シャキシャキとした小気味よい食感や、ホクホクとした優しい甘みで食卓を彩ってくれる「れんこん」。きんぴらや天ぷら、筑前煮などでおなじみの野菜ですが、あの不思議な穴の役割や本当の部位など、意外と知らない秘密がたくさん隠されています。
今回は、数あるれんこんの雑学の中から、特に面白いネタを厳選してクイズ形式でご紹介します!知っていると普段の料理や食事の景色がちょっと変わる、明日誰かに話したくなる楽しい問題ばかりですので、ぜひ気軽に挑戦してみてくださいね。
【初級】面白い雑学10選
1. 食べる部位はどこ?
- 根っこ
- 地下の茎
- つぼみ
+ 答えをみる
答え: 2. 地下の茎
漢字で「蓮根」と書くため根っこだと思われがちですが、私たちが食べているのは泥の中で太く育った「地下茎(ちかけい)」と呼ばれる茎の部分です。じゃがいもや里芋と同じ仲間で、本当の根っこは節と節の間から生えている細いひげのような部分にあたります。
2. 穴が開いている理由は?
- 酸素を送るため
- 水に浮くため
- 虫を防ぐため
+ 答えをみる
答え: 1. 酸素を送るため
れんこんが育つ深い泥の底には、酸素がほとんどありません。そのため、水の上に出ている葉っぱから取り込んだ空気を泥の中の茎や根へと届ける「空気の通り道」としてたくさんの穴が開いています。過酷な水底でも窒息せずに呼吸するための賢い構造です。
3. 穴の数は基本いくつ?
- 6個
- 8個
- 10個
+ 答えをみる
答え: 3. 10個
ランダムに開いているように見えるれんこんの穴ですが、実は成長すると「真ん中に1個、周囲に9個の合計10個」並ぶという法則があります。個体差で前後することもありますが、基本は10個と決まっているので、料理のときに数えてみると盛り上がりますよ。
4. レモン並みに多い栄養は?
- ビタミンA
- ビタミンC
- カルシウム
+ 答えをみる
答え: 2. ビタミンC
根菜といえば食物繊維のイメージが強いですが、実はれんこん可食部100gあたりには約48mgものビタミンCが含まれています。これは果実のレモン100gあたりに匹敵するほどの豊富さで、美肌作りや風邪予防、毎日の疲労回復にとても頼もしい野菜です。
5. 生産量日本一の都道府県は?
- 茨城県
- 徳島県
- 佐賀県
+ 答えをみる
答え: 1. 茨城県
国内のれんこん生産量で圧倒的な1位を誇るのが茨城県で、なんと全国シェアの約半分(約5割)を占めています。特に霞ヶ浦の周辺は、豊富な水と栄養たっぷりの深い泥土、温暖な気候に恵まれており、日本一のれんこん産地として知られています。
6. おせちに入る縁起の理由は?
- 長寿を願うため
- 見通しが良いから
- 金運が上がるから
+ 答えをみる
答え: 2. 見通しが良いから
お正月のおせち料理やお祝いの席にれんこんが欠かせないのは、穴から向こう側がよく見えることから「将来の見通しが良い」「先を見通せる」という縁起が担がれているためです。また、ハスは種がたくさんできることから子孫繁栄の願いも込められています。
7. 旬が秋と冬に何回ある?
- 1回
- 2回
- 3回
+ 答えをみる
答え: 2. 2回
れんこんには美味しい旬の時期が2回あります。9〜10月頃の「新れんこん(秋れんこん)」は皮が薄くてみずみずしいシャキシャキ感が魅力で、11〜2月頃の「冬れんこん」は寒さに耐えるため糖分やデンプンを蓄え、甘みのあるホクホク感が楽しめます。
8. サラダに向く柔らかい節は?
