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12月26日|歴史上の出来事を年代順にまとめ【今日は何の日?】

12月26日 歴史上の出来事

「今日は何の日?」と気になって、歴史上の出来事を知りたい方へ。

12月26日に起きた歴史的な出来事を、年代順にピックアップして紹介します。

教科書に載るような大きな事件から、身近に起きた出来事まで、幅広く雑学としてまとめました。

12月26日の歴史・出来事

歴史上の出来事


1606年:リア王が初演

リア王が娘たちを前に王国の分割を告げる場面を描いた絵画
エドウィン・オースティン・アビー筆「リア王」第1幕第1場 / Wikimedia Commons

シェイクスピアの四大悲劇のひとつ『リア王』が、この日イングランドの宮廷で初めて上演されたと記録されています。年老いた王が、口先のうまい娘たちに国を分け与え、正直者の末娘を退けたことで身を滅ぼしていく物語です。人間の愚かさと愛情をえぐり出す傑作として、400年以上たった今も世界中で演じ続けられています。クリスマスの翌日、王の前で披露されたというのも興味深い記録です。

1634年:鍵屋の辻の決闘

刀を確かめる荒木又右衛門を描いた浮世絵
歌川国芳が描いた荒木又右衛門(1845年) / Wikimedia Commons

日本三大仇討ちのひとつとされる「鍵屋の辻の決闘」が、この日(寛永11年11月7日)伊賀国上野で起きました。弟を殺された渡辺数馬が、剣豪・荒木又右衛門の助太刀を得て、仇である河合又五郎を討ち取った事件です。又右衛門の活躍は「三十六人斬り」として講談や歌舞伎で大いに脚色されましたが、実際に斬ったのは数人だったとも言われています。講談が事実を膨らませた好例ですね。

1776年:トレントンの戦い

トレントンの戦いでドイツ人傭兵の降伏を受けるワシントンを描いた絵画
ジョン・トランブル筆「トレントンにおけるヘッセン兵の捕縛」 / Wikimedia Commons

アメリカ独立戦争のさなか、ワシントン率いる大陸軍が、この日トレントンでイギリス側のドイツ人傭兵を奇襲し勝利しました。前夜、凍てつくデラウェア川を渡って敵の油断を突いた作戦は有名です。クリスマス休暇で気が緩んでいた傭兵たちは、まさか攻めてくるとは思わずに虚を突かれました。連敗続きで士気が落ちていた独立軍にとって、流れを変える貴重な勝利となったのです。

1898年:ラジウム発見を発表

実験室で研究装置を扱うピエール・キュリーとマリ・キュリー
実験室のピエール・キュリーとマリ・キュリー / Wikimedia Commons

キュリー夫妻が、この日フランス科学アカデミーで新元素「ラジウム」を発見したと報告しました。マリ・キュリーは大量の鉱石から微量の放射性物質を取り出すため、何トンもの鉱石を地道に煮詰める過酷な作業を続けました。のちに彼女は女性初のノーベル賞受賞者となり、しかも物理学賞と化学賞の二度受賞という偉業を達成します。科学史に輝く一日でした。

1933年:日産自動車が誕生

日産自動車の初期の量産車である1935年型ダットサン14型
日産創業期に生産された1935年型ダットサン14型 / sv1ambo / CC BY 2.0 / via Wikimedia Commons

のちの日産自動車となる「自動車製造株式会社」が、この日横浜で設立されました。当時の日本ではまだ自動車は外国製が主流で、国産車の量産は大きな挑戦でした。翌年に社名を日産自動車と改め、小型車「ダットサン」を世に送り出していきます。今や世界的な自動車メーカーへと成長したその第一歩が、この冬の日に踏み出されたわけです。

