5月16日は、新緑がまぶしい初夏のひととき。
そして、松尾芭蕉が旅立った「旅の日」でもあります。
本記事ではサクッと流し読みしたい方から
とことん深く知りたい方に向けて、今日の雑学を幅広く紹介。
5月16日という今日を知るための情報がここにあります。
それでは魂を込めた完全ガイドをどうぞ!
5月16日|今日は何の日?

平和に共存する国際デー

2017年12月の国連総会で採択された国際デーの一つです。異なる文化や宗教、信念を持つ人々が互いの違いを認め合い、平和的に共存することの大切さを世界に呼びかけるために設けられました。多様性を尊重し、寛容な社会を築こうと、各地で啓発イベントやキャンペーンが開かれ、平和な未来へ向けて手を取り合う日とされています。
光の国際デー

ユネスコが2016年に制定した国際デーです。1960年のこの日、アメリカの物理学者セオドア・メイマンが世界で初めてルビーレーザーの発振に成功したことにちなんでいます。光の科学や技術が、医療、通信、文化、芸術など私たちの暮らしや社会の発展にどれほど役立っているかを、あらためて見つめ直す日です。
旅の日
日本旅のペンクラブが1988年に制定しました。元禄2年3月27日(新暦の1689年5月16日)、松尾芭蕉が弟子の曾良とともに江戸を旅立ち「奥の細道」の旅へ出発した日であることが由来です。せわしない現代生活の中で忘れがちな旅の心を思い起こし、旅の楽しさや素晴らしさを見直そうという日です。
性交禁忌の日
江戸時代の艶本『艶話枕筥(つやばなしまくらばこ)』に由来する日です。この本には、5月16日(旧暦)に交わりを持つと禁忌を破ったことになり、身を滅ぼすという俗信が記されていたとされます。もちろん医学的な根拠はありませんが、当時の人々が陰陽道や暦の吉凶を深く信じ、暮らしのさまざまな場面に厳格なタブーを設けていた歴史をうかがわせる日です。
HAE DAY

「遺伝性血管性浮腫(HAE)」という希少疾患を、より多くの人に知ってもらうために設けられた国際的な記念日です。HAEは、体のさまざまな場所に突然強い腫れ(浮腫)が起こる遺伝性の病気です。症状が予測しづらく、患者さんの毎日の暮らしに大きく影響することから、正しい知識を広め、理解を深めようと活動が行われています。
工事写真の日
建築工事の記録写真撮影などを手がける有限会社多摩フォート(東京都清瀬市)が制定しました。日付は同社が業務を開始した1997年5月16日にちなんでいます。建物の基礎や壁の内部など、完成すると見えなくなってしまう部分を写真で正確に残しておくことは、品質保証や安全管理のうえで欠かせない役割を果たしています。
透谷忌

明治期に活躍した詩人・評論家であり、ロマン主義文学の先駆者である北村透谷(きたむら とうこく)の1894年(明治27年)の忌日です。島崎藤村らとともに雑誌『文學界』を創刊し、近代日本の文学と思想に大きな影響を与えましたが、25歳の若さでこの世を去りました。日本の近代文学史における重要な節目として偲ばれる日です。
5月16日|語呂合わせ記念日

抗疲労の日
リカバリーウェアの開発・販売を行う株式会社ベネクス(神奈川県厚木市)が制定しました。日付は同社がリカバリーウェアを開発した2009年5月16日と、「こ(5)うひ(1)ろ(6)う」(抗疲労)と読む語呂合わせが由来です。多くの人が抱える慢性的な疲れと向き合い、しっかり休んで疲労を回復させる大切さを呼びかけ、健康的な生活習慣を見直すきっかけにしようという日です。
5月16日|食べ物の記念日

オリーゼの日
発酵食品などの製造・販売を行う株式会社オリーゼ本舗が制定しました。看板商品である植物発酵食品「オリーゼ」をより多くの人に知ってもらい、健康維持に役立ててほしいという思いが込められています。日付は、オリーゼの商品化に成功した同社創業者・大場八治(おおば はちじ)氏の誕生日にちなんでいます。
5月16日|歴史上の出来事

日本初の五輪選手団出発(1912年)
1912年5月16日、ストックホルム五輪に出場するマラソンの金栗四三と短距離の三島弥彦が、嘉納治五郎団長らとともに新橋駅を出発しました。日本が初めてオリンピックに選手団を派遣した記念すべき日であり、一行はシベリア鉄道を経由して17日間にも及ぶ長旅へと向かいました。
その他の出来事
1929年 第1回アカデミー賞

第1回アカデミー賞授賞式(1929年5月16日) / Wikimedia Commons ハリウッドのホテルで開催され、司会はダグラス・フェアバンクス、式典は約15分と短いものでした。
1949年 支笏洞爺国立公園指定

支笏洞爺国立公園の洞爺湖(2007年撮影) / NipponiaNippon / CC BY-SA 3.0 / via Wikimedia Commons カルデラ湖と活火山が織りなす景観が魅力で、現在も北海道有数の観光地となっています。
1953年 大相撲テレビ中継開始

1953年5月場所で優勝し、パレードに臨む時津山仁一 / Wikimedia Commons 夏場所初日からNHKが生中継を始め、テレビ普及を後押しする人気コンテンツとなりました。
1958年 NHK受信契約100万突破
翌年の皇太子ご成婚中継を控え、テレビの一般家庭への普及が一気に加速しました。1981年 ひょうきん族放送開始

