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6月20日|歴史上の出来事を年代順にまとめ【今日は何の日?】

6月20日 歴史上の出来事

「今日は何の日?」と気になって、歴史上の出来事を知りたい方へ。

6月20日に起きた歴史的な出来事を、年代順にピックアップして紹介します。

教科書に載るような大きな事件から、身近に起きた出来事まで、幅広く雑学としてまとめました。

6月20日の歴史・出来事

歴史上の出来事

1180年:宇治平等院の戦い

宇治橋で戦う源氏と平家を描いた錦絵
月岡芳年「宇治橋の戦い」(1882年) / Wikimedia Commons

源平合戦の口火を切った戦いが、この日に起こりました。平家打倒を呼びかけた以仁王(もちひとおう)と、老将・源頼政が宇治の平等院で平家の大軍と激突します。橋板を外して防戦するも力及ばず、二人はこの地で命を落としました。この敗北が逆に全国の源氏を立ち上がらせ、やがて平家滅亡へとつながっていく、歴史の大きな分岐点だったのです。

1703年:曽根崎心中が初演

曽根崎心中のお初と徳兵衛を演じる役者を描いた版画
『曽根崎心中』のお初と徳兵衛を演じる役者(1719年の版画) / Wikimedia Commons

大坂の竹本座で、近松門左衛門の人形浄瑠璃『曽根崎心中』が初演されました。実際に起きた心中事件をわずか1か月ほどで脚色した作品で、醤油屋の手代・徳兵衛と遊女・お初の悲恋を描いています。「この世のなごり、夜もなごり」の名文句で知られ、町人の心を激しく揺さぶり大ヒット。世話物という新ジャンルを切り開いた記念碑的な作品です。

1789年:球戯場の誓い

球戯場の誓いに集まったフランス第三身分の議員たちを描いた作品
ジャック=ルイ・ダヴィッド「球戯場の誓い」 / Wikimedia Commons

フランス革命前夜、議場を閉め出された第三身分(平民)の議員たちが、近くのテニスコート(球戯場)に集まり、憲法を制定するまで決して解散しないと誓い合いました。これが有名な「球戯場の誓い」です。王の権威に真っ向から立ち向かったこの決意が、まもなくバスティーユ襲撃へとつながり、フランス革命の本格的な幕開けとなりました。

1837年:ヴィクトリア女王即位

即位した年の若きヴィクトリア女王の肖像
1837年のヴィクトリア女王 / Wikimedia Commons

イギリスでヴィクトリアが18歳で女王に即位しました。約63年にわたる長い治世は「ヴィクトリア朝」と呼ばれ、大英帝国が世界の頂点に立った繁栄の時代として知られています。彼女が結婚式で白いウェディングドレスを着たことが、現在まで続く「花嫁は白いドレス」という世界的な習慣の元になったとも言われています。

1840年:モールスが電信を特許

電信機に手を置く発明家サミュエル・モールス
電信機に手を置くサミュエル・モールス(1850年) / Wikimedia Commons

発明家サミュエル・モールスが、電信に関する特許をアメリカで取得しました。トン・ツーの組み合わせで文字を送る「モールス符号」もこの特許に基づくものです。それまで馬や船で何日もかかっていた遠距離の連絡が、電気の力で一瞬にして可能になりました。世界を一気に縮めた通信革命の出発点が、この日にあったのです。

1887年:小説「浮雲」刊行

小説「浮雲」を著した二葉亭四迷の肖像
『浮雲』を著した二葉亭四迷 / Wikimedia Commons

二葉亭四迷の長編小説『浮雲』の第一篇が刊行されました。それまでの小説は古めかしい文語体が当たり前でしたが、本作は話し言葉に近い「言文一致体」で書かれた最初期の作品として知られています。私たちが今、普通に読み書きしている現代の文章スタイルは、こうした明治の文学者たちの大胆な挑戦から生まれたものなのです。

