※本記事は広告を含みます。掲載画像のうち、出典表示のないものはイメージ画像(AI生成・商品画像など)です。実物とは異なる場合があります。 自然・科学

馬の雑学30選~競走馬や干支の面白い豆知識~

馬雑学

優美な姿で草原を駆け抜ける「馬(ウマ)」は、古くから人間の良きパートナーとして共に歩んできた動物です。競馬のレースで圧倒的なスピードを見せてくれたり、観光地や乗馬クラブで優しい瞳を向けてくれたりと、私たちにとって非常に馴染み深い存在ですよね。しかし、そんな馬たちの知られざる身体の仕組みや驚きの生態については、意外と知らないことが多いのではないでしょうか。

そこで今回は、誰かに話したくなる馬の面白い雑学や豆知識を30選たっぷりとご紹介します!競走馬にまつわる裏話や干支(午年)の由来、さらには思わずクイズにしたくなるユニークな習性まで幅広くまとめましたので、ぜひ最後まで楽しみながら読んでみてくださいね。

 

1.立ったまま眠れる仕組み

立ったまま眠れる仕組み

馬が立ったまま眠る姿を見たことがある方も多いと思いますが、なぜ疲れて倒れないのか不思議ですよね。実は馬の脚には「停留装置(ていりゅうそうち)」と呼ばれる特殊な腱と靭帯の仕組みが備わっており、筋肉の力をほとんど使わずに骨と関節をロックして立つことができるのです。野生時代に肉食動物に襲われてもすぐ逃げ出せるよう、このような進化を遂げたとされています。

▶ 睡眠の雑学をもっと見る

 

2.熟睡する時は横になる

熟睡する時は横になる

立ったまま眠れる馬ですが、実は一生のうちずっと立ちっぱなしで寝ているわけではありません。脳までしっかりと休ませる深い眠り(レム睡眠)をとるためには、やはり全身の力を抜く必要があります。そのため、周囲に天敵がいない安全な厩舎や牧場などでリラックスしている時は、1日に数十分ほど脚を折り曲げたり完全に横になったりして熟睡する姿が見られます。

 

3.視野は驚きの350度

視野は驚きの350度

人間の視野は両目で約180度から200度ほどですが、顔の側面に大きな目がついている馬は、なんと首を動かさずに周囲約350度を見渡すことができます。草を食べながらでも背後から忍び寄る敵を察知できるようになっており、死角は「真後ろ」と「鼻先のすぐ下」のほんのわずかしかありません。そのため、馬の真後ろに急に立つと驚かせてしまい、蹴られる危険があるので注意が必要です。

 

4.耳の動きで感情がわかる

耳の動きで感情がわかる

馬の耳は竹を斜めにスパッと切ったような形をしており、左右別々に180度近くクルクルと動かすことができます。この耳は集音器としての役割だけでなく、実は感情を表すバロメーターでもあります。興味がある方向には耳をピンと前に向けますが、耳を後ろにペタッと伏せている時は「怒り」や「威嚇」のサインなので、むやみに近づかないようにしましょう。

 

5.蹄は人間の中指1本

蹄は人間の中指1本

硬い蹄(ひづめ)で大地を力強く蹴って走る馬ですが、あの脚の先はもともと5本あった指が進化の過程で退化したものです。今から約5000万年前の馬の祖先は小さな体で複数の指を持っていましたが、草原を速く走るために中央の指だけが大きく発達しました。つまり、現在の馬は人間でいうところの「両手両足の中指の爪(第3指)だけ」で巨体を支えて全力疾走しているのです。

▶ 人体の雑学をもっと見る

 

6.蹄が第二の心臓と呼ばれる訳

蹄が第二の心臓と呼ばれる訳

馬の蹄は単なる硬い爪ではなく、「第二の心臓」と呼ばれるほど重要な役割を担っています。馬が地面を踏みしめるたびに蹄の内部にある柔らかい組織が圧迫され、離れる時に広がるという動きを繰り返します。このクッションのような伸縮運動がポンプの役割を果たし、脚先に溜まった血液を心臓へと押し戻しているため、馬にとって歩くことは健康維持に欠かせません。

 

7.前歯と奥歯の間に隙間がある

前歯と奥歯の間に隙間がある

馬の口の中を覗いてみると、草を噛み切るための「前歯」と、すり潰すための「奥歯」の間に、歯がまったく生えていない空間(歯槽間縁)があります。実は乗馬や競馬で使われる「ハミ」という金属製の道具は、無理やり歯をこじ開けているのではなく、この生まれつき歯がないスペースにぴったり収まるように装着されているため、馬の歯を傷つけずに合図を送れるのです。

