「今日は何の日?」と気になって、歴史上の出来事を知りたい方へ。
1月15日に起きた歴史的な出来事を、年代順にピックアップして紹介します。
教科書に載るような大きな事件から、身近に起きた出来事まで、幅広く雑学としてまとめました。
1月15日の歴史・出来事

69年:皇帝ガルバ暗殺

古代ローマで「四皇帝の年」と呼ばれる大混乱が起きた年、初日を飾るのがこの事件です。ネロの死後に即位した老皇帝ガルバは、わずか7か月ほどで親衛隊に見限られ、この日ローマ広場で暗殺されました。後継者と目したピソもろとも殺され、代わりに即位したのがオト。たった1年で皇帝が4人も入れ替わるという、ローマ史屈指の権力闘争の幕開けでした。
1181年:南都焼討で大仏炎上

治承4年12月28日(新暦で1月15日)、平清盛の命を受けた五男・平重衡らの軍勢が、奈良の東大寺や興福寺を焼き払いました。反平家の動きを見せた寺院勢力への弾圧でしたが、火は燃え広がり、あの奈良の大仏までもが焼け落ちる大惨事に。仏教界に与えた衝撃は計り知れず、平家の悪行として語り継がれることになりました。大仏はのちに再建されています。
1759年:大英博物館が開館

世界で最初の国立公共博物館とされる大英博物館が、ロンドンでこの日一般公開されました。設立のきっかけは、医師で収集家のハンス・スローンが遺した膨大なコレクション。当初は予約制で人数も限られていましたが、誰でも無料で見学できる「公共のための博物館」という理念は画期的でした。ロゼッタ・ストーンなど世界的な至宝を収蔵し、今も入館無料を貫いています。
1858年:日本初の西洋式高炉
安政4年12月1日(新暦で1月15日)、盛岡藩士の大島高任が、現在の岩手県釜石市に日本初の西洋式高炉を築き、鉄の製造に成功しました。それまでの「たたら製鉄」とは違う近代的な製鉄の幕開けです。釜石はやがて「鉄の街」として発展し、この日は「日本近代製鉄の始まり」を象徴する一日として記憶されています。地味ですが、日本の産業史を語るうえで欠かせない出来事です。
1874年:東京警視庁が誕生

明治7年のこの日、初代大警視(警視総監)となった薩摩藩出身の川路利良によって、東京警視庁が創設されました。川路は西欧の警察制度を視察し、日本の近代警察の礎を築いた人物。「日本警察の父」とも呼ばれます。この日にちなみ、現在も1月15日は「警視庁創設記念日」とされています。私たちの暮らしの安全を支える組織の出発点となった一日です。
1890年:眠れる森の美女初演

チャイコフスキーが作曲したバレエ『眠れる森の美女』が、ロシアのサンクトペテルブルクでこの日初演されました。ペローの童話を題材にした華麗な舞台音楽は、いまや『白鳥の湖』『くるみ割り人形』と並ぶ三大バレエのひとつ。ディズニー映画でおなじみのメロディーも、実はこの作品が原曲です。クラシックの名作が世に出た記念すべき夜でした。
1921年:三菱電機が設立
大正10年のこの日、三菱造船の電機製作所が独立し、三菱電機が設立されました。家電の「霧ヶ峰」エアコンやエレベーター、人工衛星まで手がける大企業の出発点です。創業から100年を超えてなお、私たちの生活に欠かせない製品を作り続けています。ふだん何気なく使っている家電のルーツが、ちょうどこの日に始まったと思うと少し身近に感じられますね。
1939年:双葉山69連勝で止まる

昭和14年のこの日、無敵を誇った横綱・双葉山が、新鋭の安藝ノ海に敗れ、連勝記録が69でストップしました。当時はラジオ中継に日本中が耳を傾け、敗北の瞬間は全国に衝撃が走ったといいます。約3年間負け知らずという前人未到の大記録で、70連勝目前での黒星でした。この69連勝は今なお大相撲史上最多で、破られていません。
1961年:横浜マリンタワー開業
横浜港のシンボル、横浜マリンタワーが開港100周年記念事業としてこの日オープンしました。高さ約106メートルのタワーは灯台の機能も備え、当時「世界一高い灯台」としてギネスブックにも登録されたほど。展望台からは横浜の街並みや港を一望できます。灯台としての役目は2008年に終えましたが、今も横浜観光の名所として親しまれています。
1967年:第1回スーパーボウル

今やアメリカ最大のスポーツイベントとなったスーパーボウル。その記念すべき第1回が、この日ロサンゼルスで開催されました。実はこのときはまだ「スーパーボウル」という名前ではなく、後から付けられた呼称なのです。今では世界中が注目し、ハーフタイムショーやCMまで話題になる一大エンタメ。すべての始まりは、ちょうどこの日だったというわけです。
2001年:ウィキペディア開設

世界中のボランティアが書き継ぐフリーの百科事典「ウィキペディア」が、この日産声を上げました。誰でも編集できるという当時としては大胆な仕組みで、今や調べものの定番になっています。商業広告を一切載せず、寄付で運営されているのも特徴。この記事を読んでいるあなたも、きっと一度はお世話になっているはず。インターネット時代を象徴する誕生日です。
2009年:ハドソン川の奇跡

ニューヨークを離陸したUSエアウェイズ1549便が、鳥の群れとの衝突で両エンジンを失うという緊急事態に。機長のサレンバーガー氏は、わずかな時間で決断し、機体をハドソン川に見事に不時着水させました。乗客乗員155人全員が生還し、「ハドソン川の奇跡」と呼ばれます。のちに映画化もされた、冷静な判断が多くの命を救った感動的な実話です。
1月15日の歴史まとめ

古代ローマの暗殺劇から大相撲の伝説、そして川の上の奇跡まで、1月15日は硬軟入り混じったドラマに満ちた一日でした。人の決断が歴史を動かす瞬間が、いくつも詰まっています。
こうして振り返ると、今日は何の日とも思っていなかった毎日が、特別な出来事の連続だったことがわかります。
ぜひ、今日の雑学をきっかけに歴史の教養を深めてみてください。
1月15日関連ページ
- 今日は何の日 1月15日【総合版】
(記念日、出来事、誕生日のダイジェスト・誕生花・誕生石・誕生日占い・今日の一言) - 1月15日有名人の誕生日一覧
- 1月15日の食べ物記念日