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10月27日|歴史上の出来事を年代順にまとめ【今日は何の日?】

10月27日 歴史上の出来事

「今日は何の日?」と気になって、歴史上の出来事を知りたい方へ。

10月27日に起きた歴史的な出来事を、年代順にピックアップして紹介します。

教科書に載るような大きな事件から、身近に起きた出来事まで、幅広く雑学としてまとめました。

10月27日の歴史・出来事

歴史上の出来事

1275年:アムステルダム建都

1275年にホラント伯フロリス5世がアムステルダム住民へ与えた通行税免除特権状
アムステルダムの起源を伝える1275年の通行税免除特権状 / Wikimedia Commons

オランダの首都アムステルダムが、伝統的にこの日に誕生したとされています。地名は「アムステル川のダム」を意味し、漁村として川をせき止める堤防が築かれたことが街の始まりでした。この日にホラント伯フロリス5世が通行料免除の特権を与えた記録が由来とされ、運河の街として知られる大都市も、出発点はささやかな水辺の村だったのです。

1553年:セルヴェが火刑に

スペインの医師で神学者のミシェル・セルヴェが、異端とされてジュネーヴ郊外で火あぶりにされました。彼は血液が肺を巡ること(肺循環)を早くに記したことでも知られる才人でしたが、三位一体を否定したことでカルヴァン派と対立。宗教改革の陣営内でも異端を許さなかったという、信仰の厳しさを物語る事件として歴史に刻まれています。

1787年:ザ・フェデラリスト掲載

1788年に刊行されたザ・フェデラリスト初版第1巻の扉
『ザ・フェデラリスト』初版第1巻の扉(1788年) / Wikimedia Commons

アメリカ合衆国憲法の批准を訴える論文集『ザ・フェデラリスト』の第1篇が、ニューヨークの新聞に初掲載されました。匿名で書かれた85篇の多くを手がけたのが、後に10ドル札の顔となるアレクサンダー・ハミルトン。憲法の理念をわかりやすく説いたこの論文集は、今も合衆国憲法の解釈における最重要文献として読み継がれています。

1876年:秋月の乱が勃発

福岡県の旧秋月藩士たちが、明治政府に対して武装蜂起した「秋月の乱」が起きました。廃刀令などで特権を失った士族の不満が爆発したもので、同時期の神風連の乱に呼応した形でした。しかし反乱はわずか数日で鎮圧されます。こうした士族反乱の流れは、翌年の西南戦争へとつながっていくことになります。

1904年:NY地下鉄が開業

開業当時のニューヨーク地下鉄シティ・ホール駅
開業時の始発駅となったシティ・ホール駅(1900~1904年ごろ) / Wikimedia Commons

ニューヨーク市で、初の本格的な地下鉄路線が開業しました。市庁舎前から145丁目までを結ぶ路線で、急増する人口と交通渋滞に対応するためのものでした。開業初日には大勢の市民が押し寄せ、地下を走る列車に熱狂したといいます。今や世界有数の規模を誇るNY地下鉄も、この日が記念すべきスタートでした。

1930年:霧社事件が発生

霧社事件を率いたモーナ・ルダオとセデック族の指導者たち
モーナ・ルダオ(中央)とセデック族の指導者たち / Wikimedia Commons

日本統治下の台湾で、先住民セデック族による最大規模の抗日蜂起「霧社事件」が起きました。長年の過酷な労働や差別への不満が背景にあり、運動会の場を狙って蜂起し日本人134人が犠牲となりました。日本側の苛烈な鎮圧も含め、植民地統治の矛盾を象徴する悲劇として、後に映画化もされ広く知られています。

1931年:南部忠平が世界新

日本の陸上競技選手、南部忠平
南部忠平(1934年刊行の資料より) / Wikimedia Commons

陸上の南部忠平が、明治神宮外苑競技場で走幅跳7m98の世界記録を樹立しました。同じ日には織田幹雄も三段跳で15m58の世界新を出し、日本初の世界新記録が2つ誕生した日となりました。南部の記録はその後も長く日本記録として残り続け、翌年のロサンゼルス五輪では三段跳で金メダルを獲得。日本陸上界の黄金時代を築いた名選手の快挙でした。

1936年:王冠を賭けた離婚

1936年にユーゴスラビアを訪れたエドワード8世とウォリス・シンプソン
エドワード8世とウォリス・シンプソン(1936年) / National Media Museum from UK / No restrictions / via Wikimedia Commons

後にイギリス国王エドワード8世と結ばれることになるウォリス・シンプソンが、前夫との離婚を成立させました。アメリカ出身の離婚歴ある女性との結婚は当時許されず、エドワード8世は即位わずか1年足らずで「王冠を賭けた恋」として退位を選びます。この離婚成立が、20世紀最大の王室スキャンダルへの引き金となったのです。

1962年:U-2機撃墜される

キューバ危機で撃墜されたU-2偵察機の操縦士ルドルフ・アンダーソン少佐
U-2偵察機の撃墜で死亡したルドルフ・アンダーソン少佐 / Wikimedia Commons

キューバ危機の最中、アメリカのU-2偵察機がキューバ上空で撃墜され、パイロットが死亡しました。これは危機における唯一の直接的な戦死者でした。同じ日、ソ連の潜水艦では将校ヴァシリ・アルヒーポフが核魚雷の発射を拒み、全面核戦争を寸前で食い止めています。世界が破滅にもっとも近づいた一日でした。

1975年:日刊ゲンダイ創刊

夕刊タブロイド紙「日刊ゲンダイ」が創刊されました。駅売りを中心に、サラリーマンが帰りの電車で読む娯楽・社会派の記事を売りにしたスタイルが特徴です。歯に衣着せぬ論調で人気を集め、夕刊紙という独自のジャンルを定着させました。スマホ全盛の今もなお、通勤風景の一部として親しまれ続けています。

1986年:金融ビッグバン

制度改革以前のロンドン証券取引所の立会場
金融ビッグバン以前のロンドン証券取引所立会場(1955年) / Ben Brooksbank / CC BY-SA 2.0 / via Wikimedia Commons

イギリスのロンドン証券取引所で、証券制度を一気に自由化する大改革「ビッグバン」が実施されました。手数料の自由化や電子化が進み、ロンドンが世界の金融センターとして復活する原動力となりました。この言葉は後に日本でも「日本版ビッグバン」として使われ、金融自由化の代名詞となっていきます。

2005年:文字・活字文化の日

この日は「文字・活字文化の日」に定められています。2005年成立の文字・活字文化振興法に基づくもので、活字離れに歯止めをかける狙いがあります。10月27日は秋の「読書週間」の初日でもあり、本に親しむきっかけの日とされています。スマホ時代だからこそ、じっくり活字と向き合う時間の価値が見直されています。

10月27日の歴史まとめ

歴史上の出来事のまとめ

10月27日は、世界新記録の快挙から核戦争寸前の緊張、植民地の悲劇まで、人類の光と影が交錯した一日でした。一方で「読書の日」らしく、活字や言論にまつわる出来事が多いのも印象的です。

こうして振り返ると、今日は何の日とも思っていなかった毎日が、特別な出来事の連続だったことがわかります。

ぜひ、今日の雑学をきっかけに歴史の教養を深めてみてください。

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