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7月9日|歴史上の出来事を年代順にまとめ【今日は何の日?】

7月9日 歴史上の出来事

「今日は何の日?」と気になって、歴史上の出来事を知りたい方へ。

7月9日に起きた歴史的な出来事を、年代順にピックアップして紹介します。

教科書に載るような大きな事件から、身近に起きた出来事まで、幅広く雑学としてまとめました。

7月9日の歴史・出来事

歴史上の出来事

208年:曹操が丞相に就任

中国・明代の類書「三才図会」に描かれた曹操の肖像
明代の「三才図会」に描かれた曹操 / Wikimedia Commons

『三国志』でおなじみの英雄・曹操が、後漢の丞相(じょうしょう)に就いたのがこの日でした。それまで権力が分散していた三公制を廃止し、自らに権力を集中させたのです。同じ年の冬には、あの有名な「赤壁の戦い」で大敗を喫することになります。天下統一を目前にした絶頂期だったわけで、運命のいたずらを感じさせる一日です。

1540年:ヘンリー8世が離婚宣言

ハンス・ホルバインが描いたアン・オブ・クレーヴズの肖像
ホルバイン筆「アン・オブ・クレーヴズの肖像」(1539年頃) / Wikimedia Commons

6人もの妻を持ったことで知られるイングランド王ヘンリー8世が、4番目の妻アン・オブ・クレーヴズとの結婚無効を宣言した日です。結婚からわずか半年での決断でした。肖像画で見た美貌と実物が違ったとも言われますが、アンは争わず受け入れ、王の「妹」として手厚く遇されました。処刑された妻もいる中で、彼女はむしろ幸運な結末を迎えた一人といえます。

1762年:エカチェリーナ2世即位

戴冠衣装をまとったロシア皇帝エカチェリーナ2世の肖像
ステファノ・トレッリ筆「エカチェリーナ2世の戴冠肖像」 / Wikimedia Commons

のちに「大帝」と呼ばれるエカチェリーナ2世が、ロシア皇帝の座に就いた日です。もともとはドイツの小貴族の娘で、夫であるピョートル3世を退位させるクーデターによって権力を握りました。芸術や学問を奨励し、領土を大きく広げてロシアの黄金時代を築きます。波乱に満ちた女帝の物語は、今も小説や映画の題材になり続けています。

1816年:アルゼンチン独立宣言

アルゼンチン独立を議決したトゥクマン議会を描いた絵
1816年のトゥクマン議会を描いたフランシスコ・フォルトゥニーの作品 / Wikimedia Commons

南米のアルゼンチンが、スペインからの独立を宣言した日です。この7月9日は今も同国の「独立記念日」として国民の祝日になっています。サッカーやタンゴ、ステーキで日本人にもおなじみの国ですが、その出発点がこの日でした。首都ブエノスアイレスには「7月9日通り」という世界有数の幅広い大通りもあり、この日付が国の誇りであることがうかがえます。

1877年:初のウィンブルドン

1877年に開催された第1回ウィンブルドン選手権の試合風景
第1回ウィンブルドン選手権を伝える1877年の版画 / Wikimedia Commons

テニス4大大会の中でも最も格式高い「ウィンブルドン選手権」の第1回大会が始まった日です。会場は当初クロッケー場で、参加者はわずか22人だったといいます。芝のコートと白い服のドレスコードは今も受け継がれる伝統です。100年以上の歴史を持つこの大会が、ロンドン郊外のささやかな草の上から始まったと思うと感慨深いものがあります。

1881年:明治生命が誕生

明治生命保険の創立者・阿部泰蔵の肖像写真
明治生命保険を創立した阿部泰蔵 / 国立国会図書館「近代日本人の肖像」

日本初の近代的な生命保険会社「明治生命保険」が設立された日です。創設に関わったのは、福澤諭吉の門下生だった阿部泰蔵らでした。当時の日本人にとって保険はまだなじみのない仕組みでしたが、慶應義塾で西洋の知識を学んだ人材が新しい産業を切り開いたのです。現在の明治安田生命のルーツが、この日にさかのぼります。

1922年:競泳1分の壁突破

競泳大会に出場したジョニー・ワイズミュラー
競泳選手時代のジョニー・ワイズミュラー / Wikimedia Commons

のちに映画「ターザン」役で大スターになるジョニー・ワイズミュラーが、競泳100メートル自由形で58秒6を記録した日です。人類で初めて「1分の壁」を破った瞬間でした。当時としては驚異的なスピードで、彼はオリンピックでも金メダルを量産します。プールで時代を切り開いた青年が、のちにジャングルの英雄として銀幕を駆け回るとは面白い人生です。

1955年:核廃絶を訴える宣言

ラッセル=アインシュタイン宣言を発表するバートランド・ラッセル
ラッセル=アインシュタイン宣言を発表するバートランド・ラッセル / Wikimedia Commons

哲学者バートランド・ラッセルが、核戦争の危機を世界に訴える「ラッセル=アインシュタイン宣言」を発表した日です。署名者には、亡くなる直前のアインシュタインや、日本人初のノーベル賞学者・湯川秀樹も名を連ねました。「人類として、人類に向けて訴える」というこの宣言は、後の科学者による平和運動の原点となりました。

1955年:日本初の本格コースター

東京・後楽園ゆうえんちに、日本初の本格的なジェットコースターが設置された日で、「ジェットコースターの日」の由来にもなっています。実は「ジェットコースター」は和製英語で、英語では「ローラーコースター」と呼びます。ジェット機にちなんで名付けられたそうで、スピード感あふれる時代の空気が伝わってきます。今では遊園地に欠かせない定番アトラクションですね。

1958年:観測史上最大の津波

1958年の巨大津波後に上空から撮影されたアラスカのリツヤ湾
巨大津波の数週間後に撮影されたリツヤ湾 / Wikimedia Commons

アメリカ・アラスカのリツヤ湾で、観測史上最大とされる超巨大津波が発生した日です。地震で崩れた大量の土砂が湾に滑り落ち、その衝撃で生まれた波は、対岸の斜面の樹木を約524メートルもの高さまでなぎ倒しました。一般的な津波とはケタ違いのスケールで、自然の途方もない力を物語る記録として今も語り継がれています。

2001年:日本科学未来館が開館

日本科学未来館の吹き抜けに展示された地球ディスプレイ「ジオ・コスモス」
日本科学未来館の地球ディスプレイ「ジオ・コスモス」 / Maarten Heerlien from Voorschoten, The Netherlands / CC BY 2.0 / via Wikimedia Commons

東京・お台場に「日本科学未来館」が開館した日です。初代館長は宇宙飛行士の毛利衛さんが務めました。最新の科学技術を体験しながら学べる施設として人気を集め、館内に吊るされた地球ディスプレイ「ジオ・コスモス」は名物になっています。子どもから大人まで未来を感じられるスポットとして、今も多くの来館者でにぎわっています。

7月9日の歴史まとめ

歴史上の出来事のまとめ

古代中国の権力闘争から女帝の即位、核廃絶の訴え、そして遊園地の歓声まで、硬軟入り混じった実に多彩な一日でした。歴史の重みと暮らしの楽しさが同居しているのが7月9日の魅力です。

こうして振り返ると、今日は何の日とも思っていなかった毎日が、特別な出来事の連続だったことがわかります。

ぜひ、今日の雑学をきっかけに歴史の教養を深めてみてください。

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