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7月5日|歴史上の出来事を年代順にまとめ【今日は何の日?】

7月5日 歴史上の出来事

「今日は何の日?」と気になって、歴史上の出来事を知りたい方へ。

7月5日に起きた歴史的な出来事を、年代順にピックアップして紹介します。

教科書に載るような大きな事件から、身近に起きた出来事まで、幅広く雑学としてまとめました。

7月5日の歴史・出来事

歴史上の出来事


1687年:プリンキピア刊行

1687年に刊行されたニュートンのプリンキピア初版の扉
ニュートン『プリンキピア』初版の扉(1687年) / Wikimedia Commons

1687年7月5日、アイザック・ニュートンの著書『自然哲学の数学的諸原理』、通称「プリンキピア」が刊行されました。全3巻からなり、万有引力の法則や運動の三法則を数学的に体系化した、近代科学の金字塔とされる一冊です。リンゴが落ちるのを見て引力を思いついたという逸話で有名ですが、その背後にはこれほど緻密な理論があったのですね。出版費用は友人の天文学者ハレーが負担したと伝わります。

1886年:東京電燈が開業

東京電燈が多摩川付近に設置した送電鉄塔
東京電燈の多摩川付近の送電鉄塔(1908年ごろ) / Wikimedia Commons

1886年(明治19年)7月5日、日本初の電気事業会社「東京電燈」が開業しました。現在の東京電力の前身にあたる会社です。翌年には火力発電所からの家庭配電を開始し、それまでのガス灯に代わって電気の灯りが少しずつ街を照らし始めました。当時の技術者・藤岡市助はわずか29歳。文明開化の象徴ともいえる電気の時代が、ここから本格的に幕を開けたのです。

1935年:ワグナー法が制定

1935年7月5日、アメリカで労働者の団結権や団体交渉権を保証する「全国労働関係法」、通称ワグナー法が制定されました。世界恐慌後のニューディール政策の一環で、労働組合の活動を法的に後押しする画期的な内容でした。経営者側に対して労働者の立場を守るこの法律は、その後の世界各国の労働法制にも影響を与え、働く人の権利を考えるうえで欠かせない土台となっています。

1937年:SPAM発売開始

SPAM発売前に販売されていたホーメル社のスパイスドハム缶
SPAMの前身となったホーメル社のスパイスドハム缶(1936年) / Anon a mouse Lee / CC BY-SA 4.0 / via Wikimedia Commons

1937年7月5日、アメリカのホーメルフーズがランチョンミートの缶詰を「SPAM(スパム)」の名前で発売しました。沖縄料理のチャンプルーでもおなじみのあの缶詰です。実は、迷惑メールを指す「スパムメール」の語源もこの商品。コント番組でSPAMという単語が連呼されるネタが元になったといわれ、しつこく繰り返されるイメージが転じたのだとか。食卓の定番が思わぬ形でIT用語になったのですね。

1946年:ビキニ水着を発表

1947年ごろのニュージーランドの海岸で水着を着た人々
ビキニ発表翌年ごろのウェリントン・オリエンタル湾(1947年ごろ) / Archives New Zealand from New Zealand / CC BY-SA 2.0 / via Wikimedia Commons

1946年7月5日、フランスのデザイナー、ルイ・レアールが「世界一小さな水着」ビキニを発表しました。名前の由来は、その数日前にアメリカが核実験を行った南太平洋の「ビキニ環礁」。それほど世間に衝撃を与えるという意味を込めて名付けられたといわれます。あまりに大胆なデザインのため、当初はモデルが着用を拒否し、ヌードダンサーが披露したという逸話も残っています。

1947年:鐘の鳴る丘 放送開始

ラジオドラマを映画化した鐘の鳴る丘第三篇クロの巻のポスター
映画版『鐘の鳴る丘 第三篇 クロの巻』のポスター(1949年) / Wikimedia Commons

1947年7月5日、戦災孤児たちの共同生活を描いたラジオドラマ『鐘の鳴る丘』がNHKラジオで放送を開始しました。終戦からまだ2年、街には親を失った子どもたちが大勢いた時代です。番組は約3年半にわたって放送され、主題歌「とんがり帽子」とともに人々の心の支えとなりました。荒廃した世の中にあって、人々が前を向くきっかけを与えた名作として記憶されています。

1950年:バンダイ設立

玩具メーカーのバンダイのロゴ
バンダイのロゴ / Wikimedia Commons

1950年7月5日、東京・浅草で山科直治により「株式会社萬代屋(ばんだいや)」が設立されました。現在のおもちゃメーカー大手・バンダイの前身です。社名には「永遠・末代まで続くように」という願いが込められているのだとか。後に仮面ライダーやガンダム、ガシャポンなど数えきれないヒット商品を世に送り出し、日本の玩具産業の礎を築きました。誰もが一度は遊んだ思い出があるのではないでしょうか。

1972年:ユーミンがデビュー

松任谷由実と永岡桂子文部科学大臣
松任谷由実(左、2022年) / 文部科学省 / CC BY 4.0 / via Wikimedia Commons

1972年7月5日、荒井由実(現・松任谷由実)がシングル『返事はいらない』でデビューしました。後に日本の音楽シーンを代表する存在となる「ユーミン」の出発点です。ところがこのデビュー曲、時代に早すぎたためか売り上げはわずか300枚ほどだったと伝えられています。その後の華々しい活躍を思えば意外な滑り出しですが、誰にでも知られざる下積みの時代があったのですね。

1972年:繁藤災害が発生

繁藤災害から52年となる年に行われた慰霊祭 / 【公式】RKC高知放送

同じ1972年7月5日、高知県土佐山田町の繁藤駅一帯で、豪雨による大規模な地すべり性崩壊が発生しました。最初の小規模な崩落で生き埋めになった人を救助している最中に、より大きな山津波が襲いかかるという痛ましい二次災害が起き、死者は60人にのぼりました。集中豪雨の恐ろしさと、救助活動の難しさを改めて突きつけた災害として、防災を考えるうえで語り継がれています。

1996年:クローン羊ドリー誕生

世界初の体細胞クローン羊ドリーの剝製
スコットランド国立博物館に展示されている羊のドリー / Wikimedia Commons

1996年7月5日、スコットランドのロスリン研究所で、世界初の哺乳類の体細胞クローンである雌羊「ドリー」が誕生しました。6歳の羊の細胞を完全にコピーして生み出されたこの成果は、生命科学に大きな衝撃を与え、クローン技術の倫理をめぐる議論を世界中に巻き起こしました。ドリーは6歳で亡くなりましたが、その存在は科学の可能性と課題を同時に示した象徴として歴史に刻まれています。

7月5日の歴史まとめ

歴史上の出来事のまとめ

7月5日は、近代科学の幕開けから電気・労働・水着・クローンまで、文明の転換点が驚くほど幅広く並んだ一日でした。硬い科学史と身近な暮らしの話題が同居しているのが印象的です。

こうして振り返ると、今日は何の日とも思っていなかった毎日が、特別な出来事の連続だったことがわかります。

ぜひ、今日の雑学をきっかけに歴史の教養を深めてみてください。

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