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1月16日|歴史上の出来事を年代順にまとめ【今日は何の日?】

1月16日 歴史上の出来事

「今日は何の日?」と気になって、歴史上の出来事を知りたい方へ。

1月16日に起きた歴史的な出来事を、年代順にピックアップして紹介します。

教科書に載るような大きな事件から、身近に起きた出来事まで、幅広く雑学としてまとめました。

1月16日の歴史・出来事

歴史上の出来事


1547年:イヴァン雷帝が戴冠

玉座に向かうイヴァン4世を描いた絵画
ヴァスネツォフ筆「イヴァン雷帝」(1897年) / Wikimedia Commons

この日、モスクワ大公イヴァン4世が、ロシアで初めて「ツァーリ(皇帝)」として戴冠式を行いました。のちに「雷帝」と恐れられた彼ですが、即位時はわずか16歳。3歳で大公に即位したものの長く貴族たちに実権を奪われており、この戴冠でようやく自ら政治の実権を握りました。中央集権化を進めた一方、晩年は猜疑心から多くの粛清を行ったとされます。ここにモスクワ大公国が、ロシア・ツァーリ国へと生まれ変わった、歴史の大きな転換点でした。

1605年:ドン・キホーテ刊行

1605年に刊行されたドン・キホーテ前編の扉ページ
『ドン・キホーテ』前編初版(1605年)の扉 / Wikimedia Commons

スペインの作家セルバンテスによる小説『ドン・キホーテ』前編が、マドリードで刊行されました。騎士道物語の読みすぎで自分を騎士だと思い込んだ男の、おかしくも哀しい冒険を描いた物語です。「近代小説の祖」とも呼ばれ、世界で最も多く翻訳された文学作品のひとつ。あまりの人気に無許可の贋作の続編まで出版され、セルバンテス自身が10年後に正式な後編を発表したという逸話も残っています。

1707年:英国誕生への一歩

1707年に定められたグレートブリテン王国の国旗
合同により生まれたグレートブリテン王国の国旗(1707年) / Wikimedia Commons

この日、スコットランド議会で「合同法」が可決成立しました。採決は賛成110票・反対68票と決して圧倒的ではなく、庶民の間には統合への根強い反発もありました。これによりイングランドとスコットランドが統合され、「グレートブリテン王国」が誕生する道が開かれます。長く対立してきた隣国同士が一つの王国になった歴史的な出来事で、現在の「イギリス(連合王国)」の原型がここにあります。ユニオンジャックの旗にも、この統合の歴史が刻まれています。

1876年:日本初のスケート場

この日、横浜に日本で初めてのアイススケート場(当時は「氷すべり場」と呼ばれました)がオープンしました。水田を営む地元の人物が、自らの田をリンクに仕立てて開場したと伝えられています。開港地・横浜には多くの外国人が暮らしており、彼らの文化として持ち込まれたのがスケートでした。今では冬の定番レジャーですが、明治の人々にとっては氷の上を滑る西洋の遊びは、さぞ目新しく映ったことでしょう。

1909年:磁南極に到達

南磁極に立つマッケイ、デイヴィッド、モーソンの3人
南磁極に到達した3人(1909年1月16日) / Wikimedia Commons

イギリスの探検家シャクルトンの遠征隊(ニムロド遠征)の別動隊が、この日、ついに「磁南極」への到達を成し遂げました。達成したのはシャクルトン本人ではなく、デイヴィッド・モーソンら3名の隊員で、シャクルトン自身は同じころ別ルートで南極点を目指していました。磁南極とは、方位磁針が真下を指す地点のこと。地理上の南極点とは異なる場所にあり、しかも年々移動するという不思議な地点です。極寒と飢えに耐えながらの偉業で、人類が地球の謎にまた一歩近づいた瞬間でした。

