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6月1日|歴史上の出来事を年代順にまとめ【今日は何の日?】

6月1日 歴史上の出来事

「今日は何の日?」と気になって、歴史上の出来事を知りたい方へ。

6月1日に起きた歴史的な出来事を、年代順にピックアップして紹介します。

教科書に載るような大きな事件から、身近に起きた出来事まで、幅広く雑学としてまとめました。

6月1日の歴史・出来事

歴史上の出来事

1215年:モンゴル軍が北京を陥落

モンゴル軍による北京包囲戦を描いた歴史画
『集史』に描かれたモンゴル軍の北京包囲戦 / Wikimedia Commons

チンギス・ハン率いるモンゴル軍が、金王朝の都だった中都(現在の北京)を陥落させたのがこの日とされます。当時の北京は人口100万を超える大都市で、占領後はおよそ1か月にわたって略奪が続いたと伝わります。草原の遊牧民が巨大都市を飲み込んだこの出来事は、ユーラシアを覆う大帝国へと膨張していくモンゴルの勢いを象徴する一幕でした。

1495年:スコッチ最古の記録

スコットランドの財務記録(Exchequer Rolls)に、修道士ジョン・コーが大麦麦芽から蒸留酒を造ったと書き残されたのがこの年。これがスコッチウイスキーに関する世界最古の文献記録とされています。今や世界中で愛される琥珀色の酒も、その出発点をたどると一人の修道士のメモにたどり着く、というのは何ともロマンのある話です。

1543年:近代解剖学の幕開け

ヴェサリウスの人体解剖書ファブリカに掲載された解剖図
ヴェサリウス『ファブリカ』の人体解剖図 / Wikimedia Commons

フランドル出身の医師ヴェサリウスが、人体解剖書『ファブリカ(人体の構造)』を世に出したのがこの頃とされます。それまで千年以上信じられてきた古代ローマの医師ガレノスの説を、実際の解剖にもとづいて次々と修正した画期的な一冊でした。精緻な人体図とともに、医学を「観察」へと引き戻した近代解剖学の出発点として知られています。

1869年:エジソン最初の特許

エジソンが発明した電気式投票記録機の特許図面
エジソン最初の特許となった電気式投票記録機 / Wikimedia Commons

発明王トーマス・エジソンが、生涯で最初の特許を取得したのがこの日。その発明は「電気式投票記録機」で、議会の採決を素早く集計する装置でした。ところが議員たちは「採決に時間がかかる方が都合がいい」と全く買ってくれず、商業的には大失敗。この経験からエジソンは「売れないものは作らない」と心に決めたと言われています。

1884年:日本初の天気予報

昭和初期の中央気象台庁舎
昭和初期の中央気象台 / Wikimedia Commons

東京気象台から日本で初めての天気予報が出されたのがこの日。といっても内容は「全国一般、風の向きは定まりなし、天気は変わりやすし、ただし雨天勝ち」という、全国をたった一文でまとめた大ざっぱなものでした。予報は警察署や派出所、駅などに貼り出され、人々が足を止めて見入ったそうです。気象予報のささやかな第一歩でした。

1949年:国鉄と専売公社発足

旧国鉄のD51形蒸気機関車231号機
旧国鉄のD51形蒸気機関車231号機 / LERK / CC BY-SA 4.0 / via Wikimedia Commons

戦後復興のさなか、日本国有鉄道(国鉄)と日本専売公社がこの日に発足しました。どちらも政府が全額出資する公社という形態でした。国鉄はのちの分割民営化でJRグループ各社へ、専売公社はJT(日本たばこ産業)へと姿を変えていきます。私たちが今も使う「JR」「JT」のルーツが、この日に置かれていたわけです。

1955年:1円玉が誕生

日本のアルミニウム製1円硬貨の表裏
現在のアルミニウム製1円硬貨 / Wikimedia Commons

現在も使われているアルミ製の1円玉が発行されたのがこの日。日本初のアルミ硬貨で、軽くて水に浮くほど。直径20mm・重さ1gと、長さや重さの基準にも使える便利な存在です。表面の若木のデザインは一般公募で選ばれたもの。キャッシュレス化で出番は減りつつありますが、70年近く姿を変えずに使われ続けている息の長い硬貨です。

1965年:宇宙の産声を発見

宇宙マイクロ波背景放射の発見に使われたホルムデルのホーンアンテナ
宇宙マイクロ波背景放射を検出したホルムデルのホーンアンテナ / Wikimedia Commons

米ベル研究所のペンジアスとウィルソンが、宇宙のあらゆる方向から届く謎の電波「宇宙マイクロ波背景放射」を検出したと報告したのがこの年。当初は機材のノイズかと疑い、アンテナに溜まった鳩のフンまで掃除したという逸話も。実はこれがビッグバンの「残り火」で、宇宙誕生の証拠でした。二人は後にノーベル物理学賞を受賞しています。

1968年:「ミセス・ロビンソン」1位

サイモン&ガーファンクルのミセス・ロビンソンのレコード盤
「ミセス・ロビンソン」のアメリカ盤レコード / Wikimedia Commons

サイモン&ガーファンクルの「ミセス・ロビンソン」が、この日に全米チャート1位を獲得しました。映画『卒業』の主題歌として大ヒットした名曲です。この曲はロック系として初めてグラミー賞の最優秀レコード賞を受賞したことでも知られます。今聴いても古さを感じさせない軽やかなメロディは、世代を超えて愛され続けています。

1980年:CNNが放送開始

CNN創設者テッド・ターナーの肖像
CNNを創設したテッド・ターナー / Wikimedia Commons

世界初の24時間ニュース専門チャンネルCNN(ケーブル・ニュース・ネットワーク)が放送を開始したのがこの日。創設者テッド・ターナーの「ニュースは一日中流すべきだ」という発想から生まれました。当初は「泡(バブル)のように消える」と揶揄されましたが、湾岸戦争の現地中継などで一躍世界的な存在に。報道のあり方を変えた一日でした。

1986年:パンダ「トントン」誕生

国立科学博物館に展示されているフェイフェイとトントンの剥製
フェイフェイとトントンの剥製標本 / Momotarou2012 / CC BY-SA 3.0 / via Wikimedia Commons

上野動物園で、ジャイアントパンダの赤ちゃん「トントン」がこの日に誕生しました。父フェイフェイ、母ホアンホアンの子で、日本で初めて人工授精によるパンダの繁殖に成功した記念すべき出来事です。同年12月に一般公開されると、その愛らしい姿に行列ができるほどの人気者に。日本のパンダブームを語るうえで欠かせない一頭となりました。

6月1日の歴史まとめ

歴史上の出来事のまとめ

天気予報の「始まり」から、CNNやパンダといった文化の象徴まで、6月1日は何かが新しく動き出す日が多く並びました。硬い歴史と身近な話題が心地よく混ざり合った一日です。

こうして振り返ると、今日は何の日とも思っていなかった毎日が、特別な出来事の連続だったことがわかります。

ぜひ、今日の雑学をきっかけに歴史の教養を深めてみてください。

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