▶ 歯の雑学をもっと見る

 

8.口呼吸ができず鼻呼吸のみ

口呼吸ができず鼻呼吸のみ

人間や犬は走って息が切れると口を開けてハァハァと息をしますが、馬はどれだけ激しく走っても口で呼吸をすることができません。馬の喉の構造上、空気の通り道と食べ物の通り道が軟口蓋(なんこうがい)という壁でしっかり分けられており、呼吸は100%「鼻だけ」で行う仕組みになっているからです。全力疾走した後の馬が鼻の穴を大きく膨らませているのは、効率よく酸素を取り込むためなのです。

 

9.馬は絶対に嘔吐できない

馬は絶対に嘔吐できない

口呼吸ができないことと並んで驚くべき特徴が、馬は「吐く(嘔吐する)ことができない」という点です。馬の食道から胃の入り口にある筋肉(噴門部)は非常に強く締め付けられており、一度飲み込んだ食べ物や胃液が逆流しない一方通行の構造になっています。そのため、お腹にガスが溜まったり食べ過ぎたりする「疝痛(せんつう)」という腹痛は、馬にとって命に関わる大病となります。

 

10.汗が白く泡立つ秘密

汗が白く泡立つ秘密

夏場の競馬中継などで、馬の首筋や股の間がまるで石鹸をつけたように白く泡立っているのを見たことはありませんか?これは汚れているわけではなく、馬の汗に「ラセリン」という天然の界面活性剤のようなタンパク質が含まれているためです。毛が密集している馬の体でも汗が素早く広がり、蒸発して体温を効率よく下げられるように、このような性質を持っています。

▶ 理科の雑学をもっと見る

 

11.唇をめくるフレーメン反応

唇をめくるフレーメン反応

馬が突然、首を上に伸ばして上唇をクルッと裏返し、歯をむき出しにして笑っているような変顔をすることがあります。これは「フレーメン反応」と呼ばれる行動で、決してふざけているわけではありません。鼻の奥にあるフェロモンなどを感知する器官に匂いを送り込むための仕草であり、初めて嗅ぐ匂いや気になる刺激に出会った時に情報を分析しているのです。

 

12.血液型はなんと3兆通り以上

血液型はなんと3兆通り以上

人間の血液型といえばA・B・O・ABの4種類(Rhを含めても数種類)ですが、馬の血液型は桁違いに複雑です。馬には大きく分けて8つの血液型システムがあり、その因子の組み合わせを計算すると、なんと約3兆通り以上もの血液型パターンが存在するといわれています。そのため、同じ血液型を見つけるのは至難の業ですが、初回の輸血であれば拒絶反応が出にくいという特徴もあります。

 

13.人参より甘いリンゴが好き

人参より甘いリンゴが好き

「馬の好物=ニンジン」というイメージが定着していますが、これはもともとニンジンが傷みにくく、ご褒美として与えやすかったことから広まった習慣です。実際に馬の味覚を調べてみると、馬は「甘み」を強く好むため、ニンジンはもちろん大好きですが、それ以上に糖度が高くてジューシーなリンゴやバナナ、さらには角砂糖などを大好物とする馬がたくさんいます。

▶ 食べ物の雑学をもっと見る

 

14.サラブレッドの血統の秘密

サラブレッドの血統の秘密

世界中の競馬場で活躍する「サラブレッド」という品種は、約300年前にイギリスでアラブ馬などを掛け合わせて作られた走るためのエリートです。驚くべきことに、現在世界に存在するすべてのサラブレッドの父系の血統を遡ると、18世紀初頭のわずか3頭の種牡馬(三大始祖)に必ず行き着くという徹底した血統管理が今日まで続けられています。

 

15.競走馬の最高速度は時速70km

競走馬の最高速度は時速70km

競馬場のターフを駆け抜けるサラブレッドのスピードは、平均でも時速60km前後、トップスピードに乗ると自動車の高速道路並みである時速70km以上に達します。約500kgもある巨体があれほどの猛スピードで走る姿は圧巻ですが、実はその速さの代償として脚の骨や腱には凄まじい負担がかかっており、まさにガラスの脚で走るアスリートなのです。

 

16.競走馬の誕生日は1月1日?

競走馬の誕生日は1月1日?