1934年:プロ野球が誕生

創設期の巨人軍で活躍した投手の沢村栄治
大日本東京野球倶楽部の創設メンバーとなった沢村栄治 / Wikimedia Commons

日本初のプロ野球球団「大日本東京野球倶楽部」が、この日設立されました。読売ジャイアンツの前身にあたる球団で、12月26日は「プロ野球誕生の日」とも呼ばれています。前年に来日した米大リーグ選抜チームと戦うために結成された全日本軍が母体となりました。今では国民的娯楽となったプロ野球も、最初はわずか一球団から始まったというのは意外に知られていません。

1963年:ビートルズ全米上陸

1963年に撮影されたビートルズのメンバー4人
「抱きしめたい」の宣伝に使われた1963年のビートルズ / Wikimedia Commons

ビートルズの「抱きしめたい(I Want to Hold Your Hand)」が、この日アメリカで発売されました。これが爆発的にヒットし、翌年に全米を席巻する社会現象「ビートルマニア」の引き金となります。当初アメリカのレコード会社は彼らを軽視していましたが、ファンの熱狂が後押ししました。イギリスの若者バンドが世界の音楽地図を塗り替える、その口火を切った一枚だったのです。

1965年:シンザン初の五冠馬

谷川牧場で余生を送る五冠馬シンザン
谷川牧場で余生を送るシンザン(1994年) / Wikimedia Commons

名馬シンザンが、この日の有馬記念を制し、史上初の「五冠馬」となりました。当時の三冠(皐月賞・ダービー・菊花賞)に天皇賞と有馬記念を加えた五つの大レースをすべて勝つという、空前の偉業です。引退レースでの劇的な勝利にファンは熱狂しました。「シンザンを超えろ」は長く競馬界の合言葉となり、後の名馬たちが目指す高い壁となったのです。

1986年:初の1億円選手

中日ドラゴンズのユニフォームを着た落合博満
中日ドラゴンズ監督時代の落合博満(2007年) / machu. on Flickr (Original version) UCinternational (Crop) / CC BY 2.0 / via Wikimedia Commons

三冠王の打者・落合博満が、この日ロッテから中日へ移籍し、日本人選手として初めて年俸1億円の大台に到達しました。当時としては破格の金額で、プロ野球選手の待遇が大きく変わる節目となりました。実力で堂々と高額年俸を勝ち取る姿は、後の選手たちに大きな道を開きます。バブル景気へ向かう時代の空気を象徴する出来事でもありました。

1991年:ソ連が消滅

赤地に鎌と槌と星を配したソビエト連邦の国旗
1991年12月に消滅したソビエト連邦の国旗 / Wikimedia Commons

前日のゴルバチョフ大統領辞任に続き、この日ソ連の最高会議が連邦の解体を正式に議決し、ソビエト連邦は69年の歴史に幕を閉じました。米ソ二大国がにらみ合った冷戦が、ついに終わりを告げた瞬間です。クレムリンに掲げられた赤い旗が降ろされる映像は、世界中に衝撃を与えました。20世紀の世界秩序を根底から塗り替えた、まさに歴史的な一日でした。

2004年:スマトラ島沖地震

スマトラ島で救援物資を運ぶアメリカ海軍の隊員
スマトラ島で救援物資を運ぶアメリカ海軍の隊員(2005年) / Wikimedia Commons

この日の朝、インドネシア・スマトラ島沖でマグニチュード9超の巨大地震が発生し、インド洋一帯を大津波が襲いました。死者・行方不明者は22万人を超え、観測史上でも最悪級の津波災害となりました。タイのリゾート地で被災した日本人観光客も多く、年末の悲報として深く記憶されています。この惨事を教訓に、インド洋でも津波の早期警報システム整備が進められました。

12月26日の歴史まとめ

歴史上の出来事のまとめ

仇討ちにプロ野球誕生、ソ連消滅から巨大津波まで、12月26日は娯楽と激動の両方が詰まった一日でした。年の瀬らしく、新しい始まりと大きな終わりが交錯しています。

こうして振り返ると、今日は何の日とも思っていなかった毎日が、特別な出来事の連続だったことがわかります。

ぜひ、今日の雑学をきっかけに歴史の教養を深めてみてください。

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