「今日は何の日?」と気になって、歴史上の出来事を知りたい方へ。
9月14日に起きた歴史的な出来事を、年代順にピックアップして紹介します。
教科書に載るような大きな事件から、身近に起きた出来事まで、幅広く雑学としてまとめました。
9月14日の歴史・出来事

1180年:源頼朝の石橋山敗戦

治承4年(1180年)のこの日(旧暦8月23日)、伊豆で挙兵した源頼朝が、相模国の石橋山で平氏方の大軍に大敗しました。頼朝はわずかな手勢で山中に逃げ込み、命からがら安房国へと落ち延びます。じつはこの大ピンチがあったからこそ、関東武士団を結集する転機となり、後の鎌倉幕府樹立へとつながっていくのですから、歴史は分からないものですね。
1741年:名曲「メサイア」完成

1741年のこの日、作曲家ヘンデルがオラトリオ『メサイア』を書き上げました。年末の風物詩「ハレルヤ・コーラス」を含むこの大作を、彼は8月22日からのわずか24日ほどで一気に完成させたと伝わります。あまりの集中ぶりに食事も手につかなかったそうで、楽譜を書きながら涙を流したという逸話も。今も世界中で愛される名曲が、驚異的なスピードで生まれた一日でした。
1752年:暦から11日が消えた日

1752年のこの日、イギリスとその植民地がグレゴリオ暦を導入しました。それまで使っていた旧暦とのズレを直すため、9月2日の翌日をいきなり9月14日にするという荒業を実施。つまりこの年、9月3日から13日までの「11日間」がこの世から消えてしまったのです。「失われた日々を返せ!」と人々が騒いだという話も残る、何ともユニークな一日でした。
1814年:星条旗の歌が誕生

1814年のこの日、米英戦争のボルチモアの戦いのさなか、弁護士フランシス・スコット・キーが砲撃を耐え抜いてはためく星条旗を目にし、感動して一編の詩を書きました。この詩がのちに曲をつけられ、現在のアメリカ国歌『星条旗』となります。スポーツの国際試合などでよく耳にするあの荘厳なメロディーは、戦場での感動から生まれたのですね。
1862年:生麦事件が起こる

文久2年(1862年)のこの日、横浜の生麦村で薩摩藩・島津久光の行列を騎馬のまま横切ったイギリス人4人のうち、1人が藩士に斬殺され、2人が重傷を負う事件が起こりました。これが「生麦事件」です。文化の違いから生まれたこの衝突は、翌年の薩英戦争へと発展し、結果的に薩摩が攘夷から開国・倒幕へと舵を切るきっかけにもなりました。幕末史を動かした重大事件の一つです。
1901年:ルーズベルト大統領に

1901年のこの日、狙撃され重傷を負っていたアメリカのマッキンリー大統領が死去し、副大統領のセオドア・ルーズベルトが大統領に昇格しました。当時42歳、史上最年少での就任です。「テディベア」の名前の由来になった人物としても有名で、自然保護や革新的な政策を進めました。一発の凶弾が、若きリーダーをアメリカの舵取りへと押し上げた日でした。
1994年:イチロー日本新記録

1994年のこの日、オリックスのイチロー選手がシーズン192安打目を放ち、1950年に藤村富美男が記録した191安打の日本プロ野球シーズン最多安打記録を、44年ぶりに塗り替えました。この勢いのままイチローは7日後の9月21日に日本初のシーズン200安打を達成。後にメジャーへ渡る天才打者の伝説は、この秋に大きく花開いたのです。
2000年:Windows Me発売

2000年のこの日、マイクロソフトが家庭向けの基本ソフト「Windows Me(ミレニアムエディション)」をアメリカで発売しました(日本語版の発売は同年9月23日)。動画や音楽を手軽に扱える機能が強化された一方で、動作の不安定さもしばしば話題になった、なかなか個性的なOSでした。パソコンが一家に一台へと広がっていった時代を象徴する、懐かしい製品ですね。
9月14日の歴史まとめ

9月14日は、幕末を揺るがした生麦事件から、暦が11日も消えた珍事、そしてイチローやWindows Meまで、硬軟そろった話題が詰まった一日でした。
こうして振り返ると、今日は何の日とも思っていなかった毎日が、特別な出来事の連続だったことがわかります。
ぜひ、今日の雑学をきっかけに歴史の教養を深めてみてください。
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