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砂糖の雑学30選~種類や歴史・砂糖の日の面白い豆知識~

砂糖雑学

料理やお菓子作りには欠かせない、私たちの暮らしにとっても身近な「砂糖」。毎日何気なく使っていますが、実はそのルーツや性質を調べてみると、「えっ、そうだったの!?」と驚くような面白い秘密がたくさん隠されているんです。

今回は、思わず誰かに出題したくなるクイズ向きのネタから、知っていると料理がもっと上手になる実用的な豆知識、さらには意外な歴史の裏話まで、砂糖にまつわる厳選雑学を30個たっぷりご紹介します。ぜひコーヒーや紅茶のお供に、甘いお砂糖の世界を楽しんでみてくださいね。

 

1.賞味期限が存在しない

賞味期限が存在しない

スーパーで買った砂糖の袋を見て、「賞味期限が書いていない!」と驚いたことはありませんか?実は砂糖は、長期間保存しても品質がほとんど変化せず、微生物が繁殖することもないため、法律(食品表示基準)で賞味期限の表示を省略してもよいと決められているんです。湿気やにおい移りにさえ気をつければ、何年経っても安全に使うことができますよ。

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2.上白糖は日本独自の砂糖

上白糖は日本独自の砂糖

日本で「砂糖」といえば、しっとりとして柔らかい「上白糖」を思い浮かべる方が多いですよね。しかし、実はこの上白糖は明治時代に日本で開発されたもので、世界的に見ると日本だけで使われている珍しい砂糖なんです。海外で一般的に使われているのは、サラサラとした「グラニュー糖」なんですよ。

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3.昔は薬として扱われた

昔は薬として扱われた

奈良時代に中国(唐)の僧・鑑真によって日本へ持ち込まれた当初、砂糖は甘味料ではなく、貴族や皇族だけが口にできる大変貴重な「薬」として扱われていました。栄養価が高く疲労回復に効く万能薬として、東大寺の正倉院にも献上されたという記録が残っています。

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4.3月10日は砂糖の日

3月10日は砂糖の日

毎年3月10日は、「3(さ)10(とう)」の語呂合わせから「砂糖の日」という記念日に制定されています。お砂糖の優れた栄養価や、心と体を元気にしてくれる働きをより多くの人に知ってもらうため、日本の砂糖関連8団体によって2014年に制定されました。

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5.白く見えるのは光の反射

白く見えるのは光の反射

上白糖やグラニュー糖は真っ白に見えますが、漂白剤を使って白くしているわけではありません。実は砂糖の結晶そのものは氷のように無色透明なのですが、細かい結晶に光が当たって乱反射することで人間の目には白く見えているのです。雪やかき氷が白く見えるのと同じ原理なんですよ。

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6.三温糖が茶色いのは加熱

三温糖が茶色いのは加熱

茶色い「三温糖」は、白砂糖よりも精製されていないミネラル豊富な砂糖だと思われがちですが、実は製造工程の最後に残った糖液を何度も加熱することで「カラメル化」して茶色くなっているだけです。そのため、上白糖と栄養成分はほとんど変わりませんが、特有の香ばしさと強いコクがあるのが魅力です。

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7.原料の植物は主に2種類

原料の植物は主に2種類

世界中で作られている砂糖の原料は、主に南国の暖かい地域で育つ「サトウキビ」と、北海道などの寒冷地で育つ「てん菜(ビート)」の2種類です。なんと日本の国産砂糖のうち、約8割は北海道で栽培された「てん菜」から作られているというのは、意外と知られていない事実です。

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8.てん菜はホウレンソウ仲間

てん菜はホウレンソウ仲間

砂糖の原料になる「てん菜」は、見た目が大きなカブや大根にそっくりなので「砂糖大根」と呼ばれることもあります。しかし植物学的に見ると、大根(アブラナ科)ではなく、実は「ホウレンソウ」と同じヒユ科(旧アカザ科)の仲間なのです。根っこの部分にたっぷりと糖分を蓄える性質があります。

 

9.さしすせその最初な理由

さしすせその最初な理由

料理の基本調味料「さしすせそ」で「さ(砂糖)」が一番最初に来るのには、科学的な理由があります。塩に比べて砂糖の分子は大きく食材に染み込みにくいため、先に塩を入れてしまうと食材が引き締まって砂糖の甘みが入らなくなるからです。さらに、砂糖には食材を柔らかく保水する効果もあります。

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10.英語の語源は古代インド

英語の語源は古代インド

英語で砂糖を意味する「Sugar(シュガー)」の語源は、今から2500年以上前の古代インドで使われていたサンスクリット語の「シャルカラ(Sarkara=砂利・砂)」にあります。サトウキビの汁を煮詰めて作った結晶が小石や砂のように見えたことから名付けられ、それがアラビア語などを経てヨーロッパへ伝わりました。