少し昔の競馬ファンなら「馬は4月に1歳年をとる(数え年)」と覚えているかもしれませんが、現在は国際基準に合わせてルールが変わっています。現在の競走馬は、実際に生まれた月日に関係なく、年が明けた「1月1日」に一斉に1歳ずつ年齢が加算される仕組みになっています。そのため、同じ3歳馬のレースでも、1月生まれと5月生まれでは成長度に差が出ることがあります。

▶ カレンダーの雑学をもっと見る

 

17.競走馬の名前は9文字以内

競走馬の名前は9文字以内

競馬にはユニークな名前の馬がたくさん登場しますが、実はどんな名前でも自由につけられるわけではありません。日本の公益財団法人ジャパン・スタッドブック・インターナショナルの規定により、競走馬の馬名は「カタカナで2文字以上9文字以内」という厳格な文字数制限が設けられています。有名な名馬や過去のG1優勝馬と同じ名前をつけることも禁止されています。

 

18.白毛の馬は実は超レア

白毛の馬は実は超レア

神社の神馬や映画などで真っ白な馬を見かけることがありますが、実は生まれつき全身が白い「白毛(しろげ)」の馬は、全体の0.01%未満ともいわれる突然変異の超希少種です。私たちが普段目にする白い馬のほとんどは「芦毛(あしげ)」と呼ばれる毛色で、生まれた時は黒や灰色だった毛が、成長して年を重ねるごとにだんだん白く変化したものなのです。

 

19.ポニーは子供ではなく品種

ポニーは子供ではなく品種

牧場などで見かける小さな馬「ポニー」を見て、「まだ子どもの馬なのかな?」と思ってしまう人は少なくありません。しかし、ポニーとは仔馬のことではなく、大人になっても肩までの高さ(体高)が147cm以下の小型の馬の総称です。どれだけ大切に育てて年月が経ってもサラブレッドのように大きくなることはなく、ずんぐりとした愛らしい体型と温厚な性格が特徴です。

 

20.馬の単位を「頭」と呼ぶ理由

馬の単位を「頭」と呼ぶ理由

現代の日本語では馬を「1頭、2頭」と数えますが、実は江戸時代までは魚や小動物と同じように「1匹、2匹」と数えるのが一般的でした。明治時代に入り、西洋の文化や畜産技術が日本に導入された際、英語で牛や馬を数える際に使われていた「head(頭)」という表現をそのまま直訳したことから、大型動物を「頭」と数える習慣が定着したといわれています。

▶ 英語の雑学をもっと見る

 

21.1馬力は馬1頭の力ではない

1馬力は馬1頭の力ではない

自動車やエンジンのパワーを表す「馬力(ホースパワー)」という単位は、蒸気機関を改良したジェームズ・ワットが「馬何頭分の仕事量か」を分かりやすく示すために作ったものです。しかし、これは馬が瞬間的に出す全力のパワーではなく、「馬1頭が何時間も継続して水を汲み上げ続けられる平均的な力」を基準に計算したため、実際の馬が全力疾走する時は10馬力以上の力を発揮します。

▶ 物理の雑学をもっと見る

 

22.干支の「午」と正午の由来

干支の「午」と正午の由来

十二支の7番目である「午(うま)」は、動物だけでなく時間や方角を表す言葉としても使われてきました。昔は1日を12の刻に分けており、昼の12時前後(午前11時〜午後1時)がちょうど「午の刻」にあたりました。そのど真ん中である昼の12時を「正(まさ)しく午の刻」という意味で「正午(しょうご)」と呼ぶようになり、その前後が「午前」「午後」となったのです。

 

23.神社に絵馬を奉納する理由

神社に絵馬を奉納する理由

受験の合格祈願などで神社に奉納する「絵馬(えま)」には、なぜ馬の絵が描かれているのでしょうか。古来より日本では、神様は馬に乗って人間界に降りてくると信じられており、祈願の際には生きた本物の馬を神様に献上する習わしがありました。しかし、本物の馬は非常に高価で世話も大変なため、生きた馬の代わりに木の板に馬の絵を描いて奉納するようになったのが絵馬の始まりです。

 

24.馬刺しを桜肉と呼ぶ由来

馬刺しを桜肉と呼ぶ由来

熊本県や長野県などの郷土料理として愛されている馬肉(馬刺し)は、別名「桜肉(さくらにく)」とも呼ばれています。この美しい呼び名の由来には諸説ありますが、最も有力なのは、新鮮な馬肉を切り分けた際、空気に触れることで鮮やかな桜色(ピンク色)に発色するからという説です。また、江戸時代に獣肉を食べることが憚られたため、隠語として花の名前を使ったともいわれています。

 