1935年:富士通の前身が設立

富士通の企業ロゴ
現在の富士通ロゴ / Wikimedia Commons

大手電機メーカー・富士通の前身である「富士通信機製造株式会社」が設立されました。もとは電話交換機などの通信機器を作る会社としてスタートしましたが、やがてコンピューター分野へと進出。今では日本を代表するIT企業の一つに成長しました。社名の「富士」と「通信」を組み合わせたのが「富士通」の由来だというのも、知ると納得の雑学です。

1954年:名古屋テレビ塔が開業

名古屋市中心部に立つ名古屋テレビ塔
名古屋テレビ塔(現在の中部電力 MIRAI TOWER) / Benjamin Hollis from Seattle, WA, USA / CC BY 2.0 / via Wikimedia Commons

名古屋・大通公園に、日本初の集約電波塔「名古屋テレビ塔」が開業しました。高さ180メートルで、当時は東洋一の高さを誇り「東洋のエッフェル塔」とも呼ばれました。東京タワーが完成するのはこの4年後のことで、名古屋のタワーがいわば先輩格にあたります。現在は「中部電力 MIRAI TOWER」として、今も街のシンボルであり続けています。

1968年:100mで9秒台突入

短距離走者ジム・ハインズを描いた1969年の切手
ジム・ハインズを描いた1969年の切手 / Wikimedia Commons

アメリカの全米陸上選手権、男子100メートル走で、ジム・ハインズら3選手が手動計時で9秒9を記録しました。長らく「破れない壁」とされてきた10秒の壁を、ついに人類が突破した瞬間です。同年のメキシコ五輪でハインズは電気計時の公式記録でも9秒台を出し、スプリント界の新時代を切り開いた英雄として歴史に名を刻みました。

1973年:NHKホール開館

東京・渋谷にあるNHKホールの外観
東京・渋谷のNHKホール / Rs1421 / CC BY-SA 3.0 / via Wikimedia Commons

東京・渋谷に、現在のNHKホールが開館しました。約3,600席を誇る大ホールで、こけら落としはパイプオルガンの演奏会でした。年末の風物詩「NHK紅白歌合戦」の舞台としてもおなじみで、毎年大みそかに多くの歌手がこのステージに立ちます。NHK交響楽団の定期公演会場でもあり、日本の音楽文化を支える重要なホールとなっています。

1975年:「ジョーズ」公開

映画『ジョーズ』50周年記念予告編 / Universal Pictures 公式

スティーブン・スピルバーグ監督の映画『ジョーズ』がアメリカで公開されました。巨大な人食いザメの恐怖を描いた本作は大ヒットを記録し、夏に大作映画を公開して稼ぐ「サマー・ブロックバスター」という興行スタイルを生み出しました。あの「ジャジャーン…」という不気味なテーマ曲を聞くだけで、今も背筋がぞっとする人は多いのではないでしょうか。

2001年:世界難民の日制定

世界難民の日に記者会見する国務長官とUNHCR特使
世界難民の日に行われた記者会見(2016年) / Wikimedia Commons

国連が6月20日を「世界難民の日(World Refugee Day)」と定め、2001年から実施されています。紛争や迫害によって故郷を追われた人々に思いを寄せ、支援の輪を広げる日です。世界各地の名所が、国連のシンボルカラーである青色にライトアップされることもあります。遠い国の出来事のようでいて、私たち一人ひとりに無関係ではないテーマを考えるきっかけの日です。

6月20日の歴史まとめ

歴史上の出来事のまとめ

6月20日は、フランス革命の誓いや女王の即位といった世界史の転換点から、ジョーズやNHKホールといった文化・娯楽の話題まで、硬軟そろった一日でした。

こうして振り返ると、今日は何の日とも思っていなかった毎日が、特別な出来事の連続だったことがわかります。

ぜひ、今日の雑学をきっかけに歴史の教養を深めてみてください。

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