1912年:白瀬隊が南極上陸

日本南極探検隊を率いた白瀬矗の肖像写真
南極探検隊を率いた白瀬矗 / Wikimedia Commons

この日、白瀬矗(しらせのぶ)率いる日本の南極探検隊が、南極大陸への上陸を果たしました。欧米の探検が国家事業だったのに対し、白瀬隊は木造漁船を補強しただけのわずか204トンの帆船「開南丸」での挑戦で、資金難に苦しみながらの快挙でした。日本の南極観測船「しらせ」の名は、この先駆者にちなんでいます。日本人と南極の物語は、ここから始まりました。

1913年:天才数学者の手紙

インドの数学者シュリニヴァーサ・ラマヌジャンの肖像写真
数学者シュリニヴァーサ・ラマヌジャン / Wikimedia Commons

インドの無名の青年ラマヌジャンが、この日、ケンブリッジ大学の数学者ハーディに一通の手紙を送りました。港湾事務所の一事務員にすぎなかった彼が、独学で導き出した100を超える数式を書き連ねていたのです。半信半疑で読んだハーディはやがてその才能に衝撃を受けます。この手紙がきっかけで、ラマヌジャンは「インドの魔術師」として世界的に知られることに。一通の手紙が天才を見出した、感動的な物語です。

1969年:宇宙で初ドッキング

軌道上で撮影されたソユーズ宇宙船
ソユーズ4号・5号の宇宙船 / Lunokhod 2 / CC BY-SA 3.0 / via Wikimedia Commons

この日、ソ連の宇宙船ソユーズ4号と5号が、世界初となる有人宇宙船同士のドッキングに成功しました。さらに5号の飛行士2名が船外活動で4号へと移乗し、別々の宇宙船で帰還するという離れ業も披露しました。米ソの宇宙開発競争の真っ只中での快挙でした。宇宙船同士をつなぐ技術は、のちの宇宙ステーション建設へと受け継がれていきます。SFのような光景が現実になった瞬間でした。

1980年:ポール大麻で逮捕

1976年のポール・マッカートニー
1976年当時のポール・マッカートニー / Jim Summaria / CC BY-SA 3.0 / via Wikimedia Commons

この日、来日した元ビートルズのポール・マッカートニーが、成田空港で大麻所持により現行犯逮捕されました。スーツケースから見つかった大麻は約219グラムと大量で、しかも隠されてもいなかったといいます。予定されていた日本公演はすべて中止に。9日間の勾留を経て国外退去となりました。世界的スターの逮捕は当時大きな衝撃を呼び、ポールが日本でコンサートを開くのは、それから10年以上も先のことになりました。

2006年:ライブドア・ショック

この日、東京地検特捜部が、証券取引法違反の疑いでライブドア本社などを強制捜査しました。堀江貴文社長本人が逮捕されたのはこの1週間後の1月23日で、この日はまず会社への家宅捜索から事件が動き出しました。時代の寵児ともてはやされた堀江社長の会社への捜査は、株式市場を大混乱に陥れます。翌日以降、株価が暴落する「ライブドア・ショック」が発生。IT長者の華やかなイメージが一転した出来事として、平成の経済史に深く刻まれています。

2020年:国内初のコロナ確認

新型コロナウイルスの構造を表した模式図
新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の模式図 / Wikimedia Commons

この日、日本国内で初めて新型コロナウイルスの感染者が確認されました。感染が確認されたのは、武漢に滞在歴のある神奈川県在住の30代男性でした。当時はまだ多くの人が「対岸の火事」と感じていたかもしれません。しかしこの後、世界は未曾有のパンデミックへと突入していきます。私たちの生活を一変させた長い日々の、その始まりの日として記憶される出来事です。

1月16日の歴史まとめ

歴史上の出来事のまとめ

1月16日は、白瀬隊の南極上陸やシャクルトンの磁南極到達など「未知への挑戦」が目立つ一方、文化や事件の話題も豊富な、バラエティに富んだ一日でした。

こうして振り返ると、今日は何の日とも思っていなかった毎日が、特別な出来事の連続だったことがわかります。

ぜひ、今日の雑学をきっかけに歴史の教養を深めてみてください。

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