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12月18日|歴史上の出来事を年代順にまとめ【今日は何の日?】

12月18日 歴史上の出来事

「今日は何の日?」と気になって、歴史上の出来事を知りたい方へ。

12月18日に起きた歴史的な出来事を、年代順にピックアップして紹介します。

教科書に載るような大きな事件から、身近に起きた出来事まで、幅広く雑学としてまとめました。

12月18日の歴史・出来事

歴史上の出来事

1271年:フビライが国号を「元」に

元の初代皇帝フビライ・ハンの肖像画
元代に描かれたフビライ・ハンの肖像 / Wikimedia Commons

モンゴル帝国第5代皇帝(大ハン)のフビライ・ハンが、国号を中国風の「大元」と定めたのがこの日です。「元」という名は、中国の古典『易経』の一節「大いなるかな乾元(けんげん)」に由来するといわれています。遊牧民の帝国が中国王朝の伝統を取り込んだ瞬間でした。この元こそ、のちに二度にわたって日本へ攻め込んだ「元寇」の相手国です。教科書でおなじみのあの国の誕生日が、実は12月18日だったのですね。

1787年:NJが米憲法を批准

アメリカ合衆国憲法を13州が批准した日付を示す地図
アメリカ合衆国憲法を各州が批准した日付 / Drdpw / CC BY-SA 4.0 / via Wikimedia Commons

アメリカ合衆国憲法を3番目に批准したのがニュージャージー州で、それがこの日のことでした。デラウェア、ペンシルベニアに続く批准で、しかもニュージャージーは全会一致での承認だったといわれています。13の植民地がバラバラだった国を、一つの連邦としてまとめあげる大事業の一コマです。今でこそ世界の超大国であるアメリカも、最初は州が一つひとつ慎重に「仲間入り」を決めていったのですね。

1892年:くるみ割り人形初演

1892年のバレエ「くるみ割り人形」の舞台美術原画
1892年の初演に用意された「くるみ割り人形」の舞台美術原画 / Wikimedia Commons

クリスマスの定番バレエ『くるみ割り人形』が、サンクトペテルブルクのマリインスキー劇場で初演されたのがこの日です。作曲はチャイコフスキー。じつは初演当時の評価は芳しくなく、「子どもっぽい」などと酷評もされたそうです。今や世界中で年末に上演される大人気作なのに、意外な滑り出しでした。あの有名な「花のワルツ」も、最初は時代を先取りしすぎていたのかもしれません。

1914年:東京駅が完成

1914年に完成した東京駅丸の内駅舎
完成当時の東京駅丸の内駅舎(1914年) / Wikimedia Commons

赤レンガの駅舎でおなじみの東京駅。その完成式が行われたのがこの日で、「東京駅の日」とされています。設計は日本銀行本店なども手がけた辰野金吾。式典には大隈重信首相をはじめ約1500人が出席し、首都の新しい顔の誕生を盛大に祝いました。実際の開業は2日後の12月20日でした。100年以上たった今も多くの人が行き交うこの駅が、大正時代にお披露目されていたとは感慨深いですね。

1912年:ピルトダウン人発表

イギリスで「人類とサルをつなぐミッシングリンクが見つかった」と大発表されたのがこの日です。ロンドンの地質学会で公開されたこの化石は「ピルトダウン人」と名付けられ、当時の学界を大いに沸かせました。ところが約40年後、これは人間の頭骨とオランウータンの顎を組み合わせた、史上最大級の捏造だったと判明します。科学界をまんまと欺いた歴史的大スキャンダルの、まさに幕開けの日でした。

1915年:ウィルソン大統領再婚

ウッドロウ・ウィルソン大統領と妻のイーディス
ウッドロウ・ウィルソン大統領と妻イーディス(1920年) / Wikimedia Commons

第一次世界大戦のさなか、アメリカのウィルソン大統領がワシントンで再婚式を挙げたのがこの日です。最初の夫人を前年に亡くした大統領が、宝石商の未亡人イーディスと結ばれました。新婦は43歳、新郎は59歳。のちに大統領が病に倒れると、イーディスが実質的に政務を切り盛りしたとも言われ、「影の大統領」と評されることもあります。激動の時代に芽生えた、大統領夫妻の物語の始まりでした。

1956年:日本が国連に加盟

日本の国連加盟に伴い国連本部で掲揚される日本国旗
日本の国連加盟に伴う国連本部での国旗掲揚(1956年) / Wikimedia Commons

国連総会で日本の加盟が全会一致で可決されたのがこの日です。1933年に国際連盟を脱退してから約23年、敗戦からの復興を経て、日本はようやく国際社会への正式な復帰を果たしました。日ソ共同宣言でソ連の反対が解けたことが決め手でした。加盟当日には重光葵外相が総会で演説しています。日本にとって戦後外交の大きな節目であり、12月18日は「国連加盟記念日」とされています。

1966年:グリンチ初放送

1966年版「いじわるグリンチのクリスマス」の公式クリップ / TNT 公式

クリスマスの名作アニメ『How the Grinch Stole Christmas!(いじわるグリンチのクリスマス)』が、アメリカのCBSで初放送されたのがこの日です。原作はドクター・スース。クリスマスを盗もうとするひねくれ者グリンチが、最後に心を入れ替える物語です。ナレーションを務めたのは、怪奇映画の名優ボリス・カーロフ。以来、毎年ホリデーシーズンに愛され続ける定番特番となりました。グリーンの毛むくじゃらが世に出た記念日です。

1878年:カタールの建国記念

中東の産油国カタールが「建国記念日」として祝うのがこの12月18日です。これは1878年、実質的な建国者とされる第2代首長ジャーシム・ビン・ムハンマドが即位した日にちなんでいます。意外なことに、イギリスからの正式な独立は1971年9月ですが、国としての誇りの起点はこの即位の日に置かれているのですね。砂漠の小国がワールドカップを開くほどの豊かな国になるとは、当時は誰も想像できなかったでしょう。

2019年:トランプ氏を弾劾訴追

ドナルド・トランプ大統領に対する弾劾訴追を可決したアメリカ下院
トランプ大統領に対する弾劾訴追を可決したアメリカ下院(2019年12月18日) / Wikimedia Commons

アメリカ下院本会議が、トランプ大統領を「権力乱用」と「議会妨害」で弾劾訴追したのがこの日です。大統領が下院で弾劾訴追されたのは、歴史上わずか3人目という極めて異例の事態でした。ウクライナ疑惑をめぐる攻防が背景にあります。ただし、その後の上院での弾劾裁判では無罪となり、罷免はされませんでした。世界が注目したアメリカ政治の大きな転換点が、この12月18日に刻まれたのです。

12月18日の歴史まとめ

歴史上の出来事のまとめ

東京駅の完成や日本の国連加盟といった日本の節目から、くるみ割り人形やグリンチといった年末らしい文化の名作まで、冬の風物詩がぎゅっと詰まった一日でした。

こうして振り返ると、今日は何の日とも思っていなかった毎日が、特別な出来事の連続だったことがわかります。

ぜひ、今日の雑学をきっかけに歴史の教養を深めてみてください。

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