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11月25日|歴史上の出来事を年代順にまとめ【今日は何の日?】

11月25日 歴史上の出来事

「今日は何の日?」と気になって、歴史上の出来事を知りたい方へ。

11月25日に起きた歴史的な出来事を、年代順にピックアップして紹介します。

教科書に載るような大きな事件から、身近に起きた出来事まで、幅広く雑学としてまとめました。

11月25日の歴史・出来事

歴史上の出来事

1177年:病王、大軍を破る

モンジザールの戦いで戦うエルサレム王ボードゥアン4世を描いた絵画
モンジザールの戦いを題材とした19世紀の絵画 / Wikimedia Commons

この日、エルサレム王ボードゥアン4世が「モンジザールの戦い」でサラディン率いるアイユーブ朝の大軍を撃破しました。驚くべきは、王がまだ16歳で、しかもハンセン病を患う身だったこと。圧倒的な兵力差をくつがえした奇跡の勝利として知られ、後世「病王」「レパー・キング(癩病の王)」と語り継がれます。十字軍とイスラム勢力の攻防を象徴する一戦でした。

1795年:ポーランド消滅の日

ポーランド・リトアニア共和国の分割を示した1799年の地図
ポーランド分割の状況を示した1799年の地図 / Wikimedia Commons

この日、先の第三次ポーランド分割を受けて、国王スタニスワフ・アウグストが強制的に退位させられました。ロシア・プロイセン・オーストリアの3国に領土を分け取りされ、ポーランドは地図上から姿を消してしまいます。独立を回復するのは実に123年後、第一次世界大戦の終結後のこと。国家がまるごと消えるという、ヨーロッパ史でも稀な出来事でした。

1867年:ノーベルの特許

ダイナマイトを発明したアルフレッド・ノーベルの肖像画
アルフレッド・ノーベルの肖像画 / Wikimedia Commons

この日、アルフレッド・ノーベルがダイナマイトの特許を取得しました。ニトログリセリンを珪藻土に染み込ませて安定させた発明で、トンネル工事や鉱山開発を一変させます。しかし爆薬は戦争にも使われ、ノーベルは「死の商人」と呼ばれることに。その反省から創設されたのがノーベル賞だという逸話は、あまりにも有名です。

1876年:学問のすゝめ完結

福澤諭吉らによる学問のすゝめ初版本の一頁
『学問のすゝめ』初版本の第一頁 / Wikimedia Commons

この日、福澤諭吉の『学問のすゝめ』最終刊・第17篇が刊行されました。「天は人の上に人を造らず」の一文で知られる本書は、当時としては異例の大ベストセラー。シリーズ全体で340万部以上売れたともいわれ、当時の人口を考えれば国民の10人に1人が手にした計算になります。明治の日本人の向学心をかき立てた名著でした。

1892年:五輪復活の提唱

近代オリンピックの創設を提唱したピエール・ド・クーベルタン
ピエール・ド・クーベルタンの肖像 / Wikimedia Commons

この日、パリのソルボンヌ大学で開かれたフランス・スポーツ連盟の創立5周年記念式典での講演で、ピエール・ド・クーベルタンが古代オリンピックの復活を提唱しました。「近代五輪の父」と呼ばれる彼のこの呼びかけが、4年後の第1回アテネ大会へとつながります。スポーツを通じて世界の平和を願ったその理念は、100年以上を経た今も五輪のたびに受け継がれています。

1920年:戦艦長門が竣工

竣工当時の日本海軍戦艦長門
竣工直後の1920年代初頭に撮影された戦艦「長門」 / Wikimedia Commons

この日、日本海軍の戦艦「長門」が竣工しました。世界初の41cm主砲を搭載した当時最強クラスの戦艦で、長らく連合艦隊の旗艦を務め、国民から絶大な人気を誇りました。太平洋戦争を生き延びたものの、戦後はアメリカのビキニ環礁での原爆実験の標的に。最後まで沈まず、4日後にひっそりと姿を消した不屈の艦でした。

1940年:あの鳥が初登場

この日公開の短編アニメ『Knock Knock』で、ウッディー・ウッドペッカーが初登場しました。「アハハハハッ!」という独特の笑い声がトレードマークのキツツキのキャラクターで、世界中で人気を博します。日本でもテレビ放送され、おなじみの存在に。当初は脇役として生まれたキャラが、いつしか主役の座を勝ち取った出世頭でした。

1963年:「OL」誕生

この日発売の女性週刊誌『女性自身』で、初めて「OL(オフィス・レディ)」という言葉が誌面に登場しました。それまで働く女性は「BG(ビジネス・ガール)」と呼ばれていましたが、英語圏で別の意味を持つと判明して使われなくなります。代わりの呼称を一般公募した結果、生まれたのがこの和製英語でした。今も使われる言葉の意外な誕生秘話です。

1970年:三島事件

作家の三島由紀夫の肖像写真
作家・三島由紀夫 / Wikimedia Commons

この日、作家の三島由紀夫が東京・市ヶ谷の自衛隊駐屯地に立てこもり、自衛隊の決起を訴えた後、割腹自決しました。ノーベル文学賞候補にもなった国際的作家の衝撃的な最期は、国内外に大きな波紋を広げます。命日にあたるこの日は、代表作『憂国』にちなんで「憂国忌」と呼ばれ、今も追悼の催しが営まれています。

1973年:大予言ブーム

1568年に刊行されたノストラダムスの予言集の扉
1568年版『ノストラダムスの予言集』の扉 / Wikimedia Commons

この日、五島勉の『ノストラダムスの大予言』初版が刊行されました。「1999年7の月、空から恐怖の大王が降ってくる」という一節が、人類滅亡の予言として大反響に。わずか3か月で100万部を突破し、社会現象となります。オイルショックや公害問題で世相が不安だった時代背景もあり、終末論ブームの火付け役となった一冊でした。

1986年:白昼の3億円強奪

この日、東京・有楽町の三菱銀行支店前で、現金輸送車から約3億3千万円が3人組に奪われる「有楽町三億円事件」が発生しました。白昼の繁華街での大胆な犯行は世間を震撼させます。あの未解決の「三億円事件」を思わせる金額でしたが、こちらも犯人逮捕には至らず時効に。日本の大都市で起きた未解決強盗事件のひとつです。

11月25日の歴史まとめ

歴史上の出来事のまとめ

戦争や事件といった激動の出来事から、「OL」やアニメといった文化の誕生まで、硬軟入り混じった一日でした。とりわけ三島事件やノストラダムスのように、時代の空気を映す出来事が多いのも印象的です。

こうして振り返ると、今日は何の日とも思っていなかった毎日が、特別な出来事の連続だったことがわかります。

ぜひ、今日の雑学をきっかけに歴史の教養を深めてみてください。

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