25.「左馬」が縁起が良い理由

「左馬」が縁起が良い理由

将棋の駒の置物や招き猫の前掛けなどで、「馬」という漢字が左右反転して書かれた「左馬(ひだりうま)」を見たことはありませんか?これは書き間違いではなく、「うま」を逆から読むと「まう(舞う)」となり、おめでたい席での舞を連想させる縁起物です。さらに「馬」の下の部分がお金を入れる巾着袋の形に似ていて口が締まり、入ったお金が出ていかないことから、商売繁盛の象徴とされています。

▶ 漢字の雑学をもっと見る

 

26.「馬が合う」の言葉の語源

「馬が合う」の言葉の語源

気心が知れて相性がぴったり合うことを「馬が合う」と言いますが、これは文字通り「乗馬」に由来する言葉です。馬は感情が豊かで繊細な生き物なので、乗り手と馬の呼吸や相性が合わないと、思うように走ってくれません。そこから転じて、騎手と馬の息がぴったり合って見事に乗りこなせる状態のことを、人間同士の相性の良さに例えて「馬が合う」と呼ぶようになりました。

 

27.「馬耳東風」の意外な意味

「馬耳東風」の意外な意味

他人の意見や批評をまったく気にせず聞き流すことを、四字熟語で「馬耳東風(ばじとうふう)」と言います。ここでいう「東風(こち)」とは、春を告げる心地よい春風のことです。人間であれば春の風が吹けば心躍りますが、馬の耳に心地よい春風が吹いても馬自身は何の感動も示さず知らん顔をしているという中国の詩人・李白の詩から、この言葉が生まれました。

 

28.戦国時代の馬はポニーサイズ

戦国時代の馬はポニーサイズ

時代劇や大河ドラマでは、戦国武将が立派で背の高いサラブレッドのような洋馬に乗って合戦場を駆け巡るシーンがよく描かれています。しかし、当時の日本にいた在来馬(木曽馬など)は、現代の基準でいうとポニーにあたる小柄な馬ばかりでした。実際の戦国武将たちは、体高130cm前後のずんぐりとした小さな馬に乗って険しい山道を移動していたというのが歴史の真実です。

▶ 日本史の雑学をもっと見る

 

29.オリンピックで唯一男女混合

オリンピックで唯一男女混合

オリンピックには数多くの競技がありますが、その中でも「馬術」は非常にユニークな特徴を持っています。それは、生き物である馬と人間がペアを組んで出場する唯一の競技であり、さらに男女の性別による区分がなく、同じルール・同じ舞台でメダルを競い合うという点です。筋力だけでなく、馬との信頼関係や繊細なコミュニケーション技術が勝敗を分けるスポーツなのです。

 

30.人間の表情や声色を理解する

人間の表情や声色を理解する

長年人間と共に暮らしてきた馬は、私たちが想像する以上に高い知能と共感力を持っています。近年の動物行動学の研究により、馬は人間の「笑顔」と「怒った顔」を見分けるだけでなく、以前見た人間の表情を記憶し、声のトーンと顔の表情が一致しているかまで判断できることが分かってきました。優しく声をかければ、馬もきっと心を開いて応えてくれるはずです。

▶ 心理学の雑学をもっと見る

 

まとめ

今回は、馬(ウマ)に関する面白い雑学や豆知識を30選ご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?立ったまま眠る仕組みや中指1本で走る進化の不思議、そして競走馬や干支にまつわるエピソードなど、知れば知るほど馬という動物の魅力と奥深さに驚かされますよね。

今度テレビで競馬中継を見る時や、牧場や乗馬クラブで本物の馬に出会った時は、ぜひ今回知った耳の動きや足元の蹄、ユニークな表情に注目してみてください。きっとこれまで以上に馬たちの姿が愛おしく見えてくるはずですし、家族や友人へのクイズとしても披露して楽しんでみてくださいね!

▼合わせて読みたい

trivia animal
【動物雑学まとめ】めっちゃすごい! 可愛いけど怖い豆知識100選

地球には、私たちがまだ知らない驚くべき生態やユニークな能力を持つ動物たちがたくさんいます。「そんな理由だったの!?」と驚 ...

続きを見る

面白い雑学
面白くて笑える雑学&豆知識102選【宇宙科学から朝礼ネタまで役立つ解説付き】

世の中には「えっ、そんなことある!?」とツッコミたくなるような雑学があふれています。この記事では知れば思わず笑ってしまう ...

続きを見る

スポーツ雑学アイキャッチ
スポーツの雑学&豆知識101【うんちくでオリンピックが面白くなる】

スポーツの世界には、ルールや道具、歴史の裏側に「そんな理由だったの!?」と驚くようなエピソードがたくさん隠れています。普 ...

続きを見る

-自然・科学