「今日は何の日?」と気になって、歴史上の出来事を知りたい方へ。
2月14日に起きた歴史的な出来事を、年代順にピックアップして紹介します。
教科書に載るような大きな事件から、身近に起きた出来事まで、幅広く雑学としてまとめました。
2月14日の歴史・出来事

802年:田村麻呂、胆沢城へ

平安時代初期のこの日(旧暦1月9日)、征夷大将軍・坂上田村麻呂が、陸奥国に胆沢城を築くために派遣されました。蝦夷との戦いの最前線基地となったこの城は、朝廷の東北支配を一気に北へ押し広げる拠点になります。武人としてだけでなく、土木・統治の手腕にもたけた田村麻呂の働きぶりがうかがえる出来事です。
1876年:電話、特許出願の日

この日、グラハム・ベルが電話の特許を出願しました。実はライバルのイライシャ・グレイも同じ日に類似の出願をしており、わずか数時間の差でベルが先んじたと伝えられています。もし順番が逆だったら、私たちは「グレイの発明品」で会話していたかもしれません。たった数時間が歴史を分けた、ドラマチックなエピソードです。
1880年:奈良公園が開設

この日、太政官布達に基づいて奈良公園が開設されました。東大寺や興福寺、春日大社を含む広大なエリアは、開園後も拡張を続け、今では500ヘクタールを超える日本最大級の都市公園に。野生のシカがのんびり歩く光景でおなじみですが、その始まりが明治のこの日だったと知ると、散策がちょっと特別に感じられそうです。
1920年:第1回箱根駅伝

お正月の風物詩・箱根駅伝の第1回大会が、この日の午後1時に東京・有楽町をスタートしました。「日本のマラソンの父」金栗四三らの「世界に通用するランナーを育てたい」という思いから生まれたもので、早大・慶大・明大・東京高等師範の4校が参加。今や100回を超える歴史の、記念すべき第一歩がこの日でした。
1924年:IBM誕生の日

この日、アメリカの集計機メーカーC-T-R社が、社名を「International Business Machines(IBM)」に変更しました。当初はパンチカードや業務用計算機を扱う会社でしたが、やがてコンピューター業界の巨人へと成長。今や誰もが知る「IBM」という名前が産声を上げたのが、ちょうど100年前のこの日だったのです。
1927年:積雪世界記録の日
この日、滋賀県の伊吹山測候所で積雪「11メートル82センチ」を観測。これは公的な観測地点としては世界最深の記録で、なんと約100年たった今も破られていません。京都の清水の舞台の高さに匹敵するというから驚きです。「日本一の豪雪」と聞くと北国を思い浮かべますが、記録の主は関西の山だったのです。
1929年:聖バレンタインの虐殺

甘い印象のバレンタインとは裏腹に、この日シカゴで「聖バレンタインデーの虐殺」が起きました。禁酒法時代の裏社会を仕切ったアル・カポネ一派が、対立組織のメンバーを倉庫で襲撃した事件です。映画でもたびたび描かれ、ギャング全盛期の象徴として語り継がれています。同じ日付でも、国や時代でこんなに表情が変わるものなのですね。
1939年:戦艦ビスマルク進水

この日、ドイツ海軍の戦艦「ビスマルク」がハンブルクで進水しました。当時世界最強クラスとうたわれた巨艦ですが、就役からわずか約9か月後、最初の本格的な作戦で英海軍に追い詰められ沈没。あまりに短い生涯から「悲劇の戦艦」とも呼ばれます。圧倒的な強さと、はかない最期。その対比が今も人々の心をとらえています。
1990年:ストーンズ初来日
この日、ザ・ローリング・ストーンズが満を持して初来日し、東京ドームで初公演を行いました。デビューから四半世紀以上、日本のファンが待ち望んだ夢の舞台です。バレンタインデーに始まったこの東京ドーム公演は10日間にわたって行われ、超満員の観客を熱狂させました。ロック史に残る、記念すべき初日でした。
1996年:羽生、史上初の7冠

この日、将棋の羽生善治六冠が王将戦で谷川浩司王将を破り、25歳にして史上初の「7冠独占」を達成しました。当時の主要タイトルすべてを一人で手中にするという前人未到の偉業で、社会現象になるほどの大きな話題に。将棋を知らない人まで「羽生」の名を口にした、まさに一強時代の到達点となった一日でした。
2014年:羽生結弦が金メダル

この日、ソチ五輪のフィギュアスケート男子で羽生結弦選手が、日本男子初の金メダルを獲得しました。前日のショートプログラムで公式大会初の100点超えを記録して首位に立ち、フリーと合わせて合計280.09点をマーク。世界中が見守る舞台で歴史を塗り替えた瞬間で、日本中が歓喜に沸いた忘れられない一日です。
2月14日の歴史まとめ

甘いバレンタインのイメージとは裏腹に、虐殺事件や戦艦進水といった硬派な歴史から、箱根駅伝や羽生選手の快挙まで、振れ幅の大きい一日でした。スポーツの記念日が多いのも印象的です。
こうして振り返ると、今日は何の日とも思っていなかった毎日が、特別な出来事の連続だったことがわかります。
ぜひ、今日の雑学をきっかけに歴史の教養を深めてみてください。
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