの惨状から、人々は「神罰だ」とおののいたといいます。

1884年:日本で商標制度開始

明治時代に登録されたメリヤス製品の商標
『日本登録商標大全』に掲載された明治時代の商標 / Wikimedia Commons

日本で「商標条例」が制定され、商標の制度がスタートした日です。商標とは、自社の商品を他社のものと区別するための文字やマークのこと。今でいうブランドロゴや商品名の権利を守る仕組みです。近代国家として産業を育てるうえで、まがい品から作り手を守るこの制度は欠かせないものでした。私たちが安心してブランドを選べる土台が、ここで築かれたのです。

1926年:ガウディが事故に

若き日の建築家アントニ・ガウディの肖像写真
1878年に撮影されたアントニ・ガウディ / Wikimedia Commons

サグラダ・ファミリアで知られる建築家アントニ・ガウディが、バルセロナの路面電車に轢かれ重傷を負った日です。なんと当時の彼は身なりが質素すぎて浮浪者と間違われ、手当てが遅れてしまったといいます。3日後に帰らぬ人となりました。世界中から愛される天才建築家の、あまりにあっけない最期でした。彼の代表作は今も未完のまま建設が続いています。

1929年:バチカン市国が誕生

ラテラノ条約に署名するガスパリ枢機卿とムッソリーニ
ラテラノ条約に署名するガスパリ枢機卿とムッソリーニ / Wikimedia Commons

イタリアとローマ教皇庁が結んだラテラノ条約が発効し、世界最小の独立国「バチカン市国」が誕生した日です。それまで両者は長らく対立していましたが、ムッソリーニ政権との合意によって和解が成立しました。面積はわずか0.44平方キロメートルほどで、東京ディズニーランドよりも小さいほど。それでいて全世界のカトリック信者の総本山として、絶大な影響力を持つ特別な国です。

1986年:衣笠2000試合連続

野球選手のカル・リプケンと衣笠祥雄
カル・リプケンと衣笠祥雄 / Wikimedia Commons

プロ野球・広島東洋カープの衣笠祥雄選手が、2000試合連続出場という前人未到の記録を達成した日です。甲子園での阪神戦でのことでした。デッドボールで骨折しても翌日に代打で立つなど、その不屈の精神から「鉄人」と呼ばれた名選手です。翌年にはメジャーの世界記録も塗り替え、国民栄誉賞を受賞。今なお多くのファンに愛される伝説のひとりです。

1991年:ピナツボ山が噴火

1991年6月にピナツボ山から立ち上る巨大な噴煙
1991年6月12日のピナツボ山噴火 / Wikimedia Commons

フィリピンのピナツボ山で、約600年ぶりとなる大噴火の前兆が始まった日です。この日に溶岩ドームの形成が始まり、その後の噴火は20世紀最大級の規模に発展しました。噴き上げられた大量の火山灰は地球規模で気温を下げ、世界の平均気温を約0.5度も低下させたといわれます。事前の避難で多くの命が救われた、防災の教訓としても語られる出来事です。

6月7日の歴史まとめ

歴史上の出来事のまとめ

6月7日は、安土城やバチカン市国の誕生といった「華やかな始まり」と、地震や噴火という「自然の猛威」が同居する、変化に富んだ一日でした。鉄人・衣笠の不屈の記録も心に残ります。

こうして振り返ると、今日は何の日とも思っていなかった毎日が、特別な出来事の連続だったことがわかります。

ぜひ、今日の雑学をきっかけに歴史の教養を深めてみてください。

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