- 先端の1節目
- 中央の2〜3節目
- 根元の4節目
+ 答えをみる
答え: 1. 先端の1節目
れんこんは連なっている節の位置によって食感が大きく変わります。最も新しく成長した先端の「1節目」は繊維が細やかで水分が多いため、サラダや酢の物などシャキシャキ感を楽しむ料理に最適です。逆に根元に近い節ほどデンプンが多く煮物向きになります。
9. シャキシャキ感を残す切り方は?
- 縦切り
- 輪切り
- 乱切り
+ 答えをみる
答え: 1. 縦切り
包丁を入れる向きひとつで食感は劇的に変わります。繊維の流れに沿って「縦方向」に切ると、繊維が断ち切られないため力強いシャキシャキの歯ごたえが残ります。反対に、繊維を断つように輪切りや半月切りにすると、熱が通りやすくホクホクとした食感になります。
10. 喉のケアに飲まれるものは?
- ゆで汁
- おろし汁
- 葉のお茶
+ 答えをみる
答え: 2. おろし汁
昔から喉がイガイガするときや咳が出るときには「れんこんのおろし汁」が良いとされてきました。これはポリフェノールの一種であるタンニンが炎症を抑え、豊富なビタミンCが粘膜の回復を助けてくれるためです。生姜やハチミツとお湯を混ぜた「れんこん湯」が定番です。
【中級】驚きの雑学10選
11. 切り口が黒くなる原因成分は?
- カロテン
- タンニン
- カプサイシン
+ 答えをみる
答え: 2. タンニン
れんこんを切って放置すると黒っぽく変色するのは、ポリフェノールの一種である「タンニン」が空気中の酸素と反応して酸化するためです。りんごの切り口が茶色くなるのと同じ現象で、傷んでいるわけではありませんが、鉄鍋などで調理するとさらに黒ずみが強く出ます。
12. 酢水にさらすと食感はどうなる?
- シャキッとする
- トロトロになる
- 変化しない
+ 答えをみる
答え: 1. シャキッとする
れんこんを酢水にさらすのには、変色を防いで白くきれいに仕上げるだけでなく、お酢の成分が細胞壁に働きかけて「加熱してもシャキシャキの歯ごたえをキープする」という大切な役割があります。ただし、長くつけすぎると栄養が逃げるため5分程度で十分です。
13. 加熱でビタミンCを守る成分は?
- でんぷん
- カルシウム
- 鉄分
+ 答えをみる
答え: 1. でんぷん
本来ビタミンCは熱に弱く壊れやすい栄養素ですが、れんこんのビタミンCは加熱調理しても比較的しっかり残ります。これは主成分である「でんぷん」が加熱によって糊化し、ビタミンCを包み込んで熱からガードしてくれるからです。炒め物や揚げ物でも安心ですね。
14. 皮の周辺に多い栄養素は?
- 脂質
- ポリフェノール
- ビタミンD
+ 答えをみる
答え: 2. ポリフェノール
ついむいて捨ててしまいがちなれんこんの皮ですが、実は抗酸化作用のあるポリフェノール(タンニン)や食物繊維は、白い中身よりも皮の周辺にたっぷり含まれています。たわしや丸めたアルミホイルで泥を落とせば、皮ごと美味しく食べられて栄養も無駄になりません。
15. 水掘りで泥を飛ばす道具は?
- 水圧ホース
- 大型の網
- 巨大な送風機
+ 答えをみる
答え: 1. 水圧ホース
深い泥田かられんこんを傷つけずに掘り出す「水掘り」では、強い水圧が出るホースを使って泥を吹き飛ばしながら、農家さんが手探りで収穫しています。真冬の冷たい泥水に浸かりながら1本ずつ折れないように掘り上げる作業は、まさに職人技の重労働です。
16. お寺の花ハスを食べると?
- とても甘い
- 硬くて不向き
- 猛毒がある
+ 答えをみる
答え: 2. 硬くて不向き
お寺の池などで美しい花を咲かせる「花ハス」と、私たちが食べている「食用ハス(れんこん)」は、同じハス科でも目的別に品種改良された別品種です。観賞用の花ハスの地下茎は細くて繊維が非常に硬いため、食べても美味しくありません。
17. 英語で断面は何に例えられる?