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11.固まる原因は実は乾燥

固まる原因は実は乾燥

容器に入れておいた上白糖がカチカチに固まってしまうのは、湿気のせいだと思っていませんか?実は塩とは逆で、上白糖が固まる一番の原因は「乾燥」です。表面の水分が飛んで結晶同士がくっついてしまうため、固まった時は霧吹きで少し水分を与えるか、濡らしたキッチンペーパーを挟んでおくと元のサラサラに戻りますよ。

 

12.1gは4キロカロリー

1gは4キロカロリー

「砂糖は太りやすい高カロリーな食品」というイメージを持たれがちですが、砂糖1gあたりのエネルギーはご飯やパンなどの炭水化物やタンパク質とまったく同じ「約4kcal」です。ティースプーン1杯(約3g)でもわずか12kcalほどなので、適量であれば決してカロリーが高すぎるわけではありません。

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13.脳のエネルギーになる

脳のエネルギーになる

勉強や仕事で頭を使った後に甘いものが欲しくなるのは、とても理にかなっています。砂糖(ショ糖)は体内でブドウ糖と果糖に素早く分解され、食べてからわずか数分〜数十分というスピードで脳のエネルギー源になるからです。集中力を回復させたい時の強い味方ですね。

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14.虫歯の直接原因ではない

虫歯の直接原因ではない

「砂糖を食べると虫歯になる」とよく言われますが、砂糖そのものが歯を溶かしているわけではありません。口の中のミュータンス菌が糖分をエサにして歯垢(プラーク)を作り、そこから発生する「酸」が歯の表面を溶かすことで虫歯になるのです。食べた後にしっかり歯磨きをすれば、過度に怖がる必要はありません。

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15.ジャムが腐らない秘密

ジャムが腐らない秘密

手作りのジャムや羊羹(ようかん)が日持ちするのは、たっぷりの砂糖が使われているからです。砂糖には水分をギュッと抱え込む「保水性」があり、カビや細菌が繁殖するために必要な水分(自由水)を奪ってしまうため、保存料を使わなくても長期間腐らずに保存できるのです。

 

16.肉を柔らかくする効果

肉を柔らかくする効果

煮込み料理やすき焼きを作る際、お肉が硬くなってしまうのを防ぐのにも砂糖が一役買います。お肉を焼いたり煮たりする前に少量の砂糖を揉み込んでおくと、砂糖が肉の繊維と水分の結びつきを強めて、加熱してもジューシーで柔らかい食感に仕上げてくれるのです。

 

17.ご飯のツヤ出しにも有効

ご飯のツヤ出しにも有効

お店で食べるようなツヤツヤでふっくらしたご飯を炊きたい時は、お米2〜3合に対して小さじ1杯ほどの砂糖を加えてみてください。甘くなるのではと心配になりますが、この程度の量なら味には影響せず、お米の保水力が高まって冷めても硬くなりにくい美味しいご飯が炊き上がります。

 

18.メレンゲを安定させる

メレンゲを安定させる

ケーキ作りで卵白を泡立ててメレンゲを作る際、砂糖は甘みをつけるだけでなく「泡を安定させる」という重要な役割を担っています。砂糖が卵白の水分をしっかりと抱え込むことで、きめ細かくツヤのある丈夫な泡になり、時間が経っても潰れにくくなるのです。

 

19.焦げ目と香ばしさを作る

焦げ目と香ばしさを作る

ホットケーキやクッキーがこんがりと美味しそうなキツネ色に焼き上がるのは、砂糖とアミノ酸が加熱によって反応する「メイラード反応」や「カラメル化」のおかげです。砂糖があることで、食欲をそそる美しい焼き色と、甘く香ばしい香りが生み出されています。

 

20.角砂糖は怪我から誕生

角砂糖は怪我から誕生

コーヒーや紅茶に入れる四角い「角砂糖」は、1841年にチェコの製糖工場長ヤコブ・クリストフ・ラッドによって発明されました。当時は大きな塊の砂糖をナイフで削って使っていたのですが、彼の妻が砂糖を削る際に指を怪我したことをきっかけに、安全で使いやすい一口サイズの角砂糖が考案されたのです。

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21.綿あめ開発者は歯科医

綿あめ開発者は歯科医

お祭りの屋台で大人気の「綿あめ(コットンキャンディ)」を作る機械を1897年に共同発明したのは、なんとアメリカの歯科医師ウィリアム・モリソンでした。溶かした砂糖を遠心力で細い糸状にする仕組みは当時画期的で、1904年のセントルイス万国博覧会で「フェアリー・フロス(妖精の糸)」として大ヒットしました。

