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羊の雑学30選~面白い習性や目・角・しっぽの秘密と豆知識~

羊雑学

牧場でのんびりと草を食む姿や、ふわふわの毛並みが愛らしい羊(ヒツジ)。私たちの暮らしでもウールのセーターやジンギスカンなどで非常になじみ深い動物ですが、実は見た目からは想像もつかない驚きの能力やユニークな習性をたくさん隠し持っています。

なぜ目が横長なのか、毛を刈らないとどうなってしまうのか、さらには角やしっぽに隠された秘密など、知れば知るほど奥深い世界が広がっています。今回は、思わず誰かに話したくなる羊に関する面白い雑学や豆知識を30個厳選してご紹介します。

 

1.黒目が横長の四角形

黒目が横長の四角形

羊の顔を近くでじっくり観察してみると、黒目(瞳孔)が水平方向に伸びた長方形のような形をしていることに気づきます。これは肉食動物などの天敵がいち早く近づいてくるのを察知するため、草食動物として進化した大切な特徴です。横長の瞳孔のおかげで、羊は頭を動かさなくても約300度という非常に広い視野を確保できます。下を向いて草を食べている最中でも、周囲の危険をしっかり見張っているのです。

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2.しっぽは本来とても長い

しっぽは本来とても長い

牧場で見かける羊のしっぽはちょこんと短いイメージがありますが、実は生まれたばかりの羊のしっぽは足首に届くほど長いのをご存じでしょうか。野生の羊は短いしっぽですが、人間が毛や肉のために品種改良を重ねる過程でしっぽが長くなりました。しかし、長いままだとフンや尿がついて不衛生になり、ハエがたかって病気の原因になってしまいます。そのため、生後まもない時期に健康管理の目的でしっぽを短く切る「断尾」が行われています。

 

3.角の有無は品種で決まる

角の有無は品種で決まる

羊の角といえば、くるりと巻いた立派な姿を思い浮かべる人が多いかもしれません。オスだけに角があると思われがちですが、実はオスメス両方に角がある品種もあれば、両方に角がない品種もあるのです。たとえば、羊毛用として世界中で最も多く飼育されている「メリノ種」はオスにだけ立派な角が生えますが、顔が黒い「サフォーク種」はオスメスともに角が生えません。角の有無は性別だけでなく品種によって大きく異なります。

 

4.一生毛が伸び続ける

一生毛が伸び続ける

野生の動物は春になると自然に冬毛が抜け落ちますが、家畜化された羊の多くは自力で毛を生え変わらせることができず一生伸び続けるという特徴を持っています。これは人間がたくさんの羊毛を収穫するために、毛が抜けないよう品種改良を行った結果です。もし毛刈りをせずに放置してしまうと、重さで歩けなくなったり、夏場に熱がこもって熱中症で命を落としたりしてしまいます。羊にとって初夏の毛刈りは命を守る大切なイベントなのです。

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5.40kgの毛をまとった羊

40kgの毛をまとった羊

毛刈りをしないと毛が伸び続ける羊ですが、オーストラリアで群れから脱走し、数年間も野生で暮らしていた「クリス」という名前の羊が保護されたことがあります。その時、クリスの体から刈り取られた羊毛の重さは、なんと世界記録となる約41.1キログラムにも達していました。通常の毛刈りで取れる量は1頭あたり約4〜5キログラムですから、およそ8年分以上の毛を背負っていたことになります。毛を刈った後のクリスは体重が半分以下になり、すっきりした姿で元気に暮らしました。

 

6.人の顔を50人以上覚える

人の顔を50人以上覚える

のんびりしていて少しおっとりした印象のある羊ですが、実は記憶力が非常に優れた賢い動物です。イギリスのケンブリッジ大学などの研究によると、羊は少なくとも50頭の仲間の顔や10人以上の人間の顔を2年間も記憶できることが判明しています。さらに、写真に写った有名人の顔を見分ける実験でも、正面だけでなく横顔の写真まで同一人物だと認識する高い知能を見せました。毎日世話をしてくれる飼育員さんの顔はもちろんしっかり覚えています。

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7.極度の寂しがり屋な性格

極度の寂しがり屋な性格

羊がいつも群れで固まって行動しているのは、強い群居性(ぐんきょせい)という習性を持っているためです。牙や鋭い爪などの武器を持たない羊にとって、群れから離れて1頭になることは天敵に襲われる死活問題につながります。そのため、仲間が見えなくなるとパニックを起こし、心拍数が跳ね上がって強いストレスを感じてしまいます。ちなみに、3頭以下では落ち着かず、最低でも4〜5頭以上いないと安心できないほどの寂しがり屋です。