- ハチの巣
- クモの巣
- 夜空の星座
+ 答えをみる
答え: 1. ハチの巣
欧米ではれんこん(Lotus root)を食べる習慣があまりなく、珍しい食材として見られます。英語圏で輪切りの断面を説明するときには、幾何学的に穴が並んだユニークな見た目から「ハチの巣(Honeycomb)」や「車輪(Wheel)」のようだと表現されることがあります。
18. 辛子蓮根はどこの県の名物?
- 福岡県
- 熊本県
- 鹿児島県
+ 答えをみる
答え: 2. 熊本県
穴にツンと辛い和辛子味噌を詰めて黄色い衣で揚げた「辛子蓮根」は、熊本県を代表する郷土料理です。江戸時代初期に、病弱だった熊本藩主・細川忠利公の健康を気遣った禅僧が滋養食として考案したのが始まりとされ、断面が細川家の家紋に似ていたことから門外不出の料理とされました。
19. 美味しい切り口の特徴は?
- 穴が小さい
- 穴が大きい
- 穴が黒い
+ 答えをみる
答え: 1. 穴が小さい
カットされたれんこんをスーパーで選ぶときは、切り口が白くてみずみずしく、穴が小さめで肉厚なものを選ぶのが正解です。また、穴の内側が黒ずんでいないかも鮮度を見極める重要なポイントになります。丸ごとの場合はふっくらと太く重みのあるものを選びましょう。
20. カット後の長持ち保存法は?
- 水に浸す
- 塩をまぶす
- 日光に当てる
+ 答えをみる
答え: 1. 水に浸す
れんこんは空気と乾燥に弱いため、カットしたものを保存するときはラップで切り口をぴっちり包むか、容器に水を入れてれんこんを浸して冷蔵保存するのがおすすめです。毎日水を取り替えれば、空気に触れないため黒ずみを防ぎ、シャキシャキの食感を長持ちさせられます。
【上級】深すぎる雑学10選
21. 茎を使って飲む風流な行事は?
- 象鼻杯
- 曲水の宴
- 月見酒
+ 答えをみる
答え: 1. 象鼻杯
れんこんの穴は水上の葉や茎までずっと繋がっています。その構造を活かし、大きなハスの葉にお酒や水を注ぎ、長い茎をストローのようにして飲む風流な行事を「象鼻杯(ぞうびはい)」と呼びます。茎を曲げて飲む姿が象の鼻に似ていることから名付けられました。
22. 糸を引くぬめり成分の正体は?
- 糖タンパク質
- コラーゲン
- 乳酸菌
+ 答えをみる
答え: 1. 糖タンパク質
生のれんこんを切ったりすりおろしたりしたときに出る糸を引くようなぬめりは、アラビノガラクタンなどの「糖タンパク質」という成分です。乾燥から粘膜を保護し、タンパク質の消化を助けて胃腸の調子を整えてくれる働きがあるため、お腹に優しい成分として注目されています。
23. 明治期に導入された品種の国は?
- 中国
- インド
- オランダ
+ 答えをみる
答え: 1. 中国
江戸時代までに日本で食べられていた在来種のれんこんは、細長くて少し硬いものでした。現在のようなふっくらと太くて柔らかいれんこんが広まったのは、明治時代初期に中国から「備中(びっちゅう)種」などの優秀な品種が導入され、改良が重ねられたことがきっかけです。
24. 大賀ハスは何年前の種が発芽?
- 約200年前
- 約2000年前
- 約2万年前
+ 答えをみる
答え: 2. 約2000年前
1951年、千葉県の遺跡から植物学者の大賀一郎博士らによって約2000年前の弥生時代以前のハスの種が発掘され、翌年に見事な花を咲かせました。「大賀ハス」と名付けられたこの奇跡は、ハスの種皮が非常に硬く、水分や空気を遮断して生命を守り抜いたことで実現しました。
25. ハスの花が満開になる時間は?
