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5月14日|歴史上の出来事を年代順にまとめ【今日は何の日?】

5月14日 歴史上の出来事

「今日は何の日?」と気になって、歴史上の出来事を知りたい方へ。

5月14日に起きた歴史的な出来事を、年代順にピックアップして紹介します。

教科書に載るような大きな事件から、身近に起きた出来事まで、幅広く雑学としてまとめました。

5月14日の歴史・出来事

歴史上の出来事

1019年:刀伊の入寇

刀伊の入寇で防衛を指揮した藤原隆家の肖像
菊池容斎が描いた藤原隆家 / Wikimedia Commons

平安時代の1019年、女真族とみられる海賊集団「刀伊(とい)」が北九州に襲来しました。対馬や壱岐を荒らし、多くの人々が殺されたり連れ去られたりした大事件です。このとき指揮を執ったのが、太宰権帥として赴任していた藤原隆家でした。政争に敗れて都を離れていた彼が、一転して民を守る英雄として奮戦したのは、なんとも人生の妙を感じさせます。撃退に成功した珍しい外敵侵入の記録です。

1607年:ジェームズタウン建設

ジェームズタウンに上陸するイングランド人入植者を描いた版画
ジェームズタウンへの入植者上陸を描いた後世の版画 / Wikimedia Commons

1607年のこの日、イギリス人入植者たちが北米のバージニアに「ジェームズ砦」を築きました。これがアメリカ大陸における最初の恒久的なイギリス植民地、ジェームズタウンの始まりです。当時のイングランド王ジェームズ1世にちなんで名づけられました。飢えや先住民との衝突に苦しみながらも生き延びたこの小さな入植地が、のちの大国アメリカへとつながっていったと思うと感慨深いものがあります。

1610年:アンリ4世暗殺さる

フランス国王アンリ4世の暗殺を描いた版画
アンリ4世暗殺の場面を描いた版画 / Wikimedia Commons

1610年のこの日、フランス国王アンリ4世が、馬車で渋滞に巻き込まれていたところをカトリックの狂信者ラヴァイヤックに刺殺されました。宗教戦争を終わらせ「ナントの勅令」で信仰の自由を認めた名君として知られる王の、あっけない最期でした。「フランス一の人たらし」とも評された王の死後、わずか8歳の息子ルイ13世が王位を継ぐことになります。

1796年:世界初の種痘成功

エドワード・ジェンナーが少年に種痘を行う場面を描いた絵
ジェンナーによる最初の種痘を描いた後世の想像図 / Wikimedia Commons

1796年のこの日、イギリスの医師エドワード・ジェンナーが、世界で初めて天然痘の予防接種(種痘)を行いました。「牛痘にかかった人は天然痘にならない」という言い伝えに着目し、少年に牛痘の膿を接種してから天然痘を接種するという、今では考えられない大胆な実験でした。これがワクチンの起源となり、のちに天然痘は人類が根絶した唯一の感染症となります。

1804年:探検隊が出発

ルイス・クラーク探検隊の経路を記した地図
ウィリアム・クラークが作成した1810年の探検経路図 / Wikimedia Commons

1804年のこの日、アメリカ西部を横断する有名な「ルイス・クラーク探検隊」が出発しました。ジェファーソン大統領の命を受け、太平洋へ至るルートを探すための壮大な旅です。一行はミズーリ川をさかのぼり、約2年4か月をかけて未知の大陸を踏破しました。先住民の女性サカガウィアの案内が大きな助けになったことでも知られています。

1811年:パラグアイ独立

1811年に使用されたパラグアイの初期国旗
1811年の独立革命期に使われたパラグアイの初期国旗 / Wikimedia Commons

1811年のこの日、南米のパラグアイがスペインからの独立に向けて動き出しました。植民地支配下にあった住民たちがスペイン総督を退け、独立への道を歩み始めた記念すべき日です。パラグアイでは現在もこの日が独立記念日として祝われています。南米諸国がスペインから次々と独立していく大きな潮流の、先駆けのひとつとなった出来事でした。

1878年:大久保利通暗殺

明治政府の内務卿を務めた大久保利通の肖像写真
暗殺される以前に撮影された大久保利通 / Wikimedia Commons

1878年のこの日、明治政府の中心人物だった内務卿・大久保利通が、東京・紀尾井坂で不平士族らに襲われ暗殺されました。「紀尾井坂の変」と呼ばれる事件です。冷徹な実務家として明治国家の礎を築いた大久保ですが、西南戦争で旧友・西郷隆盛を失ったわずか1年後の悲劇でした。維新の三傑が相次いで世を去り、時代が大きく転換していくことになります。

1900年:パリ五輪が開幕

1900年パリ大会のフェンシング競技を描いたポスター
1900年パリ大会のポスター / Wikimedia Commons

1900年のこの日、第2回夏季オリンピックがパリで開幕しました。パリ万博と同時開催されたため、競技は半年近くにわたってだらだらと続き、選手の中には自分がオリンピックに出場していたと気づかなかった人もいたほどだったといいます。一方でこの大会は女性が初めて参加した記念すべき五輪でもありました。近代オリンピックの黎明期らしい、おおらかな雰囲気が伝わってきます。

1932年:チャップリン来日

1932年の来日時に力士と並ぶチャールズ・チャップリン
1932年の来日時に力士と記念撮影するチャップリン / Wikimedia Commons

1932年のこの日、「喜劇王」チャールズ・チャップリンが初めて来日し、神戸港には数万人のファンが詰めかけました。ところが翌日、犬養毅首相が暗殺される「五・一五事件」が発生。実はチャップリンも暗殺の標的に含まれていたとされ、首相と相撲観戦に行く予定だったため難を逃れたとも言われています。歓迎ムードが一転、緊迫した政治情勢に巻き込まれた来日でした。

1945年:名古屋城が焼失

名古屋空襲で炎上する名古屋城天守
1945年5月14日の空襲で炎上する名古屋城 / Wikimedia Commons

1945年のこの日、アメリカ軍の空襲によって、国宝だった名古屋城の天守閣が焼け落ちました。約470機ものB29が名古屋市北部に大量の焼夷弾を投下した大規模な空襲でした。築城以来300年以上にわたり街のシンボルだった金のしゃちほこを頂く名城が、一夜にして失われたのです。現在の天守閣は戦後の1959年に再建されたもので、市民の復興への思いが込められています。

1973年:スカイラブ打ち上げ

サターンVロケットで打ち上げられる宇宙ステーション・スカイラブ
1973年5月14日に打ち上げられたスカイラブ / Wikimedia Commons

1973年のこの日、アメリカ初の宇宙ステーション「スカイラブ」が打ち上げられました。月へ人を運んだ巨大なサターンVロケットの、最後の打ち上げでもありました。ところが発射直後に防熱シールドが破損し、内部が高温になる深刻なトラブルが発生。後から到着した宇宙飛行士たちが船外活動で応急修理を成し遂げ、計画を救いました。後のスペースシャトルや国際宇宙ステーションへの貴重な経験となった施設です。

5月14日の歴史まとめ

歴史上の出来事のまとめ

医学の進歩から戦争の悲劇、宇宙開発まで、5月14日は人類の挑戦と転換点が詰まった一日でした。喜劇王の来日など、思わず誰かに話したくなる雑学も豊富です。

こうして振り返ると、今日は何の日とも思っていなかった毎日が、特別な出来事の連続だったことがわかります。

ぜひ、今日の雑学をきっかけに歴史の教養を深めてみてください。

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