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8.上の前歯が1本もない

上の前歯が1本もない

羊が草をムシャムシャと食べている口元をよく見てみると、不思議なことに上あごの前歯が1本も生えていないことに気づきます。その代わり、上の歯茎が「歯床板(ししょうばん)」という硬いゴムのような組織になっており、下の前歯とこの硬い歯茎で草を挟んで器用に引きちぎっているのです。奥歯は上下ともにしっかり生えているため、ちぎった草は奥歯ですりつぶして食べます。この仕組みのおかげで、地面スレスレの短い草まで上手に食べることができます。

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9.胃袋が4つに分かれている

胃袋が4つに分かれている

ウシやヤギと同じく、羊も食べた草を吐き戻して噛み直す「反芻(はんすう)」を行う動物で、お腹の中には役割の異なる4つの胃袋が存在します。1つ目の最も大きな胃には無数の微生物が棲んでおり、本来は消化しにくい植物の繊維を分解して栄養に変えてくれます。羊が牧場で横になりながら一日中モグモグと口を動かしているのは、胃から戻した草を丁寧に噛み直している最中です。4つ目の胃が、人間の胃と同じように胃液で消化する本来の胃にあたります。

 

10.ヤギとは顎ヒゲで見分ける

ヤギとは顎ヒゲで見分ける

白い毛をしたヤギと毛を刈ったばかりの羊はそっくりですが、簡単に見分けるポイントがいくつかあります。最もわかりやすいのは顔まわりで、ヤギには長い顎ヒゲがあるのに対し、羊にはヒゲが生えないという違いがあります。また、しっぽの向きも対照的で、ヤギのしっぽはピンと上向きに立っていますが、羊のしっぽは下に向かって垂れ下がっています。性格も、好奇心旺盛で高い場所に登りたがるヤギに対し、羊は慎重で平地を好む傾向があります。

 

11.実は冬から早春生まれ

実は冬から早春生まれ

春の暖かな牧場で赤ちゃん羊が跳ね回るイメージから「羊は春生まれ」と思われがちですが、実はほとんどの羊は寒い1月〜3月頃の冬から早春にかけて誕生します。羊の妊娠期間は約5ヶ月間で、日が短くなる秋に繁殖期を迎えるため、必然的に寒い時期の出産になるのです。そんな厳しい寒さの中で生まれても大丈夫な理由は、春になって一斉に芽吹く栄養たっぷりの新芽の草を、ちょうど乳離れする時期にたくさん食べられるようにするためです。

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12.上唇が真ん中で割れている

上唇が真ん中で割れている

羊の鼻の下から上唇にかけての「人中(じんちゅう)」と呼ばれる部分は、縦に深い溝が入っており、左右の上唇を別々に動かすことができるユニークな構造になっています。ウシは長い舌で草を巻き取って食べますが、羊はこの器用に動く上唇を使って、食べたい柔らかい草だけを選り分けて口に運ぶことができます。トゲのある植物や毒草を巧みに避けながら、地面に生えた小さな草の新芽だけをピンポイントでつまみ取れる優れた器官です。

 

13.毛の脂がハンドクリームに

毛の脂がハンドクリームに

牧場で羊を触ると手が少しベタつくことがありますが、これは皮膚から分泌される「ウールグリース」という脂分が毛を覆っているためです。この脂は雨や寒さから羊の体を守る天然のバリアですが、刈り取った毛を洗う際に回収して精製すると、高い保湿力を持つ「ラノリン」という天然オイルに生まれ変わります。ラノリンは人間の肌になじみやすく水分を抱え込む力が強いため、高級なハンドクリームやリップクリーム、化粧品の原料として幅広く活用されています。

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14.お札の紙幣に毛が入っている

お札の紙幣に毛が入っている

私たちが毎日使っている日本銀行券(お札)をよ〜く拡大して見てみると、紙の中に細かく短い繊維が混ざっているのがわかります。実は、かつてのお札や特殊な偽造防止用紙には、紙の強度を高めて独特の風合いを出すために羊の毛(ウール)がすき込まれていた歴史があります。また、硬貨や金属をピカピカに磨くためのバフ(研磨布)にも、羊毛を固めたフェルトが欠かせません。衣服だけでなく、意外なところでも羊毛の繊維が活躍しているのです。

 

15.テニスガットは羊の腸

テニスガットは羊の腸

硬式テニスのラケットに張るストリングを「ガット」と呼びますが、ガット(gut)とは英語で「腸」を意味する言葉です。現在はナイロンやポリエステル製が主流ですが、プロ選手も愛用する最高級品の「ナチュラルガット」は、古くから羊の腸(シープガット)や牛の腸を乾燥させて縒り合わせたものが使われてきました。現在は牛の腸が多くなっていますが、今でもその名残で天然素材のガットを「シープ(羊)」と呼ぶ習慣がテニス界に残っています。