- 午前7〜9時頃
- 正午〜午後2時頃
- 午後7〜9時頃
+ 答えをみる
答え: 1. 午前7〜9時頃
ハスの花には正確な体内時計があり、早朝の涼しいうちにゆっくりと開き始め、午前7〜9時頃に満開を迎えます。その後、お昼前には再びつぼみに戻ってしまうという開閉を3〜4日間繰り返します。昼過ぎに行くとすべて閉じているため、お花見は早起きが鉄則です。
26. 花が自ら発熱する目的は?
- 虫を誘うため
- 雪を溶かすため
- 種を乾かすため
+ 答えをみる
答え: 1. 虫を誘うため
ハスの花には、外気温が低くても花の中の温度を約30〜35度前後に保つ「自家発熱」の能力があります。自ら温まることで花の香りを強く拡散させ、花粉を運んでくれる昆虫たちを効率よく誘い込んでいるのです。夜に閉じた花の中は、虫にとって暖かいホテルのような空間になります。
27. 葉が水を弾く現象の名前は?
- ロータス効果
- ハニカム効果
- トンネル効果
+ 答えをみる
答え: 1. ロータス効果
ハスの葉の表面には目に見えない微細な凹凸とワックス成分があり、水滴がコロコロと丸まって汚れと一緒に転がり落ちます。この自浄作用を「ロータス効果」と呼び、雨が降るだけで汚れが落ちる外壁塗料や、ヨーグルトがくっつかないフタの加工技術などに応用されています。
28. 岩国れんこんの穴の数は?
- 7個
- 9個
- 12個
+ 答えをみる
答え: 2. 9個
一般的なれんこんの穴は10個ですが、山口県岩国市の特産品「岩国れんこん(白花種)」は、真ん中に1個と周囲に8個の「合計9個」の穴が開いていることが多い珍しい品種です。当時の岩国藩主・吉川家の家紋「九曜紋」と同じ9つの星に見えることから大変重宝されました。
29. 腸を刺激する多い食物繊維は?
- 不溶性食物繊維
- 水溶性食物繊維
- 動物性食物繊維
+ 答えをみる
答え: 1. 不溶性食物繊維
れんこんには水溶性と不溶性の2種類の食物繊維が含まれていますが、特に豊富なのが水に溶けにくい「不溶性食物繊維」です。水分を吸収して膨らみ、腸壁を優しく刺激してお通じをサポートしてくれます。しっかり噛むことで満腹感も得やすく、ダイエット中にもぴったりです。
30. 丸ごと保存で包むべきものは?
- アルミホイル
- 湿らせた新聞紙
- 乾いた布巾
+ 答えをみる
答え: 2. 湿らせた新聞紙
節つきの丸ごとれんこんを保存するときは、乾燥を防ぐために「湿らせた新聞紙やキッチンペーパー」で包んでからポリ袋に入れ、冷蔵庫の野菜室に入れるのがベストです。泥の中で育つれんこん本来の環境に近い湿度を保つことで、1週間ほど新鮮な状態をキープできます。
まとめ
れんこんクイズ30問、あなたはいくつ正解できましたか?普段何気なく食べているれんこんですが、泥の中で呼吸するための穴の仕組みや、約2000年前の種が発芽する生命力、さらには自ら発熱する花の不思議など、「へぇ!」と驚くドラマチックな秘密がたくさん詰まっていましたね。
ぜひ次に食卓にれんこんが並んだときは、「れんこんの穴って基本は10個なんだよ!」「実は根っこじゃなくて茎を食べてるって知ってた?」と、ご家族や友人にクイズを出して盛り上がってみてくださいね!
▼クイズの答え・元ネタをじっくり読みたい方はこちら
れんこん雑学の詳細
-
-
れんこんの雑学30選~穴の秘密や栄養の面白い豆知識~
シャキシャキとした歯ごたえや、ホクホクとした優しい甘みが魅力の「れんこん」。きんぴらや筑前煮、天ぷらなど、日本の食卓には ...
続きを見る