「今日は何の日?」と気になって、歴史上の出来事を知りたい方へ。
7月24日に起きた歴史的な出来事を、年代順にピックアップして紹介します。
教科書に載るような大きな事件から、身近に起きた出来事まで、幅広く雑学としてまとめました。
7月24日の歴史・出来事

1567年:女王メアリー退位

波乱の生涯で知られるスコットランド女王メアリー・スチュアートが、貴族たちの圧力によって退位させられたのがこの日です。王位を継いだのは、まだ生後1歳の長男ジェームズでした。のちにこのジェームズは、イングランド女王エリザベス1世の死後、両国の王を兼ねるジェームズ1世となります。母メアリー自身は最終的にエリザベスによって処刑されており、母子の運命の対比が際立ちます。
1701年:デトロイトの礎

フランス人探検家カディヤックが、五大湖近くの川沿いに毛皮交易の拠点「ポンチャートレイン砦」を築いたのがこの日です。この小さな砦が、のちにアメリカ自動車産業の中心地となる大都市デトロイトの始まりでした。「モーターシティ」として世界に名を轟かせる街も、最初は荒野に立つ交易所からスタートしたと思うと感慨深いものがあります。
1587年:バテレン追放令

天下統一を進めていた豊臣秀吉が、キリスト教の宣教師(バテレン)に国外退去を命じる「バテレン追放令」を出したのがこの日(天正15年6月19日)で、九州平定の直後、筑前箱崎(現・福岡県福岡市東区)で発令されました。それまで南蛮貿易のためキリスト教を黙認してきた秀吉でしたが、九州平定の際に教会勢力の拡大を警戒したとされます。ただし貿易自体は続けたため、当初は徹底されず、本格的な禁教は江戸時代に持ち越されました。
1847年:モルモン教徒入植

迫害を逃れて東部を旅立ったブリガム・ヤング率いるモルモン教徒の一団が、長い苦難の旅の末にソルトレイク盆地へたどり着いたのがこの日です。「ここが我々の地だ」と定めたこの場所が、現在のソルトレイクシティとなりました。アメリカ西部開拓史を象徴する出来事で、ユタ州では今も「パイオニア・デー」として祝日になっています。
1911年:マチュ・ピチュ発見

アメリカの探検家ハイラム・ビンガムが、アンデスの山中で「インカの失われた都市」マチュ・ピチュを世界に紹介したのがこの日です。標高約2,400メートルの尾根に広がる石造りの遺跡は、ジャングルに覆われて長く忘れられていました。ちなみに、冒険家として遺跡を探すビンガムの姿は、映画『インディ・ジョーンズ』の主人公のモデルの一人になったとも言われています。
1915年:客船イーストランド転覆
シカゴ川の船着き場に係留されていた客船イーストランド号が、乗客を乗せたまま横倒しに転覆し、844人もの命が失われたのがこの日です。出港前で岸につながれたままの船が、なぜ大惨事を招いたのか。原因は救命ボートの増設などで船体の重心が高くなり、不安定になっていたことでした。皮肉にも、安全のための装備が悲劇を生んだ事故として知られています。
1927年:芥川龍之介の死

『羅生門』『蜘蛛の糸』などで知られる作家・芥川龍之介が、「ぼんやりした不安」という言葉を遺し、35歳で自らの命を絶ったのがこの日です。彼の死は文学界に大きな衝撃を与えました。彼の名を冠した「芥川賞」は、今も新人作家の登竜門として知られています。なお、この話題は心が沈むテーマでもありますので、もし今つらい気持ちを抱えている方がいれば、一人で抱え込まず周囲に頼ってくださいね。
1943年:ハンブルク空襲開始

第二次世界大戦中、ドイツの港湾都市ハンブルクに対する大規模空襲「ゴモラ作戦」が始まったのがこの日です。連合軍は夜は英国機、昼は米国機が交代で爆撃を繰り返しました。このとき初めてレーダーを攪乱するためのアルミ箔(チャフ)が大量に投下されたことでも知られます。一連の空襲では約4万人が犠牲になったとされ、戦争の凄惨さを物語ります。
1945年:呉軍港空襲

終戦間際のこの日、広島県の呉軍港がアメリカ海軍機の大規模な空襲を受けました。停泊していた戦艦「日向」や空母「龍鳳」などが次々と大破し、かつて世界に誇った日本海軍の主力艦が次々に沈んでいきました。連合艦隊の最期を象徴する出来事で、終戦のわずか3週間前のことでした。
1964年:劇画雑誌ガロ創刊
東京・神保町の青林堂が、伝説の漫画雑誌『月刊漫画ガロ』を創刊したのがこの日で、これにちなんで7月24日は「劇画の日」とされています。白土三平の『カムイ伝』をはじめ、水木しげるやつげ義春など、大人向けの実験的な作品の発表の場となりました。商業的には苦しい雑誌でしたが、日本のサブカルチャーに与えた影響は計り知れません。
1969年:アポロ11号帰還

人類初の月面着陸を成し遂げたアポロ11号が、無事に太平洋へ着水して地球に帰還したのがこの日です。アームストロング船長ら3人の宇宙飛行士は、月から未知の病原体を持ち帰っているかもしれないという懸念から、帰還後しばらく隔離生活を送りました。歴史的偉業の裏で、彼らがガラス越しに大統領の祝辞を受けた光景は、当時の慎重さを物語っています。
1987年:91歳で富士登頂
アメリカ人女性ハルダ・クルックスさんが、91歳という高齢で富士山の登頂に成功したのがこの日です。これは当時、富士山に登った女性の最高齢記録となりました。彼女はもともと運動が苦手だったものの、中年を過ぎてから本格的に登山を始めたといいます。年齢を理由に何かを諦めかけている人にとって、なんとも勇気づけられるエピソードですね。
7月24日の歴史まとめ

マチュ・ピチュの発見やアポロ11号の帰還といった人類の偉業がある一方、戦争の悲劇や91歳の富士登頂まで、硬軟入り混じった奥行きのある一日でした。
こうして振り返ると、今日は何の日とも思っていなかった毎日が、特別な出来事の連続だったことがわかります。
ぜひ、今日の雑学をきっかけに歴史の教養を深めてみてください。
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