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16.ウインナーの皮も羊の腸

ウインナーの皮も羊の腸

パリッとした食感が美味しいソーセージですが、日本のJAS規格では太さや使われる皮(ケーシング)の種類によって呼び名が厳密に決められています。そのうち、おなじみの「ウインナーソーセージ」は、太さが20ミリ未満、または「羊の腸」に詰めたものと定義されています。ちなみに豚の腸を使ったものは「フランクフルト」、牛の腸を使った太いものは「ボロニアソーセージ」と呼ばれます。ウインナー特有の歯切れの良さは、細くて柔らかい羊の腸ならではの魅力です。

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17.ラムとマトンの明確な違い

ラムとマトンの明確な違い

ジンギスカンなどでよく耳にする「ラム」と「マトン」は、どちらも同じ羊のお肉ですが、成長した月齢と永久歯が生えているかどうかによって区別されています。「ラム(子羊肉)」は生後1年未満で、まだ永久歯が1本も生えていない若い羊のお肉を指し、クセが少なくて柔らかいのが特徴です。一方、「マトン」は生後2年以上(または1年以上で永久歯が生えたもの)の大人の羊肉で、旨味が濃くしっかりとした味わいを持っています。

 

18.羊を数えても実は眠れない

羊を数えても実は眠れない

夜なかなか寝付けない時に「羊が1匹、羊が2匹…」と数えるおまじないは、英語圏の習慣が日本に伝わったものです。英語では羊(Sheep)と眠り(Sleep)の発音が似ており、さらに「シープ」と発音する時に自然と息を吐くためリラックス効果があるといわれています。しかし、日本語で「ひつじがいっぴき」と数えると、発音が全く違ううえに脳が数字のカウントに集中してしまい、かえって目が冴えることがイギリスの大学の研究でも指摘されています。

 

19.「美」「善」の漢字に羊

「美」「善」の漢字に羊

漢字の成り立ちを調べてみると、「美」「善」「義」「祥」「鮮」など、ポジティブで縁起の良い意味を持つ漢字の多くに「羊」という字が含まれていることに気づきます。古代の中国や遊牧民にとって、羊は貴重な食料であり衣服の原料でもあり、神様に捧げる最も神聖な生け贄でした。そのため、「大きく丸々と太った羊」が「美しい(美)」の語源になり、「羊の肉は美味しい」ことから「うまい・良い(善)」という漢字が生まれたといわれています。

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20.紙の「紙」に隠された羊

紙の「紙」に隠された羊

西洋で紙が普及する前、中世ヨーロッパなどで文字を記録するために広く使われていたのが、羊の皮を薄く加工した「羊皮紙(ようひし/パーチメント)」です。植物から作る紙に比べて圧倒的に丈夫で長持ちし、数百年から千年以上も劣化せずに文字を残せるという驚異的な耐久性を持っていました。現在でもイギリスでは、特に重要な法律の原本を記録する際には、伝統と保存性の高さから紙ではなく羊皮紙や子牛の皮が使われることがあります。

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21.世界初のクローン哺乳類

世界初のクローン哺乳類

1996年、イギリスのロスリン研究所で誕生した「ドリー」という名前のメスの羊は、科学の歴史を大きく塗り替えました。ドリーは受精卵からではなく、大人の羊の乳腺細胞(体細胞)の核を使って誕生した世界初のクローン哺乳類だったのです。それまで哺乳類の体細胞からクローンを作ることは不可能だと考えられていたため、世界中のニュースで大きく報じられました。引退後のドリーはスコットランド国立博物館に剥製として展示され、今も多くの見学者を集めています。

 

22.犬の次に古い家畜の歴史

犬の次に古い家畜の歴史

人間と羊の付き合いは非常に長く、狩猟のパートナーだった犬に次いで、食用や衣料用の家畜としては人類史上最も古くから飼われてきた動物の一つです。今から約1万年前〜1万1千年前のメソポタミア地方(現在のイラクやトルコ周辺)の遺跡から、羊が家畜化されていた痕跡が見つかっています。気性が穏やかで群れで行動するため人間が管理しやすく、乾燥した土地の草でも生きていける強い生命力が、人類の文明の発展を大きく支えてきました。

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23.人より羊が多い国がある

人より羊が多い国がある

羊の大国として知られるニュージーランドでは、人間の人口よりも羊の頭数のほうが圧倒的に多いことで有名です。かつて1980年代には「人間1人に対して羊20頭」とまでいわれていましたが、現在でも人口約530万人に対して羊は約2,500万頭前後おり、人より約5倍も多い計算になります。ちなみに、北海道の特定の町(士別市や白糠町など)でも、地域の特産として羊の飼育が盛んなエリアがあり、のどかな牧場風景を楽しむことができます。

 