番組の中心的な出演者だった北野武(2017年撮影) / Dick Thomas Johnson from Tokyo, Japan / CC BY 2.0 / via Wikimedia Commons ビートたけしや明石家さんまが出演し、土曜夜のバラエティとして一世を風靡しました。
2015年 エアレース日本初開催

ペーテル・ベゼネイ(2015年5月16日、幕張海浜公園) / Morio / CC BY-SA 4.0 / via Wikimedia Commons 千葉・幕張海浜公園で「空のF1」が初開催され、約12万人もの観客が熱狂しました。
5月16日|誕生日の有名人

芸能人・タレント・声優
大倉忠義
・タレント、俳優
└ SUPER
└ EIGHT
└ ドラムと俳優
渡辺梨加
・モデル、タレント
└ 櫻坂46元メンバー
└ 誌面モデル活躍
└ 愛称はべりか
横尾渉
・タレント、歌手
└ Kis-My
└ -Ft2メンバー
└ マグロ解体資格
桜井玲香
・女優、モデル
└ 乃木坂46初代
└ キャプテン
└ 舞台やドラマ
スポーツ・偉人
北の湖
・大相撲力士、横綱
└ 第55代横綱
└ 昭和の大横綱
└ 憎いほど強い
伊沢拓司
・クイズプレイヤー
└ Quiz
└ Knock
└ の代表を務める
小川泰弘
・プロ野球選手
└ ヤクルト投手
└ ライアン小川
└ 最多勝など獲得
宇佐見りん
・小説家
└ 『推し、燃ゆ』
└ で芥川賞受賞
└ 若き才能
アニメ・漫画キャラ
島村ジョー
・主人公、009
└ 加速装置を持つ
└ 正義の戦士
└ サイボーグ
三毛縞斑
・アイドル、ソロ
└ ユニットMaM
└ お祭り男
└ 豪快な性格
日向順平
・誠凛高校バスケ部
└ チームの主将
└ 3点シュート
└ クラッチシュー
バネッサ・エノテーカ
・黒の暴牛の団員
└ 魔女の森の出身
└ 運命の赤い糸
└ 酒癖が悪い
5月16日|誕生石&誕生花

5月16日の誕生石と誕生花を紹介します。
石&花に込められた意味や由来を、今日という日の彩りにどうぞ。
SAPPHIRE
サファイア
誠実・徳望・成功・慈愛
深い海のような気品ある青色が特徴で、ラテン語の青色を意味する言葉から名付けられた美しい宝石です。
イギリス王室にも愛されたこの石は、穏やかで誠実な心を育み、真実の愛と目標への歩みを支えてくれます。
GERANIUM
ゼラニウム
真の友情
多彩な花色と特有の香りを持つ植物で、ヨーロッパの窓辺を鮮やかに彩る姿が広く親しまれています。
寄り添うように咲く可憐な姿は、信頼で結ばれた絆を象徴し、あたたかな安らぎと前向きな活力を与えます。
5月16日|誕生日占い

王道の星座占いと、誕生日をもとにした数秘術を掛け合わせた性格診断・運勢占いです。
5月16日生まれは、牡牛座の「着実な安定感」と数秘7の「鋭い探究心」を兼ね備えた、独自の道を極める職人タイプ。
性格と才能
- 粘り強く目標を達成
- 独自のこだわりを持つ
- 穏やかで信頼される
- 深く物事を分析する
- 美的センスに優れる
運勢・対人関係
- 対人:狭く深い絆を築く
- 恋愛:誠実で一途な愛情
- 金運:計画的にお金が増す
- 幸運数:7
- 幸運色:ネイビーブルー
以上、参考までにどうぞ。
5月16日|今日の一言

5月16日に世を去った詩人・評論家、北村透谷の評論『厭世詩家と女性』より。
恋愛は人世の秘鑰なり、
恋愛ありて後人世あり、
恋愛を抽き去りたらむには
人生何の色味かあらむ
出典:『厭世詩家と女性』
Kitamura Tōkoku
人生をひらく、ひとつの鍵
北村透谷 (1868–1894)
北村透谷がこの一文を記したのは、まだ二十三歳のころでした。
理想に燃えながら、現実とのあいだで揺れつづけた、若き詩人の声です。
当時の世には、恋愛などに心を費やすより、立身出世に励むべきだという風潮がありました。
透谷はそれに、まっすぐ異を唱えます。
人生にほんとうの味わいを与えるのは、地位でも功名でもなく、誰かを深く想うその心なのだと。
心が誰かを想うとき、人生は静かに色づいていく
日々がどこか色あせて見えるとき、私たちはつい、大きな成果や立派な目標のなかに答えを探してしまいます。
けれど透谷がまなざしを向けていたのは、もっと近くにあるものでした。
隣にいる誰かを、損も得も忘れて想う気持ち。
その小さな灯が、灰色に沈んだ毎日に、もう一度色を返してくれる。
透谷の生涯は、二十五歳で途切れる、短くはげしいものでした。
それでも、若き日の彼が灯したこの言葉は、百年をこえたいまも、静かに誰かの胸をあたためつづけています。
(雑学ならここ編集部より)
参考文献・出典
※その他、公開情報をもとに編集しています。