 

22.氷砂糖は最も純度が高い

氷砂糖は最も純度が高い

果実酒作りやキャンディとして親しまれている「氷砂糖」は、実は数ある砂糖の種類のなかでトップクラスの純度を誇ります。グラニュー糖を溶かした糖液を約2週間かけてじっくり結晶化させて作るため、不純物が極限まで取り除かれた「ほぼ100%のショ糖の結晶」になっているのです。

 

23.和三盆は日本の伝統砂糖

和三盆は日本の伝統砂糖

高級な和菓子に使われる「和三盆(わさんぼん)」は、香川県や徳島県など四国の一部地域だけで伝統的な手法で作られている特別な砂糖です。「竹糖(ちくとう)」という在来種の細いサトウキビを使い、「盆の上で砂糖を三度研ぐ(練る)」という職人技の工程からその名前がつけられました。

 

24.粉糖にはコーンスターチ

粉糖にはコーンスターチ

ケーキやドーナツの仕上げに振りかける真っ白な「粉糖(パウダーシュガー)」は、グラニュー糖を細かく砕いて作られています。とても粒子が細かくて固まりやすいため、市販の粉糖の多くにはサラサラの状態を保つために少量の「コーンスターチ(とうもろこし澱粉)」が混ぜられています。

 

25.黒糖はミネラルが豊富

黒糖はミネラルが豊富

沖縄や奄美諸島の特産品である「黒糖(黒砂糖)」は、サトウキビの搾り汁をそのまま煮詰めて冷やし固めた「含蜜糖(がんみつとう)」と呼ばれる砂糖です。精製して蜜を取り除かないため、カリウムやカルシウム、鉄分などの天然のミネラルがそのまま豊富に残っているのが大きな特徴です。

 

26.切り花が長持ちする裏技

切り花が長持ちする裏技

お部屋に飾る切り花を少しでも長く綺麗に咲かせたい時は、花瓶の水に少量の砂糖を溶かしてみてください。植物が光合成で作る栄養分と同じ働きをしてくれるため、砂糖が切り花のエネルギー源となって、しおれるのを遅らせる効果が期待できます。その際は雑菌を防ぐために数滴の漂白剤や酢を一緒に混ぜるのがコツです。

 

27.生クリームの泡立ち促進

生クリームの泡立ち促進

生クリームをホイップする時に砂糖を入れるのは、ただ甘くするためだけではありません。砂糖を加えることでクリームの粘度が高まり、脂肪球同士がくっつきやすくなるため、砂糖を入れない時よりも早く、そしてきめ細かく綺麗に泡立てることができるのです。

 

28.中世欧州では権力の象徴

中世欧州では権力の象徴

16世紀頃のヨーロッパでは、砂糖は宝石や金と同じくらい高価な贅沢品でした。そのため王侯貴族たちは、晩餐会のテーブルに砂糖で作った巨大な城や彫刻(シュガー・スカルプチャー)を飾り、自らの富と権力をゲストに見せつけていたと言われています。

 

29.ザラメは結晶が大きい

ザラメは結晶が大きい

カステラの底に敷かれていたり、綿あめの原料に使われたりするキラキラした「ザラメ(白双糖・中双糖)」は、砂糖の結晶を大きく育てたものです。口の中でゆっくりと溶けるため、上品でスッキリとした甘さが時間差で広がるという、他の砂糖にはない食感と風味を持っています。

 

30.幸せホルモンを促す

幸せホルモンを促す

疲れた時やイライラした時に甘いものを食べると、心がホッと落ち着きますよね。これは気のせいではなく、砂糖を摂取すると脳内で精神を安定させる「セロトニン」や、快感をもたらす「ドーパミン」などの神経伝達物質が分泌されるからです。お砂糖はまさに、心を癒やす魔法の調味料と言えますね。

 

まとめ

いつも当たり前に使っている砂糖ですが、賞味期限がない理由や上白糖が日本独自のものであることなど、知れば知るほど奥深い科学と歴史が詰まっています。次にキッチンでお砂糖を手に取る時は、「だから最初に砂糖を入れるんだな」と思い出していただけると、毎日の料理がもっと楽しくなるはずです。

今回ご紹介した30個の豆知識のなかに、「へぇ〜!」と思わず声が出るようなお気に入りのネタは見つかりましたか?ぜひ学校や職場、ご家族との食事の場で、ちょっとしたクイズや会話のきっかけとして披露してみてくださいね。

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