24.英語のSheepは複数形も同じ

英語のSheepは複数形も同じ

英語の授業で習う名詞の多くは、数が増えると語尾に「s」をつけますが、羊を表す「sheep」は1頭でも「a sheep」、100頭いても「100 sheep」と形が一切変わらない単複同形の名詞です。英語ではシカ(deer)や魚(fish)など、群れで行動する動物や狩猟・牧畜の対象となる生き物にこのルールが多く見られます。大勢で群れている状態をひとつの「まとまり」として捉えていた昔の英語の名残だといわれています。

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25.干支の「未」は羊ではない説

干支の「未」は羊ではない説

十二支の8番目である「未(ひつじ)」には、動物としての「羊」とは別の漢字が当てられています。実は、十二支はもともと古代中国で季節や植物の成長段階を表す記号として作られたもので、「未」という字は木の枝葉が茂ってまだ実が熟しきっていない状態(いまだ〜ず)を表していました。のちに庶民にも十二支を覚えやすくするため、身近な12種類の動物が当てはめられた際に、発音が近かった「羊」が選ばれたと伝えられています。

 

26.頭突きは時速30kmの威力

頭突きは時速30kmの威力

おっとりした草食動物のイメージが強い羊ですが、繁殖期のオス同士がメスや縄張りを巡って争う「頭突き(バッティング)」はすさまじい迫力です。少し離れた場所から助走をつけて全力で激突するスピードは時速30キロメートル以上にも達し、静かな牧場に「ゴツン!」という鈍い音が響き渡ります。それでも脳震盪を起こさないのは、頭蓋骨が二重構造のように分厚くなっており、立派な角と首の筋肉が衝撃を吸収するクッションの役割を果たしているからです。

 

27.羊毛は水を通さず汗を吸う

羊毛は水を通さず汗を吸う

ウール(羊毛)の繊維を顕微鏡で拡大すると、表面が人間の髪の毛のキューティクルのような「スケール」というウロコ状の組織で覆われています。このウロコには、外からの水滴はしっかり弾くのに、内側からの水蒸気(汗)は繊維の奥へと吸収するという魔法のような性質があります。そのため、ウールの服は雨や雪に濡れにくく、汗をかいても蒸れずに暖かさを保ってくれるのです。天然のハイテク素材として、登山用のインナーウェアとしても重宝されています。

 

28.日本に羊が定着したのは明治

日本に羊が定着したのは明治

世界中で古くから飼われていた羊ですが、日本の歴史に登場するのは意外と遅く、本格的に飼育が広まったのは明治時代に入ってからです。江戸時代までは毛皮や羊毛を着用する文化があまりなかったのですが、明治政府が軍服や制服用のウールを国内で自給するために海外から大量の羊を輸入したのがきっかけでした。特に気候が冷涼で広大な土地がある北海道で飼育が奨励され、その過程で羊毛をとった後の肉を美味しく食べる「ジンギスカン」の食文化も花開きました。

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29.自分で薬草を選んで食べる

自分で薬草を選んで食べる

羊はただ目の前にある草を手当たり次第に食べているわけではありません。最新の動物行動学の研究によると、お腹に寄生虫がいたり消化不良を起こしていたりする羊は、苦味のあるタンニンやサポニンを含んだ植物を自ら選んで食べ、体調を整える「自己治療」を行うことがわかっています。普段は好んで食べない苦い草でも、「これを食べるとお腹の調子が良くなる」ということを学習しており、仲間の羊や子羊にもその食習慣を伝えているのです。

 

30.鼻紋(びもん)が1頭ずつ違う

鼻紋(びもん)が1頭ずつ違う

羊はみんな同じような顔に見えるかもしれませんが、人間の指紋と同じように、鼻の頭にあるシワの模様(鼻紋)が1頭ごとにすべて異なるという特徴を持っています。生まれてから一生変わることがないため、血統登録や個体識別の確実な証明としてこの鼻紋のスタンプが使われることがあります。また、羊自身も仲間の顔だけでなく「匂い」や「声」を聞き分ける能力が高く、何百頭もの群れの中から自分の子どもの鳴き声を瞬時に聞き分けることができます。

 

まとめ

今回は、ふわふわで可愛らしい羊(ヒツジ)にまつわる雑学を30個ご紹介しました。横長の四角い瞳孔や一生伸び続ける毛の秘密、さらには人の顔を50人以上も覚える高い知能まで、のんびりした見た目の裏に隠された驚きの生存戦略や賢さを知ると、羊を見る目がガラリと変わってきますよね。

次に動物園や牧場で羊に出会ったときは、ぜひ黒目の形やモグモグと動く口元、しっぽの長さに注目して観察してみてください。また、ウールの服を着るときやウインナーを食べるときなどに、今回知った羊の豆知識を家族や友人にシェアして、楽しい会話のきっかけにしてみてはいかがでしょうか。

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